2024年12月28日

も少し詳しく書いておく方がいいか、このブログの「兵庫県知事事件で斎藤知事に問題ありの視点はアンチマスコミとしてやってるんだけど、わからないのかしら」(ネット世論にはこの誤解かなり多いから)

<後からちょこちょこ校正してます>

そもそも俺みたいな外野席のトーシローにも事件の全貌をある程度掴めたのは「地上波メディアとか観てないから」です。
地上波の報道はyoutubeなどのヘッドラインだけで主としてチェックしていて、内容知るとか実家帰省時などどうにも仕方が無く目に入るなどの時ぐらいです(自宅にTVは無い)。
ですから、兵庫県の内部告発問題の報道も、この時類似のがあったじゃないですか(私の地元でもある)「北海道の議員の航空機内のパワハラ態度が目に余る」と吉幾三氏が問題にした後に謝罪に至ったなどの話。マスコミは「あー同じカテゴリだな」とこれを面白おかしく報じていたワケです。

ヘッドラインに並ぶ文言の「おねだりだ、パワハラだ」の時には、くっだらない報道だなぐらいにしか思っていたのであり(そんなことはどうでもいいが、知事に吉幾三氏の指摘のような勘違いがあるなら謝罪なりするべきだろうぐらいの話)、同時に斎藤知事が実質的に『維新』が擁立する知事であったことから(橋下時代は気が付きませんでしたがその後のIRや万博でのグダグダから『維新』の存在そのものに疑問を持っていた《橋下治世時代も面白がって観ていた程度で、「菅官房長官の手駒なんだねとか、そもそも堺屋太一氏とか特別に有能だとか思ったことも無い」》)、
『維新』が推してる時点で斎藤知事が有能とかあり得ないだろうなと思っていたぐらいです。
「マスコミが騒ぐぐらいだから謝罪程度のどっちもどっちの話だろう」と、
(マスコミも「落としどころは謝罪の記者会見かな」ぐらいの乗りで報道していたと類推される。)

この話が(マスコミが何を報道してるとか関係無く)
事件となったのは、告発者が自死されてからです

※この段階で一部に怪文書とか言われたその告発内容はどうでもよくなりました(本件のメインテーマではない)、百条員会でも(当時”公益通報保護法”に詳しい弁護士の講習もまだ始まったばかりで)議会では「文書の真実相当性(後に真実相当性も公益通報保護と関係ないことがわかり意味無かったのだが)」が名誉棄損の法廷論議のように進んでいたのであり、
 ↑
ここの意味を取り違えると大変なことになるので、詳しく書きますが
既に本件は「”公益通報者保護法違反事件”」になっており、
(委員会における弁護士の講習も始まったばかりで、双方に名誉棄損事件のような誤解もあり、百条は当初「文書の真実相当性」が論議になっていた《真実相当性とは、真実か否かではなく「間違いでもそう思える根拠があるのかの意」》)
「名産品の授受やら、駐車場でのパワハラなどの追及も、事の真偽やこれに対する謝罪などの”話では無く”、告発文の書面の真実相当性を証明するに十分な事実関係があるのか(真実でなくてもよい、そう思える情報が存在したのかの判断)」が論議されていた。
(普通に《マスコミ報道無視して》百条委員会観てりゃ誰でもわかるっての)

ここで一部ネット世論はトンデモない勘違いをする
百条などで、知事を追求するこの調査が「マヌケなマスコミ報道と同じ目線で行われている」と勘違いしており(なのでパワハラは無かっただの贈答品は慣例だなどの本件と全く関係の無い話にやたら拘る)、斎藤知事擁護派ネット世論は「そもそも百条で何の論議が検証されているのかまったくわかっていなかった」


言うならオールドメディアがどうしたこうしたなど「全く関係無く、それ論点ずらしだから」
(つまり、斎藤擁護でオールドメディアガーとか言ってる人ほどTV報道見てんだよ、、)

<加えて法的な基礎的知識を欠いており>
※違法収集証拠排除法則(wiki)
違法収集証拠とは、捜査機関の違法な捜査手続きによって収集された証拠のことをいいます。 捜査手続きの違法性が重大であり、その証拠によって被告人の有罪を認定することが将来の違法な捜査を抑制する見地から相当でないと認められる場合に事実認定の資料から排除するルールのことを「違法収集証拠排除法則」と呼びます。

