微生物の見る世界、昆虫の見る世界とかよくあるでしょ。
特に視覚情報の取り方が違えば見えてる映像がまるで違ったり、こうもりやイルカのように音波などからレーダーのように現実認知を行う生物もいる。
各人、自分の生存に必要十分な情報取得をしてるということなんだが(そのまんま戦闘機の情報収集能力で考えてもわかりやすい)、世界を知るための視覚情報なんてーな生き物はおらん訳だ。存在するとすればそれは神でしょ。
割と外形から光の反射まで”まあまあ現実っぽい”認知を人類ヒト科もやってるけども(最も深刻な錯覚は”モノに色があるとかいう”錯覚かな?《あれの本質は光の周波数の何を反射するのかを関節的に見てるだけで”そんな色してるワケではない”ってのあるじゃん》)
神の眼があるとするなら、顕微鏡でしか見えないミクロな微生物の視覚も保有することになる。
(とかなんとかで、人類ヒト科の現実認知などというものは、「まあほどほど」ということだ)
さて、人類ヒト科の場合大きな特徴は社会的生物なのだから、対人関係やらこの辺に特化した情報収集を行ってることになる。かといってそこには文化を背景とした人種による違いも存在するのであり(日本人は目で人の表情を読み取ろうとするが、欧米人は口元であり欧米人が極度にマスクを嫌い《サングラスは平気》、日本人がサングラスを悪っぽく感じる違いとして表れている)、
●他の生物同様に、自らの生存に関わる必要情報に応じた能力であることがわかる
さて、ここから基礎的なリアル論になるけども、
”そのままの現実(リアル)”を神の視点のように認知することは人類ヒト科には不可能であり、
限定情報を分類やらフラグ付けて経験的に「脳内に映像化し再構成して認識してる」。
実際に視覚情報は一度電気信号に変換され、脳内のCCDセンサーみたいなのに投影(上映)することで”見た気になってる”(実際に見てるのは脳内に再構成された映像)。
当然そこには本当に”タイムラグもある”のよね、
その特性から、ほぼ予知能力のような先読み補正も行われてるという説もある。
(高速移送する車などを見る時に、次の状態をオートマチックにシミュレートして補完してるなど)
↑
■勿論ここの『心理学』のテーマから言えば「すべては幻想だ」
この幻想をリアルに近づけようって行いを「リアリズムを確保する」とか担保するって言うワケ。
ドキュメンタリー監督が追い求める奴だよ、
その反対が、youtubeでお馴染み意図して切り取られる「捏造映像」だ、
↑
なんつーかな、ソースとの一致性は後者の方が上に関わらず、後者は現実から乖離したトンデモ情報ということになる。
これに対して前者は取材された一次情報をあれこれ考えて、リアリズムを担保するために解釈を加えてるのね(類似じゃないかも知れないけど、似た作業に「詩歌の制作や絵画の表現」があると思う)。そんな手法表現のひとつに(これは俯瞰の逆だと思うけど)NHKの有名な番組タイトル「クローズアップ現代」なんてのもあるよね(ミクロ分析しますよーって意味)。
●つまりだよ、現実認知ってのはリアリズムを担保する思考が無ければ「あっという間に脳内圧縮技術で断片化簡略化され忘れさられるもの」なんだよ。
たとえば直観像という現象というか能力があるけども(何から何まで写真のように記憶する能力や特殊な症状)、一般人はその反対だから「今見てるフラッシュ映像が見たままだから、同じように過去も見たまま覚えていると思うだろうけど」→【大きな間違いだから】
(中間テストの赤点がその動かぬ証拠だ)
PCやスマホのメモリと同じで、限られたリソースを確保するために「今現在の映像にとっとと差し替えられており」、過去の映像は脳内圧縮技術で断片化簡略化され続けているんです。
↓
「だから絵画の描けない人は、俗に言う小学生みたいな絵しか描けないの(脳内情報はそのレベルであるということ:それ以外のディティールは失われてるんだわ《はっきりと覚えてるその感じは錯覚というか再構成されたものなのさ》)」
で、ドキュメンタリー監督の解釈や思考に戻るけども(詩歌の制作や絵画も)、
「あーこれはこうだったんだ」という解釈を行うことで見た時のディティールを(失われないようにト書きや印象を付けて)留めようとしてるワケ。
単なる圧縮情報ではなくて、テキスト情報で復元時の情報量劣化を抑えて補足・補完しようとしてる。
(夢のインチキ情報程度でも夢見てる時には現実のように感じられるだろ?)
↑
ことほど左様に、一般的には「思い出す過去の情報は著しく欠落してるの」
(中間テストの赤点がその動かぬ証拠だ)
<ドキュメンタリー監督のように>
「あれはこうだった、なるほどこういうことなのだ」などのメモを付箋用紙に貼るみたいに残して、
情報欠落を少しでも減らす努力が無ければ、過去になった瞬間から”消える消えるの勢い”で失われるんだよ。
逆に忘れたたくても忘れられない記憶があるよね?
「トラウマ」だ
どうして忘れないのかって(心的外傷と何か話すと長くなるので省くけど)ドキュメンタリー監督のように考えなくても「なんでこんな理不尽なことが起きるんだ」などの(メモどころか)物語のように(=エピソード)それを語れる印象が残ってるからで、
つまり「トラウマとはエピソード記憶の一種」なんだよ。
(よくある記憶法なんてのもさ「メモ書いたフラグ立てたり、物語のようにシナリオとして覚えておく手法」のこと《芝居の台本覚える役者だとか、譜面をメロディとして覚えるみたいなことさ》)
●だとするなら、リアリズムという努力や処理によって担保されていない”過去”などというものは、夜に見る夢ほどじゃないが、それを想起させるほど情報欠落が多く=不正確なんだよ。
(その不正確性は、トンデモレベルだと言っていい)
更に言えば、前述の「トラウマ」なんかがそうだけど、その時受けたショックから物語が盛られるだろうことは自明で(トンデモナイとかあまりにも酷いや、筆舌に尽くしがたいなど修飾されてることは半ば常識で《冷静に直面できない事情を探らなければ解決しない》)、おぞましいほど恐ろしい記憶になっているので、二次災害として様々に心理的影響を受ける。
↑
<話を一般的な記憶の情報欠落や不正確性に戻すけども>
もうちょいこの部分補完するとさ
裁判の目撃証言いうのがあるだろ?
この時争点になるのは何?
<つづく>
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