2024年11月27日

女性差別史観と”性の嫌悪”の関係性(2)

<言っておくけどこのシリーズはあまりに関連事項が多いため長く続くから>
そして今回のお題は以下

・正義のヒーローと美形のヒロイン
(トロフィーワイフ《女性蔑視と承認欲求》)
・正義のヒーローがカッコいい事になってる物語の定番は
・性の嫌悪を超越してるイメージ(ニーチェの超人『大賢者』)

■外見が美しいと”性の嫌悪”が無いことになるのか?
(・正義のヒーローと美形のヒロイン)
<トロフィーワイフ《女性蔑視と承認欲求》>
これは単純な妄想でしょうな、
典型が「アイドルはウンコとかしない」
まさかヒーローや、美形のヒロインが性行為などしないってこともなかろう。
(しかし映画やドラマではR規制でエロシーンは規制される)
更に言えば、何ですか?醜形ヒロインだと「いかにも性行為してるように思えるのかしら」

この発想元を辿ると簡単なんだわ、
「僕ね大きくなったら、スーパーマンになりたい」←と、お母さんに答えてるんだから
そのガキにスーパーマンのSEXはさぞかし、、なんて発想があったら卒倒するわww
(そしてこれ事実だけど、元になるスーパーマンことクラーク・ケントはとても性に奥手のプラトニック系の男性として描かれている)
本来青年漫画だった『ルパン三世』も地上波アニメでは(エロい演出はあっても)性行為を示唆するシーンは決して登場しない(仮に『ルパン三世』リアル実写版などがあって、次元大介峰不二子の3Pシーンなど登場するものなら児童にっとそれはトラウマものだろww←”性の嫌悪”絡みで言えば「誤って親の性行為を見てしまった」を連想されるイメージであることわかるよね?)

個人的には松田優作の『探偵物語』みたいに、時に風俗も行ってそうな演出のが好きだが、この演出も「なんちゃって(本当はそんなことしない)」イメージだったよね。
※反対に旧時代のヒーロー像は(スーパーマンじゃないけど《スーパーマン親も出てくるしね》)”性の嫌悪”が強めに出るってことさ(『共同幻想』バリバリ時代の話=女性差別史観もバリバリ)


■ストイックでハードボイルドな主人公神話
(・正義のヒーローがカッコいい事になってる物語の定番は)
ひとつの例題は「忠臣蔵」ですよ。
仇討ち謀反を気取られまいと、ワザと偽装で大石内蔵助が遊郭でどんちゃん騒ぎで遊び歩き油断させるって話が登場しますでしょ。その本性は復讐の鬼で、ハードでタフな悲劇のヒーローってことです。
この図式じゃないと、美談にならんのです。

坂本龍馬の劇画も、風俗嬢の誰それさんが恋人として登場しますが「なんだか婚約者風情」ですよね(このなんとかさん嬢が他の客とくずほぐれつシーンは登場しない)。
背景にあるのは、「カッコいいヒーローは、正妻以外と性交しない」→清潔な性交=『結婚』という構造なんだよね(保守派に言わせれば更に「子供を授かろうとしているのであり性的快感が目的では無い」幻想に転じる→中絶禁止ー!!←暗に保守派の言わんとしてることは”避妊性交の禁止”なんだよね=「結婚しろよ」)。
保守派について言えば、婚前交渉すら不純なんだからさ(不潔とかさ)、

※米国で起きたウーマンズリブ(ピル解禁をめぐる戦い)、これがストレートな女性差別史観との戦いであったことがわかると思う。

●現代で少し変わってきたよってターニングポイントが
米国では小説・映画の『マディソン郡の橋』で、テーマは奥様不倫の性かな、
(米国には長らく女性向け性的小説レーベル「ハーレクイーンロマンス」ってのがあってだな《日本で言えば奥様向け昼メロだ》、それみたいな話さ)
これを映画版では保守派のイーストウッドが監督したのが異例だった。

個人的に現代西部劇で一番好きだったのがシャロン・ストーンの『クイック&デッド(1995)』だが、シナリオが”性の嫌悪”を『心理学』的になぞっていて(もう現代とはいえないかしら95年ww)、
聖なる父親を殺した、父親ほど年の離れたギャングのボスを元少女が復讐で殺す物語。
(撃ち抜けエディプス!みたいな感じさ)
最後の決闘前日に、主人公のストーンがダーティーヒーロー役のラッセル・クロウと「景気づけの一発」とばかりの濡れ場シーンがある(そらシャロン・ストーンだからだろうけど《のリスペクトが多分米倉涼子》)。などなど現代になってから「カッコい女性主人公もの」っていくつか出たんだよね(女性差別史観からの解放って印象あるでしょ?)。

今や、ストイックでハードボイルドな主人公神話は古臭い脚本になったのかも知れない。

→続きを読む

タグ:性の嫌悪
posted by kagewari at 13:59 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月22日

女性差別史観と”性の嫌悪”の関係性(1)

<言っておくけどこのシリーズはあまりに関連事項が多いため長く続くから>
さて、今回からは「話を個人に置いて」考えてみよう。

※本来はその本質を言い当てられたらいいのだろうけど、正直に言うけど俺の力量だと「まだ発見できていない」のだよ。そこで弁証法的な手法から、考えられる対立概念を次から次と例示してそこから見えてくるものを引き出してみよう。

さて、第一回目はこの辺から(いくつか対立関係にある項目出してみる)
・『賢者モード』と「欲におぼれた間違い」
・恥ずかしがり屋と”性の嫌悪”→その反対は堂々としてる大人
・非モテのコンプレックスは”性の嫌悪”を美化(浄化)できてないから

