2024年04月06日

男性心理「マチズモ《男性誇示》」とは何か?(勿論R20指定だ)part2

今回件名にあるようにR20指定となっているので、青少年はここで退場ください
意図して行間空けます











過去ログに男性誌の広告が「包茎と巨根と持続力だらけ」である件を書いたことがあるが、
SPAMメールも御覧なさいよ、(業務上メールアドレスなどを公開することもある関係でドエライ数のSPAM対応を無限にやってきたが)バイアグラ系のSPAMメールの多いこと多い事(はたまた巨根化薬だのいかがかしいことこの上ない)。
 ↑
これって何って、「ブス《附子》論」の男性版に書いたけどさ
どれほど社会的地位を得て、どれほどイケメンで、それほど自慢の女性を手に入れたとしても、男性心理ってのは、性行為がショボかったりすると「全部台無しで全く意味が無かった絶望」に襲われたりするワケだ。フロイトの発見した去勢恐怖がどんだけかわかるでしょ。
その前のハードルに、女性からの性交許可「承認欲求」もあるのだが、
 ↓
●若い人は御存知ないかもだが、
「昭和」の人間ドラマにおいて、ほぼレイプで襲って結婚するという(平成あたりから登場したできちゃった結婚ならぬ)やっちゃった結婚というシナリオが定番だったのだよ。
どういうドラマ構成かと言えば、
男性同士の出世競争でもなんでもいんだけど、ライバル関係にあるものが、敵対する男性の女を「先に襲うことに成功し、残念でしたと妻にする」てな筋書き。
(※「昭和」の『共同幻想』では、結婚して責任取るならそれはレイプでは無いという謎のルールがあったのだよ《俺はこれを”レイプも和姦”と呼んでる》)
 ↑
このガバッと襲う様との対比に→草食男子があるの。
つまり草食男子の反対は?=「肉食獣のようだ」なので、レイプ上等でガバッと襲いかかるような押しの強さが”男らしい”とか言われたのだよ(ハイ、現代ではガチ犯罪で強制性交罪となって、あからさまに昭和の『共同幻想』習俗を犯罪だったと定義したのさ)。

<はい、ここで話はもどって>
「レイプ上等でガバッと襲いかかるような押しの強さが”男らしい”とか言われたのだよ」←これが男性心理のエディプス・コンプレックスにおける、立派な大人の力強さみたいなイメージとなり。
そのための肉体が(マチズモの)マッチョな。←言うまでもなく語源というか元ネタは「他の男にも負けず力ずくで襲えちゃうぞ」が始まりなのね(男性誌の筋トレグッズのCMがどんだけだよってな)。

■つまり主として「歩留り男性の反抗」と思われる草食男子ってのは、マチズモの否定なのね。
「エディプス・コンプレックスに負けてたまるか」みたいな、別の意味で割と硬派の考えなのさ。

「いえいえそんなことない昭和の男性も女性に随分貢いで」とか仰る方いるかもだけどさ
”全然意味違うから”
女性に奢りまくるとか、プレゼントが凄いとかってあーたこれは、札束でひっいぱたいて「どうだレイプされたくなっちゃった?」みたいな事なワケでだな、トンデモ女性差別史観の延長であり、
”力づく”って意味は同じなのね(種類の違うレイプぐらの差でしか無い)。

※勘違いしないで欲しいのだが、本当の友人関係やら恋人関係を前提とするプレゼントとは意味違うから(前者は貰う側が恐縮したり困ってしまうぐらい高価だとか狙ってるポイントが違う)。
事実、昭和では「女性が根負けして応じる」なんて普通にどこにでもあった話だから。
これを「プレゼント攻勢」なんて読んで、”ガチ攻撃じゃん”ww

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posted by kagewari at 18:19 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月05日

男性心理「マチズモ《男性誇示》」とは何か?(勿論R20指定だ)part1

これまでフロイトの発見した人類普遍のコンプレックスの派生論として、女性心理は回数多く語ってきたのだが(何故って『心理学』に関心あるとか漠然と女性のが多いかしらと思って)、まず端緒となる背を説明しておく。
フロイトが発見したこのコンプレックスは、本来生物学が「ナントカの生態」として見つけているべきことなんだが、生物学は(正式:霊長目真猿亜目ヒト上科ヒト科、狭義:人類《Homo sapiens》→これを組み合わせて「人類ヒト科」呼んでます)「人類ヒト科の生態とか研究しないからww」
仕方がないので、『心理学』がこれを観察したという流れです。

つまり、フロイト先生発見したのは何か理論的に凄いとかの話ではなく、自然科学やってる人物が素朴に生物学的に人類ヒト科を研究していれば誰もがいの一番にわかるだろう人類進化の特性です。
<<<そんなフロイト先生の発見を生物学的に補完して箇条書きすると>>>
詳しくはサイドバーの「退屈したら死ぬ病」などのコンテンツ読んで欲しいんだが、
1)哺乳類として人類ヒト科だけが過剰性欲を獲得する進化が発生したことと(正確には繁殖期が年中無休)
2)同時に直立歩行猿人の宿命として「子供が未発達のまま出産されること」(原子歩行の本能があるのに、実力的に最初から歩ける幼児は皆無である《本能は直後から歩けるプログラム設計であることからこの進化がほぼ突然変異であることが類推される》)
3)未熟児出産の影響なのか「哺乳類として著しくどころかトンデモに成長が遅いこと」(本来規模しい自然環境から考えて、14、5歳にならないと繁殖すらできないことは半ば致命的《生物学的に言えば、これは生物として進化というより”先天性障害”に近い話である》)

そして人類普遍の「エディプス・コンプレックス」が発生した。
1)出産直後の幼児は歩けず、個体によってはよく目もまだ見えず、類人猿の本能は「さあ自分で歩いて」と言ってるのだが、自分が歩行すらままならない不遇者であることを知り絶望する。
2)生存するためには、何言ってるんだか謎の鳴き声を発する”異様に巨大な”個体(親)に依存する他生存の方法が無い危機に置かれる(ほぼどこの乳幼児も泣き叫ぶ)
3)強烈な依存的生育環境の中で、急速に謎の鳴き声(言語)を習得し、時間はかかるが成長によりいずれ歩行に至る”長いリハビリ期間”が存在することを知り安心する(歩行できることを確信した時にはあまりの喜びで歩き回る)
4)哺乳類として唯一、一定の年齢になるまで生殖の秘密を隠蔽される
(成長の著しい遅さと性欲の獲得は同一であり、極端な表現で言えば「児童期の生殖器は役立たずである」)
 ↑
こんな背景を持つ「霊長目真猿亜目ヒト上科ヒト科、狭義:人類《Homo sapiens》」は、
●唐突に思春期に性に目覚め「その秘密が明かされる」


