2024年10月17日

『単独者』の雑感「公選法あるからか、総選挙のキワモノ情報が減ってしまいつまらん(笑」

※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


公選法ってのもブログごときや一般人に関係あるのかしら、よくわからんのだが(このブログは主たる拡散機能も制限してるからやたら更新の多いHPみたいなものだけどさ)、「なんかいちおう気にするよね」。選挙期間が短いのでちょっと待ってりゃ結論も出るのでまあいいやって言えばそうだけど。

今回の場合「自民党の再構築」ってのが地味なテーマだと思う。
一番驚いたのは、岸田首相の号令で速攻派閥が解散したことです。
確かに、検察の思惑も派閥をターゲットにしたものですから(ほとんどの議員の帳簿が抑えられたとも聞きます)、「小選挙区選挙制度改革以来の派閥の形骸化がようやく終焉したか」な側面もあります(麻生派の場合は派閥としての色彩より麻生氏個人の求心力による個人商店に近い《なので麻生氏が引退できない》)。清和会の集団指導体制もその表れだったのでしょう(なので簡単に壊されたとも言えるしターゲットになりやすかったとも言える)。

派閥による権力構造をガバナンスと呼んでいいのやらさっぱりわかりませんが、
これを失い、自民党は党組織としてガタガタになってます。
元から組織政党というより、派閥を中心にした中小企業グループの寄り集まりみたいな政党でしたから、このまま続く方がおかしかったのです。
※今回の総裁選も、地方の県連が派閥のような役割を代行したり「中小企業グループそのまんま」でした。

今からっても、、何を軸に再構築やらができるのか。
■「望むべくは勿論政策ですよ」
これまでのような、党内政権交代のような機能が続いてもらっては困るのであって、
(そういうことじゃ正常に民主主義が機能していると言えない)
どういう政策の実現を目指す政党なのか、政策が求心力を持つ政党に生まれ変わって欲しいところで、今回高市氏の集票は(麻生氏の動きは派閥によるものでしたが、その意思決定も政策判断でした)「かなり政策が求心力を持つ形」で実現していましたから、石破政権の大敗をきっかけにこの辺が動き出しくれるといんだけどね。

言うならば高市氏は安倍首相の後ろ盾無しに、政策だけで総裁選に立候補したようなもので、
期待感持っちゃいますよね。
(高市氏の政策論は若干各論に過ぎていて、戦略的な詰めが甘いと思う《簡単にいうとわかり難い、簡単にこれと説明できない》)
個人的には麻生氏の言った「仲間を集めろ」じゃなくて、
「その政策をよりしっかりとまとめろ」が先の気がする。



posted by kagewari at 20:34 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政治家の社会心理を読む力が決定的な差となった

<時事通信からもっと凄いの出たので追記>

安倍首相の推論が数字的に妥当か否かはともかく(微妙に間違いはあると思うが大外れではないと思う)
彼は「現代の保守層は有権者の3割存在し、左翼活動家系は1割でしかない」と考えていた(これを投票率で勘案すると投票者の保守層は5割近く、リベラル左翼票が2割前後みたいなことになる)。
「左翼マスコミの論調は現代の有権者の民意を反映しておらず、無視しても良い」、
場合によると「そんな左翼マスコミを批判的に考えている人も多いので対立してもいいぐらいだ」と、思っていたかもしれません。

世論調査に関しても、マスコミ報道を鵜呑みにする階層は「決して投票率が高いことも無い」ため(政治意識が高ければ左翼マスコミの論調がおかしいことに気が付くはずだ)、世論を信じて堂々と押し切るってのが安倍首相の戦略でした。
 ↑
この安倍首相の読みを理解できなかった議員さんがやたら多くて、
(安倍第二次政権での勝利のように、動物的勘で「安倍さん勝ちそう」まではわかるんだけど、彼の話を理解できてる議員は決して多く無かった《それだけ仲間や自分の議席不安からマスコミの批判に敏感なのでしょう》)
●残念ながら菅氏もそんなひとりだったのかもしれません

そして、マスコミ論調におもねり続けた石破政権は逆に支持率を落とした。
【速報】石破内閣の支持率は42%、不支持率36%
https://www.47news.jp/11619852.html
(どこのバカが考えても、投票率は「不支持と答えた人のが多い」だろうから、この数字は深刻ですよ。)

