ここで三つのことがわかる。
1)泡沫政党でも戦術によっては国会議員を選出できる
2)ネトウヨとも揶揄されたネット世論を背景に『参政党』のような本格保守政党も議席獲得できる票田が存在している
3)世論的にも泡沫政党が躍進する事があると、新興政党への関心が高まった。
■そして既存大政党に大きな動きが続いた
安倍政権の終焉、そして安倍首相の暗殺
自民党の左旋回(米大使の命令でLGBT法が成立)
↑
前項の政治情勢と1〜3を背景に新たな参入者が登場する
それが「日本保守党」だった。
主導した人物は有本香氏なのだろうと推察している。
(彼女の歴史はまた長くなるので省略するが、人気youtube番組である「虎ノ門ニュース」を背景に保守世論が厳然と存在することをよく知ってる言論人のひとり《「虎ノ門ニュース」はそもそもガチで保守系番組ではなく、地上波に対抗するぐらいの意味だった、そこに関西地上波における保守系番組として知られる「そこまで言って委員会」系列の人物が参加していく流れで「虎ノ門ニュース」は気が付けば保守系番組となっていた。》)
■有本氏の政治家や評論家としての能力はさておき、状況を読む力は特出しており、
類推だが、彼女は以下のように考えたのだと思う。
1)youtubeのインフルエンサーとしては、虎ノ門のメンバーは立花孝志以上である
2)百田氏著(編集有本氏)『日本国紀』の成功から、安倍首相亡きあとの日本の世論には「保守系世論の受け皿が無く、ぽっかり穴が空いている」
(『参政党』が様々な事情で低迷していた事も大きい)
3)N国党と違い、自分と百田氏の『日本国紀』コンビが政党を立ち上がれば、(N国党のように借金なども必要無く)ファンクラブと同一の組織が数万規模で獲得できる。
(これは立花氏が発見した政党資金獲得モデルの更に上を行く成功を可能とする)
●その時、同時並行で前段階がある
何が起きていたのかと言えば、「武田の乱」が起きる前の話であり「武田の乱」が起きた原因でもあり、「日本保守党」が登場した理由でもある事象だ。
<<<<<何が起きていたのか?>>>>>
話は『参政党』議席獲得時に戻る、
神谷宗幣氏の人物像に触れておこう、
彼は元自民党議員だったのかな、いろいろあって既存政党に絶望し政治家を引退していた。
いろいろ悪戦苦闘している時に、維新や他の政治勢力やらが、何か政治活動しようとすれば横から親切顔で参加したかと思えば(票にしようと)乗っ取りも視野に入るような怪しげな動きが必ず起きることに辟易しており(その典型が、高須氏による「名古屋知事リコール証明偽装事件」だ《ここにも武田氏、有本氏、百田氏が登場する》)、
『参政党』運営において、どこかの政治勢力を背景にしてる人物などを「お断りいただく」基本姿勢を持っていた。
↑
『参政党』議席獲得の功労者は誰よりも武田教授だったのだが、その彼は「虎ノ門ニュース」人脈であり同時にたかじん系制作会社にも顔が利く人物だった(地元は名古屋であり減税日本河村氏とも親しい)。
武田氏は神谷氏に「百田氏という人物に会ってみないか」と誘い、神谷氏は百田氏の番組に出演する。その中で(当時百田氏側はウクライナ支援側であるなど『参政党』は反グローバリズムが党是なので決定的対立軸があった)神谷氏は”お話は聞いた”程度で武田氏の顔を立てる程度で会談は終わった(実質決裂)。
その後武田氏は、減税日本との連携を打診する。
河村氏は引退前に国政復帰を願っていたのだが、減税日本の政策で(給与を大幅に減額して《その給与が減税に繋がる筈も無いんだが》減税が党是)まったく政治資金が無く、『参政党』に政治資金を求める話が先行する。『参政党』神谷氏は選挙協力ぐらいならという話で受け取っていたが、『参政党』は高い党費でなんとか選挙戦を戦っており、資金的余裕などある筈も無く、結党の経緯から言っても他党に党員費で集めた資金で支援するなど考えられないことだった。
※この時、神谷氏に減税日本河村氏による党の乗っ取りの心配があっただろうことは言うまでも無く(事実現在日本保守党における対立もこの側面がある《減税日本には減税日本として立派な支援組織があるからだ》)、神谷には到底受け入れられない話だった。
●これを契機に「武田の乱」が始まる(『参政党』から神谷をパージする動き)
権力闘争の中で、『参政党』内では神谷氏が勝利するが、外に出てからの武田氏の批判はおおよそ事実とは言えないデマや誹謗中傷が連発し(話を吹き込んだ人物がいたとしか思えない)、対立は決定的となるだけでなく、『参政党』は低迷期に入るほどのダメージを受ける。
<<<<さらに同時並行で「NHKから国民を守る党」の凋落が深刻化する>>>>
<つづく>
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