児童には不倫だフリーSEXだの知恵は無いので、
親個体である”つがい”を観察し、
「あのようになれないと、行為も行えないのだ」と知る。
逆説”あのように”とはその時代時代の大人化のことであり、そうなれない=児童のまま=生殖器は役立たず→これが転じて、「大人になれない=去勢恐怖」という→”大人にならなければ””大人とは何か”とかのコンプレックスに至るワケね(自分はまだ子供なのでどうすりゃいいのかワカラナイ)。

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posted by kagewari at 22:22 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月26日

もう少し背景掘り下げとくか、「ブス《附子》論」オマケ編今回はR20指定だ(2)

<3/26少しだけ校正>

この事案が「適応強迫」に由来することはここまでの説明でわかったと思う。
https://kagewari.seesaa.net/article/502759491.html
話の建付けとして「みんながブスだと言う」って話が出た段階で、
このネタは”適応社会”に同調圧力と予定調和で情報共有されていることになるので、
現代多数の「歩留り」世界の話では無い。

つまり「ブスガー」ネタを繰り広げる人は「適応強迫」の持主であることが確定する。
(※そもそも”適応者”は仲間であるか否かのが100倍大事だし、『心理学』ブログの読者にオンザレール”適応者”はいない《これは副業不動産のブランディングでほぼ確定事項である》)

<もっとわかりやすくするために男性の場合で考えてみましょうか>
ネタがネタなんで、ここからR20指定とします、青少年はご退場ください。
意図して行間空けます。















『退行化』から始まる流れは同じ
(反抗期で女児ほど「父親が汚い」などのよれ方はあまりせず《女性の場合はこの思春期に初潮を迎えるのがフラグだと思う:処理の箱の名称が”汚物入れ”だからだ←これがフラグだと思う》、男性の場合は”性の嫌悪”ではなく”性の不安”として表面化することが考えられる。「自分はモテない」だとか「男性失格じゃないか」が過剰に煽られる。)

男性の場合、性の快感直線的に「後戻りできない」側面があり(これは生物学的なアレ)
女児ほどの『退行化』ができない。
もっと単純な”性の男性誇示《マチズモ》不安”として、俗に言うエディプスコンプレックスの壁《去勢恐怖:男として価値が無いのではないか恐怖》に対峙するのだが《勿論これがDVの元ネタだ》、
男性の場合の『退行化』は社会的地位やタイトル(或いは有力大学への進学)って方向に、『退行化』フラグが被ることがよく見られ(受験の失敗が『退行化』トリガーなるとかな)「引き籠り」に至るなどもあり得る。
女性における「ブスガー」ではなく、男性は「僕はなにをやってもダメなんだ」みたいな展開するのね。

故に男性が外観にアレすることが全く無いとは言わないが、
男性心理としては、「仮に外見でモテても男性としての性的能力がショボくて失望されたら全部台無しだ」みたいな不安を引きずることになる(『退行化』の出方としてだぜ)。
※男性にとってのモテるってファンタジーは性行為の後の「あなた凄いのね」によって完結するため、最後がダメだと何から何まで台無しになるのさ(つまり外見なんてものは、メインイベントの「あなた凄いのね」を聞くための前フリに過ぎない)。
 ↓
●そこで先回りして(てか実態は後ずさりなんだけどさ)初心に帰るじゃないが
「包茎問題」「勃起時のサイズ」「持続能力」←これを猛烈に気にする(引き籠りの場合はそこから更に『退行化』するためそこに関心は及ばないが)。
いわば、「ブスガー」VS「包茎ガー、早漏ガー」なワケ
※女性誌のコスメ広告と、男性誌の包茎手術や巨根化からバイアグラ系の広告は全く同じスケールである。
勿論これが大人になると、「EDガー」が加えられてこの展開のひとつが「DVガー」なのさ。
派生に「バイアグラがー」が含まれてるのは言うまでもない。
(基本的にDVの理由の背景にはED不安があると考えていい。《男性誇示不安のある男性は些細な落ち込みやちょっと気分を害しただけでEDになる:EDはダイレクトに去勢恐怖に直結するためパニックにもなりやすいのさ→反動形成込みの八つ当たり兼勃起を促す暴力性の発動がDV》)
 ↑
俺は犯罪心理学専門じゃないが、
ここまで読むと、男性におけるレイプ犯の心理を垣間見る事が出来てると思う。
(だってどこから考えても合理性が無いだろ?日本には風俗があるねんで《事実インドや韓国など猛烈にレイプ犯罪の多い地域は性風俗文化が規制されていたり育っていない説もあるにはあるが》、何故逮捕されるリスク《逮捕されたら何年も行為ができないってのに》背負ってそんなことをするのか?)
一部の性犯罪は=性倒錯であり、
EDとDVの心理から逆算すれば、「レイプのシチュエーションでなければEDになってしまう」ケースもあり得るってことだよ(この場合この人物はレイプでなければ性行為ができないことになる)。

※この辺を背景に、一部過激な欧州のフェミが「男は全員死刑」とかの話に展開するのだよ。

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posted by kagewari at 02:27 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月25日

もう少し背景掘り下げとくか、「ブス《附子》論」オマケ編今回はR20指定だ(1)

この事案が「適応強迫」に由来することはここまでの説明でわかったと思う。
https://kagewari.seesaa.net/article/502759491.html
話の建付けとして「みんながブスだと言う」って話が出た段階で、
このネタは”適応社会”に同調圧力と予定調和で情報共有されていることになるので、
現代多数の「歩留り」世界の話では無い。

