2025年05月14日

女性の時代である理由(翻って男性の弱点:R20かも?)

女性が目立って活躍している印象が強い
印象が強いのは、全体像と言うより分野分野の先端、時代の最先端で女性が活躍しているからだろう。「現代社会において男性は時代遅れ傾向があるのだろうか?」
(勿論その印象は俺の関心事項での話だけれど、サンプルとしては十分でしょ。誰しも個性化の中で関心事項は分岐しており、ミクロな統計でも全体を否定できない時代になってるからね。)

たとえば、政界の高市氏、言論界の飯山氏、音楽で言えばBAND-MAIDでありBABYMETALであり、スポーツでも(男性選手にタレントが少ないとは言わないが《後述》)サッカー界の谷川選手やオリンピックなどでも女子選手の活躍は目立っているし、男性スポーツ選手と言えば大谷君だが彼が旧世代の男性誇示的人物かと言えば”明らかに違う”。
(思えば数年前から地上波報道番組ニュースアンカーも元女子アナが座るようになっている)
ついこないだほとんど論文で書いた日本保守党も実質的党首は有本氏
保守系月刊誌3誌のうち産経系の『正論』編集長は田北氏だし、
福井県警の増田美希子本部長の報道も(宝塚みたいと)話題になっていました。

米国トランプ政権女性閣僚はトゥルシ・ギャバード情報相を筆頭に、裏方のスーザン・ワイルズ補佐官やパム・ボンディ司法長官など多彩だ。
目を引くのは荒事担当の国土安全保障省長官(サウスダコタ州知事)クリスティ・ノーム氏
https://youtu.be/N2kmU81SLnQ?si=IrYR4epayoHQ65p5&t=660

(設定してるけど動画11分から)

いや普通にカッコいいから

欧州の保守政党党首は?フランスのルペンであり、イタリアのメローニであり、独逸afdのアリス・ワイデル(極右保守政党とか呼ばれてるが彼女はレズビアンだから《ここはまだ極右的要素が残ってるらしいけど》)、ついでに言えばドイツには反移民極左政党「ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟」が存在しその党首も女性でありそのまんまザーラ・ワーゲンクネヒト氏だ。

ぼんやり脳も緩めに考えていると「現代社会において男性は劣等種か」ともろに性差別で考えてしまったりするんだけど、固有名詞出すのは忍びないので誰とは言わないが、BSの有名政治番組やインターネット保守系有名番組などの代表的人物が「いずれもみっともないセクハラで退陣」してる様を見ると情けなくなる(というか男性として恥ずかしい)。

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posted by kagewari at 14:31 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月11日

日本保守党の名前を出して論評したことは無かったな(6)

その少し前の世代”特に就職氷河期世代”などには「時代に見捨てられた被害者」のような自己否定感心理が一部階層に存在し(若者達の為に高齢者は自死すべきなどのトンデモ発言が有識者から飛び出したのも類似のマインドだと思う)、この心理階層にとって立花氏の偉業は「俺達を底辺だとか思ってる社会を見返す」復讐意識でもあった。【強い攻撃性がある】

支持率統計でも明らかなように日本保守党の支持者は高齢者が多いとされており(論の立つような個性派も少ないでしょうよ)、彼らがそんな社会に対する復讐や攻撃性に煽られていったのは何故だろうか?
この話には「”意図せざる”詐欺師のレトリックと”終末論”」が関係していると思う。

■『新興宗教』とりわけカルト宗教でお馴染み”終末論”
注:日本保守党が意図をもってそんな事をしたとは1mmも思ってませんよ。政党ならどこだって努力する「支持率を高めるとか注目を集めるための論説や演説」が、日本保守党の場合には偶然、支持者の心理的特徴との相関で想定外に「類似した悪循環にハマっていたのではないか?」という推論です。
 ↓
「このままでは日本は終わりなんです、もう時間がありません」と”彼ら”は連呼する
(彼ら自身も半分高齢者なのだから、少々の誇張はあるのかも知れないが《高齢支持者の心理と同様に》本気でそう思っているのだと思う)
現実に寿命が近づき、現代社会において高齢者の多くに(平均寿命が伸び続ける現代社会特有の)「自分が何歳まで生きるのかわからない」という構造的不安を抱えるリスクがある。と同時に『共同幻想』崩壊の中で孤独を抱える事例も少なくないだろう。
(介護施設需要などからの類推だが《皮肉なことに政府の施策がこの不安を煽っている側面もある》:地方の里山などで営農生活を続ける高齢者からは《報道やドキュメンタリーなどでも》そういった話を聞くことは少ない《地方のコミュニティーが過疎化しても尚だ》:現実を素朴に見れば、医療も福祉も行き渡った現代社会に高齢者が殊更不安視するような事実は存在していない)
 ↓
噂によると、日本保守党党員は(”都市部に多く”)ファミリー党員もいると聞く。
勿論主導してるのは権威上位の高齢者で自分達の家族を含めて党員にしたものだろう(ある意味において退路を断ってる《間違えましたじゃ家長の権威が地に落ちる「詐欺に騙された級の恥辱だ」》)、この状況が保守党の連呼する終末論にガッツリ投影されていたのではないか?