■何故浮気は間違いだとか言われるのか?
(・『賢者モード』と「欲におぼれた間違い」)
変だよね?『賢者モード』が、本来の自分なら、
大人になるってEDになることか?(はたまた玉取って宦官にでもなれと?)
そもそも人類ヒト科の過剰性欲進化は、性行為のためじゃネーからな!
生き残るための過剰にも思えるモチベーションに替えるためであってだな、
生物としては過剰なリビドーが無いと42.195Kmも走れないんだよ、、。
性欲=性行為という錯覚がこのネタバレ(違うから、、)

浮気を矮小化したモデルで語ると
「体重管理で今日もタンパク質中心のっと、、、」
(コンビののレジ横にふわっふわのワッフルが売っていた)
「こ、これもください」←ということだろ?
時にこういう現象も「弱さが出た」なんて言うけども、それも人生だろww
(そんなところにまで”性の嫌悪”モデル出すなよって)


■何故恥ずかしがり屋は、弱い奴のイメージなのか?
(・恥ずかしがり屋と”性の嫌悪”→その反対は堂々としてる大人)
本来シャイで無口が弱者の筈がなく(高倉健やBAND-MAIDのMISAさんはどうすりゃいんだ)、単なるパーソナリティーに過ぎないのだが、心理的に「恥、恥部」の連想から、このイメージに”性の嫌悪”が無意識に被ってくる。
「何やら自己紹介でまごまごしてるオタク」など(見てきたんかと)勝手なイメージが先行し、
これが俗説の”コミュ障”にまで波及している(いつから米津玄師がオタクの弱者になったんか)。

これは単なる”性の嫌悪”を多く所有する”適応者”特有の先入観で、
(自分が恥部を嫌悪の対象みたいなことにしてるからよ《若い人は知らないと思うけど、その反対イメージが「コメディアン、ケーシー高峰のエロ漫談」》←嫌悪からの解放《破綻》を笑いに変換)
「お前がな」って話なんだわ、

シャイで無口なんて言ったらJAZZの帝王マイルス・デイビスだってそうだろ、
そもそも連想先の”コミュニにケーション上手な陽キャ”が、性の嫌悪解放者かって全然違うのであり、このイメージは「そういう人は幸福な結婚もするだろう」から転じて、”浄化できる人”(俗にいう”いい人”)みたいな勝手な連想になってるのであり(事実はそうとは限らない)、
だから「一見”コミュニにケーション上手な陽キャ”な人が不倫するとすっげー叩かれるのさ」
※こういう時に、「イメージが壊れた」とか言うけど、勝手に何のイメージを投影してんだよって話

確かに社交的な人格傾向が、性行為の可能性を上昇させる一面もあるのかもしれないが、
「いやいや全然関係ない話だろ(単に話の上手い奴ってだけだから)」
”性の嫌悪”成分の多い適応者特有の勝手なイメージですよ。

→続きを読む

タグ:性の嫌悪
posted by kagewari at 23:19 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月21日

前回に引き続き「近代の女性差別史観と、男性における”性の嫌悪”との関係性」

関連として以下の前記事参照
https://kagewari.seesaa.net/article/505714995.html
(今回から、話をシンプルにしていこうってな趣旨でもある《まだ政治編だけどね》)

保守系論壇の”ゆめラジオ”さんって方がいらっしゃるのですが(”もぎせか”対談などもあり)、飯山氏の動画関連の話で「確かに懐古主義保守派は(過去を保守するなので)論者に女性差別的意見もってる人が少なく無いだろう」と素朴な話をしてました。
<さて、この話の解説は簡単です>

何もですね、(適合主義的な『共同幻想』適応自我の意識に本音も何もありませんが)本気で女性蔑視など彼らも思っていないのです。なので「女性差別ガー」とか非難されると猛反発したりするでしょ?
■『心理学』的に「どうしても無意識にそう強迫的に思ってしまう構造」がある
ここは”性の嫌悪”で考えれば話が早いんです。

男性の浮気や不倫によく聞く台詞にこんなんありますよね?
「間違いを犯した、”欲望に負けた”」

 あれ? 性的な魅力も持ってる女性は それだけで悪なんですか?
(なんか某宗教にも類似の解釈ありますよね)

 そんなワケがネーだろww
(どうすりゃいいの、米国リベラルの発狂4B運動《韓国フェミの模倣とも噂のある》しろってか?)
 ↑
 わかる?ここで嫌悪の対象とされているのは”女性の性”だよ。
すらーっと、「なるほど転じて女性差別史観になるのか」わかります?
(つまり『賢者モード』の反対を象徴するもの)

●これですね、とどのつまりが、
「男性における”性の嫌悪”(悪く言えば幼児性)」←これが原因だから
女性差別とは、それが投影されたものなんだわ。
(近代における”家幻想”の母親に対する聖母視イメージもこの関連《古代の神官つーか少女のシャーマンや巫女さん処女信仰なども関連フラグかな》)
なので、歴史的経緯もクソも、「保守主義者にはそういうのあるんだよね」とか言っちゃダメ。

こういう表現は不謹慎かもしれないが、
(みなさんさ、欧米に時々発生するトンチキなヌーディスト村とか「バカだな」とか思ってる人いると思うんだが、いやいや簡単な話じゃネーんです。《日本かて温泉の混浴とかあるじゃんよ》)
素っ裸のフルチンで、堂々としていられる”NO性の嫌悪”な男には、構造的に女性蔑視は発生しない(そのアイデアが無意識下に構成されない)。
※過激フェミには「”男性自身”それこそ暴力の象徴なのでちょん切れ」なんて暴論もありますけどねww

■近代以前全ての歴史に女性蔑視があったというのも”違う”と思う。
日本の道祖神信仰や、縄文時代の埴輪などの資料からも(現在の推定は豊作だとかの象徴ともされてるよね《これ類する信仰がアフリカの前近代少数民族の暮しについこないだまで現存していたりする》)、「性の嫌悪などなくおおらかな時代」が類推されていたりするからだよ(そんな昔の話確認しようがないけどさ)。←素朴に思うけど、それが可能だったのは文明のレベルとしてアパレルから住居含めて、ヌーディスト村みたいに「隠しようの無い時代だったから」からではないだろうか。

