元ガンマニアでも「なんか違うと思うけど」な事がある件を過去に書いたと思うけれど、
いろいろ情報探ってみると、イラン戦争の見立てに関して、軍事情報の知見によって大きな差があることがわかってきた。
単にトランプを批判する保守系評論家の多くが、現代の軍事情報に精通していない傾向がるのよね(総じて彼らがベネズエラの軍事介入の件を判断ミスした時から共通している気がする《ベネズエラ攻撃の時に米軍は脳に対して攻撃を行う音響兵器を使用したという噂が出ていた》)。
この前「楽観的見方をする場合」でミリオタの動画を紹介したけれど(あれはあれで楽観過ぎると思うけれど)、現代の軍事情報の知識量と比例してるように思うんだよ。
(※逆の典型例が、軍事知識を誤って左翼評論家みたいなことになってしまった孫崎氏《この人も必ずしも軍事関係避けてると思わない、中途半端に詳しいのが仇みたいな件だと思うのね》)
■一つの典型例を発見した「米軍が今回初めて利用開始したLUCASだ」
<ちょっと話が長くなるかもなので、最初にお断りしておく>
LUCAS(Low-Cost Unmanned Combat Attack System:ルーカス)
これはイランが開発し、「ウクライナ」紛争においてロシアが使用していた「シャヘド136のデッドコピーだ」、何故米軍がイランが開発した安物自爆ドローンをコピーしたのかって、使える兵器だからってのはそのままだが(敵の高額な防空兵器を安価なドローンで疲弊させることのできるコストパフォーマンス持久戦能力)、なんとワザとらしい。
目的はイランの革命防衛隊に「あれ、俺達のシャヘド故障した?」と勘違いさせ防空体制をかく乱するためだ(うるさいプロペラエンジンの音も同じ音にしたとのこと)。
LUCASは去年の12月に突貫工事のやっつけ仕事で開発されており(だとすると米国はイラン攻撃を昨年から検討していたってこと)、安価で機体そのものは町工場でも制作できるものなので、これを急遽準備して揃えたということらしい。
●勿論、イラン製と違い米国製は「AI自立攻撃機能搭載だ」←中身は全くの別物で爆弾の搭載量も多い
どこまで正確かわからないが、ざっくりとした解説が以下
Why the US Military Copied Its Enemy's Deadliest Drone
https://youtu.be/8EEsvD3DmaQ?si=sYfbkS044GidpIO1
米軍はこのLUCASをAI自立攻撃モードで使用してるとのことなんだが、
更に背景がある、ペンタゴンは戦場における戦術作戦AIの開発をめぐって様々な検討をしてきたんだが、AIには通常倫理規定の自主規制機能があるため、戦場における最終判断で回答を避けるケースが多かったらしく、これに国防相へグセスは激怒し、倫理規定スルーするタイプのAI導入を後押ししていたらしい。
●実際現物がどう動作しているのか(そら極秘だろうから)詳しいことはわからないが、
LUCASは群れで押し寄せ、現地で各自判断や僚友機と連携しながら「各個に個別の判断で、ターゲットを特定し(人の指示を受けることなく)自立的に攻撃を行っている」らしい。
※つまり、敵兵であるか否かをAIが情報収集して自分だけで特定選択しているということ
↑
これじゃ、ほぼほぼ『ターミネーター』に登場したスカイネットやん(笑
実は、親ロシアでイラン擁護の評論家が「イランのトルコやアゼルバイジャン攻撃はイスラエルの偽旗作戦」とか言ってる根拠も、このLUCASなんだわ。
(ちなみに偽旗作戦はあり得ない、LUCASをイスラエルが使っているとか聞かないし、そもそもトルコに入ったのはミサイルでドローンではなく、アゼルバイジャンについいてもアゼルバイジャンの諜報局がイランからの攻撃だと確定発表している《攻撃理由はUAEやオマーンより明確:CIAが北部国境のクルド人やアゼルバイジャン系少数民族に武器を渡し武装蜂起を交渉中だから》←イランがこれに先手を打って攻撃したもの)
つまり、イランがシャヘド使ってUAEやオマーンのパトリオットミサイルを消費させる価格非対称消耗戦に成功していると報じられているが、同じ事をイランに対して米軍も行っていたという話(米軍の場合はLUCASにひっかかったイランの対空兵器の動きを察知してF35などで撃破してるんだが)。
■現在イラン革命防衛隊は、極めて神経質になっているとも言われ、街には緊急事態外出禁止令を出しAK持った隊員が「誰も出てくるな」とかやってる地域もあるらしいんだが、
米軍は「やろうと思えば、そこにフラーっとLUCAS飛ばして(人間の指示無しに)防衛隊兵士だけを殺害することも可能な状態にある」という事なんだろ?
<ここまでの話でひとつ思いつきませんか?>
■今回唐突にも思えたトランプ大統領のイラン攻撃の真意だよ。
説明するまでもなく、中国訪問前にやりたかったのは明らかだよね。
そして、どうしてこの時期ってさ「突貫工事で大量生産初めていたLUCASが使える程度の数揃ったから」とも言えるじゃんよ。
トランプは、この現代の米軍の力を中露だけでなく、EUにも見せつけたかったんだろう。
(一部評論家は、トランプ関税の時からこれらは一連の思惑だと分析しているが、あながち外れていない気もする。)
※ちなみに米軍はより大規模運営可能な戦術作戦AIソフトを本作戦で実験しているという噂もあるらしい(確かにこの件はへグセスの記者会見でもそれとなく記者から質問されていたと思う)。
だから、トランプが「イランが大量に備蓄していた地下施設に隠したミサイルの多くも使用不能とした」という話(B2がここでも《在庫20発のうち去年6月14発使っちゃったという噂の》GBU-57バンカーバスターを使用したのかは不明だが、記者会見では「地下貫通爆弾を使用した」と言及された)、あながちホラ話では無いのかも知れない。
そしてトランプが「地上部隊を出すこともあり得るけれど、その時にはイランの軍事的抵抗がほぼ失われてからの話だ」というのも妄想ではなく、何らかの方法で「戦術作戦AIによる自立攻撃の可能性」を示唆するものなのかもしれない。
これさ、想像する以上にドエライことになってるのかも知れないよ
<追記>いやいやちょっと待っておくれよ、だとするとだ(オバマがインタビューでリップサービスしたことにかこつけて言い出した)UFO関係の情報も開示する命令出したって話も、冗談じゃ無いのかも知れないぜよマジ(それつかって何か自慢したいのかもよ)。
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