2024年02月22日

記事リクネタの各論部分が『共同幻想』崩壊をうまく説明できるので

少し論議を広げよう

直前記事この部分だ <<『共同幻想』適応社会のルール>>
外出時に身だしなみとしてTPOを意識するのは常識で(対人関係が何とか無関係)、”適応社会”の公式的空間に(サラリーマンなら勤務時間:オンタイムのこと)だらしない恰好で行くのは”非常識”です。ましてやそこに自覚が無かったら不審者です。
※近代までは鬼軍曹の姑が嫁を指導してました
 ↑
で、お題の設定は「子供連れ親子などの多く集まる=「結婚制度」契約者=『共同幻想』適応社会契約者が多い空間のルール」
■「何故昔は鬼軍曹の姑が嫁を指導したのか?」
子供は父親の実家の跡取りであり、子供を引率して”場に集まる”嫁や嫁の代理姉妹は、夫の実家の名代(代理)になる。
仮にこの時、夫の実家の名代の身だしなみがなってない場合、夫の実家の”家幻想”家名に恥をかかせることになるからだ。
言うまでも無く、「結婚制度」社会の権威ヒエラルキーは「夫の実家>夫>妻」となるので、嫁の振る舞いを判断指導するのは夫の実家となる。


しかし現代社会の場合どうか?
文明の進歩が急速な時代であるため、仮に嫁の代理姉妹が子供を引率に出かける時に、夫の両親に身だしなみについて「よろしいでしょうか?」と許可を求めたとする。近代までと違いこれに夫の実家は答えられないのだ。
姑も昭和初期のように「あなたこんな格好で恥ずかしく無いの」と言えないワケさ。
(やれ大島紬はナントカの時でしょとかな)
何故なら自分の身だしなみの知見は既に時代遅れであり、現代ではそんな干渉する方が”家名”の恥になるかもしれないからだ。
かといって、若い世代の洋服のセンスのことなどわからないので、嫁や嫁の代理姉妹の服装のどこがいいもわるいも指摘できない(少なくとも自分の時代の感覚だと失格だってことはわかるんだが《ダメージジーンズなど不快でしかない》もう何も言えない)。
 ↑
上位権威との関係が断絶し、権威ヒエラルキーは崩れ、末端のセクトも上部構造からの指導を受ける事ができず場当たり的判断に終始せざるを得ない(先祖やベテランの知恵を借りて自分の知見の至らなさを補完する構造の崩壊)。
「何のために、何に適応しているのかもわからない《時代遅れの道徳も通用しない》」
【この状況を『共同幻想』”崩れ”と呼んでるワケ】
ぱっと見で、それとわかるので典型を”DQN”の記号で説明してるワケさ。

●さて、この場合末端のセクトも(誰も正しい身だしなみを教えてくれないので)漠然とした不安の中で現場判断することになる(DQNの無茶なブランド志向もそのためだ)、迷うよね?=『共同幻想』崩壊時代の中でメンタルの迷いを相談する事例が多発する理由。
●ここに加えて、『非婚・晩婚』に代表されるような「わかり難いほど中途半端な「結婚制度」反対」社会現象が起きます。
「「結婚制度」反対への判断意識も”歩留りだ”」←歩留り階層の台頭です
 ↓
『共同幻想』崩れの中で迷いが生まれ
この崩れ社会を背景に「歩留り」階層が台頭すると、
(対象が既に崩れてるので、何に反対してるのかもはっきり自覚できない)「不安」から偽装適応しようと思っても規範が既に失われており不明(どうすりゃいいかもわからない)、「不快」から自由になろうと思ってもどうして今不快なのかうまく説明できない。
おいてきぼりされる旧世代は崩壊する『共同幻想』社会そのものを体現するように痴呆症へ、
 ↑
このような社会状況が展開するってことね

記事リクに登場する「適応強迫」の命題に「ブスガー」が何故登場するのかというと
以下の部分
「不安」から偽装適応しようと思っても規範が既に失われており不明(どうすりゃいいかもわからない)
この「不安」からくる迷いの恐怖から逃れようとして、斜め上から「自分がブスだからでしょ!」みたいな逆切れに至ってると考えればわかりやすいかもしれない。




posted by kagewari at 02:09 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月10日

「退屈したら死ぬ病」って昔の2ch用語みたいなものだと思けれど”その元ネタは”

(2chもね、左翼が組織的に工作するようになってからすっかり見なくなってしまったが、昔はそこそこ面白かったのですよ。)

さて、このブログでお馴染み「退屈したら死ぬ病」ですが、
https://kagewari.seesaa.net/article/499690927.html
元ネタはこれでしょう、
(思いついた奴は哲学やってたんじゃないかな)
■哲学界の巨人キルケゴールの名著『死に至る病』
(大学の一般教養『哲学』で出てきた人だけど、1mmも覚えてないわww)
wikiから引用すると内容は以下のような書籍
題名の「死に至る病」とは新約聖書『ヨハネによる福音書』第11章4節から引用されているイエス・キリストが、病気で死んだ友人ラザロを蘇生させた際に「この病は死に至らず」と述べたことに由来し、即ち絶望を意味する。そのためここで扱われる絶望の意味は日常的に使われるものと大きく異なる。

本書でキェルケゴールは、死に至らない病が希望に繋がる事に対して死に至る病は絶望であると述べ、絶望とは自己の喪失であるとも述べている。しかし、この自己の喪失は自己のみならず神との関係を喪失した事となり、絶望は罪であるとしている。そして人間は真のキリスト教徒ではない限り、自分自身が絶望について意識している、していないに関わらず実は人間は絶望しているのだと説いている。