●これはひょっとして?ちょっと面白い展開なので引き続き考えてみたい。
(なんかドエライ関連事項の数になりそうだ)



→続きを読む

タグ:性の嫌悪
posted by kagewari at 23:06 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月19日

”性の嫌悪”と「アダムとイブ」

<今回は政治と”性の嫌悪”かな>

アダムとイブの楽園追放の神話を、人間に置き換えると
無知な子供のままいられれば永遠に続くと思った楽園が、不謹慎な有害図書を知る悪知恵つける年齢で追放され(アダムとイブのように裸でいる事が恥ずかしくなり《子供時代のように親と風呂に入るなどということがなくなり》”第一の性の嫌悪”)、子孫を残さなければ死の恐怖から逃れられない(という寓話だけど《つまり死の恐怖と”性の嫌悪”が背後で同義語みたいになる構造なの》)、そして生活のため働かなければならない(労役)原罪を課せられた。
 ↑
として見ればだ(”性の嫌悪”がエディプスコンプレックス関連である事は、性対象者の前では全裸でも平気である事から明らか《条件を整えると嫌悪は発生しない=本質的にそんな嫌悪は無い》)、

※冒頭がちょい難解だと思うので補足すると
”性の嫌悪”拗らせて「恋愛幻想」に執着して、それがうまくいかない時に何故か→「死にたい」とかに転換するでしょ。
変だと思わない?「”モテない”と”死”に一体なんの関係あがあるのさ?」
ここでその深層心理にさ「”性の嫌悪”を解決すると死の恐怖から逃れられる」という構造(設定)があるとした場合、
”性の嫌悪”を浄化したイメージが結婚となり(快楽としての性ではないからねって調子で)、
=子孫を残すための”相続”=永遠(自分の墓参りもしてくれるよね)←ほらね「性の嫌悪と死の恐怖」は関連付けられているんだよ。
 ↓
そこで無意識に(てかここまで『共同幻想』なんだけどさ)
「恋愛を謳歌してる人は、まったく死の恐怖など感じさせない”生きるポジティブ”なイメージ」
こういう幻想・妄想が刷り込まれている(悪く言えばプロパガンダだよ)。

■<話をこの『共同幻想』と戦おうとした最初のトンチキ話に戻すと>
所詮それはコンプレーックス!(負けるなじゃないけど)
『宗教』含む『共同幻想』が死の恐怖からの救済に家族(子孫)と結婚を教義にするなら、
逆説的に”性の嫌悪”コンプレックスからの解放は「(おおらかな性により)死の恐怖からの部分的な解放も意味するだろ」に転じ(=これ潜在的にアンチ『宗教』みたいになるワケね)、
<概念としては「生と死」を「性と死」に置き換えようって着想>
R20で極端に言えばさ60年代の前衛主義であるウーマンズリブの主題が(避妊の自由)「ピル解禁」であったことは象徴的である。
現代も残る米国福音派が「中絶禁止」を政治的スローガンのようにしている様子の意味もよくわかるって話です。
福音派は「それはヤバイ(君らの潜在的な発想がどこにあるのかお見通しだ)」みたいにね。

■前衛主義者の命題は「”性の嫌悪”コンプレックスからの解放は、死の恐怖で釣った『宗教』『共同幻想』からの解放であり(エデンのオルタナティブを求めて)楽園へ至るルートなのか?」に展開して登場したのが”ユートピア思想”だよ。
(そんなものあるワケ無いでしょってなww)
これまた、左翼の幻想だった。
※思うにさ、60年代のヒッピームーブメントが「やれドラッグだ」とかに転じたのは「性の解放は部分的に過ぎないので足りない部分をドラッグで補完しようとした」と考えることもできる。

但し、ことほど左様に「”性の嫌悪”コンプレックスからの解放」なんてーな発想が可能なのは、原始時代から見たらそら楽園でしかない先進国に限られる話で(女性解放が可能なのは近代からテイクオフできたからだからね)、「避妊性交が過剰な人類の性欲進化の全てを説明できる筈も無く(エロサル論みたいになっちまうじゃん)」、左翼的社会運動にしようとしたとこに矛盾があったんでしょ。
※マルクスの思想ベースが経済発展論だものさ
(と考えると60年代のヒッピームーブメントがフリーSEXとドラッグ上等であった心理もわかるでしょ《当時は恋愛を前提とする性交も”家幻想”の筋書きだろと忌避されたのさ》)
 ↑
だからこそ、『宗教』保守から見た時の楽園(ユートピア)のイメージは「ソドムとゴモラ」であり
(神罰下るぞって)
現代左翼がLGBT好きなのも、前述の延長にあって「同性愛は相続を前提としないから」(アンチ”家幻想”)、これを保守派が嫌うのも彼らにとって「罰当たりの”避妊性交者の王”」だからだろう(聖書的には「性交・繁殖・労役・家族」はワンセットの神の与えし試練という聖なる設定だかんね)。

●難解なのは「同性愛結婚」ってもので(いえいえ誤解です私たちは保守派です宣言)、前段読むと論理矛盾あるのがわかるよね?
当事者もその意味がわかっていないところあるんだろうと思う(人権派弁護士の思い付きじゃないかな?《結婚制度は権利じゃないから、勘違いだと思う》)。
思うにその動機は”異端者と思われたくない”なんだろうけど、
その場合、てか、それ以前に(矛盾した形だけの話では無く)左翼が真面目にやるなら『聖書』を書き替えるところからだろ?
(たとえば結婚こそ異端とかな→となると同性愛結婚の論議は消える)
 ↑
『宗教』保守が論理的に考えるとそうなるから→LGBTトンデモナイとなるのさ、