つまり「ブスガー」ネタを繰り広げる人は「適応強迫」の持主であることが確定する。
(※そもそも”適応者”は仲間であるか否かのが100倍大事だし、『心理学』ブログの読者にオンザレール”適応者”はいない《これは副業不動産のブランディングでほぼ確定事項である》)
 ↑
何回説明してもわからない人が多数いるので(所謂「ブスガー」投稿者《HN変えただけで何人が同一人物なのかはわからないが、類する話は「適応強迫」がある場合の類型的によく耳にする話であるのは確かだ》)=「適応強迫」持ってる人のことだが、
【しつこく繰り返すが】
 ↓
「最低でも歩留まり以上」個性派階層は、価値観が人と違ってることを前提にしているのであり(単純に言えば自分が狙ったブランドなどを知人に先取りされた場合、購入対象を変えるのが通例《オルタナ志向》)、たとえば避けようのない無駄な会合で誰かが「何々君ってカッコいいよね」振った場合、”適応者”は条件反射で「だよね〜」と返すが、「最低でも歩留まり以上」個性派階層は、その反対に条件反射で「えーどうかな」とまず言うのであり(そこで時間稼いで気の利いた返答を考える)、
『共同幻想』適応社会の同調圧力に同意することが不快なんですよ(まず「だよね〜」だけは避けたい)。
 ↑
だからイジメターゲットの同意についても、これは”適応系”人格の間だけでしか成立せず、
”偽装適応”の歩留まりが傍観者の形で共犯となることがあっても、
本音を言えば、「歩留り」階層はそもそも多数を形成しないし、情報共有の強要もしなければ、同調圧力が大嫌いなのだから、誰かを集団でイジメる合意が成立しない(最初に条件反射で「何それ」となる)。
●この論理が「イジメは『共同幻想』適応社会の十八番(おはこ)」というもので
構造的に集団を形成しない(できない《情報共有の同調圧力も無い》)「歩留り」社会においては、イジメという現象が起きない。

言うまでもなく、「ブスガー」などのレッテルは典型的なイジメワードなのであり、
極論それは「歩留り」階層の辞書には無い言葉だ。
特にリベラル系の「歩留り」階層にとって、人の容姿を揶揄する行為は”民度の低い下劣な行為”とされているので(個性化分岐によっては人がどんなキテレツなファッションするのかもわからないのだし)、わざわざ「苦手です」だとか「合わないかも」などの代用語が別途用意されてるぐらいだから。
※少なくとも、「ブスガー」ネタを繰り広げている人は、「歩留り」階層のネットワーク社会との接点がほとんど無いことがわかる。
 ↑
ここも「適応強迫」のある傍証ですよ。
彼らは、”適応系”(現代的にはDQN系)社会としか接点を持っておらず、この接点に強迫的に拘ってることがわかります。←何故なら現代社会で”適応系”(現代的にはDQN系)は少数派だからです(都会で探すのは難しいぐらい)。

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posted by kagewari at 15:56 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月23日

あまりに”ひつこい”ので「ブス《附子》論」part2

※<<今のとこ「ブス《附子》論」シリーズは以下>>
発端となった記事リク以下
https://kagewari.seesaa.net/article/500401218.html
<更に同年9/1補足まとめ記事を作成《以下リンク参照》>
https://kagewari.seesaa.net/article/500579763.html
https://kagewari.seesaa.net/article/500592797.html

<part2>
https://kagewari.seesaa.net/article/502759491.html
<おまけ1>
https://kagewari.seesaa.net/article/502779324.html
<おまけ2>
https://kagewari.seesaa.net/article/502784223.html

<傍証:『シングルマザーの時代』に対する歴史的根拠>
https://kagewari.seesaa.net/article/502772675.html


<<<さて、今回は推論含むの話になります>>>
「ネコのイラスト書いてください」←この問いに「どのネコですか?」尋ねる人はすくないと思う(同じ命題は馬から牛から犬まで様々ありますが)
表情筋の無い爬虫類のことならまだわかる、
しかし、哺乳類だよ?
(ペットと暮らした経験無い人はわからないと思うけれど、自我の萌芽が始まっていこうネコの表情は明らかに豊かになる。”ネコ飼い”ほど「子猫ってあまり可愛くないんだよね」とか思うのはそのため。)

そもそもさ「ヒトの顔を書いてください」とある場合、なんか一般的なモデルを想定して書くことになるだろうけど、あなたが気が付いていないだけでそれは前述のイヌやネコと同じで「人間の顔」なんですよ。
チンパンジーとDNAが99%も一致してる人類ヒト科の顔ってこと。
それがイヌや爬虫類の顔ほどバリエーション無いですよね?
(でもさ、ネコに限らず無表情とされる爬虫類ですら熱狂的ファンの間では人気のペットです《そのまんま顔が爬虫類でも愛くるしいと思う人はいるワケだ》)

話を戻して
「ヒトの顔を書いてください」←この問いに「誰の顔ですか?」尋ねる人は少なからずいるでしょ。
この人は何を描こうとしてるの?無意識に表情を表現しようとしてるんです。
小学校などの命題で親の顔を描いてきてくださいなんてのありますが(昨今は欠損家族差別になるとかでNGなのかもしれないが)、警察のモンタージュ写真のような無表情の顔を描こうとする児童は少ない筈です(何故って人は言うほどそんなクールな表情する事が無いから)。
●てかさ、そもそも顔が同種の場合そっくりな爬虫類は(授乳しないため)”ほぼ表情筋が無い”ことが最大の理由で、人の顔に無数のバリエーションがあるように感じる原因は「豊かな表情筋」ってことになる。

さて、”適応者”が誤用している「ブス《附子》(本来の意味は無表情や不愛想、仏頂面のこと)」ですが、何をベースに無意識な比較を行ってるのかと言えば、前述の”馴化”の中で形成されてる人の顔の標準モデルとの差異になります。
●うんでな、『共同幻想』適応ルールの中に「仲間の前では笑顔で」があるように、ここも”馴化イメージ”に含まれてくるじゃん(仲間の見せる表情が常に薄っすらと笑みを浮かべたなんだから《俗に言う機嫌のよさそうなとか元気な表情と呼ばれるもの》)、
そして「ブス《附子》論」で語られる社会性の論議(仲間といる事自体が楽しい筈だのルール設定)
※動物学的論証は無いが「このはじまり」を類推する上で「赤ん坊の見せる本能的な原初笑顔」にルーツがあるかもしれない。