類似の『新興宗教』あるあるプチ終末論とは以下のパターンだ
「死相が見えます、このままだとあなたは10年以内に死ぬ。しかし今ならまだ間に合う、このありがたいお札があなたを守ってくれるでしょう。」←とかなんとか適当なことを言って多額の寄付金をゲットするというものだ。
日本保守党はそういうことをやってませんよ。ですからカルト宗教のようだなど評するつもりも”まったくありません”。
”終末論”と投影現象が偶発する確率の話です。(若い保守系世論は『参政党』を支持していたりするので、相対的に保守党支持者は元自民党支持の高齢者が多かったのさ《有本氏や百田氏が当初からそれを予想している筈も無い》)←支持者の心理的背景から、偶然このパターンにハマってしまった事例が少なからずあったと想定されるという推論です。
(この投影現象が起きていた場合、『心理学』的分析を使えば「支持者達の不安はエスカレートし肥大化してしまう」ワケ《多額の寄付金現象のように》根拠不明の”終末論”は理論的に「不安」を煽り無限にエスカレートさせることが可能である)

●日本語も怪しい「拙い一行暴言」のほとんどは高齢支持者達のそれではないだろうか
高齢者と思われるトンデモ投稿の中には
「このままでは日本は終わってしまう、孫たちが外国人の奴隷になってしまうんです。それを救えるのは日本保守党だけなんです」というものがあったと聞く。
(正常な判断能力を欠いているとしか思えない)
また、見捨てられた氷河期世代などの思い込みから、自分達を底辺だなどと錯覚してる(これは明らかな「強迫心理」)階層も意味不明なぐらいに論理性を欠く暴言を続けている。
 ↓
※左派ジャーナリストで安倍首相の敵でもあった菅野完氏は現在反斎藤でN国立花氏を批判する立場だが、N信とも斎藤信者とも言われる誹謗中傷が殺到している(ここまで説明してきたようにこのネットリンチ部隊は日本保守党と丸被りであることが統計により示されている)、彼は誹謗中傷や迷惑電話(彼は電話番号まで公開してるから)その「あまりの程度の低さに気持ち悪くなる、経験したことのない怖さがある(県議が亡くなった気持ちがわかると証言)、地獄の釜の蓋が開いたかのようだ」と語っている。
<この現象の前段階にあったのが、若い世代ならバカッターに始まるバイトテロであり、氷河期世代のモンスターペアレンツや、カスハラであり、保育園の騒音に抗議する高齢者達などだったことから考えれば「SNSの暴言に見られる”意味不明なぐらい”論理性を欠くその特徴」を理解できると思う>

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posted by kagewari at 18:52 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本保守党の名前を出して論評したことは無かったな(5)

<一部校正加筆編集>

立花氏にとっては、”弱者の戦い”であったものが、
百田支持者にとっては”強者のマウント”となった。
■結果として、飯山氏が暴き出す事になる現在の「日本保守党批判」の発端は何だっただろうか
そしてSNSによる誹謗中傷の行動原理はどこから始まったのか

思い出して欲しい、(”ベンチャー”他発言から類推される)有本氏の企画は何だっただろう?
立花が成し遂げた「政治家として立身出生して”才覚だけで”巨万の財を成す」モデルを遥かに上回る大成功への野心だ(金が欲しいというよりも”才覚だけで大成功を成し遂げたタイトル”が欲しかったのだと思う)。立花にできて自分にできない筈も無い。
※何故そんなことに執着してるのか?個人的な類推はあるが(なんせ経歴もよくわからない人物なので情報不足で軽々には語れない)ここでは不明としておく。
 ↑
●この成功のために絶対NGは何か?
ここを類推すると
1)ベタなどぶ板選挙(支部を作り大がかりなスタッフを抱えるのも絶対NG)
何故NGかって、無駄なコストがかかり「立花氏を超える”金のかからない選挙”に勝つ」ことの邪魔になる。
2)真面目な政策への取り組み
モデルとなっているのが「NHKをぶっ壊す」なのだから、(お金もしっかりかけて全く残らないの代表)『参政党』のような真面目な取り組みは絶対NG
特に、政策スタッフなどを抱えれば組織も大きくなり有本・百田独裁体制が揺らぐ。
3)自分達が運営するキラーコンテンツ「あさ8」や各人のニコ動チャンネルの邪魔をしないこと
政党活動としては無報酬であり(これも立花超えの大成功のためだと思う《自分達が高額報酬を得てしまえば見かけ上の資産が減ってしまう》)、自分達の稼ぎを減らすようなバカなことはしたくない。

■日本保守党の設立を、日本のためと真に受けていたのが飯山陽であり、
想像するに、飯山氏が退路を断って大学関係などの定職を全て辞めてしまったことにも「カチンときていた」と思う(何本気出してるのって)←このスタンスは企画に反する
そして何より、飯山は「ベタなどぶ板選挙」を展開した
(そもそもこの時有本氏は小池都知事と飯山をぶつけて、負けはするが保守党の知名度を上げることが狙いだったが、アラビア語対決の煽りが効き過ぎて小池は15区補選に立候補しなかった)
youtube他知名度と空中戦の選挙戦を考えていた有本にとって、当選を目指して全力出してる飯山は空気の読めない奴でしかなく、
(小池知事にぶつける目的を失ってからは、この選挙は知名度だけあがればよくて、飯山の得票数は極論どうでもよかった《モデルとなってるは立花戦術の落選前提の無駄に立候補広告だからだ》)
 ↑
この論拠が、飯山氏擁立時に「飯山さんもいくらか出さないと本気にならんやろ」の逸話だ
供託金すら勿体無いと思っていたのだと思う。
そして彼らは「今回は落選前提の無駄に立候補広告なので供託金没収やな」の想定だったのではないか?
(ここでもコストをかけたくない)←何も飯山氏への嫌がらせでは無く(彼らの想定では当初”空中戦”メインでいいだろと思っており、まさか勤務先を辞職するとか思っておらず)、知名度上がればyoutubeの再生が上がりそれ以上の収益を飯山氏が稼げるだろうと思っていたからだろう(その裏付けあっての提案だったことになる)。
※有本氏は飯山氏に「辻立ちなども指示していただろう」というご意見あると思うんだが、もうその時には”この状況が面白くない”中での場当たり的な指示だったのではないか?有本氏が本気出していれば指示はより戦術的だったと思う。
(飯山氏も選対が無い中で随分指示が適当だったと述べている)