<同性愛結婚の矛盾に戻ると>
現代的には「いやいや異端=前衛でしょ、てか世俗派の果てなんだから何故保守的認識を前提に”異端者と思われたくない”になっちゃうの?むしろ前衛的である事(異端)を自慢する場面だろ」の筈で、
 ↑
実は上記に登場する「結婚したがる同性愛者は果たして本当に同性愛なんだろうか」の疑問に通じるのさ。
「それは”同性愛でも性の嫌悪”じゃね?」って=保守的な人格って意味になる
(何故なら、同性愛結婚の希望者=自分達の結婚式に親を呼びたい《自分の家族にも認められたい》ってな潜在意識があることになるので、これは自分達の同性愛性交が個人的性欲では無く、夫婦関係の日常であると《性の嫌悪を婚姻制度ルートで浄化する発想》←この発想自体が旧来の『共同幻想』”家幻想”下における典型的な”性の嫌悪”一般論だからだよ。)

■考えてみればだよ『心理学』的に言うところの”性の嫌悪”話はそこじゃないからww
人類ヒト科の過剰進化した性欲に合わせて話を盛った物語に(そういう意味では『宗教』『共同幻想』はかなり上手にそこをカバーしてる)、そのまま対抗しようとするから反動化するんだわ。
根本は生物学的な話でもあってだな、、「大袈裟すぎ」なんだよww
(死の恐怖?いやいや「欲求不満のことでしょ」by.心理学)


posted by kagewari at 16:34 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月27日

どうも社会学の社会進化論わかっていないひとが多いようなので”乱暴な解説”

原始時代に道徳もクソもありゃしませんよね(何万年も続いたんだから)
脳の容積だけでは比較できませんが、現在の学説だと「人類ヒト科的には現代人とほぼ同じ」とされてます。
野生(ワイルド)の環境で言うところの人類ヒト科のデフォルト仕様がそうなんだっちゅう話。
そら日本みたいな縄文時代平和論のような特異な国はありますが(ここも島国や大陸辺境や平地が異例に少ない山間地など地政学的な意味が大きいとされる)、基本的にクロマニヨン人以外の原人がほぼ滅んでいるのも(ネアンデルタール人など《日本人には多くの混血遺伝子が残るともされている》)生存競争の中で絶滅したからで、当然そこにはクロマニヨン人に殲滅されたケースもあるでしょ。

そ、も、そ、もが、中央集権国家や王族貴族士族等の台頭は、
暴力的に版図を広げ征服することにより世界に拡大したり、大規模化可能なのであり、
その大規模化の流れが、文明化のトリガーにもなってます。
後にこれが封建社会となり、産業革命を経て民主主語が台頭しますが、
●民主主義も当初は、特権階級だけが投票できたり、女性の参政権が認められたのはつい最近の話で(逆に言えば何十万年も女性差別史観が継続していた)、その背景も戦争したり領地を守る兵士が男性中心だったからです=大陸ではどんだけ争いの歴史があったのかって話。

これらの社会の流れを歴史や文明化をからめて説明したのが社会学の社会進化論ですが
端的に言えば
「旧世代になればなるほど、道徳もへったくれもない無法者の社会だった」←これ確定事項ですから(米国だって西部開拓時代や、南北戦争時代など「どうでしたか?」)
日本の戦国時代だってついこないだの話で(人類何十万年の歴史で言えば)、

■つまり、単純化すると
無法者レベルメーターとかがあれば、以下となる
無法者:”適応者”(旧世代)>>>>>歩留り階層:現代人
(※『単独者』は常に例外事項)

『共同幻想』”適応者”=ハラスメントが常識世代(いじめ派)
『共同幻想』”適応社会”=ブラック(ヒエラルキー社会:上下関係)
歩留り現代人=ハラスメント告発者
ネットワーク社会=棲み分け、フリーランス
 ↑
ざっくり言って、こういうカテゴリなワケ

●勿論、適応社会が組織犯罪みたいなものだとは言わないが
「昭和」の社会では、(現代では違法の)体罰が横行し期待されてすらいたのは事実で、
スターリンの粛清やナチスのホロコーストは「ついこないだの話」だが(まだ生きてる当事者すらいる)、現代では到底考えられない事でしょ(しかし当時は「そんなことあるよね」って適応対象ですらあった)。実際社会の発展レベルが違うイスラム圏では現代でもISなんてのが台頭した。
 ↑
単純に古い世代ほどワイルドなんだっちゅうの

※これも誤解の無いように注意しておくが、”いい悪い論”として新世代が上位だとか優れているだとか言って無いから(旧世代には生存するのもやっとだったという時代背景があるのさ)。新世代が台頭していると言うより、論理構造として自我を持つ主体が自由な選択肢で分岐すると「この辺までいくのかしらね」って可能性が、文明の進歩やGDPの拡大により確認されているのであって(人類の寿命論議と同じです)、現行世代の自由な分岐は原始時代から”可能性だけなら変わらず存在していた”。
●綺麗に言えば「社会進化論ってのは、文明の進歩で誰にでもある潜在的可能性が開花する」という予測だ(人の中身が変わる話では無い)
 ↓
【つまり、この論議で注目すべき点は】→むしろ旧世代がどれだけ(本当は嫌だったかもしれない適合に)耐える手法なり、強権で抑圧されるなり、無知に留め置かれるなりしてきたのかって部分で、
生物学的には「厳しい自然に耐えて生き残ってきた」と重なるものだって話。
(つまり、《時代が違うんだから》知りもしないで旧世代を”いい悪い”で評価するのもナンセンスだし、反対に持ち上げて礼賛するのも不自然だって事。「抑圧や適合や、不快や時代や、社会、選択肢、個人、現代」など複合的要素をからめて全体で”その時の現実”を見ていかないと意味の無い論議になる。)

→続きを読む

posted by kagewari at 14:05 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月21日