マスメディアの論調を信じてみたり、世論操作の力を過信したり、
「いつの時代の人ですか」って、、、
(※『共同幻想』って言葉も文系学識あるひとはともかく”誰もが知ってる”ほどではないから、そのイメージは別の認識でもいんだけどさ《たとえば”時代”とか》、この理解を根本的に間違うとトンデモナイことになるって話)

今回菅氏の読み間違いは深刻で、現在彼は針の筵(はりのむしろ)じゃないかしら。「どこで読み違えたのか」彼もわかってないのでしょう(昔のように安倍ちゃんに聞くことはできないからね)。
その意味でも安倍首相が現代の政治家として得難い人だったことがわかる(彼は「最低でも歩留まり以上」階層の台頭を信じていた《麻生氏もそれをアキバ演説で感じていた》)。
※この時期にはフジTVデモなんかもあったので、感じ取る情報も顕在化していたからね。

<追記>
あーあー、こりゃトンデモだ(言わんこっちゃない)
石破内閣支持28%、発足時最低 比例投票先、自民26%・立民10%―時事世論調査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101700714&g=pol#goog_rewarded


posted by kagewari at 18:04 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月16日

俗に言う移民(外国人の民度)問題ってのは当事国の『共同幻想』の事だから

つまり、個別に人の事じゃないのね。
(論ずるまでも無いと思うけどさ、)
なので人種差別がナンセンスなのさ(人種の話じゃないから)。
類似の「生れ(家)が違うから」とか血統差別がナンセンスなのは誰でもわかるじゃん。
俗に言う”環境のなんとか”とか言うけど、それが当事者の周囲における『共同幻想』のことで(赤ん坊がそれを自分で発明するワケがネーじゃん=血統は無関係)、個人の話じゃない。

いえいえ、犬種は?とかバカな事言う人もおるかも知れんけど(そもそも人種と犬種じゃカテゴリが違う)「柴犬は全部一律にまったく同じ人格なのかよww」
その意味で(犬種)人類ヒト科の遺伝的傾向語るなら「快・不快原則」の話なんだっちゅうの。
単純に「おこりっぽいやら、身体能力が強いとか、、、」そういう傾向はあったとしろ、自我自体の構造は組成がロジカルなのであり、あーた「足が速いからそういう人なんだ」なんて台詞聞いたことがあるか?
(そういう個別性は付属する個性で主体論というより番外編)

■左翼を擁護してると勘違いされると困るんだけどさ
『共同幻想』が全崩壊し、世俗化と文化伝統に還元されて社会の『単独者』化が進むと、全てが個別の論議になり、人種や民族のカテゴリで語る要素はほぼ消滅します(世俗化の中で”可変可能な慣習”として残る《そして”再選択者”は国を出ません》)。
つまりさ、各国で起きてる移民問題ってのは、『共同幻想』崩壊レベルの違う地域の人が(経済的事情など)無理やり同一社会で混在すると→「江戸時代の侍が現代サラリーマンと同僚になった」みたいな事がおきますよって話。
(※古い映画だが「『クロコダイル・ダンディ』の悪質犯罪版があるとしたら」と、考えればわかりいいだろうか《もう誰も知らんかそんな映画ww》)
■そもそも先進国化と『単独者』化は相似であり、
経済成長と当該社会の進化は不可分なのだから、経済的事情などで無理やり移民政策を行えば必ず問題が起きる(移民を促進する前提があるとするなら『共同幻想』崩壊レベルが類似した国同士の話にしないと軋轢が起きるんだってば)。

※誤解無きように言っておきたいのは愛国心が世俗化で消滅するとか言って無いから。現代社会の”緩やかな保守”ってのは保守意識もテキトーって意味では無い「合理的にこことここは保守で」と結論が出たものは(典型は通貨や言語)『民主主義』の結論だから、それを守るって意識は『民主主義』を守るって意識と丸被りになるので、それがグダグダでいい筈なかろう。
<参考>医療におけるインフォームドコンセントと同じ(選択的になる分、その決定は重い《ここの”選択的になる”って部分を”世俗化”って言うのだよ》)

ってことで、
この辺の話にやれ人種差別ガーとか持ち込む論議は、ナンセンスだ。
(経済難民として国を捨てさせることこそ人種差別です《現代左翼思想には「愛国心や郷土や母国語などが無い」グローバル設定だから、彼等に何を説明しても通じないんだけどさww》)


posted by kagewari at 02:21 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月14日

マスメディアに対する怒りもあると思う(ネット界隈の高市支持)

