2022年06月08日

『単独者』の雑感「『ベルセルク』親友森恒二氏監修で連載再開」

※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


俺さ、三浦健太郎亡くなった追悼寄稿の漫画も読んだけど(現在の森恒二氏があるのも三浦健太郎あってのことらしい)、
その時からこうなる予感がしていた(実はいつ発表されるのか待っていた)。

このブログでも『ベルセルク』”結末まで勝手に予想追悼文”書いたけどさ、
”ウラケン”は死なずとは言わないが、創作物は作者の手を離れ独立した実存を持つからね。
実際、原稿書きやっていると「誰が書いたのこれ面白い」と自分で思うこともある。
『自意識』全開で考えてる時は(これもまた過去記事の”多重人格ホントかな”と反対の意味で)普段自分でも自覚できない前頭葉CPU120%状態になっているので、別人格とは言わないけれど”記憶を完全に継承できない状態”もあったりするのさ(その概念思い出すには再び『自意識』120%にしないとその時の思考が再現できないため)。
 ↓
三浦健太郎の親友森恒二氏の見た”ウラケン”にもそんな様子があった筈(120%を外からみたことがある、、200%だったかも)。この視点ってさ普段の三浦健太郎が自分の作品読み返す時と同じ感覚じゃんww(だから『ベルセルク』は休載も多く作者存命中に完結するのかわからない作品になっていた)、
ひょっとすると、客観的にそれを見ることができる森恒二氏のが120%とも200%かもの”ウラケン”をよく知っている←と、考えると彼は『ベルセルク』の続きを書ける。
多くのファンがそれを理解していると思う。

「ベルセルク」連載再開へ 故・三浦建太郎氏の“親友”漫画家・森恒二氏が監修(2022年6月7日)
https://youtu.be/nOQ8p3HxZ4A


(展開は断片的に三浦建太郎氏より直接聞いていたということらしい)
森恒二氏には”見たまま”に続きを書けばいいと思う、できるよきっと。
悩み過ぎて森氏も倒れるとかは勘弁してくれ、



posted by kagewari at 05:53 | TrackBack(0) | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月02日

『単独者』の雑感「記事リク”補足”じゃないけど、いい歳こいた大人が”遊び”って何よ」

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(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


時に俺がやれ現存する『共同幻想』適応性世界を、”地方の”だとか”ド田舎の”とか、DQNだ崩れだソフトヤンキーだと評していることを「自称”適応者”を揶揄している」と思ってる人いるかもだけどさ(他にもベビーカートで独女に幅寄せガーン!の元レディース”ママ友”ってのもある)、そら強調表現で(ここのブログではわかりやすくする意味で意図的に暴論で書くみたいな場合が頻繁にあることご存じだと思うけど)意識してそう書いてるのも事実だが、
ひとつ参考となってるのは、
●「地方の成人式に改造車で現れるバカのこと」です(友達ガー心理の典型)。
 ↑
この現象が地方に行くほど劣化していることは世間的にも知られてる話でしょ?

■実は、ここには深い意味があって、
異能のシンガーソングライターに「吉幾三」さんがいます(日本最初のラッパーとも呼ばれる《ここ重要》)、彼は意図して地方の訛りを強調し、場合によっては地方を馬鹿にするジョークを交えて「地元愛を歌う」(俺はなんとかプレスリーだったかな)楽曲で有名になりました。
実際の彼は大御所演歌歌手に格調高い作曲を行うインテリであり、
この地方愛の着想は、的を射たものだった(古くは武田鉄也もやったらり、憂歌団に知られる大坂ブルースは全般にその傾向がある)。

海外反響動画解説の時にも、黒人社会が「意識してバカなふりしないと、ブラザーとして認められない圧力」があり(オバマみたいにインテリぶってカッコつけると悪評で炎上する)、リアクション動画作成時に自ら極端にバカな振る舞いしたり、バカ要員を(漫才のボケのように)意識的に配置する。
彼らは仲間を「マイニガー」なる差別愛称表現を意識的に使い、
ロック系女子も「マイビッチ」を”愛称”として使う。
(※特にロック系はスラングとして《日本で言えば”ヤバい”の意》悪評を”誉め言葉”に使う慣習がある)
 ↑
この意味はだな、、
●現代社会の「郷土愛や同胞愛的な認識の背景に」→自らが適応(所属)している『共同幻想』社会ヒエラルキーにおいて、一般庶民が最下層であることを嫌というほど理解しており。
その適応(所属)における悲哀が隠れてるワケ、
特に前述の、インテリであることを隠さないといけない黒人社会の縛りなんて、
田舎の成人式のDQNの決まり事そのものやんか、
(大人しい優等生なフリをするとイジメの対象となる←何故か?→適応(抑圧)しなければ生きていけない末端の俺達の根源的ストレスを馬鹿にしているように感じるからだ《どうせ「一生末端の奴隷階級なんだから大人しくしておけ」と彼らには聞こえる》)
 ↓
そこにはさ、
暴走族だDQNだヤンキーだと『下層適応者の人生バカにすんな』という反動からくる威嚇的なとこあるワケ、
それはネイティブ・ブルースなワケだよ、
(それを人に揶揄されれば彼ら激怒するのもわかってるけど、強調表現で”あえてその地雷踏んで”説明してんのさ《俺なりのリスペクト込みで》)