「孤独」と「不安」は時々混同される

「孤独」の各論は何度か説明してきたと思うんだが(複数との対比でしか孤独は成立しないので、『単独者』の場合、そもそも孤独の概念が無い→同様の状態を『単独者』は自由と表現する)、
時に、集団や社会や所属を前提にする「孤独」で体感される状態が「不安」なものだから、うっかりすると「不安」を「孤独」と取り違えることがある。
それは「孤独」ではないのでご注意いただきたい。

単純な事例で説明してみると、
「指定時間になっても宅急便が来ないので、どうしたんだろ」と思う時の感覚は「孤独」に類似するんだけど(説明するまでも無くここで体感されているのは「どうなってるんだろ、配達来ないのか?」という「不安」です)、誰だか知らない宅急便の配達夫がこないので寂しいワケがないよね(笑

或いは、本能として孤独の概念が無いネコの場合、
随分飼い主さんと仲がよくて(ご飯もカリカリ置き餌状態では無く)自我も萌芽して会話なんかもするようになっていると、「飼い主の帰りが遅いとネコも心配するわけだが」、これは「孤独」では無い。
(心配や、今日のご飯は大丈夫かなどの不安《むしろ信頼の裏返しだ》)
そりゃ人懐っこいネコとかもいるけど(相手が誰とか以前の修正なので「孤独」関連では無いのわかりますよね)、あれは縄張り確認に類似したもので楽しみにしてるのかと言えばちょっと違う。
 ↓
高度に自我が発現してるネコが、飼い主との交流を楽しむことはもちろんあるけれど、この場合「孤独」が発生することはない(同居してるんだから)。さて、この場合にそんなネコが野良猫などになってしまうと「孤独」になるのかって言えば(他の人間との交流で思い出すことはあるかもしれないが、これは寂寥で「孤独」ではない)それも少し違う。完全に野良になれば野生の回復が試されるだけです。
※単独登頂などに挑む登山家が「孤独」との戦いとか言わないでしょ(これ何故かって「孤独」を説明口調で言えば「アイデンティティー不安」の事だけど《なので所属先の存在が前提なのね》、登山家は山との交流の中で自らの存在証明を定義してるので、そういう不安は論理的に発生しない)。

■つまり、一人暮らしに難なく慣れてる人が「孤独」を感じてるとする場合
その多くは”錯覚”で、それは「孤独」ではありません。
(文字にすれば「自由に対する「不安」ってことになるんだが」)
主として『退行』化などに関連する、手持ち無沙汰な「不安」みたいなものです。
(なので殊更に具体性はない)

たとえば、ホームシックは”家幻想適応者”にしか発生しませんが
(いる筈の家族がいないという自分のID《家族社会の属性=弟だとか娘などのタイトル》不安だからです。一匹狼にホームシックがあったら大変でしょww)
これも、現象として『退行』化なんスよ(”社会適応者”=『抑圧』=強迫心理持ちですから)
家族同居時代の過去の属性に引っ張られないと(『退行』)起きない心理ですから。

→続きを読む

posted by kagewari at 22:41 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月11日

人の話は事実を語っても事実ではない(これさ過去と記憶との違い)

「過去を一人称で語る場合、それはほとんど物語である」
(裁判に置いて証人の証言は間接証拠の部類になるのはそのためだ《それはあなたの感想ですねの延長と取られる》←複数組み合わせて初めて証拠能力が担保されるが、だとしても物的証拠には及ばない。)

■理由は簡単で、他人の気持ちをテレパシーのように理解する超能力者は滅多にいないだろうし(この部分は推測だ)、仮に当事者がその場で本音を語ったのだとしても(精神分析的には)自分の思考を無意識領域まで自覚できる人など(自分で分析しない限り)いないからだ(本人の発言も極端に言えば断片的なものに過ぎない)。
なので、裁判劇などでは弁護人が「事件と関係の無い事象を質問し、証人には普段から偏見がある」などと立証し証言の証拠能力を失わせたりする。
 ↑
これをまた覆す検察の質問は、「その偏見が事件に関わる証言と関係が無い」ところに力点が置かれる(何故なら何から何まで客観視できる人間などいないからだ《どこかしこに偏見があるのが普通》)。
<と、考えればだよ>→「自分の記憶の証拠能力はいかほどか」
この論議の意味を理解いただけるだろう。
『心理学』の精神分析に”ネタバレ効果”があるのは、言うならば精神分析って「動機形成の構造論」だからで(当事者の心情も動機形成論的に証明する)、事実関係という”結果”があるのだから(物理で言えばどういう法則でそうなったを解析すればよい)その”結果”に収れんする動機形成の動きを見てるワケですよ。→なので当事者も自覚できていない深層心理や無意識領域の話が不可欠になる。
 ↑
無意識など無いとか意味不明の事を言う人は「忘れていた筈の記憶がふと甦ったり、なんとなくどういうことかわかってる中間テストの回答がどうしても思い出せない」などの記憶が”その時どこにあるのか”教えていただきたい(それが記憶なのか、今思いついた話なのかどうやって判断してるのかね?《あっ無意識から来たなとか、部分的に思い出したとか自覚あるものだ》→新規のアイデアだと思っていたら、後から考えたら元ネタあったかもって場合はあると思うけど)。

※もうひとつ憂慮すべきは、事実を報じるジャーナリズムや、ドキュメンタリーの監督は特殊な才能や訓練によってはじめて「一定水準のリアリズムを記録可能」なのであり、これに比べて一人称の過去語りがどれほど”限定的な記憶に過ぎない”かって事もわかるだろう。

■「人の話は事実を語っても事実ではない」
逆も真なりさ、
■「作り話をしようとしても、人は完全なフィクションを作れない」

簡単な話です、
小説読んで「なるほど作家はこう言う人なんだな」ってわかるじゃんww
下手な自伝より、フィクションの方が無意識的な領域含めて「作家の”自我”像」が現れる。
(設定が自由な方が「作品がセルフ箱庭療法となって」無意識的な部分が表に出やすい)

→続きを読む

タグ:無意識
posted by kagewari at 16:27 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月02日