実際のとこさ、
「人格変わると顔変わるから」
よくいうじゃん、「いつも姿勢正しくキリっとしてる」には「口元も」含まれます(その反対が「だらしなく口がいつも半開き」)。このキリっと引き締まる口元は漫画などで”H”のように描かれるでしょ(両端にくっと力がはいってる表現)。←これ何十年も続けてりゃ口元の形として定着するんだもの。
笑い皺なんて言葉もあるように、笑顔の多い人は目じり含めて表情が造形に及ぶことになります。
●事実、他の動物と比較しても「人類ヒト科の顔のバリエーションが豊富なのは事実」だと思うし、その差異がもっぱらDNAにだけ依存しているとも思えないんだよね。

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posted by kagewari at 16:29 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月10日

『非婚・晩婚化』の意味はもっと深いというか”決定的”な転換点

<後から少し校正と追記、3/11また追記、そしてまた少し修正>

『共同幻想』”社会適応”時代が崩壊し、(造語と言うか文字通りに)「歩留り適応者の台頭」が社会現象として台頭した(=過半数超えたの意)象徴的な出来事だ。

なんか「歩留り適応者」などというと、「中途半端には適応してるんでしょ?」と思われるかも知れないが、『共同幻想』”適応社会”の優先事項は極端なぐらいの同調性(画一化)であり、価値観なりが何から何まで一緒(私も同じですって奴)であることで機能するもので、
個別に”そこは適応しませんから”とバラついただけでもう崩壊なんです。
(欧米の場合は極端なぐらい『キリスト教』の解釈が同一、というゴリゴリに道徳倫理だけの価値観統一手法の『共同幻想』:日曜日に家族で教会に通い価値観の統一を図る《異端は火あぶり、リベラルは悪魔崇拝》)
そこに素で同調圧力が通じない局面が個別に散見しただけで、(人が違えば”そこは適応しない局面”がまた別になるのだから何をするにも誰かが異論をはさむことになる)
”たったそれだけで”同調圧力予定調和の論理(俗に言う「空気」のこと)が道徳的にも正しいかのような社会的強迫構造は崩れてしまう。
 ↓
『非婚・晩婚化』を経て
 ↓
同調圧力や予定調和(空気読め)は「ハラスメントである」に転じた
(或いは、同調圧力は「いじめの構造である」という批判)
●つまり道徳的正当性の幻想はおろか、『共同幻想』”適応社会”のシステムは人権侵害の烙印を押されたってことです(逆転して”昔の悪い慣習”にカウントされた)。
この状況を崩壊と呼ばずしてどうするのってな、

そこで今回は大きな転換点となった『非婚・晩婚化』の意味とその背景を心理学的に解釈していこうと思う(説明するまでもなく”適応者”には早婚傾向がある)。

<ここから本題>
■『非婚・晩婚化』で否定されたのは「”仲間”は誰でもOK」に代表される『共同幻想』社会の性対象斡旋のシステムだ。
近世から産業革命後の近代にかけて(古代以前の習俗は正直推測でしかないので不明とする)、産業も第一次産業が主体であり、日本の戦国大名においても石高(コメの生産高)でスケールを評価したほどだ(欧米貴族や王家も荘園だよね)。不動産価値の主たる部分も耕作地であることがわかる。
俺は世界史専門とかないので、日本の話から進めていくけども、
奴隷文化の無い日本の場合特に地方の村社会は(第一次産業従事者)「土地資産の相続を嫡男総取り+人手が必要なので労働者としても多産であること」を軸に経営されてきた。
反対に言えば、このシステムが壊れたら村の経済は破綻するワケ(当時の場合=死)。

いかに”村社会存続のための社会システムを構築するのか?”これは命がかかった最優先事項であり、このシステムを思いついた村だけが生き残り、生き残りたい村はこぞってそれを模倣した。
それが『共同幻想』”社会適応”なるシステムです。
(公家や武家などは近代化の中に埋没していったので”例外事項とする”)
●長男には確実に『縁談』で結婚してもらわなければいけないし
●この場合の”家”とは=産業であり=現代で言えば法人に近い
●ある意味『縁談』は株の持ち合いじゃないが、法人の人事に近い判断が求められ「間違っても当事者が勝手に選んでいい訳がない」
(合わせて農奴扱いの次男以降の身の振り方も”親権と言うより社長の人事権”により上から決められる《飢饉になると上方や江戸の商人、娘なら女郎屋に売り払われる》人事なので「売られる児童は親に感謝の挨拶をして出奔する」のが正しい慣習)
●また隣村はもう敵の領地とかもある訳だから「農家の相手は基本同じ村からや血縁による斡旋」でなければならない(信用ならないよそ者が入って村の秩序が壊れてはいけないからだ)
 ↑
随分昔話だろと思う方いるかもだが、
どこぞの暴走族「スペクター」総長の妹が「隠れて関東連合のチンピラ構成員と交際してる」のがバレたらどうなるよ?
或いは、本州における「部落の結婚差別」があったのはついこないだの話だぜ。
はたまた現代社会においても”マスメディアにおける不倫批判が意味わからない件”(宗教的戒律違反かのような追及が行われている)
上記のエスニックな慣習は、近代から続く”村社会の慣習《『共同幻想』》”が代々継承されてきた成れの果てだ。

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posted by kagewari at 20:37 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月05日

「友人ガー」症に無理があり過ぎる一般論《後日談》

「友人ガー」症に無理があり過ぎる一般論:元記事は以下
https://kagewari.seesaa.net/article/502546325.html
https://kagewari.seesaa.net/article/502554123.html

サンプルとして「暴走族」で考えてみましょう
「集団で暴走しなかったら彼らは暴走族でしょうか?」
 ↓
「友人ガー」な人が定番で説明する「友人同士で遊び歩いている」に当てはめると?
することもなく誰かの部屋に集まるだけの場合、「友人ガー」な人は彼らを友人と呼ぶのでしょうか?というか「友人ガー」話のコアは「遊び歩けない自分ガー」なのですから、彼らが遊んでいなければ何ら煽られることが無いことになります。

暴走族の話に戻りますが、
彼らは集団による威嚇をかさに着て”暴走できるから友人関係が成立している”ことになります(そら勿論暴走族として活動する中でプライバシーの共有が行われ後日談的な仲間意識もありこそすれ)。最初から友人では無いワケですよ(野球部入る前は誰の名前も知らなかったとかと同じ)。
 ↑
つまり「友人ガー」の人が現実見えている場合、「友人ガー」とは言わない筈なんです。
<意味わかる?>
つまり「友人ガー」の人が現実見えている場合、「友人ガー」とは言わない筈なんです。