つまりさ、
「ダメだこいつ何もわかってない、誰が真面目に政治をやれとか言ったのか」
(この判断は、15区補選選挙当初からあったと思われる《事務所探しすら”めんどくさい”感覚だったのではないか?》)
●この時には既に日本保守党は、SNS誹謗中傷ネットリンチ部隊が阿吽の呼吸で存在しており、衆議院選挙の候補にいないことを説明した後に(選挙直後から百田氏は遠まわしに飯山批判を行っており支持者の間で準備はできていた)、飯山が出演する「あさ8」チャット欄に誹謗中傷があふれかえり(それを有本氏は放置)、飯山氏が日本保守党批判に転じる原因となった。

●そして共同代表「河村の乱」だ(連れてきた武田教授は今何思う?)
十分な選挙資金もあるのに(ベンチャービジネス起業家としての成功が目標の日本保守党は”金のかからない”空中戦”しかやる気が無い《特に嫌煙してるのが事務所費と人件費》)、
地道に支部やスタッフを雇い入れず、まともな議員活動もできないことに業を煮やした河村たかしが「減税日本の票で獲得したといってもいい政党交付金が1円も支給されないことを抗議し、記者会見で党大会、党首選を行うべきと抗議」、百田有本との関係は完全に決裂した。
対立の原因は、同じで(そらそうさ)
「ダメだこいつ何もわかってない、ベンチャーだっと言ってる意味わからないのか?」
ここに尽きる

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posted by kagewari at 10:21 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本保守党の名前を出して論評したことは無かったな(4)

このドタバタの中で「日本保守党」が登場する
『参政党』の低迷と、「NHKから国民を守る党」瓦解の中で絶好の機会だったのかも知れない。
 ↑
つまり、「日本保守党」の党員には、少なからずの「武田の乱」で失望した元『参政党』支持者、N国党瓦解の中で落ちこぼれたり党勢を見限った支持者が含まれる結果となった。
※注意すべきなのは、
「NHKから国民を守る党」立花孝志は(彼の立ち位置は一度社会の底辺に落ちたyoutuber達が政治の世界にのし上がっていく物語だったのだから)”弱者の戦い”を得意とした。
(その中には2chなどで限られた情報から「本人を特定する」攻撃なども含まれていたんだと思う《最近はわからないが一時は随分そういうネタがあった》、2chとは関係無いが、地下アイドルなどにつきまとう事件を起こしたネット民が、アイドルの投稿写真の”瞳孔に映る外の風景”から住所を特定したなどの話が話題にもなっていたほどだ。)
彼にとっての”弱者の戦い”とは、法律の知識を駆使して「自分は法律の隙間を狙い、敵対する相手は容赦無く訴訟で脅し、開示請求などで批判者の本人を特定して発言を封じる」
特にマスコミを相手にする時には、取材時の電話番号を晒したりして支持者が攻撃することを「地上波報道などの抗議がスポンサーに殺到すること」などを参考に繰り広げた。

そして立花氏は”暴露系youtuberガーシー氏のほとんど脅迫手法”を知る。
(秘密の暴露は、業界話など真実か怪しい話でも通用する《これが兵庫県知事選事件で炸裂する》)

■この”界隈”の文化が「日本保守党」にそのまま移行する。
(流石に百田氏ファンクラブともいうべき彼のニコ動会員のことなど知らないので正確にはわからないが、一部には「日本保守党」設立前から彼のファンの行動はネットリンチの概念があったとされる《確実に観測されているのは2019年の添田議員への付き纏い事件》、立花氏が最初に区議に当選するのは2015年有名になったのは2016年の都知事選立候補2019年は『参議院』に初当選する年である)
※重要なキーワードは”ネトウヨ”と呼ばれるネット世論の存在だろう
(当初からN国党は保守ではなく、立花氏もリベラルを自称していたこともあったと思う)
ある意味、立花氏を面白がって見ていた支持階層はその多くが百田氏も知っていたのだと思う。
それがN国党瓦解の中で、勢いに乗った「日本保守党」に少なからず流れただろう。
(この現象は元政治家女子48党候補の一部が、「保守系ステルス女性候補」として未だ政治活動を続けている様子からも観測できる。)

立花氏にとっては、”弱者の戦い”であったものが、
百田支持者にとっては”強者のマウント”となった。
双方の支持者が被っている証拠は以下の「兵庫県知事選事件」で確認できる。
元兵庫県議への批判はどのように拡散していたのか?
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/bf0ff816811c0f7812100ef8ce726715e30d3afc
(鳥海不二夫 東京大学大学院工学系研究科教授)
立花氏が”暴露系youtuber”として選挙運動を行った延長で展開した百条委員などへの誹謗中傷の政党別フォロワーは、圧倒的多数が日本保守党だった。
説明するまでもなくだが、日本保守党は殊更兵庫県知事選のことに多くの言及をしていない。