これもまた書くといろんなこと言われそうだが(筋論としては特別なものではない)「人格と性欲」

(今回もかなり乱暴な論議になるので、推論の範囲で聞いてくれ。)
またぞろブッダの話をしようって事では無いが(むしろイスラム教の方かも知れない)、
記事リク規約記事の統計があるだろ
https://kagewari.seesaa.net/article/486298537.html

現代歩留り階層の『非婚・晩婚化』だとか、現代セックスレス夫婦(51%)の背景を示唆するものでもあるんだが、
この現代社会の状況と対立関係にあるのが「近代からの『共同幻想』適応者」ということになる。
対立関係にあるのだから、傾向も反対になる。
●誰でも御存知の事だが
「先進国になるほど少子化となり、比べて第三世界は出生率が高い」
この結果、第三世界から移民を多く入国させると、出生率も高いので20年後には有権者の人口構成が変わる可能性すらあり、保守派の多くがこれを危惧するよね(極端なこと言えば移民が過半数超えたらそこはどこの国だってなるから)。

●近代からの『共同幻想』モデルの特徴は
当時の時代背景(低文明、低所得、低寿命《乳幼児の死亡率も高い》、労働集約型経済)などから、「いかに多産と、相続によって世代を通じて社会の存続を図るか」がテーマだから、「狭義の性欲も強いことが期待される」←文明化していないとはいえ、古代だって散歩や冒険の趣味はサブカル的に存在するから(学問は特権階級に限られるけど)広義展開がまったくできないって事もないと思うんだが、ほとんどの庶民は生活に手いっぱいとなるので趣味の時間などほとんど無い。
何と言っても、電気が発明されてないので活動時間が限られる(自由な”自分の時間”も真っ暗なワケで)。

性欲(生欲:リビドー)の広義展開が難しいのだから
(人類進化の背景から言えば「広義展開してこそのリビドー」だろうって推定はあるワケなんだが)
近代からの『共同幻想』モデル適応人格の場合、狭義の性欲は相対的に強いことになる。
(※この辺は末尾の注1wiki引用を参照いただきたい)

ザックリ言えば、あくまでも自我分析の推論だが、
「現代歩留り階層に比べ、旧世代型の”社会適応者”は俗に言う性欲が強い」ことになる。
(ひとつ示唆されることがあるとするなら、戒律の厳しい宗教『共同幻想』適応者は《信仰者ではなく従う者としての適応者の場合》狭義の性欲が相対的に”より強い”ことが類推されるってこと)
即ち、性対象の斡旋を滞りなく行わないと、性犯罪も多発する。
●ここさ、”適応系社会”でセクハラが多発する事と背景同じなんだわ。
(まさかホイホイ性対象の斡旋等できるものじゃ無いので、近代からの『共同幻想』社会は判で押したように「女性差別史観」を持ってるんだよ。でないと斡旋の運用ができないからだ、)

これに対して次の世代に
 「草食男子」が登場した
説明するまでも無く、現代歩留り階層のことだ

→続きを読む

posted by kagewari at 22:41 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月01日

フロイト『心理学』がどうにもこうにも”社会適応人格”に理解できないことが理論的にわかる動画

ちなみに俺は、政治的発言したりする時の茂木健一郎氏はあまり好きではないというかww
特に関心のある人物ではないのだが(今時英語がどうたらいうのもどうかと思う)、
本業の話では、かなり真剣に語っているので傾聴に値する。
以下の動画は意識の話だが、『心理学』の理解において「無意識・自意識(或いは自我)」の認識無しに話を理解することは不可能なワケで、彼の「意識についていの論議を理解できる人格が限られている業界の話」はかなり参考になる(というか彼の専門性から言えばエビデンスにもなるだろ)。
 ↓
【人類最大の謎】未解決問題「意識」を30年探求する脳科学者・茂木健一郎が現在地を講義
https://youtu.be/A1YTIKAzvQY?si=GPZYaLHe_zFkGMnd


「これ以上言ってもわからない人は、ゴメンなさい退場してください(そういう人には何回言ってもダメなんだってことはわかりきってるから)」←ここに代表されているかな
※精神分析が伝わらないという意味じゃ無いよ?そこで使用するツールとしてのフロイト『心理学』の自我分析そのものが”適応者”には理解できないんです(自分の『共同幻想』が崩壊しちゃうから)。
茂木氏の言う、(彼はメタ認知とか言ってるけど)自分の自我を分析的に理解しても自我崩壊しないタイプの人格(たとえば『単独者』人格)持ってないと、フロイト『心理学』そのものが理解できないんだわ(自我崩壊を恐れて防衛反応が出るため→対抗するべく異論として臨床心理学みたいなのを必死で編み出してしまう)。

俺が科学的に意識について見解があるのかって、「わかるわけないだろ」ww
それが何かを考えるのは(無理だから)テーマにもなくて、
人が自分を自分と認識してる領域の中で(悩みなどのテーマはその領域の中の話でしかないから)「それがどういうメカニズムでどう動いているのか(主として欲求の経済原理)」までが俺のテーマだから。
ここのブログに関しては、誰にでも認識できる領域までの話だ、

→続きを読む

posted by kagewari at 04:21 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月30日

必要無いと思うんだけど、一応書いておくか「異性の友人は何関係?」(2)

<末尾に「よくある反論」URL追記>

「”社会適応系人格”には構造的に本当の友人はいない」
(勿論幻想としての恋愛も不可能です《構造的にその必要性があるんだわ》)
 ↑
この定理は簡単なことで
”適応者”=その分自分を殺して”合わせる人”
なのだから、当該社会で本音を語ってはいかんわけ(極論すると”予定調和”以外の私語禁止)、「友達だよね」に合わせているのであって、本当の意味で友達ではありません。
●そもそもが、自分を殺して(或いは「抑圧」して)隠してるんですから、「友達って誰の友達?」ってことになります(その場では自分も”同調圧力”シナリオを演じているんですから=「目の前にいるのは演技中の俳優だよ」)。

