(どうしてそうなったって「反動形成」ですが)
どうかしてるリベラル左翼の話はともかく、一番目に付く奇行はそれですよね。
現代男性心理における潜在的な悩みとは”マチズモ”の置き所です。
わかりやすく言えば「強くなりたい」という漠然とした心理のこと。
単純に「そんなこともう必要無いんだよ」という結論だと、自分が男性でいることの価値が失われるようなアイデンティティークライシスになってしまうので、男性であることの意味をマチズモと違う形に(オルタナで)求めるしかありません。
が、しかし、エディプスコンプレックスだけは記憶の彼方に追いやる事はできません。
漠然としたイメージとして無意識下に残ります。
(これも単純化すると「自分は昔子供だった事がある」という動かしようの無い事実のことです)
大人の男性であるという基礎的なアイデンティティーが前時代までの”マチズモ”「強くなりたい」だったのですが、これがどうあるべきか、もう意味が無いのではないかと怪しくなっている。
(元プロ野球選手のガラッパチな野球評論家が「今全身脱毛してるとこやねん」聞いた時には椅子から転げ落ちそうになりましたが、、、そういう時代なんです。)
「じゃあ僕らはどうしたらいいのか?」
(時に2chなどで発生した”ひろゆき”氏の論駁《論破》というのもマチズモの活用系でした)
■ある意味そこで現代に示唆的だったのが漫画アニメの『VINLAND SAGA』でした
(バイキングのイングランドにおける物語です)
このアニメは特に欧米で飛びぬけて評価されており、
示唆されているのが「キリスト教的な懺悔と贖罪(悔い改めた後の)復活」が現代的着想で語られている。「マチズモを否定し(暴力と殺戮を否定し)、農夫として鍬を振るうことの勇気」みたいな話で語られ、
主人公は「あなたこそ本当に強い男だ」と評されます。
現代的にチープに言えば”生活力”なんてことに勘違いされそうですが、
『VINLAND SAGA』で語られる各種の過ちは、登場人物がマチズモに煽られて道を外し大事なものを守れない様で示唆されており、「マチズモはダメだろ、バカなのか?」のメタファーとなっている。
昭和の時代にはDVまがいの夫が妻を叱責したり時に平手打ちするぐらいありだったのですよ。
(現代的にはトンデモでしょ)
そういうシーンが出てくることは無いが、雰囲気的にそういう夫婦関係の世相を知りたい場合は、映画『人間の証明』でも観てください(三船敏郎と岡田茉莉子夫婦の演技)。
<そんな変遷の中で>
男性の強さはDNAに刻まれており、身長や筋肉など普通に生活していれば基本男性は女性より強い身体能力を持っています。これを維持する上で(マッチョとならず)健康的であれば本来十分。
しかし、エディプスのレバレッジが関係するため、エスカレートしている分だけ何かで補填しなければなりません(空白は不安を呼び放置すれば鬱を呼ぶ)。
そこで現代の男性はあれこれ彷徨ってるとww
(「アッシーメッシー転じて草食男子」がその始まり《原型モチーフは戦後の「軟派と硬派」》)
俺は哲学専門じゃ無いので答えなんかワカランよ、
ここから時代はどんな風に変遷していくのでしょうね。
タグ:マチズモ
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