その絶望は、本来の自己の姿を知らない無自覚の状態から始まり、更に絶望が深まると「真に自己」であろうとするか否かと言った自覚的な絶望に至る。絶望が絶望を呼び、むしろ絶望の深化が「真の自己」に至る道であるとしている。

「パスカルの賭けに似た話だよ。」
キルケゴールはそこで宗教の重要性を説いているんだけどさ(そこは妹の病気の件で熱心な奇跡の信者だったパスカルと同じ)、当時の社会における『宗教』の意味と(当時最強のエンタメであり”快感代謝”の殿堂《性を司る神》)、近現代における『実存主義』(神の概念に「不条理」を代入した)など組み合わせると、「現代社会ではこういう意味だな」って解釈ができる。

冒頭のところは、
●『共同幻想』を信じれば(インセンティブの分配もあるし)葬式も出してやるから心配するな
中段のところは、
●『共同幻想』社会に適応できなければ(インセンティブを奪われるだけでなく人権を喪失)絶望しかないぞ、適応するものには『共同幻想』”適応人格”という「自分」を与えよう
末尾は
●自己を喪失し(生者として当事者ですらない)、強迫的になればなるほど”快感代謝”のルートを失い「死に至る病(退屈したら死ぬ病)」に落ちる。
(ま、キルケゴールは「そこで悔い改めて真なる信仰を得る」みたいなことなってるが)
 ↑
現代的に置き換えると、
●「”社会適応”原罪の時代が終焉し」→歩留り達は(『縁談』も異性の斡旋も受けられず)「さて、俺達どうすっかな」と迷うだろうが(『非婚・晩婚』時代)
●『共同幻想』”適応人格”などという全体主義で半ば洗脳され与えられる自分など自分である筈も無く、まず「自分の時間を大事にする」ことから、個性化を目指していくのだが、
●試行錯誤を続ける自己の選択そのものが、「自分の姿」である。
「試行錯誤を続ける自己の選択」により、退屈している暇も無し。

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posted by kagewari at 01:23 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月09日

課題がなくなると人類ヒト科は寂しいもの(=退屈病)なんです(何とかロスト)

一見すると、課題の解決は表面上嬉しい事ですね。
たとえば、
「借金が解決した」「事業のプレゼンが終わった」「受験が終わった」「はけなくなっていたジーンズに腹が入ったww」「歯の治療が終わった」「狙いのSSDをゲットできた」「気になる漫画の最終回が発売された」「選挙が終わった」「確定申告が終わった」「晩御飯が決まった」「待ちに待った新曲が聴けた」、、
 ↑
漫画やアニメやドラマで使用される「作品終了後の何とかロスト」って言うじゃないですか、
所謂「エンタメ終了鬱」のことです。
これですね、「コンプレックスなどの解決においてもそうなんです」
解決するまでの物語があることに違いは無く、
なんか「借金返済」なんて嬉しいことだけだろと思うかもしれませんが、「借金返済の物語の終了」であり、終わった瞬間に(カタルシスは一瞬で)燃え尽き症候群とも呼ばれるブルーがきます。
「何か張りつめていたものが切れて、」のような、
結婚式後のマリッジブルーも同じです。

読者の方なら何のことかわかりますね
『快不快原則(快・不快原則)』「退屈したら死ぬ病」
https://kagewari.seesaa.net/article/499690927.html
■ライオンがバッファローを仕留めて、大量の食い残しを前に大満足で寝ているなんて満足は、(地獄のような飢えの苦しみを知る者が)「あー食いきれない、まだ残ってるぜ」だからあり得ることで、飽食の時代の現代で一瞬のことで食い終っちまえば(どんな高級料理も)「あーあ」ってね。
 ↑
この生物の追い立てられるような様が、生物普遍の「強迫心理」かな?と解釈した人が、「人類に神が与えた原罪」なんて言い出したりするぐらいなワケです。
(いやいや罪ってか、進行形の時にはワイワイ大騒ぎしてドーパミンゲットしてるでしょ)

こういう話になってくると、「生きるって何」みたいな哲学的大風呂敷広げる人もいるかもしれないけども、ま〜それほど難しい話ではないのだろう。
(大風呂敷の話は次回記事で軽く触れる)
課題をテーマに置き換えれば、追い続けているテーマの主眼は「現実認知」であり(対処はそこへのレスポンス)ひるがえって言えば「現実を認知せず生きるとかこれ如何に」だろ?
自分が実存していることを確認するってのは、現実認知あってこそだからね。
課題ってのは、(この世の事象全てに関心向けるほど我々の脳に余裕はない)「何をテーマに現実を認知するのか?という都度のテーマ(関心事)である」って事かもしれない。

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posted by kagewari at 15:23 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月07日

社会構造から見える人格構造の背景(連動性あるから)

■『共同幻想』適応社会の衰退と崩壊は、社会学の巨人テンニースの提唱した「社会進化論」の延長で解釈したものだ。テンニースの社会進化論ってのは産業革命期に起きた「地縁血縁社会《ゲマインシャフト》から、経済合理性による世俗社会《ゲゼルシャフト》への転換」。
就労構造で言えば「農奴から工場労働者、そしてホワイトカラー」
<テンニースの続きを考えると>
そして「あの文科省まで舵を切った個性化社会《ゆとり教育》」
※文科省まで動いた背景は、これは情報化社会の中でイノベーションを起こすアイデアは自由な個性的人材が求められたのだろう(俗に言う「大谷世代の登場」)←中国が先進国になれない理由に「政治的に民主化しないと自由発想の経済にシフトできないから」ってのがある(パクリを続けている間は論理的にも先進国にテイクオフできない《自分で自分をコモディティ化する矛盾》:コピー品の大量生産しかできない)