■何故”崩れ”というのかってのは各所に説明書いてるのでそっち読んでくれ(『共同幻想』崩壊論)
今回の話で言えば、
近代は地方のヤクザが祭りで大暴れして目立つことが、「世界最高にカッコいいことだった」
しかし現代社会において、そんな地方の風物は「田舎者の恥ずかしい大暴れ」みたいな話になり(全国キー局で「うわぁ何これ面白い」とか笑い者で報道されるなど)、
文明の進歩に応じて、インセンティブやエンタメとしての相対的存在意義が劣化・崩壊するワケ、
これを”崩れ”と呼ぶ。

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posted by kagewari at 14:06 | TrackBack(0) | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月21日

『単独者』の雑感「記事リクでちょいと触れたオカルト話(恨みとか?)」

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(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


面白い話なのでちょっと突っ込んでみようか(笑
量子力学における二重スリット実験にあるように「観測者の認識により現実が変化する」だとか、「量子力学的にはあかたも未来が存在すかのような振る舞いがある」だとか、普通に大学で行われてる科学の中で、オカルトチックな話は山ほどある。
(その様子を『共同幻想』適応者が見て→”それが普通の科学者なのに”「マッドサイエンティスト」と勘違いして呼んじゃったってのがネタバレな、)

■別にさ、説明するまでも無いけど、
「電磁力」の法則じゃないが、一定方向に電気が流れ続けると(電磁波だ電波だって話じゃないが)そこになんらかの”場”が発生するじゃん。
電線っても回路なんかなくてもグルグル巻いてコイルにするだけで周波数やら変わっちゃうワケだし、
●脳はコンピューター同様に電気信号で情報やりとしてるのは御存知ですよね
所謂”場の空気感(緊張感でピリピリしてるとかさ)”じゃないけども、そういうものに”微細な”影響与えてる(これ目には見えない粒子レベルの話だけど)可能性は否定できないってか、あるでしょうよ(それ用の計測器があれば)。

※現実世界が本当にVRなシミュレーションだとするともっと面白い話になるが省略ww

でさ、受信側も(この前書いたyoutuberの記事読んでくれ)
「あーなんかあの話を指摘されそうだ」ってフラグがある場合、
相対的に受信した情報増幅するよね(受信感度が20倍とかなってるものさ)
するとさツマラナイと思っていた楽曲が(この前書いたyoutuberの記事読んでくれ)
突然稀代の名曲として響き渡るように(この前書いたyoutuberの記事読んでくれ)
なんてことのない事象が、その日から【大事件になることもある】
※それって本来無かったかもしれないエピソード記憶が浮上するってことになるだろ?
 ↑
世界線が変わるかもしれないって現象はそういうことかもしれないぜ、

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posted by kagewari at 18:44 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月14日

『単独者』の雑感「音楽:ロックに横文字が多くなるのは仕方が無い(てか英語)」

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※しかも今回また長いから、悪いけど、、

■ガシャーンとかドキューンとか”カタカナなるよね”
英語は表音文字、日本語や漢語は表意文字なんていうこともあります。
(日本語のひらがな以前はどうなのかとか論議はあると思うけど)

「a lot of」
「たくさん」
 ↑
これどっちが音楽に乗せやすいかって、あーた発音するまでもありません。

日本語にも拍子に合わせるって(日本人でラッパーどうなのは置いておいて)ことは不可能ではありません、この場合韻を踏むとか5,7,5,77などの俳句かよって構造にしなければなりません。
そんな日本の古い歌でも合いの手は?
「あー、ちょいな、ちょいな」←ちょいなって何?
 ↑
日本のロックはここの「ちょいな」に当てはまる英語をグルーブ感出すために使用しており、
同じ表音文字でも、スペイン語やフランス語はロックに乗せることに苦労し名のあるミュージシャンを輩出できていなかったりします。
●説明するまでも無く、私は音楽専門じゃ〜ありませんから(笑
一部推論になりますが、
80年代90年代(現代はどうなのか知りません)
同じ英語圏でも、ロックと言えば本場は英国でした(その背景には大英帝国植民地などの影響もありレゲエ他多国籍な音楽がクラブで演奏されていたとも言われてます)。
これがジミヘンの登場で「それはルール違反だ」なんて言われたりもしましたが(そこには様々な意味があって、ま、言うならロックは白人が黒人リズム楽曲のイイとこパクって登場した流れがある)、

