2024年09月30日

BANDMAIDの新アルバム『Epic Narratives(壮大な物語)』が凄い

この発売と同時にBANDMAIDは事務所を独立(新たにMAIDIT設立)
完全に新時代へ突入した。
これがという曲を挙げればキリがないアルバムだが、
欧米含めて、ファンの多くが”Masterpieces”だと騒ぎになってるこちらを紹介しよう。

今回のアルバムでも大作となる『Forbidden tale』
https://youtu.be/l29qDqsgORA?si=S_1jwNSM2_2Nfj3M


(これMV出る予定なのでその時にはまた紹介しよう《リアクションもわんさかだろうからな》)

一度聴くと”どうなってるの?”と思う方が大半のこの曲
実は大きな展開を見せるCパート以外のヴォーカルの主旋律は「実は一定」であり、
日本特有の転調では無く、「紙芝居だとかオペラの背景が(バンドの演奏するメロディだけが転調や全く別物に展開し続ける)メインリフに準拠しつつ”クルクル変わる”ことで大きな物語性を持たせている」(クイーンのオペラ的ロックと似ているという評価もあるが、少し違うと思う)。
このバンドの掟といってはなんだけど、モダンJAZZのように「テーマとなってるリフで終わる」ことが(はい、こういうことでおしまい的に)、このアルバムの最後の曲も「名刺代わりのインスト曲」であることによって”物語としての全体の構造”を二重に作り上げている。

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posted by kagewari at 17:47 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月28日

軽く、石破氏勝利の考察

※面白い話だと思うので、この記事も「住まい」と同時掲載です
(この話は政治オタクだった評論家気取りの戯言空想なので気軽にお読みくださいww)

一説には岸田氏の宏池会票が多く流れたとも言われていますが、
それは最初からわかっていたことで(麻生氏も最後には支持表明しないワケにいきませんから、岸田おろしの逆行くとそうなります)、それで勝利とか無いんです(100動かしたは大袈裟でしょう)。
だってそれなら岸田首相は立候補すればよかった事になりますからねww

そこ踏まえて、私の読みは
「菅氏の失敗」
今回小泉氏を支援していた菅氏は(彼が支援した理由は”総選挙の顔になるから”でしたが、どうでしょまずそこから読み違えてましたね)コネのある公○党に「(公○党)推薦で当選してる議員に小泉氏に投票するよう圧力を依頼してます」。
公明党としては(本来他党の事ですから普通はそんなこと公然とはできません)「菅さんの頼みなら」ということで引き受けたのでしょう。

しかし、親中で慣らす公○党自身の判断は?
「そういうことなら公○党は”先生ここは反高市で”と言えばいのです(自動的に決選投票で石破氏支援に加担できる)」。説明するまでも無くですが、一般世論調査で石破氏の支持率が高かったのは、左翼マスコミの誘導もありますが、とりわけ野党支持者が(政権批判ばかりしてる)石破氏と答えているためでww、彼に自民党首相としての人気があるとか空想上の話です。

そもそも菅氏は6月6日の仲間内作戦会議食事会で「今回は石破河野は無い」と判断してます。
で、そんな菅氏の今回のテーマは?「決して野党に政権を渡してはいけない」ですから、選挙に勝てると言う事で小泉氏だったのですから(石破じゃダメだと判断していたことになります)、
菅氏も石破首相を期待していたのでは”ありません”。
●言うならば、何かの間違いで本当に石破氏が勝ってしまったのだと思います。

何も根拠も無くそう思っているのではありません。
高市氏が決選投票の演説で「最後に公○党のみなさんへ」と触れた理由は、この党内の動きを知っていたからでしょう(勿論デマですけどね、公○党の独断で「高市首相なら連立解消」などの決定はできないでしょうから)。
ひょっとすると、この時高市氏は敗戦もあり得る情報を持っていたかも知れません。

これは菅さんに責任取ってもらうより無いですが(兵庫県知事に鈴付けて辞職させたのも菅氏じゃないかしら)、「どうするんでしょうね」ww


posted by kagewari at 02:38 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月27日

実はあまり驚かなかった石破氏の勝利(重要事項なので同時に記事アップ)

