2025年11月06日

『心理学』や精神分析の説明や解釈は「経済政策」のようなものである

前回記事の続きとなります
https://kagewari.seesaa.net/article/518806794.html
ここからね
※これ実際の話さ、鬱下にある人に『認知行動療法』の参考に「筋トレやっても効果あります」説明すると、「まったく効果がありません」なる超自然現象みたいな反論が返ってくることがあります。
それ何故かって”都合が悪い”んですよ(幾分かでも鬱が止まってしまうからね)。
鬱構造は「意味が無いでも効果が無いでも理由はなんでもいいから突っぱねたい」のだよ。
これに何故『自意識』が”我ながら変だ”と気が付かないのか?

実際経済政策でも、常に”抵抗勢力”ってありますよね。
減税に対する”財務省”や、公共投資見直しに対する”土木業界”であるとか、福祉政策見直しに対する”左翼業界”であるとか、教育行政改革に対する”各団体や文教業界”だとか、防衛予算増額に対する”左翼活動家”だとか、、、、、。
【彼らが抵抗する動機は何ですか?】→利権体質でしょ
ここですね、個人心理における(アンナ・フロイト曰く)自我防衛や抵抗も同じです。
「何の利権」って、快・不快原則の”代謝利権”ですよ。
(ベタにわかりやすく言えば、「毎週バトミントンで汗を流すことが楽しみで生活している人にとって、バトミントンを取り上げることは、強い抵抗を受けるのが自然でしょ」)
 ↑
個人心理でこれが難しくなるのは(国の経済でも同じなんだけど)
『自意識』が無意識世界の”欲求代謝利権”に負けてしまう事だ。
近いようで外れてるのが”欲望に負ける”ってのかな(男性のやらかしでよく聞く”下半身に負けた”だとか女性によく聞く”魔性の女”じゃないけど恋愛志向《両方とも差別表現だけど”わかりやすくするために”あえてそのまま記述しました》)、この欲望の原理も”欲求代謝利権”なんだけど、
●それだけではないのだよ
『心理学』が登場する場面ってのはエディプスコンプレックスに代表されるメンタルのテーマだろ?
エディプスコンプレックスをあたかも親子関係みたいに勘違いする人がいるけど、エディプスコンプレックスの発見の本来の意味は”その論理構造の時制”であって(無意識下にその構造が”何時”成立したのか?)、親子関係が現在進行形の場面=子供自我ってことです。
■言うならば、『心理学』が登場するようなメンタルのテーマってのは、
個人の自我における”大人の自分”と”子供時代の自分”の葛藤や矛盾だってことです。

ちょっと心理学テキストっぽい話をすると
フロイトの言う”超自我”ってのは、日本の古来からある「三つ子の魂百まで」に強く関連する。
”超自我”が何故”超”なのかって、主として合理性を重視して選択肢を判断する『自意識』に超越的権限を有する構造だからだよね?要約すると「『自意識』すら律する倫理道徳野」のことさ。
本来「三つ子の魂百まで」なんてのは間違いなんだが(これは近代までの『共同幻想』”適応系”自我に限った話)、子供時代の躾と親子関係が自我の倫理道徳の基礎モデルとなるのは誰にでも、或いは経験的にもわかることだと思う。
●理由は簡単で「幼児はそろって愚か者だからさ」(3歳児が裁判官とかありますか?)
幼児にとって、大人達は全員が”超越的論理の代表”であり、一部の研究者は”神のイメージとは赤ん坊時代の親の記憶じゃ無いか?”って説があるぐらいだ。
 ↑
つまり、子供自我ほど「感情的であるだけでなく、倫理や道徳的な(合理性を超越する)強弁を振るう」←さてみなさん話の通じない興奮状態のガキと喧嘩したことる方なら誰でもわかると思いますが、そのガキを十分に納得させて「なるほど」と手を叩くように収めることができますか?
まー「あーもう仕方ない」だとか、体罰発動ギリギリにイライラしたりしますよね?
<<<<それと全く同じ葛藤が個人の自我内部で起きるってことです>>>>
しかも子供自我は”超自我”に距離が近いので感情的であると同時に倫理や道徳的に『自意識』を従わせようとします(或いは逆らえない)。
※たとえばね、鬱構造の背景ネタバレに「どうせ僕が悪いんでしょ!!!」(え?)みたいな不快”代謝利権”あったとした場合(これがロジカルにモジュール化して自我構造として残留し続けた時)←考えればそれが大人自我(主として『自意識』)にどう干渉し影響与えるかわかりますよね?
※ここの事務所の利用規定に「”いい悪い論”持ち込み禁止」って仕掛けがある理由でもある


<ちょっと横道逸れるけど>
■ここでさっきの話の
本来「三つ子の魂百まで」なんてのは間違いなんだが(これは近代までの『共同幻想』”適応系”自我に限った話)
 ↑
ここに戻ってみよう、
大人の超越的判断が子供時代の倫理や道徳を塗り替えるとか、全然普通のことです。
これを”美意識”や”信念”と言います(逆説的に言えば”超自我”が倫理道徳的に留まるのなら、その人は単に子供っぽい人なのだよ)。

”美意識”や”信念”ってのは、子供時代の発想を寄せ付けないそれを踏破した(或いはロールーバーした)「大人としての自分の覚悟や自覚」のようなものですね?
でーーー、子供自我の踏破ってのは、思春期『反抗期』に代表される反抗なワケ(俗っぽく言えば反骨心)、そう子供時代の自分の倫理道徳への反抗(だから思春期ではそれが”ロック”や”パンク”に代表されたりするのだよ《そこにあるフラグは反道徳的だったり反倫理的だったりするじじゃんよ=サブカル》)。→その究極系が『単独者』となる。

そして(思春期ではなくて)大人の年齢時における反抗ロジックってのが、
「バカか俺」なんですよ。
(※本来この言葉の意図は”バカな欲望に打ち勝つ呪文”みたいなものだけど、前述したように関連する類似事項なので、そのまま援用できるんですよ〜って話)
さて、こうなってくるとアイデンティティー論にも及ぶと思うんだが(子供時代の自我を否定する今の自分は誰なのか)、そこに踏み込むと『心理学』外れて哲学めいた話になるので、終わりってことにします。


posted by kagewari at 15:49 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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