ってことはさ(ここんとこ記事リクでよく出てくる話だけど)
「時代変遷だけでなく、地域差もある」ってことだ
(ベタに言えば田舎は時代遅れなのだから《地方はインターネットへの関度も低い傾向あるんだよね←理由はまさにメンタルだと思う》)
今回はこの辺の説明です、

主な切り口は3点
■1)「社会的ダーウィニズムとノスタルジー《『共同幻想』論》」
次の項で出てくるけど、現代では”弱肉強食、適者生存”で知られるダーウィンの進化論及びこの競争を社会に適応しら「社会的ダーウィニズム」は学会的には否定傾向なのだが、その根拠が「棲み分け論」。←読めばわかるとおりで、「存在知られていない場合競争にもならん」よね(ガラパゴス諸島に希少種が残ってるとかが始まりだったかな)。
 ↑
言えばこれ不動産の話じゃん、地域性だよ、
「社会的ダーウィニズムは人類普遍の法則では”無い”が、場所によっては強く出る」というもの
【それが地方だよ】
仕組みは簡単、農業他定住する固定的地権者がつば競り合いする環境にある。
わかりすくするため、先祖伝来の土地から引っ越しができない設定とする。
逃げ場所が無いのだから些細な事でも厳しい争いになる。
(典型例:不動産所有権における隣地や公道との境界線争い)
闘争に勝つためには?或いは生き残るためにすることは
「軍団を結成し多勢になることですね?」
見方変えれば「内輪同士の争い」(閉鎖的社会の中で逃げ場所も無い)。
 ↓
土地持ちや保守性は=個人の自我なら「ノスタルジー」『退行化』フラグじゃん
時間の流れに逆らうように”過去を権威とする”(先祖信仰)
時代は高学歴化の『共同幻想』崩壊時代だってのに、地方では『共同幻想』適応社会が”崩れ”として残るワケ(不動産環境による闘争や競争力学的に)。

●なんの工夫も無くそのままだと、いずれ人口減と高齢化からの限界集落になっていく
滅びるまでの間は、どうしてなのか?と定義する上位概念との関係が時代の変遷で切れたまま、”崩れ”として末端組織の”濃密な適応社会人間関係”だけが(後継者を失い消滅するまで)ズルズル残るだけとなる。

●俗に言う「村おこし」などのリビルドは、正体『単独者』の”保守系再選択者”によって、「未来に向けて守るべき伝統」ってのが”再発見”された場合なの。
割と有名な例だと「茅葺き屋根の集落がこれほど残っているのは世界でここだけ」など”価値の再発見”さ(これは『共同幻想』をネタバレしてこそ発見できる)。「この伝統を守らなければ」とかなって初めて、職人とかにも若い後継者が登場する(場合によってか後継者が外からやってくる)。
『共同幻想』を構成する上位概念権威を再発見するので、この関係が切れた前述の”崩れ”とは全くの別物。
しかも、「未来に向けて残すべき伝統(幻想から文化へ)」なので、『退行化』フラグも無い。
 ↑
今後も地域性が残るって形は、「その地域性を個性に変えて」という上記プロセスのことさ。
”再選択者”による地域に特化したリーダーシップを持った少数のグループ。
(場合によるとこの集団が”崩れ”を率いる形で救済する可能性はあるかもしれない)

※勿論地方でも県庁所在地圏は都会には違いないが(北海道の場合人口の6割が札幌経済圏に暮らす)、地方の県庁所在地の歩留まり率が全国平均ぐらいと思われる(大阪や東京の歩留まり率は田舎と10%地方県庁所在地と5%前後の差をつけて前衛化していることが推測されるため)。

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posted by kagewari at 11:00 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月04日

これ書くと何言われるのかワカランのだが(有料相談などでは日常会話) 極端な『共同幻想』”闇論”

その外郭はブログでも書いてきたと思うんだ。
『共同幻想』社会における「フォークダンスコンビのジレンマ」とかね。
(その背景に、「”仲間”は配偶者(性交対象者)として誰でもOK」《婚姻相手の斡旋受諾》ってのがある《「自由恋愛」なんてのはGHQが言ってるだけのお題目だから=正しい意味は「結婚相手を強制できた親権の制限」》)
※理解の鍵は、『共同幻想』適応社会のベースが集落や都市国家の安全保障モデルであることと(農家の世襲他)、封建制度以降から近代にかけては「安定的労働者階級(あるいは兵士)の供給」にあったことを念頭にするとよい。
 ↑↓
<聞いたこと無い人もいるかもなので、アウトラインだけ箇条書きで>
1)『共同幻想』適応系の結婚の多くは、「同級生、社内結婚、友人の紹介」でだいたい6割超えるのね(戦前は見合いなどの『縁談』が7割超えた)、この限定的な母数(仲間同士だけ)で見事に雄雌のコンビをカンストするには、「最低でも”候補として仲間は誰でもOK”」暗黙のルールが必要となる。