事前の世論調査などマスメディアが示威的に高市下げに熱心だったのは御存知のとおりで、
謎のコバホーク上げやら、最後は泡沫候補だった河野太郎を高評価してみたり、石破人気を偽ってみたり(勝ってみると支持率最低)、「見え透いた嘘もほどほどにしておけ」という批判も今回の総裁選でかなり拡散しました。
現象としては、マスメディアが世論調査を外しまくった米大統領選と同じだろう。

今回の総裁選は(何を思ったのか)石破首相が速攻解散してくれたので、政権に対する信認投票の形で「目にもの見せてやる」逆襲が可能となった。
もはやネット世論の多くは「自民を下野させて石破を退陣させようぜ」な勢いになってる。
※この意味において本当に菅氏の判断ミスは残念で(河野太郎氏には若干反省の色が見えてますよ《ネットで”何が課題だったのか”意見募集したりしてました》)、知らなかったのでしょうか「岸田政権擁護派の合言葉が”河野太郎や石破政権になってもいいのか?”だった」ことを。

石破首相はのんきに外遊行ったようですが(一度も外遊いかないまま退陣するのだけは嫌だったのでしょうか?)、「危機感薄いよ自民党」。
日本保守党に関しては流石のマスメディアも無視はできないようで、公約考えた人はかなりの凄腕だと思います(有本さんか?)、あまり政治に関心の無い層にもサクッとわかるシンプルなもので、識者の予想は”2議席”らしいですが「もっと勝つかもよ?」

米左翼マスコミは「カマラハリスを諦めたようで」、時に抜け駆けして批判するようになってきました。
これですね、批判で視聴率上がっちゃうと「もう止まらなくなる」。

ちょっと面白いことになってきましたよww


posted by kagewari at 10:49 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月12日

石破茂に投票した国会議員リスト動画の紹介(拡散希望)

※拡散希望記事のため、住まいブログと同時掲載

こういう地味な活動されてる方がいるんです、
(気になるニュースch:人気の情報解説チャンネルの動画になります)

自民党総裁選(決選投票)で石破茂に投票した国会議員リスト 10/1
https://youtu.be/dd5xiJkrD38?si=F8HegEIMYa0f205u


拡散希望です

リストを作成してるのはSNS有志の方なのかしら
最新DATAには更新もあるかもしれませんが、そこいらへんはご自身で確認ください。
(動画自体は最新なので気になるニュースchさんも一応確認されていると思いますが)
「お前は調べないのか?」って私は既にリストを見なくても投票先が決まっておりますので、
ということであります。

激動の時代となっております、
保守派に限らず革新系の方から中道の方まで「投票にいきましょう」


posted by kagewari at 05:18 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月10日

よく耳にするネット世論って何よって、基本的な話

巷では「TVを観なくなった若い世代の世論」とかかな
■2chの過去を知る世代にとっては(今から考えると)表には出ていない識者や内部告発的な「マスコミやらで演出されてるフェイクの実像を暴く」といった(米国で数年前に起きたQアノンと構造は同じ)、事情通の裏話といった話であったり、
日常や個人的な話で言えば、『心理学』テキストで再三指摘してきた「歩留り偽装(イジメ傍観者)の本音」のような、「これが現実だろ」とか、俗に言う「本当の話」かな。

時に野球系youtuberには驚くほど詳しい人がいる(Jリーグファンにもいると思うんだが生憎Jリーグは観て無いのでわからんのだ)。俺が知ってるだけでもタイガースにひとり、ライオンズに二人、ドラゴンズにふたり、カープに二人、スワローズにひとり、ジャイアンツにひとり(この人は元選手なので例外だが)、ベイスターズにひとり(この人は本職芸人さんなのかな)オリックスにひとり。
中でもオリックスファンのyoutuberが中嶋監督退任に号泣してるんだな(評論家よりも現在のチーム事情に詳しい)、そこには表面上見える事のない現実があるってことじゃん。

政治系のネット世論においては、その知識に幅があるにせよ、
(この表現もどうかと思うが)
「様々な階層の現実が存在している」
どちらか言えば薄っぺらで一律な印象のマスコミ世論に対して、ネット世論がまとまってるかって言えば全然違うワケだよ(ネット世論はこの人はこれ、この人はまたこれと無数に分岐している)。
●立ち位置的に、画一なマスコミ世論から見ると(自分が画一的な意見しかもたないものだから)”ネトウヨー”みたいな単純化されたネット世論があるように見えるのだろうけど、
保守系ネット世論と言っても、無数のタイプが存在するワケさ。