ロックというものがある意味において”英語人若者が様々な音楽にインスパイアされて発生したもの”とも言えるのでしょう(米国にはモータウンがあって”そのまま”人気を博してましたから←その楽曲作ってたのは白人のバートバカラックという複雑な構造にもなるんですが、、)。

■音楽に関わらず、日本語において「キャッチフレーズ」とかさ(もう横文字やんけ)
勢いつけるとか(拍子に乗せると同じ)
認知した瞬間に速い速度で意味を伝播させようと思った場合、
日本語を使うより、英語のが”マッチ”します。
どうしたって、音楽のサビが英語になりがちなのも仕方が無いというか、
言語の構造上妥当な判断つーことなのでしょう。

そもそも出だしで
「Hey!you!♪」から始まるのと(これさ、もう音聞こえますよね?)
「ちょっと、あなた」じゃ大違いで(笑
(「ちょっと、あなた」じゃ反射的に「え、なんですか?」と言いたくなる)
他にも
「anyway」と、
「だったらさ」なんてのも、
次に展開する話の内容まで変わりそうです、、
●説明するまでも無く、私は言語学じゃ〜ありませんから(笑
たいがいな話になりますが、
「英語を話している時には人格変わる」なんて話の背景であると同時に、
音楽の歌詞ならスピード感に関わります。

しかし音楽でも、日本のロックポップス界の面白いとこというか、
流石にここだけは日本語を話せない海外ファンには伝わりにくいとこに、
日本語の発音抑揚を意志的に無視してメロディーに乗せる表現とかありますよね。
そこは日本人にしかなかなか感じ取れない部分です。
更に言うと、
日本のロックポップスシーンにおいて、海外で極端に多く聞かれる論評は「驚くべき転調」にあります。ちなみにそんな日本でもアニメ主題歌などを作曲する時の業界話に「アニメ主題歌と言えば転調」なんて話があるぐらい。
 ↑
勿論推測になりますが、
これっていうのも、日本語なる言語体系が”勢い付けにくい””リズムに乗せにくい”部分を補う意味で、楽曲そのものを転調により勢い付けることが背景にあったのではないかと思います。
(世界で最後までJAZZを愛聴した国が日本だったのも重なる部分あるかもしれません)

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タグ:鬱症状
posted by kagewari at 05:38 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月31日

『単独者』の雑感、「承認欲求」からひも解く『共同幻想』社会の構造(2)

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俺もたいがいな『単独者』だから、、、極論過ぎてどうかと思うんだけどww
ま、これ『単独者』の雑感で書いてるから文句無いだろ。
歯医者とかでさ、「〇〇さんどうぞ」とか名前で呼ばれるじゃんよ
俺さ、スゲー違和感あるの(笑
「いやいや、行きがかり上〇〇って家には生まれたけどさ、俺は〇〇さんじゃネーだろ」
(普通、生まれた家で呼ぶか?じゃあなんですかイエスは「馬小屋さん」なの?←事実欧米の一部ではファミリーネームの後ろに生誕地の地名がつく国もあった筈。)
 ↑
わかるよ〜、こういうの聞くと適応者の方は「めんどくさい屁理屈ばかり言いやがって」とイラっとなるのが。ま、しかしだね、冗談で言ってないんだわ、これマジ。

●言わせてもらうが、もっとも大きな根拠は「保守伝統文化から」だから、
「諱(いみな)、字(あざな)」
諱(いみな)が本名な(ナントカ丸三太郎とか)
字(あざな)が通称な(徳川家康とか)
坂本龍馬も自称だから(字《あざな》)、
昔は、15で元服した時に(独立するからさ)
勝手に自分で「俺だから」と”違う名前”を名乗るのさ(現代のHN)

そっから言えば、HNのが本名ってか、、、俺なんだわ、現代なら
「俺を諱(いみな)で呼ぶな」なんてトンチンカンなことやらないけどさ(速攻キチ〇イかと思われちゃうから)、「なんだか変な慣習続くな」とは思うんだわ(近代で終わっててよくね?と)。
(夫婦別姓論どころの騒ぎでは無い、てか夫婦別姓論の片方が何故に実家の名前に拘るのかもよくわからん。好き勝手な名前名乗るのならまだわかるんだが《紫式部とか》)

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posted by kagewari at 16:28 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月29日

『単独者』の雑感「少しロシアを軸に世界情勢を、、うーん適当に考えてみる」

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(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