2)その証明は簡単で、1が正解である証拠に
「僕と付き合ってください」など恋愛セミドキュメンタリーショーみたいな場面において
お断りの台詞は決まって「ごめんなさい」である=何故謝罪が必要なの?
その背理は「仲間だから本来はOKの可能性を約束しており、好意は”ありがたいことだけど”→ちょっと無理=ゴメンなさい」だからだ。
「最低でも”候補として仲間は誰でもOK”」←このルールが無い場合、
断る時の台詞は→「バカ言うなお前、何言い出してんだ」でOKとなる。

3)GHQの狙いには財閥解体じゃないけどさ(これ皇室にも関係するんだわ)、名家を断絶させ日本の国力を落とすって狙いがあった。名家同士の縁組を阻止し、、←なんとなくわかるよね?
言ってもさ、はい自由になりましたってあーた常に現実世界の当該グループってのは(むしろ学校制度時代のが多いだろう)10人いるかいないかってぐらいの数で、←あのさ戦前のお見合い社員の枚数とどこがどう違うのだね(笑、
「自由恋愛になって選択肢は逆に減ったでゴザル」←これが実際に起きた

4)そもそもの「恋愛」ってのは、言うまでもなく結婚を前提としない『単独者』達の性的関係めぐる大立ち回りを、『単独者』の何たるかを知らない”適応者”達が、「これが恋愛なるものか」と錯覚したのに始まる(それを一般に周知したのは「近松ものとか呼ばれる戯曲など」)。
※エビデンスは無いが、それ以前の社会では「恋愛」なる概念はもっと動物的『興奮』に近い理解だったと思う(『縁談』に対し”非公式的なもの”)。
 ↓
いやいや痴情のもつれで大立ち回りするのが恋愛とはおおよそ思えないのだがww
戦後それは「自分の性欲に正直に」みたいに解釈されていく。
”適応者”達にはそれが何のことなのか(理解力の限界で)よくわからないからだ。
(戦後すぐに街には”現代立ちんぼ”まがいのミニスカートの女性で溢れた)
あたかも「自分の性欲を美化するいいアイデアもらったわ」的な”受け”で一気に普及した。
(ハイ、始まりの『単独者』の大立ち回り《私の個性VS俺の個性デスマッチ》と随分遠い話になってますねと。)

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posted by kagewari at 16:42 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月28日

『共同幻想』適応社会と、現代「最低でも歩留まり以上(潜在的には『単独者』)」の対立関係がわかっていない人が多数なので(こんなこと説明必要か?)

わかりやすいたとえで言えばさ、
「軍国主義者VS平和主義者」だとか
「チェーン店で大規模展開VS伝統守る老舗13代目」だとか
「宗教原理主義者VS世俗派リベラル」だとかさ
(中世もカソリックとプロテスタントが50年だか血みどろの闘争してんだぜ《その影響でアメリカなんて国までできた》)

必ずしも時代の転換点ばかりでは無いが、だいたい時代や文明の転換期に起きるこの『共同幻想』対立は、(例外すっ飛ばしてわかりやすく言えばさ)時代の『共同幻想』崩壊に連動する「道徳的対立になるのが必然」なワケ(『単独者』への転換で闘争は終わる)。
そらそうだ、当事者には対立相手の存在そのものが最悪なんだから。
■極論、双方が相手を殲滅すべき悪魔だと思ってる(殲滅闘争こそ『聖戦』)。
それが道徳的対立でなくてどうするよ。
「片方の陣営の善悪が、ことごとく相手の側では180度逆さまになってもおかしくない」
「善い事した」と思えば、それは相手にとって「悪い事」であり、
「悪い事したな」と思えば、それは相手にとって「善い事」であってむしろ自然なワケ


米国における『民主党』VS『共和党』もそのものだし、
日本においても「”適応者”VS最低でも歩留まり階層」という構図がある。
(「歩留り」は『共同幻想』を持たないのでは?という見解になると思うんだが、「歩留り」は『単独者』へのルートに気が付くまでは、自分を左翼『共同幻想』のアイデアをパクった「中道リベラル『共同幻想』世俗派乃至文明派」だと思ってるから《しかし本能的に左翼『共同幻想』も嫌ってるので”ネトウヨ”とか意味不明に分類されることもある》)

●時々この事情を分かり難くしてるサイドストーリーは
・所謂、田舎の閉鎖社会や不良やDQNが”ガチの保守系適応者”であること
(ここに気が付いていない人が少なからずいる)

・臨床系が「ナントカ障害などと原因を堂々不明と表明してる症例」の多くが「単なるする必要の無い「適応強迫」の可能性すらあり(普通に日本語で会話できてるしフルチンで歩き回ってもいない)、本籍は「最低でも歩留まり階層」であること
(わかります?本籍歩留りなのに「適応強迫」持つと、自分のアイデンティティーと矛盾する強迫症という決定的論理矛盾を抱えることになります《自我内部で『共同幻想』VS歩留り闘争が行われているようなもの》)

・ポリティカルコレクトネスとも呼ばれる(通称PC)、ハラスメントなどを喧伝する意識高い系(俗にいうWoke)が、「最低でも歩留まり階層」かと言えば”違うこと”(こちらは左翼別動隊であり反動的な”適応者”)←【歩留まりが”保守系適応者”を牽制するために方便をパクることはあるが、彼らを支持しているのでは無い】

・ハラスメントなどを留意する”適応者”は「最近ダメになったことと理解しているだけで、過去を悪い事だと思っていない」(そんなことしたら先祖信仰が損なわれる)
 ↑
主要なとこは上記4点です
ここんとこの整理がついていないと、ワケのわからない錯覚が連発します。

