2025年01月01日

いやはや日本保守党は一線を越えた(これはほぼ○事案件でしょ)

ほぼほぼ以下動画の飯山氏の批判は法的根拠も十分であり、
現在日本保守党幹部が行っている否定発言に妥当性があるとは思えない。

【怖すぎ!百田信者、飯山陽を「試し切り」!】日本保守党信者ビジネスの実態が怖すぎる!
https://www.youtube.com/live/mw9LUrHuZE0?si=kht2nvMs3oMSpuBV


興味深かったのは、「自民党の工作員に成り下がったのか」などの批判もある某youtuber(かなり前から立ち位置は反日本保守党の人物)、彼が「飯山さんは僕のこと嫌いだろうけど、応援します。みなさんも応援してあげてください」とスーパーチャットで1000円入れたシーンかな。
(事実、この当時の飯山氏の振る舞いを今でも許せないと批判する保守系論者も少なくない。)

※保守系界隈はとにかく食えないので、意識的無意識双方で気が付いたら妙なしがらみができたり、デマつかまされて発信者として利用されたりま〜よくあることなんだわ。政治家と同じで「発言力あるのは選挙に強い奴(現在の地位に不安の無い奴)」、youtuberとしての収益を意識せざるを得ない彼らの発信は(株屋の誰かさんもそうだけど)その辺の事情も踏まえて真意を深読みして理解するといいかも知れない。
動画最後に飯山氏が「視聴者が一人になっても続ける、0人でも誰か一人がアーカイブを観るかもしれないならそれで十分だ」(類する発言は過去に故西尾幹二氏の講演会における発言の引用で触れてるんだよね《たった一人の読者でも理解してくれてるのを聞いて嬉しかった発言》)と言い切る部分で、これは最強でしょう。


何度も書いてきたけども、日本保守党は保守の受け皿として(そこにどれぐらい票があるのか?を示す)意味があった。
支持することは無くても応援もしてましたが、それは15区補選や先日の総選挙までの話で、
(国民民主の躍進や『参政党』との比較なども各所で取り沙汰されており、知名度という点の役割を終えた感がある)
N国党がその後グダグダおかしな方向に流れた軌跡に類似してきたように思う。
思考錯誤の”誤の例”になったかな、

同時に飯山氏が面白いのは、現代の保守政治におけるオルタナティブを一部だが提案していることで(保守とは何かの哲学論を時々語る)、現在続けている日本保守党批判がそれだけに留まらず、今後の保守論の在り方を示唆するかも知れないところかな。
彼女は中東イスラム研究者であり政治学者では無い。国際政治の見方や知見など素人的な部分も多いが(本人政治家志望でもなければ政治評論家でも無いので何ら問題ではない《多分そういった話になれば彼女を支持できないところ多数だと思う》)、
がしかしだ、
名だたる保守言論人が発言を控える保守党を相手にこれだけ戦えるのは、はっきりと彼女なりに守るべきものが明解だからで(ガチの”保守系再選択者”)、その姿勢が保守政治におけるオルタナティブを示唆している。
(そこがあれかな、ライブ中に昔批判合戦で敵対した某youtuberからの応援の図だったように思う。)

これまた全面的には支持できない保守系言論人のひとり、”ゆめラジオ”さんが随分と飯山氏を買っていて、是非いつかは政治家にと発言しているが(これに同意はできないし飯山氏にそのつもりもないだろうが)、気持ちはわかるね。彼も飯山氏の言動から現代保守のオルタナティブな可能性を見出しているんだと思う。強烈なタレントであるのは確かだからね。
●つまりさ(飯山氏はともかく)現代日本社会における保守論が随分へなちょこだったということだと思うよ(ついこないだまで全部安倍ちゃんに丸投げだったから)、安倍首相を失った結果、元からへなちょこだった地金がバレバレになってしまい(インチキ臭い話にもすぐひっかかったちゃったりさ)、何か答えを求めるような状況が続いているんだろう。
飯山氏に答えがあるとは思わないが、
彼女の姿が触発する形で、ちょっとした連鎖が起きても驚かない(今回動画に登場するyoutuberだけでなくゆめラジオさんも随分踏み込んでいるから)。むしろその波及効果の方に期待が持てるような気がしているんだけどね。

※個人的意見だけどさ、昨今「保守系女子」が増加している感触があって、(現在の日本保守党の支持者が高齢者が多いという話と呼応すると思うんだけど)現代的保守政治活動を行う場合、女性差別史観のような古い発想が残っているのは致命的な失態だと思うのね(この辺神谷君の『参政党』は選挙候補者選定などで若い女性を多く擁立しているのは”狙って”に違いない)。
安倍首相なども男女平等に関しては下手な左翼より意欲的だった。
(LGBT含めて現代左翼思想には新しい女性差別史観があるからだ《昔のクオータ制なども含めて「女性としても左翼は何やってんの」な違和感持つ歩留り階層が激増している気がする》)


posted by kagewari at 03:47 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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