政治の世界には『民主主義』ってシステムがあるので、
バラバラの世論でも、保守系というくくりで妥協的に特定候補に収斂することは可能だが、一枚岩とかそういうのは無いワケですよ(マスコミ世論は違うから)。

■時にマスコミ世論側は、特定の概念や候補を潰せばネトウヨも全体的にやっつけられるみたいな幻想を描いているのだと思うけど、全然違うんだよ。
『民主主義』的に高市氏を応援している世論が、高市一択かと言えば全然違うワケさ。
話を、中嶋監督退任で号泣する野球youtuberに戻すけれど(この場合『民主主義』的収斂はチームを応援する上位概念に被ってる)だからといって絶望したりオリックスファンをやめるとかは”無い”のだよ(詳しい奴ほどそうなる《中嶋監督もその選択肢のひとつだったことになるからだ》)。
「野村監督ファンはどうなんだ?」←俺の場合は、チームでは無く野村個人のファンだったからそういう意味で種類が違うだけさ。←半面野村が球界追放まがいのパージされた後も野村応援していたからね(実業団野球でシダックス頑張れとかさww)。→この場合は仮に高市が落選してもへこたれないってことだ(落選後も応援を続けるからだ)。

このネット世論の階層の深さとバリエーションをマスコミ世論は理解できていない。
そういう意味で彼らは”ネトウヨ”という幻想を信じたいのさ。
(アベガー言っていれば終わると底なしの勘違いをしている)


posted by kagewari at 17:44 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月09日

ヤクルトスワローズは面白い球団で(山崎晃大朗ラストゲーム)

「こいつ”いい奴だから”」を理由に、どうだろ1軍半ぐらいの選手だった山崎晃大朗の引退試合をやった。そらレジェンド級の青木選手のそれとは違うんだが、最後は胴上げもあったしスピーチもさせてね、それを美談のように語るつもりはまったく無いんだけど、「山崎晃大朗の引退試合はやらないと」と素で思うところが球団としてヤクルトの面白いとこだと思ったのさ。
※プロ野球ファンじゃない人には誰のことだかさっぱりだと思うけどさ

優勝した時には繋ぎの二番として活躍した選手で(彼は狙って四球を奪えた)、ここ数年彼の成績が不振だったのも不調や故障もあったと思うけど、チームが弱かったことも大きいのね。彼は強いチームの中のあるべき脇役に徹していた男だったから(先頭に立って牽引できる能力は無い)、ヤクルトが優勝できた時での活躍がいい思い出だと言ってたけど、それは本音だと思うよ。
(ちょっと意味わからない人へ補足すると、強かった時には三番山田四番村上五番サンタナの強力なクリンナップを構成しており「ランナーを溜めたくない」のストレスから、2番山崎に甘い球が来たり極度の緊張からコントロールを乱したりする心理を山崎はバットを短く持って利用したのだよ。)

外野手なのに(ダイビングキャッチなど捕るのは守備固めに使える技術だが)イップスだったともされており、バックホームの時には随分長岡が深いところまでカットマンに入っていた気がする(間違いだったらゴメンね)。
今年は古田のyoutube見て、篠塚のバッティング理論に感心して新境地を見せると意気込んでいたんだが、よりによってNPBの飛ばないボールで投高打低のシーズンに飲まれ、故障もあったろうが不振となり活躍のチャンスが無かった。

彼の事だから、引退の決断はかわいがってた自分の後継者タイプの若手が台頭したからだと思う。
(自分が残ると、限られた脇役のチャンスをちょうど伸び盛りの若手から奪ってしまうからね)
まだまだ若いから、転身することもできるだろうけど、コーチや球団職員などの声もかかっているのだろう。彼だから伝えられることもある筈だ、
高津の話によると、「難しい指示を含む攻撃の時などに説明しようと声をかけようと思うと、もうわかってると頷くだけで飛び出していった」との事、目立たないけれど好きな選手のひとりでした。


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2024年10月08日

にわかに理解しがたい岸田首相の心理を読む

何を勘違いしたのか、岸田首相が日韓関係を重視しているのは本音だと思う。
彼が安倍政権外相時代にも(オバマの時かな)日韓関係重視の命令があり、安倍政権は渋々対応するのだが(慰安婦合意だったっけ)、この時岸田外相が随分上機嫌であったのは嘘では無かった気がするからだ。
これって、宮澤喜一時代からの宏池会のコンセンサスなのかちょっとわからないが、この件は本筋から離れるので横に置いておく。