<重要事項なので、住まいブログ同文をこちらでもアップしておきます>
<一部訂正、議員票は2位でしたね>

保守派ネット世論では、第一次投票で高市氏勝利に「もう勝った」の勢いでしたが、
私は、さて決選投票はどうなるだろうと、割と醒めていたのです。
何故なら、直前に実質的に「菅氏と岸田氏が連携」に近い状態にありましたので(菅氏も岸田氏の能力を認めていないとしても宏池会を忌避してるのではありませんし《昔古賀さんに世話になっている》、石破氏は選択肢にあった時代もあります)、高市氏が勝つと思っていましたが接戦も想定していたからです。
(菅氏の小泉氏支援の動きで公明党が推薦議員に「反高市で」と動いたのも大きい←注、この公明党の動きは「絶対小泉氏へ」にはなりませんから。)

地方票も議員票も1位だったのですから(議員票は2位)、実質勝ったのは高市氏でしょう。
で、最初の仕事「決選投票でいきなり反対派に負けた」という理解でよろしいと思います。

さて、動いた菅氏も「この勝利でよかったんでしょうか」ww
存外に想定外は(麻生氏は勿論ですが)菅氏もそうだったのかも知れません。
或いは、岸田氏直前の米国訪問で「高市氏はトランプ寄りだからダメだ」の圧力があったのかな?
(バイデン政権ウクライナ支援の継続念押ししかり)
言えば10人前後の議員の謎の行動で石破氏が勝利し、
その謎の10人は決して石破氏を支持していたワケではないっちゅうワケです(その政策にも関心が無いでしょう)。

岸田首相の劣化版となる石破氏が今後どう政権運営するのかわかりませんが、
日本国民としては残念な結果となりましたね。
苦情はマスコミと米国へどうぞww

※個人的には、高市氏勝利と思っていますから気持ち半分満足です

「さて、俺らは石破政権の倒閣運動開始だ」


posted by kagewari at 17:28 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月21日

自民総裁選で思惑があちこち交錯している

岸田首相のブレーン?(といえるんかな、、)木原誠二が小泉支持表明とやらで、一部には「いやいや岸田氏は石破氏ではなく小泉氏推しだ」などという話が出ているが、
こりゃ小泉劣勢からきたもので(そもそも好きで石破氏推してみたのではなく)、
決選投票をなんとしても「ゲルVSレジ袋」にしたいからでしょう(高市=麻生の想定)。

そもそも岸田氏は岸田降ろしやった菅氏と敵対関係にあるので、
「岸田氏と菅氏が連携している」などという話は眉唾だと思う。
(菅氏はコロナの給付金まとめた時に当時政調会長だった岸田氏の政治的力を酷評しており、元から関係はよくない。)
そして、麻生氏との決裂は、そもそもが麻生氏が思い描いた「大宏池会」の結成に踏み切れなかった岸田氏の決断力が始まりなのだし(「大宏池会」結成に成功すれば、麻生氏は派閥を河野太郎に禅譲しなくてもよくなると、岸田氏は林氏に派閥を乗っ取られることもないので合理的な話だったからね)、この決裂は自然に「アンチ大宏池会構想」となるのだから、岸田氏のスタンスが反高市氏からブレることは無い。

ま、それだけ石破氏も小泉氏も旗色が悪いってことさ。楽観もできんけどね、

(読売が何かヤバイと思って、支持率拮抗の記事出したインパクトは大きかったのかな)

今にして思えば、岸田首相が高市氏の推薦人剥がしで総裁選の選管に高市派を多く入れたのは大きかった(岸田首相の思惑としては失策)、選管に圧力掛けて高市下げやろうにも委員に高市派が多くいるんだからww、処分などの無理筋はできない。
●菅氏が弱ってるとか困ってるのは本当で、兵庫県知事問題で菅氏の別動隊とも言える子飼いの『維新』は支持率が半減という極めてヤバい状況にあって(破れかぶれとはいわないけど)、暫くの間は自分の政治力が後退することを身をもって感じているのは間違いない(現状キングメーカー気取りで首相を担げるような状況に無いのだよ)。


posted by kagewari at 02:39 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月19日