<私が国際政治の専門なワケが無いので、聞きかじりの駄文です>

■ロシアがとにかく嫌われ者だ
ローマ帝国的には、ゲルマン人もロシア人も外様だと思うんだけど、、
(後にゲルマン人は自分で西ローマ帝国滅ぼしておいて、自称「ドイツ人の神聖ローマ帝国」名乗ってみたり、、)
ロシアはロシアで、コンスタンティノープル(現イスタンブール)がオスマントルコに陥落後、(キリスト教東方教会が関係しているらしいけど)「モスクワを第三のローマと名乗り」東ローマ帝国の後継を自称した。
 ↑
なんかWW2含む「あの辺の争いの相関図」がわかる気もするよね。
(独ソ戦の死傷者の猛烈さは、日米太平洋戦争の比では無いから)

●俗説には欧米人たちがスラブ人を「(彼らは黄色人種軽蔑しているからさ)モンゴルの混血」と呼んで白人として認めない人種差別史観もあるとも聞く(差別があるのは事実らしいが)。
ただ、現代の人でここにどこまで信憑性あるのかわからない
(現代ロシア人は普通に「ソ連時代にモンゴル圏アジア含む多種民族と混血しているので」《欧米人のような凹凸激し過ぎるド白人じゃないことを》「だからロシア女性は美人と呼ばれるのじゃないかしら」と豪語というか普通に自慢げに語るからね。欧米的ファミニズムも”バカじゃね”とか普通に言ってる《宗教的にアレな人の意味合いもあるのかもしれない》)

個人的意見だけどさ、”絶妙に宗派が違うから”だと思うんだよね。
カソリックとプロテスタントだって「ユグノー戦争」で血みどろの争いだったじゃん。
なんかそれも、プロテスタント達が米国に逃げて収まったみたいなさ。
(そういう意味で欧州白人は、観光にくるアメリカ人しこたまバカにしてたじゃん)
一度ソ連になったこともあって、欧州はロシアをキリスト教文明圏として認めていないんだろう。
だったら何故欧州はトルコをNATOに入れたのかって、
中東との緩衝地帯としてでしょ、
(NATOには入れても、頑としてEUには入れないんだなこれが《トルコがどれだけ申請しても、、》だってEUってガチで仏の西ローマ帝国気取りか、独逸第4帝国《神聖ローマ帝国》なんだもの、)


<陰謀論的には以下説がある>

■某金融資本に逆らい通貨発行権を主張した大統領候補は軒並み暗殺されるという都市伝説で有名な米国だけど(だから中央銀行は何故か”民間のFRB”、財務大臣はそれ系金融資本の指定席)、「ロシアはドル決済経済圏に入らないから《事実上のドル本位制から外れているから》西側各国から潰されようとしている」という話。
(日本がプラザ合意で締め上げられたみたいに、国際資本が生命線を握れない国)
 ↑
どっちもどっちみたいな話だけど、
ロシアのルーブル経済圏が何によって成立しているのかって?
「軍事力だよね」
※米国ドルも「米軍本位制」みたいなものだから、ロシアもそこは”何か”わかっているのだと思う。
※これに対してケ小平の中国がついこないだまで、どっぷり米国に(特に民主党オバマに)贔屓されてたのは「ドル経済圏に入っていたから」って意味もあるのかな、

ルーブルもそこそこの国際通貨だけどさ、独自の経済圏をもっているから、米ドル表示のGDPがどこまで正確なのかって論議もあるのではなかろうか?、、、
《ロシアは資源輸出国なのでルーブル高になりがちであり、通貨高が原因で製造業が育ちにくい背景もある。軍事力のレベルを見れば技術的に低いという見方も成り立たない。》

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posted by kagewari at 20:52 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月15日

『単独者』の雑感「ちょっと言っておこうかと思うんだが<心理学ってのは>」

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たとえばさ、建築に正しいも間違いもありますか?
(耐震性とかそいうところクリアしてんならばさ)「好きにしてください」って事でしょ。
でさ、建ててから「ここはどうなってんの何か変」だとか「困ってんですけど」とかあることもあるでしょうよ。
そんな時に建築士など設計知識のある人の出番があるじゃん。
【心理学も同じ】ですから、

本来どんな自我構造にしようが施主である”その人の好き勝手”であり、
そこにいいも悪いもありません。

(犯罪みたいに《法による支配》の社会が許さんとか例外はあるが)
時にトンデモ設計で「それは無理だろ」って、近くに専門家がいれば「おいおい」ってなる自我構造もあるでしょうけど、基本的に心理学は「余計なお世話はしません」てか”できません”(後述)。
●そら、行政などから学校教育やら高齢者介護やら何か関係しそうなことで相談したいってならあるけども、RC造建築の真骨頂《自由な造形ができることから芸術家肌の建築家が多く登場する事になる》みたいに「そこはご自由に」ってのが筋論だ。
特に自我構造の場合、施主(本人)であれば(人の助けも必要無く)好きに造れるんだから。
 ↑↓
大事なことだけどさ、
たとえばここに未開民族の(どう見ても)階層構造なり(専門家やら評論家から見た時に)随分だなと思う事があっても、民族自決のとこから言えば「それを間違いだというのは”お門違い”」です。