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posted by kagewari at 16:24 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月22日

言語論の続き(”極論すれば言語は会話目的の道具では無い”の部分)

これ1/11の以下記事の続きな
言語も数式などと同様に「理解とか説明手法」だから
https://kagewari.seesaa.net/article/502034261.html

数式で言えば、
”数式は計算目的の道具では無い”
(アインシュタインのE=mc2は、質量とエネルギーの等価性を表すもので《後にこの公式からそら計算もするだろうが》、何かを計算する目的の道具では無い《むしろ説明する道具》)
音楽におけるスコアにしても、
”譜面には作曲表現という目的があるのであって、演奏するためだけの道具では無い”
(これ意味わかる人はわかっていただけると思う)

言語ってものが会話目的ならこの世に哲学など必要が無いわな、
”本来の”とか言うとまた話がよれるからアレだけど、
言語ってのは事象を理解して説明するためにあるのであってだなww
(あーなんか意味ワカラン人続出してそうなので怖い)
”本来じゃなくて究極にしよか”
究極、自分ってものを認識可能とするために言語は存在してるのさ。
(だから多くの人は言語を知る前の3歳以前の記憶がほぼほぼ無いのよ)

言語が先か自分が先かなんて話されてもアレだが、
「なんかつまり俺はさ」って、自分の存在を”現す”上においてそれは言語無しに不可能で、
全く意味のわからない外国語であっても、
そう話されている場合、「あーそこには自我があるんだな」ってことは(意味わからんくても)わかるだろ?=だから会話が成立していなくても機能するんだよ(笑

■そこを比喩で”極説すると”
「言語は”ある意味において”コミュニケーションツールでは無い」とも言えるだろ?
 ↑
<うーん、もうちょっと突っ込んで言えば>
誰かに何かを説明していてさ、
話を全く理解されていなくても、考えてるあなたには何のことかわかっているのであって、
(通じないのはもどかしいかもしれないが)そう考えてる自我が崩壊することないだろ?
しかもさ、
人の会話ってどうかね?
100パーセント意思が通じるとか、
そもそも100パーセント自分の意思を見事に言語化できるとかある?
(もし言語が会話のためだけの道具なのだとしたら、ポンコツ過ぎだろww)
※婉曲的に言えば「原始時代、食べ物などのリストを言語化した個体があるとする」それを「そうだこの概念を共有すれば”情報になる”」と思いついた奴が最初の伝達者であった場合、会話と言うのは二次的に派生した事になる。←な可能性もあるだろ?って話な、

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posted by kagewari at 01:19 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月17日

リクエスト関連(美容師からキモいと言われて傷つきましたさん「しかし日本語の通じない人だな」)

<1/17大事なこと忘れてました、末尾に追記、後から校正>

美容師からキモいと言われて傷つきましたさん
>>不快な従業員しかいない業種を利用しなければいんです
利用しなければ良いって酷い。
>始まりは”性の嫌悪”が理由であり、美容師には何ら関係がありません。
性の嫌悪はないです。あからさまに態度の違いやキモいブスだと言われたのは事実です。私の心の問題にしないで下さい。「美容師は見差別する人ばかりと断定している」と決めつけないで下さい。全ての美容師がそうだとは言ってないじゃない。でもそんな美容師に当たることも多いからどうしたらあからさまに態度を変えられなくなるのかきいてるのに。


■何が酷いの?
「キャバクラは苦手なので利用しない」←被害者なの?
あなたは美容師にはロクな奴がいないと断言してるワケで、
(勿論私はそんな考えもっていませんが)
言えば「ヤクザの事務所のようだ」とした場合、ヤクザの事務所に行くことが利得で、いけないと被害になるの?意味わからないんだけど。
※一つ言えることは「自分が絶対の被害者であることだけは絶対に譲らない」ってことかな
(いやいや美容師を職業差別する考え持っているんだから、あなた加害者なんだけど?《業界全体を言って無いなどの抗弁が論旨において無効であることは以降中盤で証明》)

■事の経緯が全く語られていません
更に、あなたが引用した美容師のブロガーが答えているように、
美容師差別の考えを持って来客されれば、どこの美容師でも(ブロガー同様に被害を感じ”傷つき”)「何を言ってるんですか」と喧嘩腰になります(あなたが喧嘩売っているんだから)。
実際の言葉のやりとりどうこうでは無く、サービス業の美容師はそれは顧客の表情などよく見てますから、考えがバリバリ顔に出てると読み取るケースも多く想定され、
「美容師なんて職業は美人贔屓の外見差別のクソ野郎なんでしょ」という顔して来店されれば、美容師の多くが何だコイツと思うでしょ。

●話をすり替えるのをやめなさいよ
(仮に美容師全員みたいに言ってませんを受けて)
「外見差別する美容師がごく限られた特定個人」である場合、
あなたの命題は(業種に関係無く)特定個人にそう言われることがありますでなければならず、
(当事者が美容師”さん”と敬称付けないのもどうかと思いますが)
「美容師にはそういうタイプが多い」という表現は最初から間違えていることになります。
仮に以下の意図が
美人には丁寧な施術や接客でブス客には雑な美容師に当たることも多い
偶然そいいう美容師にあたる不運の話だとした場合
「美容院選びのコツ」がタイトルになっていなければなりません

