基本的に「好感」そのものは場面描写のことであり、自由に選ぶことができる。
(つまり俗に言う空気ってのは決定された演出の方向性であり、「空気が読めない」ってのは「お前は台本読んでないのか」って意味なんだよ。)
↑
仕組みは簡単だ
ボノボに限らず、新入りが群れに参加する時の疑似性交ポーズ、或いは犬達が闘争の後に降参ポーズでそれ以上争わないことが本能に規定されているように、はたまたニホンザルのグルーミングにしろその目的は生存本能の一時停止だ(他の個体と生存を巡って争う事の休戦)。
勿論生存本能の目的は遺伝子を残すことにあるのだから、群れの形成など生物における主としての生存本能という上位概念が場面展開すると、個体個の生存競争は上書きされる。
それが「好感」の場面ってことですよ。
(これは意図して選択可能な場面《空気》である)
個の基本原則(他の個体と生存を巡って争う)、これを「好感」へ場面転換してんです。
「好感」の場面展開とは、種としての生存競争は優先されてますよーって遺伝子に刻まれたわかりやすい条件設定のことで、こんなんですね映画やドラマ小説に限らず「誰もが知ってること」なんです。
笑顔で「どうも〜」って人の振る舞いは(好感を示した)、
「なんかいい人じゃないですか」←こうなる場面なんですよ。
古くは『共同幻想』バリバリの時代にしても、どれほど”挨拶”の重要性が強調徹底されていたか。
(言えば、これですね本能忘れた犬に、困った時には降参ポーズを取れば死ぬまで続く闘争は終わるからと教えてあげてることなんですよ。)
誤解を招きやすい説明になっちゃいますが、
個人レベルで言えば、「誰もが他人は敵で死んでもいい、死ねばいいのに」と思ってるワケ、
野性じゃないからそのまんま自覚されることは無いけれど、混雑する車両にしろ、受験競争でもなんでもしいけど(そら究極は恋敵ってのがあるじゃん)、他者とは生存(自らの命)をめぐる競争相手なワケで、スポーツなどで勝者を決めるトーナメントやってるのと同じです。
(個人的に好きとか嫌いとかと別に)「戦うべき敵」に違いは無い。
で、そのスポーツで最も大事なルールは?
試合終了後に握手してノーサイドでしょ?
(個人的に嫌いだから戦ってるのでは無いから)
↑
さて、これを人種間や国家間の生存競争(戦争)に置き換えてみ?
(個人的に嫌いだから戦ってるのでは無く)「生物なんだからそういう仕組みになってんの」
●極論、戦争行為においては個人的に嫌いだから殺意があるのでは無い
(いや殺意すら無い)
しかし→「白旗かかげて降参し投降する兵士」に対しては撃ち方止めで敬礼で迎えるんだっての
●「「白旗かかげて降参し投降する兵士」に対しては撃ち方止めで敬礼で迎えている様は」、個人的に「好感」があるからでは無いってこと。
それは「好意」で迎える場面なんだってば。
(白旗の演出で、その場面設定が定義されてるワケ)
■確かに、その好意が種としての上位概念とは別に、個人としての自然発生的な場合、それは気分であり「俺はその人が好きなんだ」と語っていいんだけども、
さて、ここで重要なことを説明しなければならない。
初対面でそんなことを思ったらそれは完全に「勝手に失礼なレッテル貼ってるのと同じ」である。
(そらそうだ、そもそも相手がどんな人物か知りもせずに何故気分が先行するのかね?)
こういった場合、「好感」の表明があったのだと勝手に解釈してるからであってだな、ズバリ誤解以外の何物でもない(そのフラグがフェチシズムなのか投影なのかそれは人それぞれだろうが)。
ウエイトレスやCAの業務上の笑顔を勝手に解釈するバカが時々いるけど、”そういう意味”。
それが自分の本音であり気分なのだと語るためには、長期間の関係が必要だし(それでも他者をどこまで理解したのかわかったものでは無いが)、そんな事が可能なのは社会としての「好感」の場面が継続してるからで(挨拶や作り笑顔の慣習原初的『共同幻想』あってこそだろ《これらはネタバレの必要無いものなので崩壊しない》)、原則的に「好感」の場面構成の”枠の中で起きてる”。
つまり、現象として個人の気分としての「好感」なんてものは、余禄なんだよ。←「先進国だけの特権」
だから近代の『共同幻想』社会は意図的に運営可能だったのだよ。
特に近代までは食うに困った時代なので、種としての生存競争が常に優先される(個人への人権侵害は当たり前になる)。←そういう仕組みなんだよ。
●さて逆説的に言えば、いじめ問題とやらに典型的に出てくるワードを過去記事で解説したけどよ
《附子》ブスの本来語彙さ:無表情、仏頂面、不愛想←迂闊(うかつ)にも「敵意の場面転換を自ら選んだ者」のことだろ?