「僕も暴走族に入りたい」だとか「野球部員になりたい」でなければ話が矛盾する。
(そりゃそうです、同級生や会社の同僚から友人になるルートも全く同じであり、”適応社会”の友人関係は”まず組織に参加して”から始まるんです。)
しかし、そうはなっていませんね。
本来、一番ありそうなのは(”適応系”アイデアの場合だが)「早く就職したい」でしょ(”適応社会”の友人どうこうはそこからなんだから)。
どこぞの組織に志願してそこの一員になりたいって話を聞いたことがありません(記事リクの過去ログにそんな話は登場していない)。
■たぶん、この話の鍵は上記部分が二重構造になってる

現実認知をどこか誤ってる→当初の「友人ガー」の何が現実から乖離しているのか?
1×「最初から友人同士の人達が」
2○「まず組織に志願し参加することが先だ」
<説明するまでもありませんね>
”適応社会”の現実である後者2は誰でも可能なことです(たとえばバイトや就職するとか《メンタル事由で就職が難しいなら地域のコミュニティーなど》)。しかし「友人ガー」症の多くは俗に言う関係障害で(当事者はこの部分をやれコミュ障だとかでボヤかしてる)、対人関係がおおよそ良好といえず。
わかります?
【現代ではすでにマイナーな”適応社会”など本来意識する必要が最初から無いのだが】←ここからして現実から乖離してる
「友人同士で遊び歩いている話」には重大な設定が語られていないんです。
 ↓
●実はこの話の設定は「最初から友人同士だった若者が」となっているんですよ。←そんな友人関係この世にありません(友人ってのは”人間関係構築の後からなるものです”)←【しかし重大な鍵がもうひとつあります】『単独者』個性化ルートです。
※仮に『単独者』を志向する場合、友人ではないかもしれないが個性化ルートで交差する対人関係は「出会った時から意気投合するような流れが」ありますからね。
<わかります?>
「友人ガー」な人は、”適応社会”の偏向を改めて「まず組織に入りたい」と志向するか、或いは「最初から友人みたいな」方向性を重視して(「友人ガー」ではなくて)『単独者』になりたいに転じないと「どちらに転んでも何も成功しません(現実に存在しない事を志向しちゃってるからです→簡単に言えば誰とも話が合わない)」
 ↑
で、更にこの設定は「コミュニケーション力なる超能力があると、誰とも最初から友人みたいな関係が持てるが、自分にはその能力が無いから友人関係ができないだけだ」となってるんです。←つまり「コミュ障」なる言葉に騙されてるってのかな、、この言葉をきっかけにトンデモ勘違いに波及している。

 いやいや違うだろ、、(てかそんな話は”適応社会”に存在していない)

■確かにコミュニケーション力などと評される明るく快活な人格が、誰とでも最初から仲良くなるタイプと言われることはあるけども、ちゃんとその理由が(超能力ではなく)明示されてます。
”常日頃から明るく快活な人”、と。
<過去ログに説明あるように、『共同幻想』適応社会のルールに合致する行為《正しいい意味のブス(無表情や不愛想のこと)の反対》>
更に『共同幻想』論で”常日頃から明るく快活な人”を解説すると、
”常日頃から明るく快活な人”とは=自己犠牲いとわない奉仕的な人を意味します。
何故なら(おかしなキノコでも食べたならいざしらず)普段から面白おかしそうに楽しいことなどある筈ありませんから(その人も通勤電車の中では難しい顔してるんです)。”適応社会”の舞台においてそういう役柄を一生懸命演じている人のことです。
 ↓
よく聞きませんか?
「いつも明るく元気だよね」→「それぐらいしか取り柄がありませんから」
(わかります?自分にできる”適応社会”への貢献として半ば責任ある仕事としてやってるんです)
更に、この人物が「持前の明るさで獲得されていく友人とは?」=接待の特異な営業顧客のようなもので、本当の友人とは程遠いことがわかります(極論すれば”明るく快活なキャラクター”は演技なんだもの)。

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posted by kagewari at 05:58 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月03日

「友人ガー」症に無理があり過ぎる一般論(2)

仮にそんな友人関係に成功した場合、それは”「友人ガー」依存症”となる《終わり》

イジメグループ最強勘違い説じゃないけど(実態は”偽装者”と”個性派”による過半数からイジメグループは全力で軽蔑されている)、
「適応強迫」がある場合、以下の現象が起きる。
※何らかの事情で思春期『反抗期』がとん挫し『退行化』と「反動形成」
(子供時代の現実物語の設定集が「強迫心理」として無意識下に浮上したもの)

児童特有の
(てかあからさまに文科省の洗脳あげていくと《『単独者』や「歩留り覚醒」などの例外事項は主として児童の理解の外になる:児童の多くは”家幻想適応者”なので、理解できるのはその多くが『反抗期』以降》)
1)身近な同じ年齢階層の個体とは友達でなければならない
2)何するにしても(修学旅行でも単独行動禁止)連れがいない行動は許されない
3)お友達がいないと寂しい思いをする(欲求不満のこと)
 ↓
「大人の性欲覚醒×反動係数=過剰欲求を児童の自我で代謝せよ」
(が、命題化されてしまい、大人としての行動は児童の設定《強迫心理》によりことごとく否定される)
 +
●普通に環境が大人社会になるので
(ここでも錯覚は継続、昭和の『共同幻想』縛りが全盛期に見えている)
1)旧『共同幻想』のルール「適応せざるもの性交せざるべし」縛りがかかっていると思い込む
2)旧『共同幻想』のルール「適応せざるものにインセンティブ無し」縛りがかかっていると思い込む
3)旧『共同幻想』のルール「適応せざるものはコミュニティから追放すべし」縛りがかかっていると思い込む
 ↑
適応しなければ欲求不満ド地獄に落ちると思い込んでしまう様を「適応強迫」言うワケ
(これが「友人ガー」症の実像)
※ここの項目冒頭括弧にあるように、『単独者』や「歩留り覚醒」はその多くが『反抗期』以降に理解するものなので(大人として自立する中で発見できる可能性)、『退行化』により児童心理に先祖返りすると、オプションは”社会適応”ばかりに傾斜してしまうんだわ。