 ↓
しかし続く文章は
そういった態度を取られなくにはどうしたら良いのか答えて下さい。
おかしいですよね?
日本語わかりますか?
あなたの論旨の定義は
【私は、外見差別主義のクソ美容師にあたることが多い】
設定は
【自分がブスであるため】
結論
【ブス客に対する雑な対応を受ける(あからさまに態度の違いやキモいブスだと言われた)】
 ↑
●おかしくないですか?わかりませんか?
あなたの設定では、(そういう”珍しい外見差別の”美容師によく当たるのを避けるため店選びを問うているのではないのだから)「同じ美容師にあたってもブス扱いされない方法」を質問していることになります。
勿論あなたの設定だと答えは「自分が美人にならない限り解決しない」です。
(何故なら”あなたの設定上”相手の多くは常に外見差別主義者の”珍しい”美容師なんですから)

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posted by kagewari at 01:47 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月16日

「ブス論の誤謬(或いは矛盾)」

先日記事で省略してた話です。
この典型がトム・クルーズ主演の名作『マグノリア』に登場する元クイズ王ドニーの話。
(ゲイである彼は憧れのバーテンダーが歯の矯正器具を付けてるのを見たのがフラグだったかな、歯の矯正手術さえすれば彼と付き合えるという妄想に取りつかれ、勤務先電気店に強盗に入ることを決意し、、、)

■以降はブスの本来の意味《附子》では無く、誤用《外見造作が醜い》前提に進めます、話がややこやしくなるのはどっちかってな事だが、この部分は末尾で回収する。

「ブスガー」の反語は「もし美人だったら」ですね。
つまり「ブスガー」で言わんとしてることは、
「もし私が美人なら何から何まで全てうまく行くに決まってるのに」←です。
しかし、ブスが明日美人になることなどありませんから(整形も偽装の仮面なのだし)、
この設定は「本人もマジでそんなこと考えてる筈が無い」のだよ。
 ↑
ここが凄く大事なの
中の人の本人は「私が美人なら何から何まで全てうまく行くに決まってる」とか思ってないの。
<じゃあさ、何のための”概念”なのさ?>

「不安」から逃れるための呪文です(無意識下では「救済」みたいな構造になってる)


■先日記事あたりの”いい悪い論”読み返してみ?
https://kagewari.seesaa.net/article/501964678.html
●「バカでもわかるように(どうしてなのか知らなくてもいい)、悪いことだと知っていればいい」
●「ブスガー」で何が解決しているのか知らなくていい、ブスだからだとわかっていればよい。
 ↑
同じ構造なのわかる?
「ブスガー」ってのは『共同幻想』の模倣で、『共同幻想』適応の力学は?(エディプス不安と躾に見られるような)「強迫心理」です。

あのさ、これ要約するとどうなる?
「自分の感じる不快がどうしてなのかなど知らなくてよい(解決しなくてもよい)、ブスだからだと言っていれば「不安」を抑えることができるのだから」=不快が起きる度に「自分はブスだからだ」と思っていれば、現状の自我は破綻しない(不安が原因で発狂とかしない)。
 ↑
但し、現状の不快も永久にそのままだがな

■しかもそのつっかい棒になってる「ブスガー」で使用されてる、ブス《附子》の語彙間違えてるんだぜ?(いい悪い論で言えば、”いい”や”悪い”の単語の意味間違えてるようなもので、、)
https://kagewari.seesaa.net/article/500401218.html
こうなると、マジものの迷信めいた呪文でしょ、、
 ↑
いやいや、そもそもこのアイデア教えたの誰よ?
『共同幻想』の異端パージの方便じゃん、、、(どうしてなのかは問わない「イジメで悪口使うならコレね」→わかりましたか?そうなんだ、ですよねーダヨネー)
だったら、不快が永久に解決すること無いわなww
(『共同幻想』がいつもの調子で”いい加減なこと言ってる”様をそのまんま「そうだよね」と思っちゃってどうするよ《しかも意味取り違えているぞ、、》)
※親子関係悪化の「しかし、かわいくない子だね」の愚痴を聞いて、「可愛く無いからでしょ!」と違う意味に展開する様で想像してみ?

ブス論主張者が”『共同幻想』さん”になっちゃってます
話が斜め上過ぎだろ、、、

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posted by kagewari at 13:17 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月15日

リクエスト関連(美容師からキモいと言われて傷つきましたさん「あなたの求めている命題は悪魔の証明のようなもので、ワザと答えに窮するような仕掛けがある」←ことに気が付いて無いでしょ《だから自分で答えを見つけられないんですよ》)

美容師からキモいと言われて傷つきましたさん
(そういうヒッカケ問題のことを「パラドックス」と呼びます)←これを破れば答えは簡単
>>客も意味のわからないことで男性美容師嫌う奴いるよね今回の相談みたいにイカレタ質問するようなお前のような奴のことだ
意味のわからないことで男性美容師を嫌ってないので勝手に決めつけないで下さい。
>美人客に気にいられようとおかしなテンションでお世辞連発し出したり必死な奴はたまにいる
ブスをきれいに見せるのが腕の見せ所だとプロ意識の高い方もいるでしょうけど、美人には丁寧な施術や接客でブス客には雑な美容師に当たることも多いからそういった態度を取られなくにはどうしたら良いのか答えて下さい。


■私が言ってんじゃないと言うとるじゃんよ
(釘刺して追記しても理解しないってどういう国語力なんですか、、)
あなたが参考にしてくれって、美容師ブログの文章と意図がそうだと解説してんです。
それを参考にしてくれと引用したのは”あなた”で俺の意見じゃないだろ!
ここ参考に読んでくれって言ったの”あなた”じゃんよ、
普通の読解力があれば、このブログ主が「意味のわからないイカレタ質問キタコレ」の調子で返信書いていることぐらい誰でもわかることで、