単純な話、グローバリスト左翼リベラル陣営が検閲でネット規制しても、これは長く続かないだろう

何が起きるのかって、某地上派における韓流Kポップ推しみたいなハレーションに繋がるだけで、それはそのまんまネットメディアの内容が地上派並みに面白くなくなるってことです。
(某2ch現5chも左翼の工作が入るようになった近年すっかり見なくなった《youtubeの編集動画で時々テキストを目にするぐらいだ》)

一時終わった感のあったニコ動が注目浴びるようになったのも、youtubeの規制がやたら厳しくなったからで、これはいたちごっこだよ。
米国で再大手だったフェースブックが検閲盛んなりし時期どうだったのかわからないが、
米若者達の間で、Tiktokが急拡大したというのと無関係ではないだろう(この中華メディアの対応がどういうものかわからないが違法動画と言えば中華系動画サイトだったりするので違う意味の自由さがあっても驚かない)。

エスタブリッシュメントご用達のSNSなんぞつまらんだけだ。
(日本ではLINEがSNSのジャンルに入っているが、これもチャットや電話代が無料他の機能の部分もあると思うんだよね《今やヤフーの関連企業ということもある》)
一部にはインフルエンサーを使ったプロパガンダ云々の話もあるけれど、
言えばさこれ「芸能人に言わせてみた」みたいなころだろ?
いつの時代の話だよ、、釣られるのは地上波観てるような関心度のユーザーに限られる。
ネットメディアの面白さは、少しアングラだったっり表じゃ言えないような話にあるのであって、それを語るのがインフルエンサーの時点で論理矛盾じゃん(面白くないって意味になる)。

20年の大統領選に前後して、独立系SNSが圧力で潰されるなど相次ぎ(amazonがサーバ貸すのやめたとかでさ)、この時にはパニックにもなったが(仕方がないのでトランプは自前でサイトを構築した)、イーロンマスクがTwitter買収してから空気は大きく変わった(現Xは収益も改善してるんじゃなかったかな)。
ビッグテック最大の弱点は営利目的の民間企業であることでさww
ポリティカルコレクトネスのやり過ぎで大幅に収益を悪化させたディズニーを尻目に、日本のアニメや映画が躍進したもの無関係では無い。

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posted by kagewari at 06:02 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月07日

兵庫県の斎藤知事が『維新』を終わらせるだろう

空気を読んで維新も不信任案に賛成するのではないかなどの報道があったので、「もう方針転換したんだな」とばっかり思っていたら、トンデモナイ。
吉村代表が慎重な発言をしているだけで、
大阪維新幹事長や兵庫県の維新県議会議員は「現在でも斎藤知事擁護とも受け取られる発言に終始しており」(法律の専門家から「現在兵庫県は公益通報者保護法に違反する違法状態」と明解に論じられているのにだ)、危機感が全く無い。

百条員会における維新議員の質疑もそうで、
コメント欄が荒れまくっている。
今選挙があれば、『維新』は地方議会も国会議員選挙においても壊滅的なダメージを受けることになる。
 ↑
住まいの記事に書いたんだったかな、
”最近菅さんの機嫌が悪いという話”(総裁選のこともあるのだろうけど)きっとこれの事なんだと思うよ(『維新』は菅氏の別動隊の側面があるから《斎藤氏の推薦に関係してたんじゃなかったっけ》)。
この政治的センスの無さは絶望的で、
兵庫県自民党は(こちらも斎藤知事推薦していたが)早々に不信任含むパワハラ追及側に転じた、明らかにこの政治判断は兵庫県自民のが賢明。

■時代の転換点の記事にも書いたけど
現在の世論は、こういうパワハラなどのテーマを決して許さない
しかもこの事件では、自殺者が複数名出ており、論議としてイジメ問題にも通じている。
確かに亡くなられた告発者の心情には、斎藤知事の県政そのものに対する個人的批判も含まれているが(そこは動機の一端に過ぎず《副知事が当初ある副知事が黒幕ではと思った読み筋なら”そうとも言えるが”→後にこれは間違いで告発者の個人的な作成であることがわかる》)、
この告発は県庁内で実際に語られていたパワハラ関連の情報から「やっぱりこの人は知事にふさわしくない」との確信から公益通報に転じたもので、