<ネタバレするとさ>
●そもそも文科省の設定はでっち上げでありプロパガンダ洗脳に過ぎない
●思春期『反抗期』のとん挫が「強迫心理」のコアだから(悩んでいる今現在はもう15歳ではなかろうよ)今の年齢で振り替えれば大概の人がやり直しでプルーフできる
●大人社会の旧『共同幻想』は現代社会ではほぼ全てが「ハラスメント認定されており犯罪」←こんなものに現代社会で適応しようと思い込んだら「犯罪者志願兵」みたいなトンチキになっちまう(だからDQNマニアですか?みたいな話によれるんだよ)、

現実世界を見失ってる状態なので(もうほとんど「ド・錯覚」だから)、
「まずは、世論調査などの統計を見ろ(目を覚ませ)」からだな、
課題をテーマごとに切り分け分析すれば、各論にはそれほど難しいテーマは無い。
(「強迫心理」の防衛反応で、激しい拒絶があるだけです《←これは「バカか俺」一発でその都度止めることが可能》)


《後日談解説》
https://kagewari.seesaa.net/article/502568584.html




posted by kagewari at 19:49 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月02日

「友人ガー」症に無理があり過ぎる一般論(1)

<3/3一部校正>

記事リク読まれている方はあまりにも多く連発する「友人ガー」なる投稿に何故なんだろうと思っているのだろうが、その背景を一般論で説明してみたい(専門的に書き始めるとどれだけ長くなるのかワカランからな)。
【※この症例の背景が「適応強迫」であることは説明するまでも無い】
(適応世界、歩留まり覚醒のどちら側でも)誰についてもあり得ないことで、本人としても錯覚です

■『共同幻想』”適応者”世界で言えば、
カタギの”適応者”とは、割と早期に結婚し子供をもうける世帯が”一般的”とされる。
昭和世界では、それがセクハラ言われるまで近親者などから独身者は「いい人いないのか」など余計なお世話が飛び交ったもので(保護者も独身子息の結婚が決まると「ようやく片付いた」など言ったものです)、当時は独身者男性を”チョンガー”などと呼んで(語源は朝鮮語)どうかしてる奴扱いでした。
つまり『共同幻想』”適応者”世界の一般論で言えば、
ガチ「カタギの”適応者”とは、割と早期に結婚し子供をもうける世帯が”一般的”とされる」ことになり、夫婦にとって何より大事なのは子供含めた家庭となりますから、
「友人ガー」など言うものはおりません(既婚者が家庭と友人関係を同格に見るなど、限りなく不貞行為と同類項の禁忌:姑が同居していた昭和などあり得ない話《クラス会など上位概念が定義する規定行事が限定となる》)。
※昭和においては独身でいること自体が異例な世界だった
現代の”適応者”が婚姻後も友人と出かけるなどの現象は「その秩序が”崩れたもの”」であり、そういう行いが『共同幻想』的に普通じゃないことは何ら変わりがない。)←だから「若い頃は不良だったけど、今では結婚して真面目に働く立派なお父さんですよ」という定番の台詞があるのさ
(『共同幻想』の設定上、結婚後は遊び歩かないことが常識だったからです。)

< そ も そ も が >
児童が友達と遊ぶのは(親が仕事中の)代理的快感代謝のためだし、
たとえば子供同士で遭難ほどでなくても、にわかに帰れなくなった時に「早くお家に帰りたい」の定番の台詞で語られるように、児童にとって「”家幻想>友人”」は確定事実であり(思春期『反抗期』に限り、”家幻想”と利益相反となり瞬間芸で友人が上位になることがあるぐらい)、前述既婚者の生活と同じだ。
青年会などは、地域の『共同幻想』によるあからさまな性対象の斡旋が目的であり、「早婚を前提としている『共同幻想』適応世界の結婚制度だから」導入されているもので(何故早婚って近代までは寿命も短かったため)、結婚もせずに青年会みたいな関係や団体がズルズル継続することを想定している『共同幻想』など存在しない。

※記事リク過去ログに登場するが、地方都市全世帯の世論調査においても「休日に誰かと外出する場合のトップは”家族と”」であり、別調査において独身世帯の繁華街などへ買い物の消費行動も「トップは”ひとりで”」である(勿論外出するかしないのかの調査では”外出しない”が6割を超える前提での話)。不動産の世界でも商業施設など賑わう街を「ファミリー向け」と呼ぶ(反対に大人の飲酒スタイルの典型はショットバーなど”カウンター席”メインの造作である)。

「若者が集団で遊び歩いているなど」の行動をするのは不良や暴走族だけ:記号としてDQNと呼んでる《彼らの日常表現としての「まだ遊んでいたい」という表現の背理は、結婚する前にまだ他の人とも性交してみたいの暗韻が踏まれている》←なので昭和の『共同幻想』はケシカランと言ってたワケさ。『共同幻想』社会秩序部分の崩れた様から現象を”崩れ”と呼ぶ
 ↓
この話をすると、性交とかしていないから友情だとか抜かす”フレンズ”がいるかもしれないので
そんな時にはサイドバーに出してる以下記事読め
「若者が友人同士で遊興や(特に飲み会や)旅行に行くのは”疑似性交”である」
https://kagewari.seesaa.net/article/501005218.html
(※すっかりダウンタウンの松本君の話で話題になったが「飲み会」というのは最初からそういうグレーなものなワケ《ホステスがいたら性行為なくても風俗店だから》)

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posted by kagewari at 23:33 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月01日

『限界効用』の意味は大きい「欠乏は満足を高めるからだ」(2)

 あ た り ま え だ 所詮全員人類ヒト科だから(笑

仮にもの凄い脳でトンデモなドーパミンを出せるのだとしても、
今度はそのドーパミンに『限界効用』が発生するので(受容体もドーパミンインフレに対応してしまう)正比例で”快感代謝”が増大することは【無い】。
「アル中患者の虚しい泥酔」みたいなこととなる、
中毒性から禁断症状にも至るが、これは1で説明した「例外事項の生存を損なうほどの欠乏状況」を逆転する反動形成で、自作自演したもので、
「先進国の豊かな生活も文明も捨てて原始時代に戻りたいのか?」という事態に陥ってると理解することができる(そういう趣味ならともかく、嫌ならおやめなさいよと)。