実際には”完全適応者”などあり得ないですから、少々の歩留りは誰彼となくあるもので、
(歩留り率6割以下なんてならないと「歩留り」とは呼ばれない)
適応者でも数%の本音を残してます。
プライバシーというのは、この本音の領域のことですから、
仲間内では表現できませんね、
「抜け駆けして裏でこっそり誰かと会った」などの非公式な状況(=個人的な状況=プライバシー)で語れる相手が、ようやく友人となり(”適応社会”ではこれを親友と認識)、その関係は当該社会に対して秘密にされます。←「公式的にはいない」ってことです(笑

「そんな筈はない」とか言い出すひといるかもですが、
これ”適応者”達の間では、暗黙の常識です。
だからこんな台詞があるんです→「誰それさんクラスの男子で誰が好き?」
(本音は隠されている”非公式”な見解である《尋ねるってことは適応社会はそんな非公式な個人的意見を容認しておらず、公開と共有を迫るシステムであることもわかりますね》)


●構造上”適応者”の本音やプライバシーは大きく開発されることがありませんから
(なので凝った趣味性はなかなか難しく、流行他マスプロダクトに流通されているもに対する偏り程度の個性化にしか至れない)
逆に、感覚的には親友を見つけやすい特典があります。
(この表現もどうかと思うけど、、、)
個人的な話もちょっとできれば十分だからです(そもそもプライバシー領域が狭いから)。
しかし、この逢瀬にはリスクがあり、
仲間の誰かに見つかって、「なんとかさん裏でこそこそ誰かさんと会ってるらしいじゃん」などバレると、一発でもろともイジメの対象になる場合があるので、運用はケースバイケース。
 ↑
この話、「同性の友人でも」です

→続きを読む

posted by kagewari at 22:07 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月29日

必要無いと思うんだけど、一応書いておくか「異性の友人は何関係?」(1)

答えは一発で決まる
「セックスレスの夫婦は、異性関係と言えないのだろうか?」《終わり》
この話の前提というか大枠は以下(既読マストでお願いします)
https://kagewari.seesaa.net/article/501005218.html
※相手が本当に親友の場合は例外事項になるので、これは次回末尾に書きます

■まず、動物の生態で類似の物をと言えば
「狼の群れ」になるが、
狼の群れが異性関係を前提にしていないのでは無い。
(ちなみにライオンの群れは、群れと言うより血縁のメス家族がベースである《用心棒のオスは入れ替わり制》)
「狼の群れ」は雌雄混交でもあるが、性交できるのはリーダーのつがいだけである。
(配下のものは性交できない《生物学専門ではないので配下の繁殖期衝動がどうなってるのかは知らん。基本構造下位グループは子孫となるので若い個体という意味ではないか?:リーダーの寿命も約10年だからな》、早く育った個体の一部は自ら群れを形成するべく群れを出て旅に出るものも多い《一匹狼》勿論、配下の個体はリーダーの子供の世話係でもある。)
哺乳類には珍しく一夫一婦制に近い構造の群れもあるが、
育った子孫に群れを譲り、雄が去るパターンの方が主体とされる(この場合No1のメスは相談係として残る《メスが基本去らないのはライオンと同じ》)。
 ↑
ザックリ言えば、性衝動が勝つ状況(リーダーとの年齢差の関係)などにおいては、一匹狼として流浪の旅に出ると考えるのが合理的かも知れない。
(あまりメスが去るパターンを想定していないのは、あらゆる哺乳類でメスがオスのような性衝動本能を持っていないからだ《性交したくていてもたってもいらなれないなどの状態がメスは弱い:性衝動のピークが緩い》)

■さてここまでの話で一つ参考になることがあるかなと思う
<あえてここから意図をもって、女だ男だのスラングを使います>
「恋愛関係抜きの異性の友達がいる」←こういうこというのは大概女だ、
(男性も言わないとは言わないが、ニュアンスが異なってくる《男性が言う場合は、行為には及んでいないが俺はモテている誇示的な意味合いになりがち》←これは模範例があるからで、「妻との盟約を守るモテる妻帯者」の行動だ。)

上記括弧に対して、
「恋愛関係抜きの異性の友達がいる」←こういうこという女が全部独身と言う事も無いが(なかなか既婚者では考えにくいことだからな)男性社会的には女にマウント取られている形になる。
理由は実に生理的なもので、男性の性衝動は「ご飯の前のイヌ」と同じようなものであり、できる我慢は「待て」ぐらいのもので、これを自力で「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏じゃないけどさww」散らせるなどのそれなりの努力が必要になる。簡単に言うと男性が性衝動を抑えるのは容易なことでは無いってことさ(やおらそれを考えるって意味じゃネーぞ、生理的ストレス反応が派生するってこと)。
※何故南極探検隊のエピソードから”ダッチワイフ”のエピソードが登場したのかね
※何故軍事活動では、繁華街もあるベースに帰れるローテーションが重要なのかね
 ↑
何が言いたいのかって、
「恋愛関係抜きの異性の友達がいる」←こういうこという女が、(極端に言えばだが)友人だかなんだか知らないけど、その場で「ご飯の前のイヌ」状態で我慢してる男性達の心理(ストレス)を慮ってるのだろうかってことだよ。
友人ならさ、相手の気持ち考えるよね?慮るよね?
あろうことか、そんなこと気にしていないのだとしたら随分だと思いませんか?

