基本結婚制度も幻想なんです(さしたる根拠のない制度に過ぎない)
>普通の女性は相手にされないから中には大人しめや非モテな子を強引に言いなりにしてるのもいます。セクハラだと訴える子もいたけど会社側は面倒だから対応しません。夫にはもう少し冷静になってから訊いてみようと思います。私の見る目がなかったんですかね…。夫は車のスピードを出さないです。夫は私に一途で結婚してからもずっと綺麗だと言ってくれて家事も育児も積極的でした。不倫話はよく聞くけどうちの夫はないと信じてた。不倫もなく、ずっと夫が愛してくれて優しくて信頼関係が深い夫婦が羨ましい。傷を忘れる方法はありますか?
「夫は車のスピードを出さないです」←これはちょっと根拠になりますね、
■そしてあなたの話はそのまんま直前記事の以下パターンであることわかりますよね?
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「不倫もせず清潔感のある男性(てか不倫しないから清潔ってことだが)」この人物が若い女性にモテているなら、彼こそ(一生秘密にするのですからあなたが知る筈ありません)不倫しているのかも知れないのです(需要と供給の原理で)。
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となるとだよ?(モテるからが契機である可能性を考えざるを得ない)
女がリードするパターンもあり得るってことですよ(脳内にドーパミンを引き出されもう止まらなくなった系)、
【仮にこの時、彼に微妙な欲求不満があると”一発で落とされます”】←ここに明解な彼の意志があったのかと聞かれりゃさ、微妙になるでしょ(俗に言う”なんとかの隙間”)。
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こういう感じの組み立てで、彼が何を弁解するのか留意しておくのも吉かも知れない。
(昔の言葉で「女には気を付けろ」とはそういう意味の格言)
<<<でですね>>>
■私が『共同幻想』適応論で語る場合の(現代では少数派となりましたが、古き良き旧世代の結婚生活派とでも言いましょうか)指標となる重要な証言があります。
阪神淡路大震災後の被害家族のドキュメンタリーからなんですが、
夫を亡くした老婆が語った
「飲んで暴力振るう人やったけど、死んだら寂しい」
はい、『共同幻想』適応系が基本属性保守であることもわかりますね(結婚は保守的選択ですから)。
家族世帯がなんなかんや運営されている場合(法人格が別途固有に存在してると想像してください《考え方参考「読売巨人軍は永久に不滅です」》)、当事者の思惑とは別に”その世帯は固有に生存権を持って存在しているんです”(個人とは別に”夫婦という屋号がその環境として生命活動的に固有に実存している”みたいに考えてください)。
あなたが結婚制度を選択する保守派なのであれば、
”夫婦の屋号”を守ることを優先して、個人の損得は話半分に考えるって考えを持っていても別に不思議では無い。
(先日の統計夫の不倫率40%そして、隠してくれるならままいいか【女性71.3%】←これは必ずしも泣き寝入りではありません。)
でなけりゃあーた、SEXレス世帯が51%のこのご時世で結婚世帯などやってられませんて、
●そして、あなたが若い頃思い描いた結婚制度などというものは、実はかなり”いい加減な幻想”であり、(他記事にも紹介してるように、”常識に適応するタイプの人格”は、『自意識』を「抑圧」しますので、彼の本意などというのは言うほど表に出てこないんです。《”適応者の場合は特に”「自分でもわからなかったりする」》)
あなたが「言えばよくわからん男性を好きになり結婚したのも事実」なんですよ。
これは結婚制度のパラドックスみたいなもので、結婚制度に適応する人格だから=個人の意思は抑圧系で不明瞭であり「互いによくわからないまま結婚制度に適応する」ものなんです。
(だから昔の姑は、旦那の浮気ごときで離婚することを許さなかった《旦那の母だからってのもあるが》)
「最初から不確かなものであったのは事実なのだから」←ここは理解するのが吉
そして仮に夫婦生活温存するにしても、それは泣き寝入りでも夫を無罪放免にしたのでもありません(世帯の守護者)。←ここも理解しておくのが吉
反対に、離婚を選択する場合も、「私は自由主義的に何の幻想を捨てたのか」みたいな理解が無いと(軽々に「結婚しよう」など言う者は最初から信用できないのである)、後から鬱になっちまったりしますので注意。
この辺を整理しておくべきでしょうね。