それが悪いとか言ってるんじゃないよ。いちいち種としての生存競争に合わせなければならない道理も無いだろうが、それを選ぶってことは、「たかだか愛想笑いを忘れることが(休戦協定の条件)、組織全体に喧嘩を売る(オマエラ全員ぶっ殺してやるという)宣戦布告となる」ってことを、自覚しての事だろうねって話さ。
(白旗演出の逆で、その無表情や仏頂面や不愛想一発で「殺戮のバトルロワイヤル場面構成に切り替わる」ってことだよ。←やるならやるでその覚悟が無いとヤバいじゃん《個人的事情でその余裕が無いってのが原因なら、最初にこの点必死こいてアピールしないと”トンデモ勘違いされても上等だ”って意味になぅちまう》)
↑
だいたいがそうではなく、無自覚だから問題になってんじゃん。
その意志は無く(敵意すら無く)、メンタル含めていろいろ忙しい事情もあって、慣習だの挨拶だの気を回す余裕が無いってのって事な訳だが、相手にしてるのは人類ヒト科とか偉そうに名乗ってるけどさ、実態は「野性のチンパンジーとたいして違いの無い獰猛な霊長類」なんだってことを忘れていませんかと、
(檻の中でライオンと対峙してもそんな余裕こいた態度でいられますかって《たいした違いはありませんよ「チンパンジーの別名は”ナインフィンガー”って奴で」正確にはこれチンパンジーの飼育係の別名だ=指が10本揃ってる飼育係は稀のため→それからチンパンジーの大好物は「殺害した別種サルを食う事」だから→”ほぼその状態は祭り”となる》)
これね道徳論なんざふざけた話の出番は無いの、
ヒューマニズムなんて余興が実存してるワケが無いでしょ(笑
人類ヒト科なんざ生き物も一歩間違えばあたりかまわず殺し合いが始まる生物だって事を忘れてるんだよ。「誤解を招くことがどれほど危険なのか」説明しておくべきなんだと思うのね(殺し合い上等の場面に切り替わってもいいんですねと《チンパンジー相手にヒューマニズムは通じませんよ》)。
何故か?→人類ヒト科は本能壊れてるので、犬や猫やサルと違って「説明しないとわかんない」生き物だから→何か決まった降参ポーズ一発で(日常生活には白旗ないからねwしかも白旗は犬の降参ポーズやサルの”疑似性交”ほど強烈に相手の本能を拘束するほどの力は無い)相手に「違うから」を伝える便利なシステムは無い。
↓
そこをさ〜なんてのかな、綺麗毎とは言わないが(なんせ『宗教』なんざも元は上流階級の洒落た学問だから)、”偉そうないい話”みたいに教育に乗せるから事実(野生の法則)が伝わって無いんだわ。ヒューマニズムを教えることの弊害ってのもあるんだわ。
ある意味において、国同士や民族で容易に戦争が起きるのは、
「挨拶や「好感」演出の慣習が違うから」であってだなww
(乱暴に言えば、相手が外国人だというだけで”誰しもが”ふつふつと湧き出る「敵意と嫌悪」を止めることは容易ではない《これ霊長類としての本性だから》)
よく言えば、多文化共生とは「他民族の慣習を学びましょう(これが彼らの「好感」場面ですよー)」って事でそれぞれの「好感」場面が共通言語として通用するようにする教育の事なんだわ。
※勿論そこには宗教含めた文化的背景もあるので(民度の違い=個人への人権侵害許容度の違いでもある)、そんな簡単なことが可能なら苦労しないんだってのさ。
↓
ウクライナ紛争の始まりにおいて、民族派ウクライナ政府がロシア語話者居住区での「ロシア語使用禁止」を契機に始まった事の意味がおわかりいただけるだろう。
■さて話は戻るけれど
基本的に「好感」そのものは場面描写のことであり、自由に選ぶことができる。
でなけりゃ、営業成績トップのNo1セールスマンなんて存在しないでしょ?
特に米国ではあの気持ち悪いほどのポートレート写真に見せる作り笑顔、これね子供時代から徹底的に教える。「わざとらしいぐらいの笑顔でなければダメ」、
言外に「それができないならアンタ殺されるんだからね」って事なのよ。
※特に米国の場合、多人種の移民国家という成り立ちだったから余計にそうなったんじゃネーかな(誰にでもわかる度《白旗度ってのかな》の高さが必要だった)。
ベタな話になるけど(仕組みは滅茶苦茶なんだけどさ)、
不良やチンピラが「ガン飛ばしたな」ってだけの理由で相手を殺害するのは”理に適ってる”とこあるのさ(彼らの無理の有る脳内では)。
ここまで読んでいただけるとわかるように、不良やチンピラにとって(彼らが何に怯えてどんなコンプレックス抱えてるのか知りませんが)「赤の他人でも俺に愛想笑いしろ(或いは怖くて逃げまわれ)、でないと攻撃の意志アリとしてこちらは正当防衛として戦闘行為を開始します」って言ってるんだね。
なんつーか「チンパンジーよりめんどくさい奴宣言」だよ。
彼らの台詞をよーく読んでみ
「何だお前、何処見てるんだ、今俺にガン飛ばしたな!」
(「愛想笑いを忘れたあなたがもう怖いので、僕を攻撃する意思ありとみなし、自衛のため攻撃開始します」って意味だよ。)
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