俺も20年に改正されたという「公益通報者保護法」の事は知らなかったが
過去記事において何度も触れてきた
「今後『共同幻想』適応社会の慣習や慣例が、現代歩留り達によって、ブラックやハラスメントとして次々に内部告発の形で違法な存在であると追及されるだろう」という論点そのままに、
行政の方が先んじて公益通報者の保護に踏み込んだものであり、
(これを学校におけるイジメ問題に置き換えれば更にこの趣旨が理解できる)
専門家によると、改正された趣旨も裁判などで争点になることが多かったため(それだけ内部告発に関わる係争が多かったのだろう)、整理する上でという話だったと思う。

 ”ガッツリ時代は変わってる”

●それを理解できるできないは、現代の政治判断として致命的だ。
ことによると、今後の国政にもこの事件が大きな影響を及ぼす結果となるかも知れない。
このままだと、次の選挙で『維新』は解党的敗戦をするだろう、



posted by kagewari at 03:31 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月06日

俗に言う”仕事量”とか代謝の関係

この件も「ニワトリが先か卵が先か」と同じなんだけど(ここ物理学における「時間など無い」説に照らすと”どちらが先とか意味が無い”事がわかる:因果と結果は同類項だからだ)、

「十分に日課の散歩をした犬は満足そうだ」
 ↑
この文章を読んでいただきたい、
(抽象的でも幸福そうな犬の様子が脳無にイメージされていると思う)
しかし、日本語としてどうだろう?
本来よくある表現は以下となる
 ↓
「十分に日課の散歩を”楽しんだ”犬が満足そうだ」
(日本語としては後者の方が自然だ)
しかし”何か変”だと思いませんか?
どうして犬が散歩を楽しんでるなど、犬でもないあなたにわかるのか?
思うにこれは、散歩の後の犬が随分満足気なので”楽しかったに違いない”という推論によるのだろうが、「だったらどうだろう?」
 ↓
仕事帰りのサラリーマンが、居酒屋で旨そうにビールを飲んでる様を見て
「仕事が楽しかったに違いない」と推論することは合理的だ。
●これに類似じゃないが、勘案すべき事例がある。
 ↓
若夫婦が些細な事で喧嘩している様を見て、近所のおばちゃんは
「随分仲のよろしいことで」言いますが、サラリーマンも、若夫婦も、ひょっとしたら犬も、当事者は「本人は冗談じゃないんだが」だったりもするのだろう。
(※もう一つ参考、アル中の「好きで飲んでるんじゃない」)
 ↑
この乖離は何?
思うに欲求と行動の経済学的には
(当事者の判定が快であるか不快であるかに関係無しに《快・不快原則》)
【実行された”仕事量”と相応する欲求が代謝されている】ことには違いが無く、
この均衡は、当事者の(ぶっちゃけ言えば)好き嫌いや快・不快判定の上位概念である。
(※過去ログにやたら登場する「実存主義哲学」におけるシューシュポスの神話ってのも上記関連《あの話も、”不条理でも合理的”と考えると面白い着想になるだろ?←そこで相克する様はいかにも哲学っぽいじゃん》)
 ↓
●更に理解しがたい部分のある論理になるが
「奴隷の心理」を考える時
・過酷な労働を課された奴隷は何気にその階級で安定するが、
・何もしなくていいと放置されるだけの奴隷は反乱を起こしやすい、
(※参考、最も暴動が起きやすい状況は「失業問題がある時」である)


この辺が理解できると先が早いと思うんだよね。
「ニワトリが先か卵が先か」”どちらが先とか意味が無い”←ここもカギでしょ
(物理学における「時間など無い」説に照らすと因果と結果は同類項)
 ↑
よくさ「やる気を出す」って言葉があるけど、
これは欲求原則的に「先に欲求する行動選択が仕事量として存在するのでは無く(ニワトリと卵の順番が逆転しても)先に仕事量がありきの場合(欲求があるのではないから)”やる気”として後付けで補填できる」って意味だから、
ひたすら労働が強要されるだけだと懲役刑だが、用意された(或いは与えられた)仕事にやる気出して取り組むと(順番はともかく)通常の快感代謝に至る”仕事量”になるんだよ。

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タグ:快不快原則
posted by kagewari at 19:32 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月05日