当事者(施主)が好きでそうしていることに(トラぶってるならまだしも)介入することは適当では無いし、心理学の性格上(変えるにしてもやるのは施主だから)外部から介入する強制力とか無い。
 ↑
■ここからわかることは「自我構造に当事者が問題意識などを持っている時」に限って、
はじめて「はい、どうしましたか」と心理学の登場場面がある。
(別にそれはメンタル問題に限らず、思春期『反抗期』の悩みでも、人事管理の話でも、スポーツにおけるコーチングでも当事者に問題意識を持つポイントがあれば登場場面を想定可能。)
 ↑
それもさ、施主の意匠の範囲内での問いになるじゃんよ。
「こういう方向でいく」だとか「ここがうまくいかないのは何故か」とか、「どうしてこういう風に思ってしまうのでしょう」とか、←わかるかしら?これ施主が求める見解だから=もし施主にその知見があれば自分で思いついていることの範囲なんだわ(これが心理学の答申なり見解は「実は本人の抑圧された本音である」って話に通じるのさ)
※心理学の方から、まったくサラの論議が唐突に登場するとか【無い】

”正しい自我構造なんて概念無いし”
(そこは外部から専門家だとか評価的に「いや〜見事な重層的自我構造ですね〜」とか論じることはあるかもしれないけれど、「それが正しいとかってことでは無い」:そんなん古物商の鑑定程度だよ)

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posted by kagewari at 23:01 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月27日

『単独者』の雑感「シングルマザー論」

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様々な意見があるのは承知しているが、少子化対策にある程度成功したと言われるフランスの場合(小学校が外国人だらけという話も聞くが)新生児出産の半数以上がシングルマザーだった筈で(いい悪いは抜きにして”現象として”)、特殊な事実婚選択制度もあって(これ本来はLGBT用のものだった)、いつだったか政府閣僚の半数以上が事実婚とかじゃなかったけ。
フランス革命以来「世俗化引っ張ってきた口だけ番長的なフランスにおいて現象として表れているもの」を無視するのもオカシイだろう。
確か子供手当的なものも拡充され(俺が昔から言ってることでもあるんだが)子供が数人いれば母親は働く必要が無い収入になっているという話。

■そこで(ファミニズムな人から非難轟轟承知で書きますが)
『職業選択の自由』の枠組みとして、
「(結婚していなくても)専業主婦を選択できる自由」を保証していない方がオカシイというか、選択肢として思いつくべき線でしょうに。
(※これ貧困世帯の進学率対策としての奨学金と概念として同じじゃね?)
しかも、子供や教育の投資効果はすこぶる大きく、政策資金として相当額を突っ込んでも大人になって以降の税収のリターンは大きいと言われている。

流石に試験管ベビー的な方法によるシングルマザーはどうなんだろうと思うけれど、
(※確か似たことをLGBTな米国有名女優がやったんだったかしら)
戦後日本の自由恋愛なる概念は(恋愛結婚志向では無く)こっちの話だろうと思っているワケだよ。「母子関係の基準(デフォルト)を、シングルマザーをベースにすべきだ」と、
(夫の存在を否定はしないが”サブセット”とする考え方)
そして、政府は(基準をどこに設けるのかはともあれ)シングルマザーで一定基準をクリアした女性には”生涯所得を補償する”と、
 ↑
なんか随分ナントカな制度と思うかもだが、
戦前保守派なんてさ「富国強兵のため産めよ増やせよ」とかやっていたワケで、
それに比べれば(それを推奨するのでは無く”選択肢として選べるように法的整備をするだけ”なんだから)、モダンな政策だと思うんだが。

●何が起きるのかって「非婚・晩婚」みたいな調査も終わるだろうってことです
(そういうプライバシーを国勢調査すること自体が憲法違反だと思うんだが、、)

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posted by kagewari at 20:00 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月24日

『単独者』の雑感「”群れ”について(心理学いうより動物行動学系の)」

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<これ『単独者』の雑感なんで、多聞に偏った意見であることもお断りしておきます>

イヌ:群れますね、
ネコ:群れませんね、
牛:群れますね、
チンパンジー:群れてますね、
 ↑
しかし、全員ペットや動物園では個体で元気に生存できます。
(寂しいと死ぬ伝説があるのは”うさぎ”ぐらいです←これも嘘だと思うぞ、単体飼いされているロップイヤー見たことありますが、ぬいぐるみですか?って思うほど大人しかった。)

「イヌは群れで狩りをする習性があるから、最低5頭立てで飼いたい」←こんなことを言う”犬飼さん”いますか?
昔、馬や牛は農作業にも使われていましたが、
「個対だと寂しがって大変なことになるので、ウチは5頭立てだ」なんて農家いないから(だいたいそんな金持ち農家は珍しい)
【基本、全員「単体でOK」なワケ(それでメンタル病む動物とかいないから)】