■結果として、飯山氏が暴き出す事になる現在の「日本保守党批判」の発端は何だっただろうか
そしてSNSによる誹謗中傷の行動原理はどこから始まったのか

<つづく>

posted by kagewari at 00:22 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月10日

日本保守党の名前を出して論評したことは無かったな(3)

<一部校正加筆編集>

●これを契機に「武田の乱」が始まる(『参政党』から神谷をパージする動き)
権力闘争の中で、『参政党』内では神谷氏が勝利するが、外に出てからの武田氏の批判はおおよそ事実とは言えないデマや誹謗中傷が連発し(話を吹き込んだ人物がいたとしか思えない)、対立は決定的となるだけでなく、『参政党』は低迷期に入るほどのダメージを受ける。

<<<<さらに同時並行で「NHKから国民を守る党」の凋落が深刻化する>>>>

俺は「NHKから国民を守る党」の凋落が始まったのは、(存外に篠原の刑事告訴による有罪が効いていたのかもしれないが)単なる立花氏の「不安」だと思っている。
彼を批判してる人物は強く彼を単なる悪性の人物だと思っているだろうけど、俺はそう思わない。
彼が(悪く言えば)底辺youtuberなどに声をかけていたことは、彼自身がNHK内部告発を契機に失業者となり鬱病を患い生活保護も経験しながら、パチプロそしてyoutuberとしてのし上がってきた経験から彼らを引き上げようとしていたのは事実なんだと思うし、NHK集金人問題の追及も国民年金だけで暮らす高齢者など低所得な人の事を思ってなど”彼なりの正義感”はあった。
本当の低所得階層にとってNHK視聴料は(生活保護を受給すれば無料になるのに)一般人には理解が及ばないだろうが”重税感や不公平”に匹敵する問題で(しかもそれほど視聴しない世帯には根拠すら無い)「この点でも政治の世界からも見捨てられたテーマ」だった。

この表現はどうかと思うけど「底辺からの支持を前提とする小政党だから取り組めるテーマ」であり、彼だからこそそこに着目できた。
(既存政党には、少数の意見に目を向ける姿勢が欠けていた→「そこに空白があった」)
同時にNHK集金を嫌煙していたのは、「そもそもTVを観ない」2chなどを中心とする”保守系ネット世論”であり(立花氏は気付いてなかったかもしれないが)、少なからずのネット民もN国党を支持した。
※そこに立花氏の信念があったとか言わないけれど、「浅く軽くであっても何かいいことしてる自分でいたい」着想は、この時の彼にはあっただろうということさ。
 ↑
彼は選挙資金として集めた借金を何としても返済しなければならないという思いがあり(彼を追求している天敵”選挙ウオッチャーちだい”氏の話によるとかなり不透明な資金もあるらしいが)、これが即座に「もし次の選挙で議席を得られなかったら返済できないかもしれない」という強い不安となった(youtuber特有の再生回数不安とよく似ている)
※本来、地道にNHK問題に取り組んでいるだけで一定の議席を獲得し続けることは可能だったと思う
 ↓
【ここでN国党は手段と目的が逆さまになる
●それが”暴露系youtuberガーシー氏”の擁立だ
この人物はNHK放送のスクランブル化と全く無関係であり、自民党が得意とする有名タレント候補の模倣そのものであり、はっきり言って最悪の一手だった(立花氏はそれだけ心理的に追いつめられていたのだと思う)。
「つばさの党」を使っての『参政党』攻撃をしていたのもこのころで、
側近も去っていくなど瓦解が始まる。

ガーシー騒動の後、N国党が政治家女子48党になったのは極め付きだった。
(これが、結果として大津氏との党首争い裁判へとなってしまう《この対立も立花氏の党是であった「政治資金パーティーを行わない事」に反して大津氏と当時側近だったつばさ黒川氏が政治資金パーティーを開催しようとしたことに立花氏が激怒したことが発端》)
※話は逸れるが、単なる悪手に思えた政治家女子48党でスカウトした女性候補はその後思わぬ展開を見せていく(一部の候補には芸能人のファンのような支持者がついたため、「保守系ステルス女性候補」や保守系女子youtuberなどがその後各所で《立花支持を隠す形で》暗躍する想定外な波及を見せる《立花氏もそこまで想定していなかっただろう》):この現象の背景は近年自民党が元アイドルなどのタレント候補を擁立するようになった事が影響しているのだろう(本物の芸能人にはなれないが「元アイドル議員の模倣ならできる」かもしれない)

このドタバタの中で「日本保守党」が登場する
『参政党』の低迷と、「NHKから国民を守る党」瓦解の中で絶好の機会だったのかも知れない。
武田教授と百田氏の動きを見れば、当初有本氏が深くコミットしていたとは思えない。
(武田氏は《同じ”たかじん系”人脈の》百田氏を『参政党』躍進の起爆剤として、河村氏も含めた党勢拡大を考えていたと思われるからだ《悪意あっての話ではない》)
武田教授などによる他党との連携を諦めたところで、独自に「日本保守党」設立を推し進めたのが有本氏だったのではないか?
※詳しい経緯はわからないが彼女は『日本国紀』執筆構想にも関わっていたのかもしれない
(事実、日本保守党結成の一文はほとんど『日本国紀』序文をなぞったものだと聞く《コンセプトは同じだったのだろう》)