いろんな意味で時代の転換点な気がする(兵庫県知事のパワハラなどその典型)

連日のパワハラ報道を目にしていれば、ここ数年急増していることが誰の目にも明らかな筈で(河野太郎の株か急降下したのも、そのパワハラ体質がある)、政界の鈍感さには呆れる(兵庫県知事を支援していた大阪維新は取り返しのつかないミスをした)。
プロ野球界などは、星野監督彼自身が楽天監督になる頃には優しい人みたいな転向しており、かれこれ15年〜20年前から「そういうのはNG」と関係者誰しもが知っていた。

俺は各所で「歩留り」達によって、悪しき慣習として残属する近代『共同幻想』社会が、ハラスメントの枠組みで次々と違法認定され(内部告発などにより)撲滅されていくだろうと論じてきたけれど、
ここんところ社会的にもそれを前提とする論議が拡大している。
何も驚くことでは無くて、自然現象だよ(とっくの昔に『共同幻想』が拠り所とする権威や権力は失われており《その根拠となった貧しい字時代も終わった》、2次会のようにダラダラ続いてきただけだからだ:「もう終わったから帰った帰った」状態)。
 ↑
この勢いが急速になっている。
政治家でも、マトモな判断能力があれば「電通の過労死事件を発端とする安倍政権の働き方改革や、コロナ時代のテレワーク自宅SOHOの拡大」で、すっかり時代が変わったことはわかる筈なんだが、政界自体が狭い『共同幻想』の枠組み(派閥)持っていたのでわかり難いところもあるのだろう。
野党の弱小政党も自民党の派閥のようなものだから、これは自民党に限った話では無い。

<そんな政界の話はともかく>

■地上波メディアの偏向報道体質や視聴者数激減(新聞も発行部数激減)、ここも政治的プロパガンダやってるぐらいなので古い『共同幻想』社会が足枷になっているのだろう。
冒頭の話を引いて言えば、
「地上波TV局のコンテンツが懐メロブラック社会のパロディなのかな?」と、あまりの時代錯誤にくらくらするって部分があるんだと思うよ(もう内容以前の問題かと)。
※自民党の総裁選もどんな報道してるのか知らないけど、一次情報以外に価値があるとは思えない。
イーロンマスクがTwitterを買収したのは大きいよ、
(マクロンがテレグラムの社長を国策逮捕したのと好対照で《マクロンは「俺は知らなかった」とか言ってるけど》)
日本の場合は、ニコ動がサイバー攻撃受けた事から、奇しくもその存在が見直される結果となった。これを契機に角川が頑張ればニコ動は化けるかも知れないぞ。
(たとえばさ、複数存在するサブスク動画サイトのコンテンツをマルチアに一括視聴できるとか、youtubeの映画のようにばら売りで観たいものだけいつでも観られるとか、ライブ動画についてはAIを使った番組表スケジュールも構築できるとか)


posted by kagewari at 17:08 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月03日

『共同幻想』社会適応者達の「恋愛幻想」のゴールは「結婚」である(説明必要か?「だから現代の歩留り階層は『非婚・晩婚化』を選んだ」)

言えば”適応者”達の「恋愛幻想」は、「結婚」というゴールに至るまでの過程である。
=だから”適応社会”では、結婚もせずにズルズル関係が続く事や、性的関係に至っているのに「結婚」に同意しないことが批判される。
(不倫や浮気が批判されるのも《妾制度はもう無いので》「結婚」という責任が取れないからだ)
彼らは「結婚」のことを俗称で”ゴールイン”とか言うでしょ?
 ↑
●近代『共同幻想』論的に言えば(ベースは宗教なので)
「結婚(出産)を目的としない性行為は禁忌」であり(悪性の遊びとして)批判された。
この派生が、不倫や浮気批判であり→それを「恋愛」として認めない理由です(「結婚」という目的のための過程になっていないから「それは恋愛とは言えない」となった)。
つまり慣用句みたいにはなっていないけど、
”適応社会”の「恋愛」とは、「結婚」という目的のための過程であり、「結婚」が目的化されていない異性関係は「恋愛」として認めない(セックスフレンドなどの言葉があるのもそういう構造)。

