(ここで言う合理性には「違法ギリギリの行為に逸脱することにも」の意味がある)
何故ならNHKの合理性を欠く集金営業を追求することに公益性があったからだ。
わかりやすく言えば、「そのためには手段を選ばす」の名目が立った。
故にこの初期に刑事告発した篠原常一郎に対しては批判的ですらあったんだが、
参議院で奇跡的議席獲得成功の後、そのまま地道な活動を続けるだけでよかったのに勝手に自滅の道を歩むことになる。
(※この奇跡にはアンダーグラウンドのネット民による社会への復讐のような社会的意味合いもあったのだが、、)
彼はNHK職員時代の内部告発の影響で鬱病を患ったり生活保護生活まで経験しているが、鬱が再発したのかと思える状況に至る。
何の不安に襲われたのかと言えば「議席の喪失」に他ならない。特に(この辺を理解されないのだろうけど)多額の借金を政党交付金で返済するスキームを軸に党運営している彼の場合、一定期間の議席維持は必須で(参議院の議席を持っているから心配することなかったのに)、同時に彼は借金をしっかり返済することを深刻に腐心していた。
日々の再生回数にメンタルを削られるyoutuberの心理そのままだ。
※この状況は毎月党名がころころ変化する有り様で確認できる(何の意味もないことだから)
この辺からNHKをぶっ壊すスローガンと全く無関係な方向に逸脱する、
彼自身youtuberだったこともあって(初期のNHK幹部や公認候補には面識のあるyoutuber仲間が多く存在している)、youtubeのインフルエンサーを取り込む戦略を意識するようになる。
「この段階で既に手段と目的が逆さまになってるんだが、、」
芸能告発系(てか脅迫系)youtuberのガーシーに接近、
N国党候補として確約したのは「報酬3億円」だった。
※そもそも借金返済不安から連鎖した党勢不安だったのに、借金を無駄に増やす悪手(しかもNHKには全く関係が無い)議席の奪取には成功したが割の合う話では無い(過去記事で紹介した当時副党首の大橋昌信氏との対立もこの選択を巡るものだったと聞く)。
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これが取り返しのきかない失策だったと思う
後に「政治家女子48党」という全く意味のわからない党名変更を行い打開策を見出そうとするが(ところがこの愚策にも思える動きが現在謎の女性議員や候補を多数産出するキッカケとなったのは想定外)、無理な党勢拡大で連携したつばさの党暴走で転落していくことになる。
(この辺でやたらと票を食われるのを恐れたのかネットから人気を集めていた『参政党』を攻撃するなど変な角度の実績を積む《この行動がネット情報工作の能力のアピールとなったのだろう》)
■つばさの党黒川氏が極端にダメダメだったということではない
政治活動素人では無い黒川氏は「立花に無許可で政治資金パーティーを実施しようとした」
↑
現在悪性のデマ野郎みたいな認識広がる立花氏のイメージからは理解できないと思うが、
彼にとって、企業団体に限らず政治資金パーティーでの資金調達も決して許されないN国党の党是だったのね(ネットを駆使してお金を使わずに選挙し、借金は政党交付金で返済というのが絶対のコンセプトだったから)
●立花は寄付を募ることは無く、「常に借金で政治資金を調達し続けた」ぐらいなのさ
勝手に”政治資金パーティー”を開催しようとしたことに激怒した立花は、この時に名ばかり党首の大津氏や黒川氏を除名追放する。
と こ ろ が 大津氏は党首交代や除名を認めず、
(どの辺まで進んでいるのか詳細わからないが、大津氏と争っている裁判は《立花は得意と豪語していたのに》負け続けている)
【これで完全に詰んだ】←そもそも何もせずそのままでよかったのに、不安心理から転げ落ちていったワケだよ。
得意の売名行為目的の選挙立候補に、供託金すら準備できなくなり、
住民税の滞納もあると聞く。
選挙に出馬する度に、どこから見ても怪しい組織から資金を借りてみたり、世話になって頭の上がらない付き合いも増えた。
(ここからが泥沼だ)
そんな状況で舞い込んだのが、「兵庫県選挙をめぐる汚れ仕事」
正義の告発者のように持ち上げられた時には”大逆転”に成功したと思っただろうけど、
この仕事は設定がグダグダで、一次情報調べる手間をかければ誰でもデマだとわかる筋の悪いものだったから絶頂期は一瞬で、今や「選挙演説では、ホラッチョだの帰れなど罵声の方が多くなった」
壇上から有権者相手に暴言返したり、賞味期限切れのネタの暴露をしても聞く耳持つ観衆はもういない(追いつめられて手を組んだ統一○会の集会で拍手喝采が関の山になっている)。
※立花は知事選直後の兵庫県近所のどこぞの市長選で、この時本気で勝てるんじゃないかと思っており、惨敗の後に深刻に落胆している(相当に勘違いしていたということ)。
兵庫県議で維新を離党した議員達をN国が候補として擁立するみたいなことを息巻いているが、そうはならないだろう(むしろ落選フラグになってるからね《勘違いしてN国から立候補したら底なしのバ○だと思う》)。ちょっと元に戻す方法無いでしょ
一部には彼が更に悪性の暗黒面に堕ちると危惧してる人いるかもしれないが、
そこまで劣化することは無いと思うんだけどね(どうだろ)。
※冒頭で書いたけど、彼が見出した”政治家女子人材”が裏街道みたいなところで自立的に暗躍しており、
(その人材は多く「若い女性にそこまでの当該欲求があるとは想定外」=これは今現在党首争いしてる大津氏にも言える《立花もよくあるアイドル志向の女とばかり思ってしまったばかりにトンデモナイ展開になっている》)
その中の誰かが彼を拾ってN国党を再生させるかも知れないけど、可能性は少ないだろう。
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