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posted by kagewari at 18:47 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本保守党の名前を出して論評したことは無かったな(2)

<一部校正加筆編集>

ここで三つのことがわかる。
1)泡沫政党でも戦術によっては国会議員を選出できる
2)ネトウヨとも揶揄されたネット世論を背景に『参政党』のような本格保守政党も議席獲得できる票田が存在している
3)世論的にも泡沫政党が躍進する事があると、新興政党への関心が高まった。
■そして既存大政党に大きな動きが続いた
安倍政権の終焉、そして安倍首相の暗殺
自民党の左旋回(米大使の命令でLGBT法が成立)
 ↑
前項の政治情勢と1〜3を背景に新たな参入者が登場する
それが「日本保守党」だった。

主導した人物は有本香氏なのだろうと推察している。
(彼女の歴史はまた長くなるので省略するが、人気youtube番組である「虎ノ門ニュース」を背景に保守世論が厳然と存在することをよく知ってる言論人のひとり《「虎ノ門ニュース」はそもそもガチで保守系番組ではなく、地上波に対抗するぐらいの意味だった、そこに関西地上波における保守系番組として知られる「そこまで言って委員会」系列の人物が参加していく流れで「虎ノ門ニュース」は気が付けば保守系番組となっていた。》)

■有本氏の政治家や評論家としての能力はさておき、状況を読む力は特出しており、
類推だが、彼女は以下のように考えたのだと思う。
1)youtubeのインフルエンサーとしては、虎ノ門のメンバーは立花孝志以上である
2)百田氏著(編集有本氏)『日本国紀』の成功から、安倍首相亡きあとの日本の世論には「保守系世論の受け皿が無く、ぽっかり穴が空いている」
(『参政党』が様々な事情で低迷していた事も大きい)
3)N国党と違い、自分と百田氏の『日本国紀』コンビが政党を立ち上がれば、(N国党のように借金なども必要無く)ファンクラブと同一の組織が数万規模で獲得できる。
(これは立花氏が発見した政党資金獲得モデルの更に上を行く成功を可能とする)

●その時、同時並行で前段階がある
何が起きていたのかと言えば、「武田の乱」が起きる前の話であり「武田の乱」が起きた原因でもあり、「日本保守党」が登場した理由でもある事象だ。
<<<<<何が起きていたのか?>>>>>
話は『参政党』議席獲得時に戻る、
神谷宗幣氏の人物像に触れておこう、
彼は元自民党議員だったのかな、いろいろあって既存政党に絶望し政治家を引退していた。
いろいろ悪戦苦闘している時に、維新や他の政治勢力やらが、何か政治活動しようとすれば横から親切顔で参加したかと思えば(票にしようと)乗っ取りも視野に入るような怪しげな動きが必ず起きることに辟易しており(その典型が、高須氏による「名古屋知事リコール証明偽装事件」だ《ここにも武田氏、有本氏、百田氏が登場する》)、
『参政党』運営において、どこかの政治勢力を背景にしてる人物などを「お断りいただく」基本姿勢を持っていた。
 ↑
『参政党』議席獲得の功労者は誰よりも武田教授だったのだが、その彼は「虎ノ門ニュース」人脈であり同時にたかじん系制作会社にも顔が利く人物だった(地元は名古屋であり減税日本河村氏とも親しい)。

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posted by kagewari at 00:03 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月09日

日本保守党の名前を出して論評したことは無かったな(1)

(そういえば、あれ?間違ってる)
思えば飯山陽氏の発言や動画などを【拡散希望】で紹介したことは多数あると思うけど、
俺さ、コメントやら「守る会」やらへメール送信などもしているので、どこに書いていたか記憶が言うほど定かでは無いんだわ、

<そこで>←てかさ、この話凄く長編になるから(ほとんど論文)
今日本で散見される小規模政治活動や諸派含む新興政党の歴史を追いつつ、「日本保守党」を軸に現代の社会問題を分析してみたい(かなり長編になるかも)。
出現当時盛んに記事にしていたと思うけれど、この話の歴史は「NHKから国民を守る党」に始まる。諸派として泡沫政党はいろいろあったにしろ(その代表は都知事選などに立候補し続けたドクター中松の活動かなと思う《調べると過去に一度幸福実現党から立候補したことがあるようだ》)、そんな中で「NHKから国民を守る党」であり初めて不可能と思われていた泡沫政党の議員獲得に成功した。
 ↑
時代背景として、都知事選などに時々登場するアホみたいな政党の政権放送が面白いと、2ch中心にネットの政治関係界隈で話題になっていた時期があって、俺の類推だけど、そんな話題を面白がって見ていたひとりが(まだ当時パチプロだったのかわからないけど)立花孝志氏だと思う。
彼はちょっとした発明家というか、選挙戦術をゲーム攻略のように思いついた人物で、
無風選挙などと知られる地方自治体の市議会議員や区議会議員などに立候補し続け、彼自身市議会か区議会議員に当選するのが始まりだったかな。
その後「誰なんだお前」のような候補を党の売名広告戦略として続々ダメ元立候補させる。
(ネットでスカウトした社会不適応を自認するようなタイプが多かったように思う《そもそも社会適応する時代は終わっており、社会不適応を自認することは何らかの意図を持つ人たちを意味していた》←そんなこと気にする時代は終わってたからね)
この作戦があたった、立花が意識していたのかわからないのだが、組織政党が地方議員を背景に(その議員票の合計が同党国会議員票になる仕組み)国会議員を送り込む仕組みを「当選してもしなくても地方議会に候補を出し続けることでいつか国会議員に届く」ことを彼は発見する。