はっきり言ってしまえば(”適応社会”が概念として恋愛そのものを誤解しているというのもあるが)、現代で知られている「恋愛」と、”適応社会”の「恋愛幻想」は全く別物で、
近代の『共同幻想』”適応社会”において、”適応者”達も十分にそこを承知していた。
(そういう個人的恋愛感情を「抑圧」して、「結婚」を前提とする「恋愛幻想」に”適応”することが当時は美談とまで言わないが、何かの間違いだとか若気の至りみたいな調子で横に置いておくのが自然だった。)
 ↑
だから(卵が先か鶏が先か構文と同じように)
■「結婚」を前提とする関係は、自動的に「恋愛幻想」を派生させるので、
「仲間は誰でもOK」というルールが情緒的にも成立するワケさ。
仕組みは簡単、「結婚」を前提とした段階で、「恋愛幻想」は自動的に発動するからだ。
そこまでが”パッケージとしての社会適応”だったんです。
(当時は、それほどまでに「結婚」というタイトルは社会的に高い地位や業績として評価されていたから。)

<<<よくある勘違いは>>>

●事程左様に、”適応者”達は無意識に「結婚」というタイトルに強い憧れやインセンティブがあり(当所の女子の将来の夢は「《誰が相手であるかの前に》お嫁さん」)、
「恋愛」動機の原動力は『結婚願望』だった。
社会的には、(宗教系保守が自慰行為や不純異性交遊や有害図書やゲームを規制し)欲求を厳しく管理して「「結婚」というゴールのためなら許される」と設定することでこれを運用してきたワケ。
 ↑
当時も今も”適応者”達の恋愛模様は、上記構造(「結婚」を目的とするもの)であり、
その原動力は『結婚願望』だったんですよ。
それを錯覚し「恋愛などで青春を謳歌している」などと(どこぞの広告会社のキャッチコピーのように)捉えると、大きな勘違いとなる。


その仕組みを理解すれば
●「自慰行為や不純異性交遊や有害図書やゲームを自由解放すると、「結婚」をゴールとする「恋愛幻想」はインセンティブを失い陳腐化する」←これがサブカル現代社会の『非婚・晩婚』です。
(逆説的に論証すると、「本来の「恋愛」は、自慰行為や不純異性交遊や有害図書やゲームなどのサブカルで”表現されている”極めて個人的な感情」という意味になるよね。《自分が誰かと恋愛関係にあることは友人などに伝える必要も無い→なんとはなしに不倫や浮気を隠す感情とそこ被る=”非『共同幻想』的なるものである”》)
※『非婚・晩婚』と、「恋愛幻想」に懐疑的になることは”同義語”なんですよ

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posted by kagewari at 14:51 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月31日

進化したSNSなどというものがあり得るだろうか

イーロンマスクのおかげでTwitter(X)がよりマシになっただろうことは推察できます。
使ったこと無いのでわかりませんけどね。
(何時の時代からyoutubeがSNS分類になったのか知りませんが、ここではyoutubeをSNSに含めずに話を進めます。)

何を持って正常化って、
「実際に個性化した出先で人と偶然出会うような分岐が明解な場合」ぐらいかしら、
だったらSNSの意味が無いって言うかも知れませんが、場所と対面ではにわかに声をかけずらいものだって部分を安易にしますから、交流可能性がリアルの現場より高いであろうことは間違いがない。
私の記憶が確かなら、イーロンマスクはハッシュタグやらイイねなどと廃止検討しているのでは無かったかしら?←システム上の機能で必要以上にエコーチェンバーが起きやすくなってる部分が機能削除されてくれればいくらかマシになるかも知れません。

匿名性と本人確認なんてのも難しい問題です。
時に「身バレ」なんて言い方もしますが、実際の身体に危険が及ぶような形で発言が制限されれば「リアルの現場でにわかに声かけが難しいのと同じ」になりますし、
かといって匿名性が普段の自制心をスルーするツールになってしまうのでは意味ありません。
(捨てHNになるのであればHNには意味が無い《本来HNは中の人の名前のように、個人的には本名であるべきだからです:著作業などにおけるペンネームのこと》)
 ↑
こんなんシステムで整理できるのだろうか?、、、
想像ですが、イーロンは課金なり一部機能の有料化でこれを整理しようとしているのかも知れない。