俺が岸田首相立候補断念を決定付けたのは、長崎市原爆慰霊祭にイスラエル大使を招聘しなかった件だと思っているのだが(確かこの時これに反発しG7各国の大使も出席ボイコットだったかな)、それはこれまで再三内政干渉してきた米エマニュエル大使(二重国籍でイスラエル国籍も持つ)、彼が黙っている筈も無いからだ。
岸田首相はロシアに近い極東アジア各国訪問直前、首相専用機のエンジンかかってる段階でこれをドタキャンし、出馬断念の会見を開いた(こんな普通じゃない事が起きるとしたら米国絡みしか理由を思いつかない)。

仮にこの時「クソ米大使」とか思っていた場合(エマニュエルは10月で離任するらしい)、
米政権が交代後に彼が返り咲きを模索したとしても確かに驚かない。
反高市なのは、高市氏の場合本格長期政権になってしまう可能性があるからだ。
 ↑
さて、ここで周辺の動きを見てみよう
岸田首相が高市氏を「キチ○イ女」と呼んだとか、「タリバン」と呼んで嫌っていた”という”話をリークしてるのは木原元官房副長官だろう。実際こんな話をメディアに書かせて岸田首相は何も得をしない。
じゃあ木原の狙いは何だ?
高市氏との関係を断絶させて、(自分のことか知らんが)今後も宏池会から首相候補をとかって話になるのかな。→そのためにも石破後は岸田首相再登板でって事なのかもしれない。

だとすると、「そうだ高市氏支持議員も落選させよう」と思う気持ちもわからんでもない。
<さて、ここで思い出していただきたい。マイナカードの保険証適応騒ぎで高齢自民党員などからすっかり支持を失った河野太郎。気が付けば岸田政権の中で評判落としたことなるよね。>
思えば、米大使との伝書鳩と言われた木原誠二って男は
「本当にエマニュエルの言ったことを正確に伝えていたのだろうか?」
とすら思えてくる。

よく考えてみれば、上川陽子議員も20人集めに苦労していた(高市氏の推薦人剥がしのように)、これを見かねて推薦人を貸したのは麻生氏だ(過去に「なかなかやる人だ」と持ち上げた事がある)。麻生氏の思惑には大宏池会構想もあったのかも知れない。
裏で上川氏の妨害やっていたのも宏池会の誰かなんじゃネーの?
思えば、岸田首相の心理も何も、
「岸田首相の耳には正確な情報が伝わっていたのだろうか?」

→続きを読む

posted by kagewari at 10:01 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月07日

石破政権がボロカス過ぎて、鬱なため息が出る

ヒールって事もないのだろうけど、
人を批判して反対派の人気を得るのが快感なだけの人物が、やり過ぎて本当に首相になってみたらやることが何も無くて(考えていたのは全部批判のためだけのネタであり実現性など考えた事もなく)、岸田首相のブレーンやら、アベノミクスをよく知る加藤君や親米安全保障に詳しい(若干工作員的な部分もあるがww)長嶋君だとかに聞いて、党の運営は森山さんに丸投げで、「僕は今必死です」状態。

閣僚人事も彼の周辺にいたのは、同類の悪口が得意な和戸際族みたいなのしかいないから「それでもいいか」と指名してみたんだが(正直言って面子がボロボロで)、国会が始まったらどうなることやら想像もつかない有り様で、
(※結果こんな事になって菅さんそれでいんですか?と住まいの方には書きましたけど)
頼みの菅さんも病気患ったらしく、「大丈夫ですか」状態で、
党幹部の記念写真の撮影では、「俺は帰るから」と麻生氏からほぼ絶縁宣言。
(困った事に、岸田政権時代にトランプ大統領に安倍首相の盟友として挨拶行ったのは麻生さんで、この人飛ばして「どの面下げて誰がトランプ大統領と会うのだろう」状態)