■勿論youtuberを自認する彼は(今でも彼のアイデンティティーはyoutuberだと思う《あまり言及してる人いないけど彼にはyoutuber愛みたいのあると思う》)、
youtube選挙と銘打って(実は違うんだけどね《むしろ地方選挙重視の王道だった》)、金のかからない選挙を標榜し、仮に国会議員を選出すれば「何者にも忖度しせずに、政党交付金で資金を得ることもできる政党」という概念を発明する。
※当時の彼の主張では「得られた資金でNHK請求費用裁判の支援や代行する」としていた
後から資金を得られるのだから、(寄附を募ると支持者に忖度しなければならないからと)借金して選挙活動費にするという方式を発案する。
 ↑
これは発案というか、彼自身の不安もあっての話で(寄附を集められるような政党とも思っていなかったんだよ)、この借金+政党交付金による返済モデルが後に彼を苦しめることになる。

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posted by kagewari at 17:26 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月08日

『夫婦別姓』の意味の無さと、脊髄反射で激怒する保守派も「そこですか?」って話

そもそも左派の言う『夫婦別姓』に意味が無いのは、
「だったらサルトルみたいに事実婚でええやん《終わり》」
意味がわからないというか、意図がやましい。
思うにキラキラネームじゃないけど、考えの浅い”適応者崩れ”な人達を騙して1例でも多く家制度崩壊に参加させようという腹が見え透いているので、
「チャンスがあれば全体主義で結婚制度崩壊を狙ってるのか」などと、右派が怒る気持ちもわかるというお話。

がしかしね『非婚・晩婚』が6割超えちょるってのは、
現行世代は(少子化も背景に)家制度(正確に言うと家督相続制度)が、既に形骸化しており、積極的に参加する意思がないことを表している。
だからといって、歌舞伎や蕎麦の名店が代々続く伝統を継承しようとする確信的再選択の自由を否定するものではなく「伝統の結婚制度を守る」ことも多様性の保証である。
だから結婚を選択する人に意味の分からない選択肢(別姓など)を提示することは、場合によるとその選択を法的に毀損する可能性がある。なので夫婦別姓結婚制度の選択が法的に明示されることは好ましくない。
※何より皇統の継承と齟齬が生じる(強く反対する理由はよーくわかる)

そうなんだけども、保守派が夫婦別姓論議を左翼のリトマス試験紙とばかりに発狂して叩くのも違うだろと思うのね。何故なら(前項で説明したように)既に家制度(家幻想なる『共同幻想』)は6割以上から形骸化していると認識されており、結婚制度の選択肢ぐらい(事実婚の法整備が進んでいないので)あってもいいだろうと考えるからといって、「すわ左翼ダー」と激怒するのも直情径行過ぎるからだよ。
「それは論理矛盾があるんですよ〜」と淡々と説明すればいいだけのことだから。
(或いは「事実婚の法整備が遅れてますよね〜」とかね)

■ぐるっと回って考えるとね、右派は右派で現代の『非婚・晩婚』が6割超えてる心理を冷静に分析できておらず(所得や結婚式費用の支援でどうにかなるとか思ってる能天気な人もいる)、少子化すら結婚制度の本質「家督相続(家名を残す事)」から外れたところで進行していることもわかっちゃいない。夫婦別姓論議をしてる人をキタコレ左翼だとばかりに叩いていたら(保守系の人がめんどくさいって)非婚や少子化が余計に捗ってしまう可能性もあるわけで(世論調査にあるように常識的に結婚選択する人は”別姓にしない”だろうから言うほど心配は無い)、
皇統継承を心配してのお怒りならわかるけど、家制度の崩壊ガーっていう事ならとっくの昔に形骸化しとるがな。
産業構造の変化でサラリーマン世帯が主力になるってことは、家名も何も相続するべき耕作地も(最近は親の暮す戸建てすら相続しない時代だろ?)正業も無いんだから「名ばかりの家名」になってるワケでさ(何々流サラリーマン○家なんて無いだろ?)、戸籍制度だなんだと後付けみたいな理由も出してくるけど、冷静に考えれば夫婦別姓などには意味が無いというか論理矛盾してるんだから、条件反射で激怒するような話は逆効果でしかないと思うんだがな…。

「宇多田ヒカルの歌に激怒しててどうすんだよ」溜息出る…

(「炎上その後直情径行バカまでの」プロパガンダに、まんまとひっかかってるようなものじゃないか《こういうところで余裕見せて保守世論はタフだねってなる場面なのに》彼女は政治家じゃないし、いつだったかのサザンオールスターズが株を下げた揶揄するような表現でもなかろうよ。)


posted by kagewari at 09:54 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月07日

実は俺もAI自動生産無労働社会の金融政策どうなるのか”わからない”w

想像の話でしかないんだが
AIによる生産はコモディティ(資源や素材や一般生産品、レジや配膳などの基礎的サービスや保健適応基礎的医療も含まれてくると思う)分野に比重が置かれるよね?
いちおうAIにも飲食店は経営できるけど、ランダムにこれがいんじゃないか?などの個性をAIが無限に想像するとした場合(それはカオスだから)AIの論理矛盾にもなると思うんだよね。
わかりやすくいうと「思い付きでAIはやれない(根拠が個性だけの製造はできない)」
※中古品やヤフオクなどの流通もAIにはちょっと難しい