討論の場とプライバシーエリアは分けるべきでしょう。
(どうやって分けたらいいのかなんてことは知りませんがww)
俗に言う鍵アカって言うんですか?
この辺の機能性を何かもっと合理的に運用可能な(自室に鍵かけるのは当たり前でしょ)、方向性なども論議されるべき。
(討論の場だと仮のHNが付与されて誰だかわからないようにするかわりに、マルチアカウントを禁止するとかね)

言えば、欧米が着目した当初のSNSは(ザッカーバーグなどの話によれば)「日本的緩めの『共同幻想』を発見した」みたいな部分が”彼ら”だけエポックだったもので、この緩さは日本には昔からあった。
(ですから現代のSNSは日本の若年層の間では最強のイジメツールになった→日本旧来の『共同幻想』世界とほぼ同じですから)
素性がよくないんだわww
その後どうなったかわからないMIXIがどんなものだったのか忘れましたが、
(コミュニティなどのシステムは討論と個人アカウントを別にするイメージだったのかな?)

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posted by kagewari at 18:13 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月28日

幼馴染の構造からしても、友人などというのは存外に”いきがかかり上の関係”を発端としていたりする

今回はあえて『共同幻想』社会における”縁”だとか、
若者達の「(暗黙の了解)仲間は誰でも交際OKルール」などの合理性を説明してみたい。
各所で、上記は望んだ関係ではない(個性の接点に無関係)とか解説もしているのだが、
■親しくなるという関係性の法則には、別段望もうがいきがかり上だろうが大きな差異は無い
(言うならば”望んだ関係”という話は、自己選択の介在の有無であって《言えばアイデンティティーの話だよ》)
「親しくなるという関係性の法則」ってのは、”秘密の共有”で成立する
「プライバシーを共有するのだから、親しくない筈が無い」が転じたものだ。
その秘密を意図せざる状況で知られてしまったのだとしても、この法則は有効になる。
何故なら(今更何を言っても仕方がないかと)「プライバシーに及ぶ話を話せる仲になるからだ」
 ↑
つまり近代『共同幻想』適応社会時代の、一面識もない縁談に応じて嫁入りするなどの婚姻でも、行けば先でそら夫婦だからプライバシーの共有(秘密の共有)が起きるので、親しいと感じる関係性は成立するんです。
※幼馴染の構造なんてのは、近所にいたから偶然小さい頃の黒歴史を全て知られているって部分が親しい関係を醸成するワケでね、

時に『単独者』は、誰とでも随分親し気に話せるが、それは自分のプライバシーをこそこそ隠す必要が全く無いからで(『共同幻想』適応者は私語禁止リールでプライバシーに及ぶ話をすることが恥ずかしいとか失礼だと控えることになるため《『単独者』はその反対》)、
堂々となんでも自慢げに語れるため、「親しくなるという関係性の法則」が半ば素性に実装されていることになるんだわ。

●さて、ここで冒頭の
言うならば”望んだ関係”という話は、自己選択の介在の有無であって(言えばアイデンティティーの話だよ)。←ここに触れておこう
近代などの貧しい時代は、「この街(村)でしか生きられない」などの枷があったので(しこうきも新幹線も高速バスも無い時代だ)、望む望まぬに関わらず「この社会で暮らすということに、選択の余地のない受諾」のような意思決定がある訳さ。
なので「どこそこの土地っ子として」みたいなアイデンティーの中で、”受諾した関係”として誰だか知らない縁組に応じて嫁入りしてもアイデンティー不安は起きない。
(そら大変なストレスはあっただろうけど、”望まぬ関係”だなどで悩むことも無い)

■現代社会で個性の接点だの、”望んだ関係”などの論議が浮上するのは、
世の中が豊かになったからです。
(進学や移動の自由から居住の自由まで、避けようのない事情を受諾するのではなく、自由に選択できることになってるからさ。)
そこで自己責任を担保して(掛け金にして)、自ら選択(賭け)しないと、結果に対してどうしたって文句が出てくるじゃん(このストレスはアイデンティー不安になるので耐えられない《こんなの自分じゃないとか不安に思う事》)。

そういうことなんだわ、

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posted by kagewari at 19:25 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月26日

