先日の古田のyoutube番組「古田の方程式」にて、大洋ホエールズ・現横浜DeNA往年のエース斎藤昭夫氏が「現役時代から40年近く両足膝の十字靭帯が切れていた」という話をネタ的に語り爆笑を誘っていたが(現役時代は登板後の両膝アイシングが欠かせなかったと後輩の野村氏が語っている)、若い頃からかなりランニングは強度の高いものを続けていたので「切れてるとか気が付かなかった」という話で(引退後も30年近く気が付かなかった)、
少年野球のコーチする中で流石に膝の調子がおかしいと病院にいったところ「あんた両膝の十字靭帯切れてると」初めてわかり、医師から「階段でカクカクなるからわかるでしょ」と、
斎藤氏曰く「階段はカクカクなりますよ」と爆笑していた。
この話は故障で(或いは怪我)カテゴリとして病気じゃないんだが、
●「気が付かなかった」という話
ガチで病気の話になれば、
男女構成比が著しく偏っていた江戸時代(上方でも同じだったと思うが)、吉原遊郭が伝統文化であり(AKBとキャバクラと芸者と売春が合体したもの《本指名になって以降は同じ店で別の遊女を指名してはならない不文律があったとされる》)、江戸の男性3割だか4割が性感染症の梅毒に感染していたとされる。勿論遊女の方も感染は避けられず(感染するものだぐらいの勢い)、それが病気だという認識が無かった当時、症状悪化後の血の気の引いた状態を「なんとか美」とか名前つけて好感されていたなどの話が当時を語る書物などに残っているとのこと。
※あくまで噂レベルの話だと、見た目にそれとわかる症状となって以降は「ゴザを持った(暗い)河原の売春婦」に落ちたとも言われる。
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●「それが病気とか知らなかった」という話
大問題にならなかったのは、(乳幼児の死亡が当時多かったので現役寿命ではないが)当時の平均寿命が40台以下だったことも関係しているのだろう。
江戸時代にそもそも「健康」という概念が登場するのは、豊作が続く後期の話で(初めて民間人の部屋にもゴージャスな畳敷きの部屋が登場)、当時は「養生」という言葉で、現代で言う健康マニュアル本がベストセラーになるなどした。
つまり、「病気は気から」だったという時代だ。
(現代で知られる多くの病気は、病気として認識されておらず《呪いか何かと思ったケースも多いだろう》、且つそもそも”健康”や”寿命”の概念すら怪しかったと思われる。陰陽師が活躍する平安時代の怪異の話の多くは、この時代”大都市特有の感染症が発生するとどうにもならない状況”を魑魅魍魎や、呪詛によるものと思ったのかもしれない。)
<そして現代社会>
関連は以下記事かな
https://kagewari.seesaa.net/article/516834266.html
「それは故障か、病気か、感染症か、原意不明の症状や症例か」
はたまた、行政の言語表現も明解な定義無く”病気”を使用するものだから、知識はあっても「これは病気か」の判断が、当事者全員曖昧で「極端に言えばあんでもかんでも”病気”という言葉でひとくくりにしてしまう傾向」がある。
コロナの時に、都市伝説で寄生虫薬のイベルメクチンが効くという話があったのも(一部貧しい第三世界の国でワクチンが入手できずイベルメクチンの投与で被害が抑えられたなどの伝説もある)、「これは感染症」という理解が強かったので、(同じく外部からの侵入である)寄生虫による悪影響が広がることを抑制できるかもしれないという着想から誰かが思いついたのだろう。
※トランプが飲んだのは別の抗マラリア薬だったと思うが、この薬も別の感染症に効果があるという伝説があり、類似の着想は知る人の間で有名だったのかもしれない。
つまり現代でも「病気は気から」で、
「いやいや、それは故障か、感染症か、原意不明の症状や症例かの判断をすっ飛ばして」”よくわからないものだから”(同時にそれもよくわかっているのやら怪しい”強い健康志向など”の反動もあって)→「病気なんだー」という現象が発生する(そら”気の病”と呼ぶわけだ)
実際日常会話で「だからね、それは病気だから身体が丈夫とか関係ないでしょ」など会話が噛み合わないこともしばしば起きる(全部の病気が風邪みたいな免疫系の立ち遅れと思い込んでいる場合もあるのだろう)。
ついでに言えば、どこぞに痛みがあれば「あたかもこれは病気か」など(ここまでくると”病気”という言語をどういう概念で定義しているのかすらよくわからない)、何言ってんのかわからない言語用例に及んで「エスカレートが止まらない」なんてことにもなる。
■オイラはあらゆる健康診断を否定してるのではありません
何か不安のある時の病院診断や検査も有意な判断だと思います。
しかし、前日の”あえてマチズモ論”の記事にあるように、「あー病気なんだ」という言葉がですね、「いやいや状況を正確に理解しているだろうか」と思う部分はある。
<<これも陰謀論みたいな話だから、話半分に聞いていただきたいのだが>>
日本がんセンターなどの対応は「まず抗がん剤など投与の後、ガンの部位が手術に適当なサイズで安定した時に手術を選択する」というのがほぼ定番のようで(そうしないとどこを切ればいいのかわからないから)、
=勘のいい人は気が付いたと思うけれど
がん検診などの早期発見の場合に手術を選択することは、専門医の判断では「あまり無い事」らしい。しかし人間ドッグ他検査系のお題目は「早期発見でよかったですね、軽い手術で解決しました」などとなってる関係で、「手術してください」などの希望に引っ込みがつかず、(専門医に聞けばそこで手術は無いだろうな状況かもしれないのだが、それはわからず)必要なのかよくわからない手術も横行してるなんて陰謀論みたいな話もある(検診とか意味ねーじゃんとか言われても困るため)。
うーん「病気は気から」(そら”気の病”と呼ぶわけだ)
この意味は深い
●そもそも現代社会の我々は、”健康”や”寿命”の概念も正確に理解しているのだろうか
(俺は気持ちの問題で病気が治るとか言って無いからなww、てか”治る”って言葉も随分意味が広がって、その概念を理解してるのだろうかと怪しい《そら健康の概念すら怪しいんだから”治る”って何がどうなることなのかわかってるのかとか、な、》→具体性があれば「何々が今こうなってここがどうこうだから」って話になるだろ?そこを「病気なんだー」と表現すると、この段階で”気を病んで煽ってる事にならないか”と分析しておるのだよ。《事実、現象としての違いは僅かの筈なのに、「虫歯や歯槽膿漏」から「病気だー」言う人は少ない》←だとしたらこれ、もうイメージの問題やん)
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