●事実、彼は心理学の知見が無いから判断間違えてます
質問の趣旨は「男性嫌悪が原因では無いから」です。
彼がそう勘違いしたのは、”性の嫌悪”であり(わかりやすく言えば自分の大人の性にまつわるあらゆる関係性を肯定できない《端的に言えば大人になることの否定や拒否》:思春期の子供が父親を生理的に嫌ったり男児が母親をクソババアなどと罵る心理の背景)、
「大人として見られる=性的に見られる(女性として見られる:婉曲的に女性としの美を判断される)」それ自体を嫌悪する結果(肯定的に認識できない)「漠然とした不安に襲われる心理」です。

ここんところの記事リクに連発しているように、
「自分をブスだと思っている」=設定上「嫌われているに違いない」→ブスだと邪見にされているに違いないという推理になるんですが、
【そもそも自分をブスだと思っているのは、自分自身で他者ではありません】この推理を導いてる主たる原因は「自分をブスだと思っている」=始まりは”性の嫌悪”が理由であり、
美容師には何ら関係がありません。
※投稿者が(質問ではあからさまではありませんが、彼もそう読んだように《美人に言及》)ブスと美人で対応に差があるような書きぶりであれば、そうなります(美容師の職業上の利益として営業的にはブス客のが歓迎だからです《食堂がお腹のすいた客を歓迎するのと同じ》)


■彼の誤解に至る心理の流れってのは(彼のプライドとして顧客相手に態度変えてるとか”あり得ない”ことなので)
「俺の人格に問題あるとかおっしゃいますが」という読解に始まることになります。
(この質問者の前提は、「美容師としての仕事にプライドもある彼に対して、まず”お前は人を外見で差別する最低の人間ですよね”」となっているからです。いきなり彼を差別主義者であるという悪口から始まっている。
彼は、俺は真面目に仕事してる。そんな差別的な趣味で仕事してないと【激怒し】
そんな僕の仕事ぶりに対しても、外見差別をしているとか中傷するのであれば、
(僕の同僚含めてそんな奴いないから《美容師をバカにするにもいい加減にしろ》)
そこで、皮肉で(そういうことを言う奴は)
「あなたは、そもそも男性を嫌うあまりそういうこと言ってるんでしょ」←【と、彼なりの判断で(精一杯の嫌味込めて)質問者に言い返してるワケ】


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posted by kagewari at 21:10 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月08日

『共同幻想』適応話法(コミュニケーション)「その補完」

簡単にまとめると、コミュニケーション障害とは”適応者”の側に起きる現象であり、
所謂世俗的意味で”コミュ障”などと呼ばれる”非適応個性派”当事者に起きているのでは無い。
口語調で言えば
”適応者”曰く「あなたの話は(自分の意見を含んでいるので)、私達特有コミュニケーション法の障害となるので、私達全員が困るんです(何を言ってるのか聞き取れない)」←ということ。

●重要な事は、この『共同幻想』”適応者”は今現在3割存在するかどうかという、既に社会全体の少数派であり(”非適応個性派”は6割を超える一般社会との間でコミュニケーションに何ら問題はない)、そこに6割が無理に合わせることにおおよそ意味があるとは思えません。
(※事実近代までは「言われたとおりに頑張る、とにかく頑張る」のが優れた”社会適応”のモデルでした。当時は食べるのに精一杯の時代であり、社会には個人が自由に振る舞える経済的余裕も無かったからです。)

この”適応者”(近代型旧人格)に合わせることを”偽装適応”と呼んでますが、
概ね以下のようなものです。
「うん、そうだね」「へーそうなんだ〜」「それから」「なるほど」「驚くよねー」「ありえねー」「ふーんそうともいえるね」「あーハッハ」「マジ?」「ほんとに?」「なるほどねー」「いえてる」「わかるわかる」「そういうことかー」「だよね〜」
 ↑
”同調圧力話法”に対し、笑顔でマシンガンのように上記のような相槌をひたすらかますと(時に”ダヨネ〜音頭”と呼ぶこともあります)「あなたも今日から”偽装適応者”です」
【大事なことは、一切意味ありげなフレーズを入れたり、間違っても自分の意見を言わない事】
※「話を振る側は自分の意見を言ってるだろ」と、勘違いする人がいるかもしれないが、それは無い。最初に話を振る側は「時事ネタや今日起きた”共有すべき情報”を報告しているに過ぎない」
 ↑
■まだわかりませんか?”適応者”は厳密に言うと会話を行っていないんです。
「共有すべき情報に、会話調の寸劇でエピソードを付与しているだけ(盛り上がる度合いで記憶の軽重を測っている)」なんです。→まだわからない?”適応者”の会話の90%以上は”情報の共有”が目的で「素の会話が目的では無い」んです。
(何か言いたいことがあったらイカンのです《伝えたいことは”共有すべき情報”という尺度に合致したものに限られている》)←極論すると「個人的に何か言った場合、彼らは”文句”と理解する《ああ、共有会の邪魔をしたいんだなと》」

※英会話などにおける「日常会話NGネタ」に”所得の話””政治の話””宗教の話”がありますが、これも上記のルールに類似したものです(どうしたって個人的意見や共有が好ましくないプライバシーが含まれるネタである)。