→続きを読む

posted by kagewari at 23:28 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月28日

「被害妄想」という概念の勘違い(実質そんなもの無い)

以下の話がその背景事情である
「特徴」とコンプレックス
https://kagewari.seesaa.net/article/503860355.html
https://kagewari.seesaa.net/article/503871165.html

起きているのは「何でもかんでも被害であるという認知」であり、
『心理学』無知ある第三者がその様子を見ると、妄想としか思えないという話。
(偏った認知も認知だが、それが妄想としか思えない側もたいがいだ)

■話を原理原則に戻せば
主体的『抗う(あらがう)』認知で「これが俺の特徴だ」(個性)と主張するものは、どんなネガティブなネタでも自慢話になる。
これに対し、
受動的『被る(こうむる)』認知で「いつもそう”言われる”」などの認識は、どんなポジティブなネタでも全てがコンプレックスとなる。
後者がそれを人に話すと「全てが被害話」になるのさ。

『心理学』に知見の無い一般人がその話を聞けば(あまりにもあり得ないので《どこに被害があるのかすら理解できないこともある》)、妄想としか思えないって話です。

■話の根本は『被る(こうむる)』認知さ
何でもかんでも主体性の反対と考えなくてもいいと思うが
ざっくばらんに言えば、強迫的、依存的、受動的(或いは影響受けやすい)、やむにやまれぬ事情がある(失業中にやっと見つけた就職先など)、などで起算された行為の時に、発生する自分の風評(噂)や評価は「ほとんどが被害的に認知される」ものなんです。
 ↑
だって当事者にはいわれなき事情でその場にいるワケで、何を言われる以前に立ち位置が既に被害(受動系)だから。
※もっと端的に言えば、他人に強引に勧められて参加したパーティーで何かいいことがあっても釈然としないというか「なんだろうな」ぐらいにしか思えないのです。自覚的な行動ではないため、何が起きても全部想定外ですから。
(この現象は、強迫的な参加でも依存的でも起きる。)

「え?だったらギャンブル依存諸は?」←これな、アルコール依存症で考えると早い。
アル中が陽気に楽しく飲んでる図思い描けますか?
ギャンブル依存症もその最中、目が座ってそうに思いませんか?
(もう飲む《やる》しかないんだと、)
だからギャンブル依存症は負けたことを理由に止めることができないんです(アル中も健康を害してもやめられないんです)。←変でしょ「儲けるの楽しくてギャンブルしているなら(そんなギャンブルありませんが)、負けることはもうやめたと投げだすほど不快な筈です」。
※勘のいい人ならわかると思いますが「快・不快原則」も関係してます
 ↑
いやむしろ、今回の法則から言えば
「何をやっても負ける不快しかあり得ない(被害しかない)」とわかってるんです。
好きでやってるのではなくて、依存症ですからね。
ある意味、中の人は「自分を被害者だぐらいに思ってる筈です」
(或いは、自分ではもう止められないなどの体感)

→続きを読む

posted by kagewari at 19:24 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【web投げ銭(記事リクエスト)】
amazonギフトカードによる『web投げ銭』の受付
amazonトップページより→ギフトカード購入→Eメールタイプを選択
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004N3APGO/
「2. 詳細を入力する」に金額、配送Eメールあて先info@kagewari.sakura.ne.jpを入力
詳細は以下記事参照
記事リクエスト再開
https://kagewari.seesaa.net/article/500418743.html

<収益は当事務所運営経費に当てさせていただきます>

<利用料金の値上げ24.1/23,8/2>
値上げの経緯は以下
https://kagewari.seesaa.net/article/502153223.html
https://kagewari.seesaa.net/article/504221178.html
<送信先メールアドレスの変更24.1/25>
サーバ移転に伴い送信先メールアドレスが変更されてますご注意ください
→送信先info@kagewari.sakura.ne.jp


【注意事項】
・ブログタイトル下の利用規約を必ず読んでください
・プライバシー保護のためお名前は”HN”でお願いします
・メッセージ欄「記事リクエスト」が可能
※リクエストは”記事内において引用される可能性”がある点留意の上、プライバシー保護の範囲内で記載ください(記事内引用に合意したものとします)
※縁起物的なカンパは少額でも歓迎しますが、意味のわからない反論を”100円以下で連発する依頼”は偽計業務妨害に相当する準違法行為であることを理解できない方はご遠慮ください
■返信記事を予定する際の目安
24.8/2料金改定【ドトールコーヒーメニュー、ハニーカフェ・オレMサイズ410円から】受付します

・ガタガタ文句があるなら問い合わせメールなど利用すればいいわけで(着信拒否など対応可能なので業務妨害とは言い難い:それでも1回は送れるし)考えて利用してくれたまへ
※問い合わせ代表アカウント(レンタルサーバ提供)はGmailへの送信に安定性がないため、私から返信ある場合は予備のGmailアカウントから返信となる場合があります。

必ずリクエストに答えるなどの対応は”できません”が
(閉鎖された「コメント欄」や『公開掲示板』の補完として)
可能な限り質問等には答えていこうと思います

※送信にはAmazonのアカウントが必要です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■『有料相談』の依頼は以下Pから■■■
https://kagewari.sakura.ne.jp/kage2.htm

現在は基本的に『簡易相談(依頼文2000文字まで)7,700円』『簡易相談ハーフ(依頼文1000文字まで)4,000円』「テーマ限定300文字1,000円」のみの受付です
(※サポートの200文字500円は『簡易相談』の後に週に2回まで利用可能)
(『簡易相談』の利用は原則月1回のみです《ハーフは月2回まで》、テーマ限定は週2回まで)

■ご存知と思いますが、レンタルサーバアカウントの多くはgmailへの送信に安定性がありません(受信に関する障害報告はありません)。gmailからの依頼の場合にはセキュリティを担保した別途専用アカウントを用意しています。

相談のコースや方法などやり取りの後に、
有料相談専用アカウントのメールアドレスをお伝えします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
comments他

・コメント欄は『公開掲示板』同様に原則削除禁止です
(基本的に削除依頼には応じられません、削除依頼は投稿禁止ワードとなってます)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となってます
(同規制キャリアから登録抜けによる投稿がある場合、投稿は自動削除されると同時に規制IPに追加登録されます)



現在コメント欄閉鎖中 (2014.7.26〜)



LINK
タグクラウド