好きも嫌いも禁止にしようかって話でさ、
とにかく余計な幻想がついてまわって、認識されている感覚の個人差のバラつきが半端無い。
「この人はどういう意味感覚で使ってるのか」わからないんだわ。
■具体的に言えば、好きってのは「自分がそこに何をどれだけ費やしたいのか」という量的な差異のことで、わかりやすい例の「かつ丼が好き」ってのは「食べる頻度だとか、払ってもいい金額だとか、食べたいと思う回数」など、時間や金や(金も時間が変化したものだ)費やされる量が多いもののことである。
逆に言えば「自分の時間や金を(元は時間)、どれだけ費やしてもいいと思っているのか」そのレベルに応じて、好きや嫌いが並んでるってことです。
自分がどれだけ(時間でも時間が元の金でも)コストを支払えるのか?
それが好感嫌悪の本質だわね。
↑
単純にこの本質論が通用していないのは、
「仕事に代表される大事なこと」ってな概念があるからだ。
この場合、「大事な仕事がある」っつーのは自分の生存権のことだから→「命に係わることなので、時間の論議を超越してる」って意味になる。
ただし、「その仕事(なり事案)が生命に関わるほどのこと?」って個人差のある判断はまた別になる(それは生存ではなく野心でしょよか)。
↓
なんといっても『共同幻想』社会適応論ってのは、それこそ生存戦略のことだから「最も重要な”仕事”」って意味に理解できる。
●非常によくある話は(そうね「昭和から平成時代までの話になるかもだが」)
『共同幻想』社会適応より大事なのは”家族幻想”だけみたいな設定があり、
(”家族幻想”は会社や学校などの社会適応より、権威の点だけは更に上部構造とリンクしてるから《欧米キリスト教社会の場合は”教会”直の下部組織が”家族”》)
『共同幻想』社会適応マターを断れるのは、「家族がなになにだから」などの名目がある場合。
しかし、未婚の恋人関係の場合は理由にならない。
(自由恋愛の恋人関係は単なる個人的趣向で、権威性や権威とのリンクが無い《欧米キリスト教社会の場合”教会”の祝福を得ていない”非公認関係”》)
↑
ここ、全体構造見えやすいよね
欧米的個人主義でもいいけどさ(ここでは「歩留り」とか『単独者』わかり難いから)
「個人の好き嫌いを、社会適応より優先させるためには、権威性を求めないことが条件」になる。
(これは”家族幻想”内部的にもそうなる《家業の後継者問題でよくある話でしょ》)
これが可能になったのは、近代以降の政教分離で「『教会』ではなく、憲法により保証される(個人の)人権をベースにしている」、がしかし近代までは”社会契約説”的に、(『教会』とかは別にいいけど《信教の自由》)社会性への適応(社会人になってね)が条件とされたのね。
■この話ってさ、前者の(『教会』は別にいいけど)「会社の仕事こそ大事だろ」って概念さ
(社会人になれない奴は逮捕するとまで言わないが、そんなニュアンス)
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で、後に(先進国=国の経済は生存に関わるものではないほど豊かになったので)
「会社の仕事も別に(猛烈社員みたいじゃなくても)いいです」→からの現代個人主義的な選択肢もある世界へシフトした
※高度経済成長時代の先人をリスペクトすると同時に彼らが実現しようとした世界が現代であるということでだな、
●「個人の好き嫌いを(社会の存亡まで気にせず)優先できるのは」→現代に「歩留り」以上が多数となってからなんだわ
仮に”適応者”を意識しているのに、「個人の好き嫌いを優先させたい」ってのは無理あるのさ。
『共同幻想』”社会適応”が少数派となる中で、”社会適応”ではなく”社会性を持つ個人”による社会へ切り替わっている。
社会の認知が”社会適応を意識するのもほどほどに”となる中で相対、個人の好き嫌いの優先度が上がるのであってさ、
(なんとわなしに同調圧力含めて個人を集団に適応させるようなことを「いい加減いしてください」てなマナーの話になっている、勿論少数派でも『共同幻想』社会適応を旨とするのも個人の選択であり《個別に間違いとかいう話では無い》、周囲に強要することがNGに変わったいうことです→典型例が体育会系のハラスメント)
同時に”特定社会への適応”よりも、”社会性を持つ個人”による社会のが広がりが大きい(安定度が高い)のであり=現代の”緩やかな保守政治志向”の正体(個人が好き嫌いを優先させることと実は同義なんだよ《個人の好き嫌い選択には外交問題や安全保障とか含まれないから》)
<話が随分遠くまできてしまったけど>
■何が言いたいって、時代と人格タイプによって「好きだの嫌いだのの意味が違う」ってことさ
「結局あなたは○○が好きなの?」←ほど意味の無い台詞は無い
(その人物にとって”好き”が意味する行動選択の度合いが違うからだ)
人格タイプによって、好きだ嫌いだの意味やレベルが違ってしまうのだよ。
そりゃさ、ブログで論議してる”適応者”や「歩留り」階層や『単独者』は日常会話の言葉じゃないので、一般的にどうやって確認したらいいのかって事にもなるけれど(故に離婚理由の「性格の不一致」にかなり含まれていると思う)、
『心理学』やってきた者にはある程度わかることだけどさ、ある質問をするとリトマス試験紙のように一発でわかる設問など無いからね。
一般の方々は自らの経験の中であたりを付けるしかない。そりゃキーワードぐらいあるけれど、空気読んで様子見で適当に答える人も多いだろうから、信用できるのか怪しいんだよね。
思う以上にこの分類が見分けられずに困ってる人多いのじゃないかしらね。
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