ある意味薬物中毒の離脱リハビリも『認知行動療法』なワケだから、
(車で言えば、改造でくっつけたターボチャージャー外しましょうねということだ)
(※ひょっとすると《俺は別に詳しくも無ければ推奨もしてないが》アドラー心理学の自己責任論の根拠も同じようなものかなと思うぜ。)
 ↑
■現実との関係性において重視すべきは
「今、俺は何やってるのかの理解に他ならない」

言うならば「強迫心理」とは、「物語のイカレタ設定集」のことであり、ドン・キホーテにおける「水車を怪物だと思った」←こういう設定のことだ。
水車に立ち向かうドン・キホーテは「自分が何をしているのかという局面で、怪物と戦ってると思っているのだが(本人がどんな理解をしてもそりゃ自由だが)」←現実との関係が破綻する。
ファンタジー世界の住人になるってことです、
現実世界に帰ってきたいのであれば、何をやってるのか知ることです。

●さて、これはまた別に現実認知論において、人の認知はほとんどVRだと説明したことがあります。更に、松尾芭蕉が詠んでいるものは何なのか?
宇宙の動物全ての認知において、”そのまま現実を認知することは不可能”です(脳内で何らかの解釈を行う)。更に地球上の生物でわかっていることは、脳が各種五感などから得た電気情報信号から必要なVRを展開し、それを当事者が現実だと認識する生命構造なってますから、
「リアリズムや、リアリティー」或いは
芭蕉が「現実が表す本質を十分に言葉で表現できていないもどかしさ」みたいな部分、
これは、「決して到達できない”そのままの現実”に、以下に自分の脳内シミュレーションをリアリズムやリアリティーを担保する手法で近づけるか」ってことで、

人類ヒト科に限らず、あらゆる生物は「一歩間違えばあっちの世界の住人」なっちまうんです。
(※これの対立概念が「地に足を付けた」などと呼ばれる記号)
 ↓
「リアリズムやリアリティーを担保する手法のひとつが”論理性”なのよ」=自我を構成するロジックのことだ。言い換えれば自我とは、「不十分ながら現実を語る者」のことであり、
論理性がギリギリ当事者と現実との関係を繋ぎ留めいてるのさ。
そして論理性は手法のひとつだから、芸術性や芭蕉のような抒情性や他にも手法はあるだろうねって(後者の場合自我の構造がかなり拡張してると思われ)。
論理性とは現実を言葉で表す写術表現のようなものさ。

だから「描けるか?」ってのはスゲー大事だ分水嶺だと思うし、
箱庭療法に限らず、児童がトンデモ抽象画のようなドスグロの絵を描くと「この子大丈夫かしら」と周囲は心配するだろ?(何かのトラウマが表現されているのかしらとかって)
■これは実験したものでも、統計エビデンスがあるのでもないのだが、
”適応者”の絵は丸三角四角だけの「8ビット”イラスト以下」が一般的であり、
「君達は本当に現実世界の住人ですか?」が転じて『共同幻想世界の住人』と解釈しているのさ(その世界のかきわり背景は4ビットだみたいな)
 ↑
あくまでこれは比喩表現で(絵だと比較しやすいから)、
言語認知としてもこれぐらいの差異があるってこと。

「自慢話では無いが、俺は『有料相談』の返信で、8時間あれば2万文字ぐらいはアドリブで書ける(400字詰め原稿用紙50枚)」←”一晩で卒論かよ”と思う事もある。
脳のテーブルに展開してる情報量がそれだけあるということで(頭いいとか言ってないからなww)、絵画に表現するとかなり微細な解像度で捉えているっことです(書くこと多いから文字数が多くなるだけ《デッサンの手数が多いのと同じ》)。
ところがどうだ、”適応者”の場合?
「はい、この件で意見ある人は挙手して」→”シーーーーン、、”(文字数”0”)
(”適応者”個人に能力が無いとかの話では無くて「能力もろとも自分を捨ててる」。これを心理学的には「自己の「抑圧」」と説明してるのだよ。)
”適応者”自我の場合、リアリズムを『共同幻想』が保証するので、これに適応することで個人は何もやらなくてもいいシステムになってる。
(「普通そうでしょ」で終わり《”適応”しているので「どうしてなのかは知らなくていい」》)

→続きを読む

posted by kagewari at 19:05 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月29日

『限界効用』の意味は大きい「欠乏は満足を高めるからだ」(1)

「腹が減ってると、食えた時の感動が凄い」
「飽食の時代なのでフードロスが問題だ」
 ↑
経済学の定理である『限界効用』というのはだいたいそういうこと。
「貨幣の効用交換率」と考えてもいい
 ↓
「大金持ちの10円はゴミだが、乞食稼業の10円はお宝」
(10円の交換レートが違う「1ドル140円のような為替で考えれば」金持ちは1満足ドル=100万円《インフレ》だが、乞食は1満足ドル=10円《デフレ》である→乞食の10円は金持ちの100万円と等価)
 ↑
もっとザックリ言えば、
金持ちになればなるほどお金の価値が下がるので「自分が金持ちだと考えるのは錯覚である」
【1満足ドルってのは=1ドーパミン$のこと】
 ↓
この場合、人類ヒト科のドーパミン出力は(ドーパミン本位制で考えた場合)
基本誰しも同じなので(同じ人類ヒト科のサルですから)
価値の基準をドーパミン出力で評価すると
「金持ちも乞食も所有する所得総額は同じになる」

※例外事項→「生存を損なうほどの貧乏状況を、満足度で評価することはできないので(この状況は所得が0)」前述の概念は、生存の保証がある先進国社会における所得格差に限定される話となる。
(反対に『共同幻想』やそのインセンティブが有効なのは、生存の保障すら無い近世から近代までの話となる《古代の社会は資料不足で検証不能》)

■先進国社会になると、近代『共同幻想』適応社会のインセンティブゲームが崩壊する理由が『限界効用』説で証明できるという話です(社会的地位すら等価になる《=社会的地位の差異に意味がなくなる》)。「全ての人類ヒト科のサルにおける社会的地位は”1自分$”を超えない」
 ↑
つまり”個性化”の発見は、より価値の高いものを見つけたというより(本当はそうなるんですが『共同幻想』崩壊当初はそこまで気が付かない)、
「何をしても満足度が同じなので、めんどくさいことをする動機が失われる」結果です。

