断片情報からですが、現在ゴラン高原に限らず盛んにイスラエルがシリアの軍施設を攻撃していることは御存知ですね。この件を強く批判しているのはトルコです(今回アサドを追い出した事情民主派勢力のNo2がトルコが支援している組織)。
で、トルコのエルドアンとプーチンは”話せる仲”であり、シリアのNo1勢力は今現在も欧米諸国からテロ組織指定されている(必死に多様性やら寛容だなどと喧伝していますが)。
シリア情勢にトランプは「米国には関係ないので知らん」と発言している
(クルド支援からも手を引くかも知れません)
この構図を見ていくと、イスラエルが攻撃しているのは実質このNo1テロ組織の方になると思うんですよ。するってーとトルコが支援しているNo2組織の存在感も大きくなるかも知れない。
で、現在ロシアはですね、このトルコ支援系の組織に「これまで通りに軍港使わせてくれないか」とか交渉してるようです。
アサド政権の崩壊ってのは、思うに軍が離れたからでしょう。
ダマスカス入城の様子を見ると、ほとんど無血っぽかったですよね。
(アレッポ奪還後にロシアは空爆支援してますが、それっきりみたいな)
ロシアとしては、表向きイスラエル非難しておきながら「どんどんやれ〜」って、
シリア統治の主導権をトルコが握るならそっちのがアサドの時よりいいかなって具合かも知れません。
今現在でも反政府勢力がスーっと首都制圧しアサドを追い出した経緯がよくわかっていないようで(ほらバース党の閣僚は平気な顔して首都に残り「平和的に政権移行するからね」とか言っちゃってるし)、ロシアとしてもウクライナで忙しい時にワケわからんことが起きたねぐらいの事件だったのではないか?
この辺、親米なんちゃって保守系が「ロシアザマー」みたいに発信してる情報もあるかもしれないが、あまり真に受けない方がいいだろう。
※暫定政府を仕切ってるテロ組織も「ロシアと関係の再構築を否定していない」
(てかIS掃討戦の時にはロシア・アサドと民主化勢力は協力して挟み撃ちにしているので、常にロシアが民主化勢力と敵対してきたとも言えないと思うんだけどね。《米国とも協調したIS掃討空爆時の主力はロシア空軍だから》)
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