飼い主さんと仲良くしてるだろ?
「それは社会性であって、同居や同棲《関係性》じゃないだろ」
(ペットは総じて身体も小さいので、彼らのプライバシーエリア作るのは意外と簡単なんです)
現代情報化社会にあって、社会との関係性を断絶する方が至難の業です。
(むかし鬱になったサリンジャーが山にこもったなんてありましたけど、そうでもしなけりゃ逃れ得ない)

■”ネコ飼い”や”イヌ飼い”が(羊飼いのイントネーションで)「特別に親密にしている場合は?」
「好きでそうしている事情があるからです(これはひとつの利害関係であり)」
その事情ってのは?
個別の考え・判断・選択あっての話でしょ?(本音を抑圧しているなどするとできない判断)
だから、”いいネコ飼いには『単独者』が似合う”などの伝説になってんだよ。
(※翻って、恋愛ドラマの伝説は『単独者』同士の大立ち回りを横から見ている「歩留まり」や『共同幻想』適応者が、それを勝手に解釈した”勘違い”から始まる。)

《終わり》
じゃなくて、、、


■「人間も群れる習性があるから五人程度のバンド(群れ)を組んで」←とか”無い”から
音楽やりたいなら別だが(これも重大な利害関係の所在があるよね)
いきなり、「群れで生活する方がいい」なんて発想は、普通じゃないと考えるのが自然。
「人類ヒト科にそんな習性はありません(昔はそういう事情があっただけ)」→「常にお風呂は混浴じゃないと嫌だ」なんて人がいますか?
 ↑↓
言うまでもなくさ、これ”家幻想のノスタルジー(ファンタジー)”なんだろうけど、
「お前いつの時代の話なんだ(お前は寺内貫太郎一家なのか!)」
昭和の後期から、核家族と少子高齢化で「多くて三人、比較的夫婦二人と子供は独立が多い」んだぜ?→いったいどこに「5頭立てが好ましい」なんて常識が成立するのかね(軍隊なの?)

※話逸れるけど、左翼系が「コミューン」と呼ばれる共同体を構成したがるのは、まさに新興宗教などと同じで「一律の思想組織」を外形的ににも成立させるためだよね(うんで左翼の場合内部はフリーSE〇だったりなどの特徴もあんだけど:LOVE&PEACEだよ→この派生にマリ〇ァナ栽培のナントカがとかの展開もある)まさに『共同幻想』の具現化だよ(モデルは原始部族社会:左翼の言う”セクト”《宗教分派のこと》→セクション、セクター、セグメント、、、)。
その背景には布教(左翼の場合革命)促進(闘争)のための結社っつーのもあるだろう。

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posted by kagewari at 01:50 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月14日

『単独者』の雑感「掟破りのオカルト『夢判断』とか」

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これさ、認識として、はたまた、着想として
あるいは「強迫心理」もその一種だと思うが、
逆に言えば、自由な発想ことその最たるものだと思うんだけど、

現実世界と、脳内シミュレーション「そこにいかほどの違いがあるのか?」
SF量子論なんかだと(てか実際物理学でその説提唱している学者もいる)映画『マトリックス』のように「実は現実世界はVRのような《量子コンピューターによる》シミュレーションなのでは無いか」ってはなしがあります。
●事実脳の動きには、量子論をうかがわせるものがあり(まだ証明されてない学説だけどね)
はたまた、これも物理学の学説だけども(時空間の話)、「宇宙は2次元空間のホログラムではないか」っつーのもあるワケねw
(理系の仮説は”トンデモでなんぼのもの”なので、そこはお約束ですから驚かないでくれたまへ)
物理学上「観察される現象はあっても時間など無い(不可逆性の矛盾)」も含め、
はたまた「脳で認識されているものは(視覚情報にしろ感覚にしろ)電気信号であって、これが再構成モジュールで再現される情報なのだから、最初からVRだ」ってのもある。
(環境変数はあるにしろ、同じ立ち食いソバの体験が”都度なにがしか違う評価”となるのだから、その体験の主体は”立ち食いソバなのか”或いは”認識する行為そのものなのか”とかさ、)
 ↓
何言ってんのワカラナイ方に、(これでいいのかわからんけど)表現変えると
 ↓
ほら「東スポ効果」っての?
すっげー驚く記事タイトル付けると、見出しの効果で(実は記事詳細は「だろうか?」や「かもしれない」推測に過ぎないのに)「さもそうだったのかーーー!」なインパクト与えるじゃん。
(朝日のアベガーもよくこの手を使ったよね「疑惑は深まった」なる造語も有名)