 ↓
これが転じて(インセンティブではなく、趣味性エンタメとして)
”個性化”ルートでは、希少価値を発現できることを発見し(人と違うだけでボーナスポイントが得られる)、ビットコインのマイニングのように、更なる”個性化”が動機付けられたってお話。
【更なる”個性化”というのは何か?】
自然権としての個性(人権)では無く、
主体的自由選択により、そこから更に分岐する個性(著作権)のこと

はい、前フリはここまで

<解説編に”つづく”>



posted by kagewari at 17:01 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月23日

言語表現の「なめられる」の使用法があまりにもおかしいので個別記事にするけど

この表現の使い方の間違いが、記事リクに連発してんだけどさ、
まさか全員同一人物ってことでもないだろうから「取り巻き」共有なのか、
SNSなどの影響で(一種のエコーチェンバー)”誤用がその業界筋で一般化したものか?”
あたかも「誤用症例」みたいなことになってんので解説してみるけどさ

本文記載の以下部分だ
■そもそもこれは何?(言語で表現してることがおかしい)
>見知らぬ女性からも舐められなくなりました。
は?なんで赤の他人の通行人に喧嘩腰で睨まれないといかんのかね
 ↓
公衆で赤の他人に対して「なめてんのか」とか言うのは、
コンプレックスの塊のチンピラと不良だけです。
(或いは格闘技試合前のつばぜり合い)
通行人などの見知らぬ女性を相手に、あなたは「なめてんのかコラ」とか思うワケですか?
(赤の他人なんて、タバコ屋の看板と同じです)

なめるって→辞書によると「なめ・し【無=礼し】」からきたもので、
「無礼、無作法」って意味です。
転じて用例が→「軽く見る、バカにする、みくびる」などだが、
「街のタバコ屋の看板を軽く見て礼儀の無い振る舞いをする」←ナニコレ?

■使い方ってのは
(イカレタ街のチンピラや不良は横に置いて置いて)
「上司の俺にその口の利き方はなんだ」だとか、
「補欠だからといってバカにしてるんですか」だとか、
「どうせ田舎者だとか下にみてるでしょ」など、
自分の”位”:「クラス《階級》、地位」を正しく認識していないか、地位そのものをバカにしているという使用法になります。

つまり、本来「関係者同士限定で使用されるもので」、
なんらの上下関係が無い赤の他人に対して使用することは”誤用”というか以下のような間違いです。
 ↓
「ワケのわからない人達に僧侶と間違えられて敬語を使われた」←これの反対だから
「赤の他人が(僧侶でもなんでもないのに)私を僧侶として見ていない!」とか怒る人。
(いやいや、間違いのスケール超えてるよね?)
 ↑
「なめるなよ、俺を誰だと思ってんだ?《何らかの社会的地位や専門的職責なりがあるなら有効だけど》」←赤の他人が知るワケ無いしww(赤の他人に向かって「俺が黒帯だと知らないのか」言う人いる?)、第一どんな社会的地位の方だと思えば満足なの?

(一般人は地位じゃ無いし、障害は個人的なもので人種のような階層カテゴリでは無いぞ→ギリギリ「障碍者だと思ってバカにしてんのか」が状況によって使用できるのだとしても、赤の他人にもそれが知り得る身体障碍の場合に限られる《だいたいかその相手通行人にも「ナントカ障害」があるかもしれないってのにさ:赤の他人の当事者が知る由もない:米国じゃ国民全体の10%超える議論になってんねんで》)

上記の補足で言えば、赤の他人に「なめるなよ、俺が黒帯だと知らないのか」言えば”言葉としてオカシイ”が、
赤の他人に「残念ながらさ、俺黒帯なんだけど、いんだな」と言えばアリ(相手が知らない前提担保してる)。
後者をなめられるとか言わないから(後者は啖呵《たんか》を切る)、
言うまでもなく、すれ違うだけの通行人に誰彼となく「残念ながらさ、俺黒帯なんだけど、いんだな」とか言う人はいない。

<話は戻るけど>
●「最初から登場人物達が”上下関係”を構成する関係性を共有していないと使えない表現」です。
(ヤクザが使用する場合は、「近隣住民は俺達組員を怖がれバカヤロー」の意味になる。《コミュニティ内の組織抗争》=村社会に対してなので、個人に対しては無効←意味ワカラン?外国から来た英会話教師に「○○組なめてんのかバカヤロー」だとか言っても、話が空振りするのさ、空振りするってか「何言ってんの?」だろ)

■記事リク誤用者は全員「赤の他人全員が、自分と関連する適応者だと思ってる」事になります。
言い換えると、すれ違う赤の他人全員が「同じクラスメートや、同じ会社の同僚に見えている」ってことですよ。
(それはどういうファンタジーなのかってさ、、、妄想レベルじゃないから)
”見えないものが見えてるレベル”でしょ、、
通行人としてはさ、「は?あなたが誰なのかすら存じ上げませんけど?」なんだから。
※ちなみにこの偏向認知は、自分の言語表現と言うか話が話になってないことを認識すればそこでストップします
「あれ?なんか俺”話にならないことを”しゃべってんな」←で《終了》


=「適応強迫」で且つ、同時に「世界が全員、適応を強迫されてる組織の構成員に見えてる」
ヤバいでしょ、あり得ないから。
(小学生が考えても、そんなワケがネーだろ【しかも現代は『共同幻想』崩壊時代で、仲間意識の共有とか「勘違いした上級国民気取りな人」や「マイナーな田舎のカルトなごく少数の階層」だけにしか残っていない絶滅危惧種だぜ?】)

※現代多数の「最低でも歩留まり以上」階層(個性派)の場合、社会性はネットワークに過ぎず(誰とも上下関係が無い)それぞれ個別の存在なので「関係の全ては差しやタイマン」ですよ?
(世界全員に”仲間意識の共有”は無い《行きついた先に偶然仲間がいた状況は”共有では無い”=当然上下関係も構成されない》)
現代では同じ会社の同僚に対しても、関係者同士の感覚は”無く”(それぞれ考え方の違う別の人)、関係者同士感覚が残ってるのは田舎のブラック企業だけです(これが現代の若い人達による「会社飲み会拒否世論」の背景)。



posted by kagewari at 05:30 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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