2008年04月22日

小泉氏、謎の動きについて

狙いは小池首相?前原首相? 小泉勉強会5月旗揚げ
自民党の小泉純一郎元首相が呼びかけ、小池百合子元防衛相や民主党の前原誠司元代表らが参加する勉強会が5月にも旗揚げされることが明らかになった。「ねじれ国会下での政策対話の場」との位置づけだが、「政界再編への布石では」との憶測も飛び交っている。

小泉、小池、前原の各氏は9日夜、日本経団連前会長の奥田碩内閣特別顧問らを交えて会合を持った。自民党から茂木敏充、林芳正、西村康稔、民主党からは仙谷由人、玄葉光一郎、福山哲郎の各氏らが同席した。楽天の三木谷浩史社長らも同席した。
(ZAKZAK 2008/04/15)

ここにミキティ(三木谷氏)が参加しているところが笑えたが(ライブの堀江氏を思い出しますねぇ)、話がやっかいなのは民主仙谷氏の参加か、
例の山拓朝鮮外交団の話やその後の食事会に招かれたのは岩國哲人衆院議員だし、その山拓が派閥後継じゃないけれども首相候補として現在立ててる人物が石原伸晃(ガチの小泉派)になるから、この小泉の動きは全体としては『相当規模』であって、民主内でここのところ常に反主流的立場にある『仙谷氏と小泉』(本来政策的には彼は前原グループと合うんだろうかとも思うんだがここは枝野と同じ元日本新党であり枝野と仙谷氏は盟友関係等での繋がりなんだろう)って絵がピンとこない。

しかしこの話がきな臭いのは選挙の怪物とも恐れられる小池百合子議員の存在で(政策的な部分はともかくこの人は”勝ち身”に入る勘ってものがズバ抜けていて、間違い無く首相候補ではある)、小泉氏が2枚の首相カードを誇示したってニュース報道は「そのとおり」だ。
この『軍事的プレゼンス』みたいな意図がわからない。
前のエントリーでも、ここがどうにもわからなく「単なる陽動作戦で麻生首相実現が本来の目標ではないか」と書いたんだけれど、
そもそも麻生氏と小泉は政策も違い同じ総裁選挙を戦った仲なのだから、”麻生首相実現が本来の目標?”な話も自信満々じゃ全然無い。
ホント、彼が何を狙っているのか?
思うに次期首相を確約する形で、民主を離党させ安定勢力の確保と(昨今小泉はさかんに総選挙を先に延ばすべきだと発言している)、福田首相の勇退をバランスよく進めようって事なのだから福田首相には「とにかく維持でも解散しないで(小沢がこれが最も困るのを知っている)」”解散をしない事を目的とする内閣であればいい”という感覚ではないか。
この点固有の政策目標が何一つ無い福田氏は「使えるカード」に違いない。
昨今の小沢の強硬路線はそこを十分理解した上での”徹底抗戦”であり、「寝技に持ち込まれることが無いように盛んに手数を出している状態」って事になる。
この辺を小沢氏の「求心力維持のための党運営だ」なんて見当違いな報道もあるが、ここは自民VS民主の戦いの現れであって、小沢にしても「彼らの思うようにされて黙っているワケにはいかない」のであって(現状の支持率のままいたずらに政権維持する方が政治の私物化だろう)、小沢から見れば「解散しないためだけの内閣」って存在を自由にさせちゃいかんとなる。

そんな背景での小泉氏の名調子って話で、
とにかく”恐ろしい男”で、ここが彼の魅力でもある。
サミットを挟んで、攻防戦は本格化すると思うのだけれど
「この暗闘の勝者はどちらか」
少なくとも、福田首相の「明日のジョーの青山君かっ」な打たれ強さは本物だ。
彼は気位が高いので有名だけれど、ここまでくると「内向的な部分のプライドさえ守られていれば、現実世界の悪評等何ら意味は無い」な認知にまで到達してるかもしれない。
とっくにし死体内閣なのに”どっこい生きている”
「えっどこがそう見えるんでしょう、是非教えて欲しいですねぇ」と言い切る彼のパーソナリティーあっての現状なんだが、
よくよく考えると現状を構成する構造上の『鍵』となっているのが福田首相であるってとこだけは間違い無い。
「解散できない首相」ってのは、当事者にとって最大の屈辱とされているんだけれど(小泉郵政解散は最大の”山場”だった)、その政治的屈辱って事には意外と福田首相って人は無頓着なのか(ここが謎)、福田首相から解散の言葉が聞かれる事は無い。

以外や以外最後のどんでん返しが『予想外の解散』だったりして、
ぐるっと廻って福田首相から目が離せないって話か、
posted by kagewari at 00:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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