■するとさ、何をしたのかでは無く、どう認識したのかが現象の主体である可能性あるじゃん、
 ↑↓
曰く「どうにでもなる」=岸田心理学「唯幻論」の真骨頂「この世にどうでもよくないことなど無い」
フロイトが夢判断で精神分析を始めたように、
(それで判断できたら、ほぼほぼ現実認知と同じってことじゃん。←いやあ実は違うんだけどねw、『自意識』後退しているときの方が、脳内設定の無意識下の法則が出やすいってイロイロあんだけどさ)

そんなあれこれはともかくだ、ええい、ままよでテーマを設定すると
■■■「昨日起きた過去と、昨日見た夢の違いはどこにあるのか?」■■■
話の設定として、夢の方のリアリズムが完璧で(夢の世界に一切妄想的な揺らぎが無く)、
ぼんやり覚えている程度の現実に昨日起きた過去より鮮明だった場合
 ↑
うっかり間違う事あるだろ(笑
(これ瞬間芸として俺に実際起きることなんだけどさ、ガバッと起きて夢の中の仕事を現実のPCでやろうとしたり:1秒後に植木等みたいに「夢、夢ですか?こりゃ失礼しました〜」となる)

どういうヤバい話をしとんのかと言うと、
一時流行ったラノベの「VRゲームでゲームの世界に取り込まれて帰れなくなるアレ(異世界ものの某パターン)」
確かにこれは不可能では無い、
外部接続機器がリアリズムを保持し、夢のシミュレーション機能を補助した場合、
(その昏睡状態を保持したら疑似殺人じゃネーかって話にもなるけどさw)
「昨日起きた過去と、昨日見た夢の違いは、ほぼ判別不可能になる」
この時、脳は何をもって正常ってかさww、、、、

てゆーか正常って何だ?
リアリズムを合理的に認識している状態でしょ?
(恣意的或いは無意識ににあり得ない話を潜り込ませていない)
故に、そっちの世界でもバッチリとリアリズムが担保されていると現実との違いを認識できるんだろうか

※事実、映画含めてのエンタメや音楽の視聴にも似たとこないか?
(脳内にそれを認識する世界なり空間なりが別途あるよね)

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タグ:『単独者』
posted by kagewari at 07:40 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月20日

哲学の話になると泥沼になるのでやりませんからね

なんつーか現代哲学はポスト構造主義とかそういう話になるんだけどさ、
これ単に岸田『唯幻論』で言えば、説明が『共同幻想』論で止まっていて(だってその時代の話だものさ)社会学的な変遷論そのままに(勝手に『共同幻想』崩壊プロセスに突中し)、あーだったら実存主義的環境が勝手に実現するわねって事で、俺は『単独者』論を”心理学として現状に対応”しとんだけどさ、
なんだか哲学界では(その後起きる『共同幻想』崩壊を待ちきれなかったらしく)勝手に絶望してポスト構造主義みたいな「どこの世界線の話ですか」って展開をする、
(ここに至ると「完全に何言ってんのかわかんない内容なので詳しく触れないけど」、記号論的な何とやらで普遍的『共同幻想』の代表格である、”言語も脱構築だ”ぐらいの勢いとなり、もーね、”フリーJAZZのジレンマ”そのまんまに「”あ”に言ってんのかわかんない」から、)

そもそもフロイト先生が心理学に慧眼したのも、
産業革命で欧州が豊かになった(中世時代の封建主義『共同幻想』の崩壊)変遷期だから(構造のほころびが見えるみたいなかたちで)エディプス・コンプレックスを発見するワケで、
(※これが「ユダヤ系医師による伝統宗教のネタバレ分析に及び兼ねない」ということで、オーストリアでは「フロイト?誰」みたいなことにもなるんだけどさ、)

■ついこないだしつこく書いた「快・不快原則」の「広義展開」から言えばさ、
(広大な脳内シミュレーションソフトを稼働するためCPU100%となる→「面白いことを考える」という”快感代謝”:何も特別なことではありません→『共同幻想』社会における映画音楽エンタメと構造は同じです)
自由との関係性だと別項でも書いてるけど(リバタリアンなんちゃらで)、
 ↑
社会学の社会進化論的に(マルクスが間違えた奴)
経済学を根拠として(中所得の壁を超えるには「民主主義体制」がマスト)、社会に自由な発想が無いと(てか小学生でもわかる話だべ)イノベーションが起きないので、経済が先進国へテイクオフできない。また、先進国経済とは(経済のソフト化)第三次産業(サービス業)がGDP産業構成の6割を超える(=基礎的必需品の過剰生産力の保持)経済発展を遂げることなんだけど、
それは=「よく考えれば6割の人が働かなくてもよい」経済体制のことです。