この話のカギは、
(俺は「大宏池会構想」飲むのが吉だと思っていたんだがな、、)
麻生氏の大宏池会構想どころか、岸田首相が東京○検の捏造に近いパー券事件に場当たり的対応続けたあまり(聞いていた話と進行が違っていたのでオタオタした)、派閥解散とか言ってしまった事に始まり。
「うちは解散しネーぞ」な麻生氏との亀裂は決定的となってしまった。
そ も そ も 岸田政権作った立役者は麻生氏と安倍首相の連携だぜ?
(そして菅政権の命運を切ったのは事実上岸田首相《石破を協力して推すにあたって菅氏に彼は何て言ったのかしらね?》)
石破氏といえば裏切りネタに尽きない男だが、岸田首相の裏切りは「どこか自暴自棄」みたいなものを感じるよね(それほどまでに米『民主党』にビビってたのか《岸田首相としては「暗殺されてしまった安倍首相、君が悪いんだ」みたいなことなのかしらね》、はたまたビビり過ぎて恐怖を権威性と錯覚したのか?)。

こんなしょうもない話を背景に登場したのが石破政権で、
「次は僕どうすればいいですか?」状態です←今ココ

■日本の憲政史上最大の恥かも知れないが、
この政権をマスコミは何年も何年も何年も推し続けて、すくなくとも有権者の半数は間違ったといえ支持しちゃうんだから、「あえてこれがオマエラの姿そのものだ」を見せるために登場したんじゃないかとすら思える。「自慢の政権ができてよかったね、この絵を見て感無量なんでしょ?」

そんな役をやらされてるんだぜ?石破
(だらし内閣とか、ジャンク内閣とか言われちゃってさ、、、)

なんか、「あ〜、見てるだけで鬱な溜息出る」
(一部にはキングメーカー気取りで岸田首相が上機嫌だとか報道されてるが、ホントだろうか?《曰く、これで再登板の目が出たんだとか、にわかに意味のわからない話になってる》←これが本当なら精神状態を疑うレベルだぜ。個人的意見だがこれらの報道は《高市氏タリバン発言含めて何か意図があるようで》にわかに信じ難いと思ってるのね。)
ちょっとヤバイ、、
どうしてこんなことになっちゃったんだろうね、神様は残酷だわ。

※そこに前記事の「清和会潰し非公認問題」さ、
本当に自民党過半数割れで辞任するかもだぜ、、、(3週間内閣)
俺は非公認などできないと思っていたから、煮え切らない選挙結果になるだろうと読んでいたが、「どうなるのか全く想像できなくなってきた」(いい意味で)


posted by kagewari at 19:52 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「殿御乱心(石破政権自爆か)」

<あまりの想定外に緊急投稿>
<事実関係異なる部分訂正>

記事の前提は住まいの記事なので以下参照ください
https://kagewari-retour.seesaa.net/article/505091351.html
重要な引用報道は末尾に登場するこちら
自民に激震「比例重複認めず」 非公認対象広がる 党勢後退すれば首相の責任問題も
https://www.sankei.com/article/20241006-DWEKPHC3DFPW7OQQ3KTHK2NZI4/

数字が苦手な俺に、この結果がどうなるのかにわかにわからないが、
処分を受けて重複立候補を認められない議員は、まさか自分を潰そうとした石破派議員の比例当選のために選挙に出るのなら、「こんなバカみたいな事はありませんよね?《潰しにきただけでなく奴隷扱いか?》」
離党して無所属で出る方がまだマシです(実際には党組織が使えなくなるのでにわかに離党などできませんが)。

【仕方が無いので話をパー券事件に戻しますが、】
あの事件は「政治資金規正法不記載事件」であり、裏金でもなんでもありません。
そもそも党から支給される(政党交付金の分配)党活動費は自由に使える政治資金であり(表ざたにできない交際費なども許されている)、パーティー券収入も政治資金として集めてるものですから(主として秘書などの給与になる)、帳簿にちゃんと書いてますかってだけの話です。
安倍首相が「パー券のキックバックを現金でやるのは時代遅れもいいとこなのでやめなさい」命じたのも、何かそれが悪質だからではありません。どこで検○当局などからイチャモンつけられるかわからない不明澄な流れになるので(保守派は常に狙われるから)、「口座振り込みにしよう(別に後ろめたい資金ではありませんから)」と言ったものです。
※噂になりますが、これに反対したのが森喜朗会長ではないかと言われており(自分の政治団体に寄付しろということもでもありませんが)、古い慣習で「そういうのは現金のがいんだよ」みたいな舐めたことを言っていたというもの。

検○当局もこんなこと誰もが知っていて、この告発してるどこぞの大学教授だか弁護士は「刑事告発しまくる左翼の名物おじさん」みたいな人として知られており、真面目に受理などしていませんでした。
<そこにどこからから横やりが入り、(安倍首相が危惧していたそのまんま)イチャモンでもなんでも安倍派を潰せと圧力がかかり>
「あのおじさんの刑事告発使っちゃおうか」となったものです。
(メディアもグルですから、その後の展開は皆さんご存知の通り)
※ちなみにこの告発おじさん、石破氏の水月会についても政治資金報告書不記載で告発してるからね。