※2016(平成28)年の刑事訴訟法改正「証人の個人情報保護」(弁護士相談広場)
https://www.keijihiroba.com/criminal-trial/examination-of-witness.html
近年は証人の保護も重要視され、2016(平成28)年の刑事訴訟法改正により、証人の氏名や住居に関する情報を保護する措置が講じられています。
例えば、原則として検察官、被告人、弁護人が証人尋問を要求する際には相手方に証人の住所や住所を知る機会を与えなければなりませんが、報復による加害などのおそれがある場合には、これらを知らせない条件を付すこと、あるいは代替的な呼称や連絡先を開示することも可能となっています。

 ↑
こんなんさ、社会常識だろ、、、

■その後の斎藤知事擁護の維新県議や立花氏の論議が「トンデモ級の筋悪」だってのは(内容の真偽に関わらず)、一般的な常識範囲でわかることで、
同時に、本件の「公益通報者保護の問題」は、この通報者が自死に至っている時点で「あからさまに保護に失敗した事件の調査が行われている」のだから、当事者である知事の責任は360度どの方角から考えても免れないのは確定事項なワケ。
論議があるとするなら、不可抗力や情状酌量の論議。
※この点で、斎藤知事側弁護人も十分この筋は読めているので→「当初怪文書と思ったのは、公益通報であると知る前の個人的ルートであった」だとか《知らなかった、過失であるという主張》、告発者の自死は「それが公益通報者保護と関係の無いところにあった」などの答弁に終始している(特に”公益通報者保護”の観点から到底あり得ない職員の処分が「文書の問題では”なく”、事の経緯で判明したPC内情報から得た職務違反行為」であると力説している《”公益通報”による不当な扱いはしていないという主張》)。
 ↑
この抗弁も意味ないことわかりますよね?
(文書がマスコミに撒かれたことは即座に判明しており《そもそもこの書面を渡してくれた知人がその話をしていないワケが無い》、総務や人事課からも「公益通報留意しなくてもいいのか」再三確認が行われている。加えて、PC内の個人情報は《判例で確定している》あくまで公務のPCを私的に利用しないように注意や勧告することはできても、個人情報は個人情報として保護しなければならない。←加えて、この情報からして「違法収集証拠である」。)

■「そもそも立花氏が挙げた不倫がどうしたこうしたが(既に立花氏本人がこれをデマであったことを認めている)、仮に事実であっても、本件に影響するものではない」
単に外野席の心情を(選挙ではこれが有利になる《そこを悪用された》)「裁判で言えば国民感情」なるものを左右する情報に過ぎない(この部分で百条は判断を左右してはいけない)。
 ↑
しかも上記括弧に書いたように「これはデマだった」
(先日の百条観ればわかるように、陰謀論めいた筋書きの発信元は片山元副知事であることは間違いない《責任追及されてる当事者です》←自身で証言してるんだから)

「あり得ないほど本件の事実認定がすれ違ってるワケ」
(はたまた、すり替えられてる事に無自覚なのか?)


●更にジャーナリズム的に考えるとこあるとするならさ、
当初この報道は、冒頭に書いたように「マスコミ的には適当な謝罪会見で済む話」であり、
後に公益通報となって以降は(先日報告があったように)粛々と勧告なりに従うなり、神妙な顔で対応しておりますみたいな発表するだけで十分だった。
斎藤知事の対応は「明らかなパニック」であり、←どうしてそんなバカなことをしたのか(あの嘘八百の記者会見で”見得”を切る理由がまったく不明)「謎があるならそこ」で、
加えて、非常に筋の悪い擁護を続ける一部維新県議の姿勢もよくわからない(当初大阪の本店はこの対処に困っていたほど)。
「何を必死になっているのか?」
※あの告発文の中には「どうしても表面化してはいけない情報が含まれていたのか?」はたまた、斎藤知事県政をどうしても当面継続させたい一部維新サイドの事情があったのか?とかの話だよ(俺は殊更そこに関心も無いけどさ)
 ↑
背後に何かあるとするならここだろ、、、
(井戸県政?先日の選挙に自民党が自前候補を擁立できていない時点で《斎藤知事が辞職しても意味が無かったことになるので》、そんなバックグラウンドがある筈も無い《せいぜい告発者の県政をめぐるノスタルジックな動機の一部だっただろうぐらい》)

事もあろうに、「オールドメディアに勝った」だの、、
一体どこの世界線の話をしているのかまったく理解できなかったのさ
(だいたいマスメディアとか”とっくの昔に終わってるから”最近オールドメディアとか言う人がいるんじゃん《この件で斎藤知事を批判すると「メディアの味方をするのか」とか意味不明だから》)



posted by kagewari at 20:46 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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