で、6割のサービス業は「ぶっちゃけ趣味性」なので、
個性化により選択肢が増えることが豊かさに繋がるので、小規模零細化の果てにフリーランス化が視野に入る(それだけ事業者数が増える=選択肢が増える)。
うんで、ざっくばらんに言えば6割を超える第三次産業は「社会の趣味」とも言えるから、
(ガチガチ採算性や総売り上げがどうこうって論議でも無いので←逆にここに偏執するのが「時代遅れのブラック企業」という概念になる)
フリーエコノミーの時代、労働のフリー化→これを促すのが「ベーシックインカム」となる。
※そもそも近代から存在した”なんとか文化財”や”なんとか国宝”を保護する予算を配分したことと概念は同じです。


●事実、市井の感じのいい喫茶店の一部は「実は老齢年金で生活してます」という採算度外視の高齢者の経営するお店だったりする。
(この営業形態否定したら商店街は終わるよ?)
 ↑
逆にこれを推進するのであれば、「ベーシックインカム」がいかに有効かわかると思う。

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posted by kagewari at 16:59 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月07日

アイン・ランドの勘違い「きっと、だから鬱になるんだよ」

これ言うとリバタリアン系の方激怒すると思うけど、
彼女の思想はユダヤ教選民主義がその背景にあるんだと思う。
(また、勘違いしないで欲しいんだが俺はアンチでは無く「その気持ちはよくわかるんだよ、だけど勘違いしてるよ」って話だから。)
素朴な意見程度の意図だからそこ突っ込まないでくれ

●加えて米国にリバタリアンが存在することは前から知っていたが、
アイン・ランドのことはもぎせかで知ったので実際著作物も読んでいない(wikiであらすじ読んでもうお腹いっぱい)、しかしアウトラインなりその後のオブジェクティビズムの話ほか、あーなるほどそこをそう理解してしまったのか的に思索の方向性を追いかけるのは容易なので(事実彼女も自分で難しいことを言っている自覚は無い筈)、この論評も与太話程度の駄文なのをご理解くださいな。

さて、彼女の勘違いは『単独者』を、素で一般大衆に対して超越的な”選ばれた能力者”と定義してしまったことで(社会や大衆はこの選ばれた人間の邪魔すんなってのが『肩をすくめるアトラス』)、話がややこやしくなっている。
上記の誤認の結果(『単独者』は自我論的相対強者なだけで普遍的に能力高いとか”皆無”だからww)、『単独者』の行いに邪魔するものは”悪である”となり、
この部分が、後に彼女が(自分の周りで起きたリバタリアン政治思想を”ちげーから”と立ち上げる)オブジェクティビズム(客観主義)によく表れている。

話を言葉に戻すけどさ、
Objectivism:Objectionって異論や反論のことだろ?
Objectってのは(UFOじゃないが)物体、客体、
 ↑
ハイ、先日ちょっと書いた実存主義(real existence:実存、existentialism:実存主義)の時の説明とちょい似てくるのわかるかしら?
「その外側にスタンドアローンで存在する」的なイメージが言葉に被ってるでしょ
(しかも実存主義と言えば?「反抗的に生きる」で→ほらObjectionじゃんか)
(近代前後における『単独者』のイメージは?→アウトサイダー、アンダーグラウンド、アウトロー、ストレンジャー)

■つまりアイン・ランドの思想ってのは、実存主義のユダヤ式亜流のようなもので、
且つ、『単独者』を英雄視する勘違いから『共同幻想』主義を”悪の権化”のように否定する「勘違いに由来する道徳」になってしまっている。
道徳とか持ち出すから鬱になんだよ、、
(自分の思ったようにいかないことは、相手が悪いからって寸法になれば、そのままま「反動形成」をなぞるってか、これを肯定するようなもんじゃん。「この怒りは(単なるレバレッジなのにさ)私の正統性の証だ!」ってな悪循環だよ。)

ざっくりアイン・ランドの主張をまとめると、
『単独者』達は、現実の心理を概念に変える唯一の知性主義であり、『単独者』などの合理的エゴイズムが大衆を導くみたいな話(お前は宗教家かっ!)なんだわ。
【大事なことだけど、この思想がNY主義じゃないけど米国の知的エリートの間で『聖書』級に指示されているってことな、→一時前の、ビル・ゲイツやジョブスを予言者のように持ち上げる気持ち悪さの背景がここにあるのさ】
 ↑
そらね、『単独者』が自分の社会的位置づけを理解できないまま、構造的敵対関係にある『共同幻想』社会に文句言い続けると、アイン・ランドになるってのも事実。
しかし、なんでそうなるのって(『共同幻想』論も含めて)実存主義哲学なりの理解があれば、
ちょい前の原稿で書いた「『共同幻想』と全体主義、『単独者』と自由」みたいな論議でサクッとわかる筈なんだわ。
(※保守系論旨としてエドマンド・バークも読んでおけって《いやいや俺は(怠け者で概要知れば十分だから)読まないけどw》)

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posted by kagewari at 23:51 | 『単独者』の雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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