言ってみれば、「ちゃんとしてなかったものだから(安倍首相が危惧していたそのまんま)政治責任をとらされた」。そこには清和会なのに岸田氏を支持し首相選出に貢献した官房長官の松野氏も含まれており(離党の処分だったかしら《この人派閥の会計に何の責任もなかったのに》)、←<訂正>流石に松野氏は政倫審でたから救済だとさ
”その筋”は、岸田政権を応援するとか、脅す意図でやったのでしょうが、
岸田政権の対応は酷いもので(マスコミの報道に「そこは違う」と打ち返すべきだった。だから岸田首相も当初は「裏金では無い、どういう定義ですか」など答えている)、
最後にはマスコミに追随し、ズルズル処分を行ってしまい、
結果、自分の派閥も立件され、最後は自分が退陣する理由のひとつになった。

この泥仕合みたいなネタが「パー券事件の全貌」であり、
■今回、石破首相がやろうとしてる「事実上の追加処分」がいかに悪手かわかるってものです
(下手すると政権を失いかねない《てかブチ切れた離党者が続出するかも知れない》)

たぶん、彼は高市に入れた議員は落選してもいいとか思ったのかも知れませんが、
そんなことなると、自民党が与党から転げ落ちるとか、小学校の算数もできないのか?
嘘つき内閣とか言われて切れたんでしょうけど、
(報道によると森山幹事長も仰天してる等)←<訂正>発信源が森山氏という説が登場
自分が何を言ってるのかもわかってないのかも知れない。


posted by kagewari at 01:01 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月04日

先日予告紹介したBANDMAIDの『 Forbidden tale』MVがリリースされました

BAND-MAID / Forbidden tale (Official Music Video)
https://youtu.be/EiknA3mWivA?si=wJLbPPq8R2Tu2sbu


曲の紹介は過去記事読んでくれ
https://kagewari.seesaa.net/article/505023938.html

明日大谷君の記事もあげようと思ってるんだけどさ、
確かにほんの一部でだけど、BANDMAIDやBABYMETALは「音楽界の大谷か」なんて言われることもあってさ、海外などの評価の根本は過去とは違う。
「なかなかいい」とかそういう評価では無く、
(新たな可能性を切り開いた)「考えられない、凄い」の方だから。

※ちなみに俺は説明するまでもなくリードギター作曲のKANAMI氏のファンだが、彼女が俗に言う(チャーやレイボーンなどの)スーパーギタリストだとは思っていない。ひょっとすると技術的に突っ込みどころ満載なのかもしれない(目をつぶっても王道ロックのコードが演奏できる人とも思っていない)、だからロックギターにおける『共同幻想』的縛りが無く、更に彼女達が面白いのは「練習しないと演奏できない譜面を書く」ところで、当然新曲初期の頃はライブでも演奏しきれていない時もある(「よく耳にするギタリストの音だ」という要素を感じないんだわ《意図してそれを演出で入れることはあるが》)。
個人的にJAZZファンでもあるので、この不完全な取り組み方が、JAZZのフリーパートにおける即興演奏(インプロヴァイズ)に似たもの感じるのね。

譜面と即興の類似性をにわかに理解できない方いると思うのだけど、ごもっともです。
BANDMAIDが異質で(ビートルズに類似しているとも言われることあるが)アルバム全曲シングルカットみたいな造りになっているので、「捨てる曲が無いため」年を追うごとにライブで演奏するセットリストに苦労している(彼女達の人生の中で、ライブで数回しか演奏できない曲も出てきてる)。
一般的には「ナントカバンドと言えばこのナンバー」って定番があるものだが(むしろ一発屋のが多いだろう)、BANDMAIDにはこの定番が有に30曲以上あり(今年またこれがまた増える)、困ったBANDMAIDはライブで20曲以上演奏するというトンデモ状況に至っており(記念のライブの時には実働時間が優に4時間を超えた《にわかに聞いた事が無い時間だ》)、

つまりどの曲も「常にその時の実験だった」ような、プログレッシブバンドでもあるワケで、
彼らの楽曲はどれもJAZZの即興性のような要素を持ってるんだわ。
(時々完成形に近い成功作もあるけれど、自分でその曲を時代遅れに追い込んでいくので永遠の定番とすることもできない。→今の自分を破壊し進化するプロセスを止める気が無い。「本当にどうかしてんじゃないかと思う」)