※「口うるさい親がイロイロ言ってくるのだが、あれは自分の意見だろ?」←と思う方もいるでしょう。しかしどうですか?それが本当の自分の意見であるなら、経験や知見を踏まえて”考えが変遷する筈です”。ですが、だいたいそういうタイプの親は何年たっても同じ事を言ってませんか?=自分の考えでは無く伝聞なんです。中間管理職”親”として(それは自分の意見では無く”親の意見”)上から求められている台詞を言い放つ仕事に熱心なだけなんです(最近の記事”いい悪い論”参照)。
なものだから、山田太一あたりの脚本では『反抗期』親子喧嘩などの子供側の決め台詞が「自分の言葉で話せよ!(『共同幻想』台本棒読みをヤメレ)」とかだったりする(いやいやそれは”適応者”には無理ゲーだから、、、)。

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posted by kagewari at 00:50 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月07日

『共同幻想』適応話法(コミュニケーション)とは何か?

ある意味前回の話はその導入で、ここから本題です。
<前回記事から大事なところを抜粋引用>
『共同幻想』適応話法では、基本追従以外の個人的意見は一切発言してはいかんのです。
(そもそも『共同幻想』論では人に合わせる”適応”が優先で、個人的意見は禁止である)
”適応者”達と調子を合わせるとは、
「ダヨネー言葉の活用形をマシンガンのように元気な笑顔で連ねること」であり、
ダヨネー活用形以外の話は発言禁止なんです。
というかそれ以外のやりとりには脳がついていかないんです。
(ネタフリも時事ネタや具体的事象であり、個人的意見では無い)

極論、”適応者”は個人的意見を聞きとれないんです。
(まったく頭に入らないに近い:「えっ何」ってフェイントかまされたように感じるんです)

●そもそもが生徒会でも会社の会議でも、
「意見ある人」で本当にオリジナルな意見を言えるのは『単独者』と「覚醒歩留り」だけであり、
”適応者”で挙手して発言するものは皆無です(目立ちたがりで模範解答みたいなつまらんことを自分の意見みたいに発言するものはたまにいるけども)。
本当の本気で意見が無いんです
「決まった事に賛成でいいでーす、だよね、僕もいっしょでーす」

時々”非適応系”の自我が、対人関係紛争やらなにやらで、
「どうしてなの」とか「おしえて欲しいことがあるんだけど」などの、禁忌の自分の意見を言ったとしましょうか?
”適応者”は誰ひとりそれに答えられません(その脳の活動が抑圧されているんです)
彼らの答えは(”適応”してる引き出しからそれらしい模範解答を探して)
「こうなんじゃない、そうだときまってるから」みたいなことしか言えない。
そもそも、生徒会や会社の会議じゃないけど、
君の意見は?と振られることが拷問なんです(自分の意見はこれっぽっちも無いんだもの)
 ↑
【何が言いたいかわかります?】
■通俗的に使用されてる「コミュニケーション障害」、
ほぼほぼその原因は”適応者”にあります(彼らは個人的意見の会話に何も答えられないの)。
彼らは予定調和以外の会話を行うことができないんです。

(彼らには個人的会話を行う能力が無いの、予定調和の決まった台詞”ダヨネー音頭”をいい感じに連ねる”適応”しかできないの。そういう脳の機能が長年の「抑圧」で失われてるんです。)
「どうしてわかってくれないの」じゃなくて、
”適応者”は「個人的意見とか言われても、(それが個人的意見だから)”適応者”の脳には一行目から何言ってるのかさっぱり頭に入ってこない」んです。

【もう少しわからない人に向けて音楽で説明するけど】
■予定調和の適応話法ってのは、「決まった譜面のある簡単な合唱のこと」です
■対して、自分の意見とはアドリブやインプロヴァイズなどの即興演奏のこと

(そういう意味では替え歌やパロディは一種の「歩留り」芸)
合唱中にアドリブは禁止ですね?
時間外でも(”適応者”には風呂とトイレ以外に時間外など無いんだが)、譜面通り簡単な童謡とかしか演奏できない人に「アドリブでセッションしたいから君も自由に返してよ?」言っても、彼らは困惑するだけなんです(そんなこと適応人生で只の一度も無いんです)。

”適応者”はモダンJAZZを生涯理解することが”できません”(そこには生涯フロイト『心理学』を理解できない構造も被ってます)、何故ってモダンJAZZの見せ場は「フリーの即興パート(インプロヴァイゼーション)」だからです。
”適応者”が最も苦手とするのは(苦手どころか譜面以外の自由な発言禁止)「アドリブの個人的意見」なのですから、JAZZファンが熱狂するフリーパートで”適応者”はシーンっと静かになります(ある意味これがコミュニケーション障害の正体です)。←ですから”適応者”参加のJAZZイベントは全てナンチャッテJAZZと相場が決まっている(JAZZコードが譜面化されたそれっぽく聞こえるテーマ優先楽曲のこと)
・”彼ら”の側が言う適応障害とは「頼むから譜面どおりに繰り返してよ(決まったことには”合わせて”よ)自分の意見とか考えることもやめて」という勝手な願いみたいなものです。

”適応者”の世界とは「あのカラオケで歌詞の字幕の色が変わりながら流れていく様を追いかけてそのまま歌う」ようなものなんです。
※だから”適応者”は簡単な歌謡曲やアイドルや演歌しか楽しむことができない(ある意味一緒に”同じように”歌えないものは脳が認知すらできない《ヒップホップやEDMは”いっしょに踊れるもの”》)。

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posted by kagewari at 16:48 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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