基本的に「”適応”って無条件の意味」だと知らずに使ってる人いるだろうか

google辞書
”適応”:その情況によくかなうこと。「彼はどんな環境にも―性がある」。また、生物の形態や機能などが、その生活環境に適合していること。

ちょいと意訳すると「生存環境などに”適合”すること」で、
(自然環境を選べないのと同じく)選択性などは皆無の概念です(だからガチの”適応社会”では私語禁止なのさ)、
選択的な適応って、”不適応”って意味だからね。

(たとえば「極寒の北極海でまぶしい反射光にだけ選択適応した」←これでは死んでしまうがな)

ですから「歩留り」階層ってのは、”非適応選択的個性派”のことであり(同時に文明社会だから可能となる社会的概念)、
歩留り適応してるのは、守旧派として残存してる『共同幻想』適応社会も環境のひとつだからという解釈で(もうそれが生存環境の全てでは無いからという現実認知で)、ハラスメント批判やブラック批判などの論議は残存する『共同幻想』社会を世俗化乃至撲滅するのが狙いで(合わせるのではなくおかしな環境が残ってるのでそんな守旧派的社会の方を変えようってこと《典型例が体罰》)、
「(文明化した結果)『共同幻想』に適応しないと生存に関わるような状況はもう無いでしょ」という判断を前提にしてる。

故に『共同幻想』崩壊時代の昨今、”社会適応者”ってのは「時代錯誤の少数派」であり、
「社会適応時代」から→「個別に社会性を備えた個人の時代」に変遷した
極論すると、”適応者”とは「異論をはさむことなく、その環境に(現代でも『共同幻想』が生存環境の全てであると錯覚して)個性を捨てて”合わせちゃってる人”」という意味になる。

■但し、現代は過渡期だから
ハラスメントだブラックだと旧世代の考えを批判するのはいんだけど(そこには当時の社会のルールも含まれているから)、時代はまだ「これに代わる選択的概念や社会環境が出揃ってる状況には至っていない」から(ベタなところで言えば文科省がオワコンになってもフリースクールが社会的に整備されているとは言えない)、現代の歩留り階層の基本路線は「いろいろ先延ばししておこう」なんだよ。
政治にしても、新しく耳にする概念にしろ、まだ時代に追いついていないからです。
(平成時代の2chなんてのは、集合知のナントカじゃないけど膨大な数の思考実験が無限のテキストの中で行われていたとも考えられる。)
俺はyoutubeがSNSだって分類には異論あるので、所謂Twitter(X)などの場合の話だけどさ、こういったSNSはエコーチェンバー『共同幻想』RPGみたいなものなので、むしろ社会的『退行』なんだよね。
 ↑
本来の試行錯誤はAI時代の到来によって起きるかもしれない。
(エコーチェンバーを抑止する反論する賢人みたいなAIのNPCを巡回させるとかな《人によっては自分のフォロワーが全部AIだったりww》)
※これは好ましくない話も含まれていて、グローバリストがAI使ってSNSの論議を監視しようなんざ話が実際出てきてるから「SF与太話では無い」←これに対抗するAIも登場して、、とかのプロセスも将来出てくると思うんだよね。

●なのでそもそも”適応”って言葉の意味を前提にして”社会適応者”ってのを論じないと、何の話をしとんのかわからなくなるのだよ。
それこそ原則論でもあるのでご注意いただきたい(”適応”=何かいいことみたいなイメージは、近代までの「適応=生き残る」という昔話が元ネタで、これをそのまま現代に持ち込むと「逆に現実から乖離してしまう」)。
※現代的”個性化”の論議ってのは「考えも無しに適応してはダメでしょ」って話がベースにあるから。
(医療界のインフォームドコンセントなども同じ意味です《医師の言いなりに患者が適応する診療行為は現代では認められていない》)
 ↑
※同時に勘違い注意は→「かといって左翼リベラルの言う多様性は”全く個性と関係が無いばかりか”全体主義的な話」なのでここも間違うと大変な事になる(現代「歩留り」階層の政治的合理性は”緩やかな保守”だからね《若者が「社会に反抗!」とかパンクに暴れる時代は1960年代に終わってるから》)



posted by kagewari at 12:11 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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