「長いし、意味わかんねぇ」なあなたはここ以降は読み進まない方がいいかも(笑
まー、このブログは半分心理学的な何を何するところで、「何が何」って事じゃあーりませんから。
でね
考えると、内向性の反射とも言える速度の速い判例主義的認知の場合、以降行われる判断や実際に起きる事柄等確かにそれは現実に「起きてる」んですが、現実の構成要件として哲学的量子力学的にですね「観察者による観察行為そのもによって実存の形が変化してしまう」のであって、ここの主観的(本人)認知は「ナンセンスというほどパラドックス状態だ」と言い切っていいと言えば間違いだとは言い切れないのです。
だとすると、これが盛んに「心理学的に実存している」なんて語られる実存ってものがいかなるものかと言った時にですね、『そこには確かな能動性がある』事になるんですよ。
『そこには確かな能動性がある』これ=当事者意識の介在、
と、まーそうなりますわな、
当該する主体が強迫構造で抑圧されている場合、そこに発生する”時制”は過去の再生的反射に支配される点でそれが時間的スケールとして現実なのか(認定されている時間スケールと現実に行われる時間スケールが一致していない)と言えばそうでは無い。これを表現する方法として「それは実存していない」→「能動性が無い」となるんです。
実際俺はこのへんの「パッシブ(反射的認知)な在り様を『被(こうむる)』と定義」しているんだけれど、心理的な判例が不快感的象徴であれば=ネガティブ思考と同じだと見ても不自然じゃないんだよね、
その反対を考える場合「そこに能動性(アクティブ)があるだろうか」となるのであって、ここには”結果を問わないポジティブな形がある”と見ても不自然じゃないんだと、
心理学的哲学論みたいな領域の話になるんだけれど、
「アクティブな当事者意識の介在は、結果を問わないポジティブである」と定義できる。
今度はこれを逆さまにしてみると
「パッシブな当事者意識の欠落(抑圧)構造は、結果を問わないネガティブである」となるんであって、その状態が認知としても快である(脳内では快も不快も”興奮”は”快感認知”のジャンル)可能性は限りなく低い事になる。
確かにこの判例主義が社会学的にも有効な典型例の道徳的規範や慣例としての紳士協定等も、主体的に快を伴う事は無く、不快ストレスとのバランスを取る意味でその正当性を確認したり賞賛したるする二次的な興奮によって帳尻があっている動機形成であって、
もっぱらその行為の実存は後者である「正当性の確認や賞賛」の部分に依存する事になる。
つまり、その規範性や反復行為の正当性や合理性ってものを論証できる(ネタバレさせる)積極的介在(何かおありがたい言葉で説明できる必要性なんてものは無い)がーーポジティブじゃなけりゃバランスを欠く=即ち「根拠に対するポジティブな自意識の介在無しの判例主義や慣習はその内容に関わる事無く強迫である」となる。
どういう事かと言うと、常識や道徳の根拠となる部分の論証は「ガチの主観でなければならない」。
この根拠や理由の部分が「なんとなく」や「そういうものだから」や「みんながそうだ」「きまっている」「社会はこうだ」のような無責任(自己責任の非成立)があるからこそそれは強迫なのであって、実際行われる動機形成や行為の内容とは”まったく関係無い”のだ。
やっかいなもので、ここの”まったく関係無い”部分が強迫構造が潜在意識に潜る(自意識にバレずに構造化する)”仕掛け”なのであって、
「こうありたい」とか「こうでなきゃいけない」な部分が拍子抜けするほどステレオタイプである部分が「自意識の気付き」を回避する仕組みになっている。
かといって、各種の道徳性や慣習ってものを一次的に全否定するのはかなり大変な作業になる。
ここで考え方を転換する必要がある、
各種道徳性や慣習ってものは、ある意味強迫性の亜種である「正当性バランス反射」である必然性があるんだろうか?
ひょっとしてこれは『昔々の共同幻想そのものの実存のため』に必要だった個人の雛型なのじゃないか?
実際現代社会の自意識の引き出しには、ほとんど同じ経験的情報が蓄積されている。
「俺、こう考えるからさ」で代用できない道徳等あるのだろうか、
社会不安として語られる道徳の欠如なんて話は、「下手にいい加減な共同幻想があるからこそ、安易な正当性が介在し暴走している」と見るのが自然じゃない?
現代社会における自意識の介在ってのは、構造論としても十分哲学的なんだと思う。
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