つまり、人間の手による経済は残るし大富豪もあり得るだろう。
(典型例:市場の車は全てAIで生産できるが改造車のニーズまで全て予測するのは難しく、オーダーを受ける能力はあるかもしれないが「こんなトンデモな改造どうですか」の一方的な提案をAIが行うとは思えない。)
 ↑
■この意味だけど”偽共産主義”みたいな通貨発行はできないのだよ。
(どう言う意味かって「生産財本位制」で、AI生産計画に応じた通貨を発行し適正に強制分配する方式。)
自由経済を制限してしまうからね(個人が勝手に蓄財したり投資を募って勝手な生産を行う資本主義を制約してしまう)。フリーエコノミー含む”余剰生産分”あるいは提案された投資案件に応じる”AI投資銀行”みたいな機能も必要になる。はたまた投資資金として企業が内部留保することも制限できない。
※わかりやすくいえば、AI生産以外の”我儘生産や、贅沢生産や、ユニーク生産”などの個性関連が人の手による自由経済として残る。
 ↑
この経済回すための通貨発行が必要な訳で
■そこで勝手な想像なんだけどね、トランプ大統領あたりが”当座想定してるのは”、自由経済はそのままに、AIによる”コモディティ経済”購入用の通過を仮想通貨の別建てで国民に支給する方法になるのかなと。
他に、これという方法を思いつかないんだよね。

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posted by kagewari at 17:03 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月06日

常識人を自認する人の非常識

常識ってのは広いカテゴリの一般常識というのもあるにはあるんだけど、
そもそも共通認識があり得る母集団に対応するものだとなるので、
共通認識のある母集団が分散してくると、それぞれの母集団に常識があることになる。
はたまた、共通認識に寄らない個人にあるのは自分だけの常識で、それを主張したのはサブカル王でもある”みゅうらじゅん先生”の「マイブーム」などだよね。
日本人の常識というのも帰属意識や共通認識の幅で違ってくるので(たとえば日本人なら日本語が話せるのは常識だなどはかなり普遍的)、どの幅で言ってるの?などの明示が無いと何の母集団の常識なのかわからなかったりする。
なので非常識なる言葉は個性化の時代には殊更の意味は無いのだけれど、
「普通知ってるだろ」なる意味の揶揄表現で使用される場合、だいたい条件の設定も行われる。
(日本人以外に、「日本人なら普通知ってるだろ」と言う人はいないからね)

逆に言えばさ、自分がその母集団に所属していない意識があれば、揶揄表現で使用されるのは無効なので、何とも思わない「非常識ですから」と答えてもOKと言えばOK(相手を立てるへりくだり表現にも思えるんだけど、自分がその場の少数派の場合「挨拶」としては合理的だ)。
なんてかな、非常識が揶揄表現で使えると思った側が誤解してることになるので、何か殊更その対人関係を重視する意図がなければ、そのままでよい(俺の常識はーとか抗弁する合理性が無い)。←こちらから見れば相手が非常識なのかもしれないが、あえて伝える意味が無いからだ。
(※親しい間柄なら別だけどね、挨拶とかではなくて、自己紹介なり理解を求める動機があるから、むしろ「俺の常識はこうなんだわ」と説明するべき)

■これ、二段階(二種類)の話なんだと思う
「常識人を自認する人の非常識」を気にしないのが合理的な場合と、
「常識人を自認する人の非常識」に「いやいや俺の常識はこうだから」説明した方がいい場合と、
使い分けがあって自然なんだわ。

 ↓
困った事になるのはさ、
所属先というか母集団を間違えて「俺の常識こそ世界の常識だー」と抗弁してしまうことで、そら喧嘩になりますがな、
 だ と す る と 
個性化なり、多様性なりで母集団がマルチに複数あって(そこには独立した個人を含む)カテゴリ分けというか、個別に認識できないと「常識人を自認する人の非常識」を乱発してしまったり、その反対の「いやいや俺の常識はこうだから」が乱立して荒れる訳だよ。
特に『宗教』原理主義やイデオロギー持ちで「人は全員こうあるべきだー」を自分の常識だと考える人は争いが多くなる。
(いい悪い論の持ち込みも”それこそ常識”となってしまうからね)

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posted by kagewari at 06:15 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月05日

ネット空間におけるパーソナルスペース(プライバシーエリア)って何(2)

パーソナルスペースでもプライバシースペースでもプライバシーエリアでもいんだけどさ、
こういう論議があるのね。

■「俺のプライバシーエリアが荒らされた―」とか(いやいや勘違いでしょ)、コメント欄にちょっと無理のある悪態をつくyoutube配信者の錯覚みたいなのを前回書いたけどさ、
「気持ちはわからないでもない」のだわ。
配信者が妙に気に障る背景に、「適当な事書いてくるコメントの多さ」ってのもあると思うね。
それが
●「当事者意識が著しく軽い視聴者感覚」

「当事者意識が著しく軽い視聴者感覚」って何かってさ、SNS批判の時に書いた内容そっくりそのままなのね(書き込む行為が街の交差点で不特定多数に対して拡声器持って発言してるのと同じことをまったく気が付いていない)、
自分のコメントが配信者の目に留まり「承認欲求」でも満たされたらいいなぐらいの、応援コメントは「はっきり言ってコンテンツの内容や、主義主張においてほとんど中身が空っぽで(時に主義主張に怒る配信者もいるけど今回は例外とする)」、すごくテキトーなんだよ。
SNS批判の時に書いたように、没個性と同調圧力を人格の特徴とする旧世代”適応者”の場合、コメント欄の雰囲気だとか、配信者の主張に安易に付和雷同するなど(俗に言う「そうだー」:ダヨネーの活用形)エコーチェンバーを形成しちゃったりするのね。
するとさ、隣を見れば同じように適当なこと言ってるので、自分も言っていいと思うワケww

