まずそこから話そうか、
メンタルに課題があるってどういうことかと基本原則だけど
「自我経済が自然に回っていない」ってことなのな(需要と供給を、欲求と代謝や仕事量《アウトプット》で当てはめてくれ)。
●最も典型的なのは(「やりたいことがみつからない」論で御存じの)、『自意識』「抑圧」が効いちゃっていて、自分の本音を自覚でない(需要=欲求が認識できない)、つーテーマだよ。
「どうしてもこう思ってしまう」←この台詞は「それは本音ではない」だよな?
本音じゃないことに振り回されている=「その需要(欲求)は嘘だ」
しかもこれが無意識に進行するのだから、
「『自意識』「抑圧」し、勝手な代謝や仕事量(アウトプット)を希求する無意識な構造に困っている」←という意味になる。
↓
よくある、そして誰にとっても一度は経験のある典型例は
■「何がいいのか知らないけど、レベルの高い学校に行かないといけないのではないかと思ってしまう」などなどだよ
(その必要性の自覚が、「いかにも利いた風なステレオタイプでおおよそ自分が本音で苦心惨憺考えた信念ではない」”自覚”だけはしっかりあるという謎の欲求)
※類似に「どうしてなのかはともかく、いい会社に入って高い給料をもらわないとダメなんだと思ってしまう」などもある
●この矛盾は「そんな仕事をしたい」とか以前に、漠然と”いい会社”などという具体性の無い目標《この段階で確実に苦心惨憺考えた本音や信念では無いことが明らか》囚われて、どうしてもそうしなければいけないと”思ってしまう”のが特徴だ。
↑
こういう状況の時の典型的な反抗(『抗う(あらがう)』:『自意識』の反論=本音)
「働いたら負けだと思う」
(何に負けるのかって、無意識的構造に自分を乗っ取ろうとすることに負ける)
などに代表される、「無意識的な構造も、『自意識』にはその具体的が見えないので(無意識なので何が目的なのかもわからない)、とにかく”無為意識的構造の企みを全否定しておこう”」という着想からきている。
で、そういうわかりやすい典型例はともかくだ、
自分の感情の動きや、事象の認識など「どうしてもそう思ってしまうが、どうしてそう思ってしまうのかわからない」ということが山ほどある時、
「あなたはどんな人ですか?」の問いに答えられないだろ?
つまり構造的に自己紹介ができない(自分の無意識構造的な部分がどうなっとるのかさっぱりわからないため:通常『心理学』の知見ある人とかいないから)
自分がどんな人間なのか自己紹介もできないのに、対人関係が自然にできる訳ないじゃん。(相手からしたら誰なんだかわからんのだから→「何言ってるの?意味わからないんだけど」を連発させるだけだ)
↑
と説明すると、自我構造的に『共同幻想』”社会適応”系などというそれこそステレオタイプな自我に何故メンタルの課題が浮上しないのか?疑問に思う人いるかもなんだがー
”適応系人格”ってのはだね、ガッツリ「抑圧」かかっていて、
「どうしてもそう思ってしまう」←の違和感としての自覚も発生しない自我構造なワケ、
「こうだろ、こうに決まってる、当たり前じゃないか!」と堂々何ら疑問を持たないの。
【説明するまでのなく、それは”本音”ではなく”適応”に過ぎない】
↑
ある意味、どちらが深刻な症例なのか?考えれば明らかでしょ。
●近代までは、それが歪んでいようが限りなく心理的ななんらかの症例だろうが、「無理でもなんでもそういう社会性で押し切っていた」(そういう歴史なんだよ《無理していた証拠に「当時はほぼ全ての社会が女性差別史観を前提にしていた」》)
→で、社会が豊かになり先進国になると、この”適応人格”は急速に「病気じゃね?」と嫌煙され始める、これが「歩留り」化のことね、
自動的に過半数が→「どうしてもそう思ってしまうこの違和感は何なんだろう?」と考えるタイプに変遷していくのだよ(これが社会的自分探し《自分の本音探しってことさ》)。
<ここまでが自己紹介不足の話でさ>
■もうほとんど説明しなくてもわかると思うけれど、通俗的に使用されている「自称コミュニケーション障害という俗説」だけれど、【”コミュニケーション”を、”営業や契約”に置き換えてみ】
営業マンが自社の製品を説明できんねんで?
場合によっては、全然見当違いの商品説明をしている。
そんな話を聞いて、購入契約する人おる?
↑
この現象が、通俗的に使用されている「自称コミュニケーション障害という俗説」の本質。
状況における自分のポジションや、何をしたいのかの本音の説明(商品説明)、これがとっちらかっていたら、「そんな関係に契約できる人おらんやろ」。
素朴に、相手は「何を言ってるのかワカラナイ」が連発することになる。
この様をやれコミュニケーション障害だとかヘンテコな名前つけて適当な事言ってるんだけどさ、実像はそういうこと。
『心理学』的に言えば「抑圧」(発端は「強迫心理」→その発端は原初的「不安」)、この構造を”ネタバレ崩壊”(幻滅)させて、本音をサルベージできるようにして初めて解決だと理解してる。
(結果はどうでもいいの、そもそも論として「営業マンの商品説明がグダグダすぎる件」を解決するのが先であり、ある意味それが”自己表現としての代謝になるため”=最大の結果なんだわ《極論、その後の関係性などどうでもいいことなんだっちゅうの》)
タグ:コミュニケーション障害
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