<ちょい前に記事に書いた>
「少々失敗してもいい余地や、実際の失敗がある方がリアリズムが上昇する」
(これ”実存主義的な意味で”ということね)
これに近い現象がBANDMAIDの曲に発生してると思うんだよね。


posted by kagewari at 22:26 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月03日

身近になるってかな、無防備ってことかも知らんけど(現実認知の『心理学』)

「なんか掴める」だとか(わかるってのとは違う)
身に付いた感じがするとか、馴染むは変かな、
感覚がわかるの延長なのだが、目が醒めるに似た感じだ。

この反対が、現実に見えてるのに実感が無いって奴だ。
つまり(見たままだけどさ)実感のある現実認知とはなんぞやって話。
(そら過去ログにナンボも出てくる”実存”に関わることだが)
それも感覚研ぎ澄ませてるだとか、集中力がってことではなく、むしろその反対「リラックスしてるからこそ感じる現実感」だよ。

ある程度失敗と言うか、それほど要警戒しなくてもいい状態にある時にさ、
随分とどうでもいいものだから、失敗も込みで驚ける余裕分「こんなもんか」って状況掴めるとかあるんだわ。
(「不安」とかが多い人はなかなか経験無い事かも知れない)
そのものずばり、俺はいい歳になっているので「しょうしょうはどうでもいいことが増えたのさ」。
これが悪い気しないんだよね(ナチュラルに物怖じしないが増える)、

何に固執していたのかもう忘れたけれど、若い頃は(ええ、小学生の時からです)やたらと「大人びることが勝ち」みたいな発想の持ち主だったので、早く30代になりたいとか思ったものだが、
いざ30代になると「全然なんとも」でピンとこなかったものが、50代後半になっていよいよ「こういうことか」と実感するようになった。
(そら経験上「こんなもんか」って項目が増える=「わりとどうでもいい事が増える」=ナチュラルに物怖じしないが増える)

てな話をすると「それは(どうでもいい分)つまらないってことじゃないですか?」なご意見あると思うのだが、「いやいや違うんだわ」。
エディプスコンプレックスに代表されるけど、ほとんど心理的に何か凄いと予見することは(確かめてもいないのになww)どっかこっかにエスカレーションがあるからもう現実から乖離しており、何かの拍子にそれを実体験してもその現実認知はあやふやなままなんだよ。
●どうにもピンとこない人いると思うけど
歴史としてだけビートルズを知ってる人が、どんなもんかと初視聴してピンとこないってあるじゃん
(さぞ凄いのだろうのイメージが、何も知らんから予めズレてるのさ)
「だいたいこんなもんだろうな」と思うことはリスペクトを欠くからではなくて、反対だ反対、
「どういう感じに凄いのか」ってことが予めわかってるって意味(実経験分)。

すると、リラックスしてるから(ハイテンションで視野が狭くなるの反対)本当に想定外に驚くことがあんだね(その典型の一つが「どうでもいい失敗」じゃないかしら)、
この状況には”妙なリアリズムがある”。
 ↑
●俺も確信あっての話じゃ無いが、進撃のピクシス司令の言葉に(諌山氏のことだから引用元の根拠がある筈だ)「うまい嘘をつくには、本当のことを上手に散りばめておくといい」ってのがある(これスパイ容疑の尋問の時に「嘘が上手いですな」と見破った台詞)。
「少々失敗してもいい余地や、実際の失敗がある方がリアリズムが上昇する」のだよ。
事実は小説より”奇なり”だろ?
(合理的推測の正解は事実じゃないのだよ)
ピクシスが言ってるのは、「うまい嘘は現実を超える=本当の現実は小説より奇なりだから」
(そりゃ、嘘の無い話なら尚いいんだから。嘘という単語に”失敗”を代入すればよい)

「余裕の中で想定外の失敗も許容する現実は、現実認知の領域を拡大するような”妙なリアリズム”がある得難い体験となる」←と言えるのじゃないかって話さ
●単純に言えば「リラックスしていないと視野が狭くなる」ってこと

だからさ、「不安」があるとリアリズムの体感不足で(あーでもないこーでもないが増える)そりゃ苦労するだろうって、
自分が歳食ってから余計にそう思わ。


posted by kagewari at 21:50 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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