●配信者の気を引こうと、主張に有利になりそうな偏向情報をわざわざ告げ口するコメントも出てくる(これは日本保守党執行部現象かな)、配信者まで煽られてどんどん勘違いが進むのさ。
※重要な事だけど、この配信者の気を引く告げ口コメントは(動機が適当なので)一次情報あたったり裏取りしたものではないのだよ。コメントに記載される情報の信憑性が著しく低い。
 ↑
この人達は、配信者が構成する「プライバシーエリア」の庇護の元ってか、そこに依存するようにそのエリアを「無意識にエコーチェンバー用の箱にしようとしてる」んだわさ。

するとあーた、コメント欄から拾われたおかしなデマ情報がインフルエンサーにより拡大し、配信者同士で意味の分からない(デマを発端とする)喧嘩が始まったりする。

事の発端は
「サイズが前後するプライバシーエリア空間が実際に目に見えないから」←ここに始まる
なんせ、電脳空間の話で実物が無いから(自分ちの裏庭と違って)、
それがイメージできて管理できる人と、管理できない人もいるんだよと、
中にはあたかも拡大する領地の封建領主のように、自分のプライバシーエリアの中における独裁者を気取ろうとしてみたりさ(エコーチェンバー陶酔)。
 ↑
この現象が全て配信者責任とも言えないってこと
「当事者意識が著しく軽い視聴者感覚」によるテキトーなコメント書き込みが存外に大きな影響を与えているのだと俺は思ってるんだわ。
※昭和のコンテンツで類似の仕様って実は存在していた、ラジオ番組などの「視聴者からのハガキを読むコーナー」だよ。ここで読まれるハガキってのは”内容のあるもの(個別の主張やネタのあるもの)”に限られ、他の一言応援や無責任な抗議などは表に出ることなくスルーされるのはお約束で、投稿者は放送作家レベルの当事者意識で「考えた内容」送ってくるから(全国放送で読まれる前提を投稿者は否応なく意識していた)、ハガキを読むコーナーが番組の看板になる場合だって珍しく無かった。(これに対して現代ネットコンテンツやSNSの当事者意識の軽さよ)

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posted by kagewari at 08:15 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月04日

ネット空間におけるパーソナルスペース(プライバシーエリア)って何(1)

パーソナルスペースでもプライバシースペースでもプライバシーエリアでもいんだけどさ、
こういう論議があるのね。
youtubeやSNSにおいて、自分のアカウントを自分の店や家にたとえて「勝手な事を言わせない」というもの。ざっくり言えば間違いだと思うけど、一理あるんだよ。
どう言う趣旨で言われてるのかといえば、
「再生回数や閲覧者の多いアカウントのコメント欄使用は、そのインフルエンサーなりの発信力を利用した売名効果がある(言いたいことあるなら自分のアカウントでやれ)」というもの。
 ↑
これが一定の根拠になり得るのは事実なんだけど、矛盾もある。

ここのブログじゃないけどさ(特に心理系だから暴言などで無用に荒れると想定外の被害に及ぶ可能性がある)、プライバシーエリアを強固にしたい場合コメント欄を閉鎖すればいいのであり(SNSには相互フォローに限るなどの制限を設定する方法などもあるらしい《疑似的会員制かな》)、
コメント欄解放しておいて(本来その段階で「どうぞご自由にだものさ」)、「おかしなコメント書くな」ってのには無理がある(公序良俗に反する誹謗中傷コメントとかは例外だけどね)。
だいたいyoutube動画と言えば最後の台詞は「面白かったと思ったらいいね、チャンネル登録お願いします、コメントもお寄せください」でしょ?
視聴者は基本同じ感覚でいるからね。

そんな錯覚(勝手に書き込むななどの矛盾)がどうして起きるのかと言えばさ、
再生回数がまだ少なかった小規模店舗みたいな時代からこまめにコメント削除とかしてるチャンネルやアカウントは、再生回数やアクセスが伸びるに従って、逆にコメント欄の価値が上がるってか目立つようになってしまう。
最初からコメント欄適当に放置といってはあれだけど「異論反論もありがとうございます」程度の認識であれば、再生回数が増えることに比例するコメントも数が多過ぎて、更に気にならなくなる筈なのさ。
(綺麗に庭を掃除する人だから小さな雑草も気になるのだろうが、その庭がデカイスタジアムたいになってからも「雑草がー」とか怒っていたら論理矛盾になる→だったら大きくしない努力も必要でしょ《コメント欄の規制するのも手の一つだろうし、youtubeなら「ライブ配信はやらない」とかさ》)
 ↑
ここが鍵かな「再生回数を増やしたい」ってモチベーションは、自分のプライバシーエリアを管理できないサイズに肥大とかのレベルではなくて、プライバシーの放棄に近いものあるからね。
発信したいことがあるが、プライベートな雰囲気を守りたい場合「再生回数を増やさない努力」も必要なんだわ(これが視聴者は”嘘抜きで”1名でもいいって奴《一種のブランディング》)。つまり無意識な「再生回数依存症」はやっぱ(スラングとしての)”病気”

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posted by kagewari at 04:29 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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