背景は専門家の飯山氏の動画から
【軽井沢ライブ】アサド政権崩壊でも前途多難!?複雑すぎるシリアと中東!
https://www.youtube.com/live/r5Erjf-Jif0?si=UoiGw0gU7ckUqxTw
要約すると「明日から内戦が始まるかも知れない」です。
※状況としては、同じバース党(アラブ社会党って意味だったかな)の独裁者フセイン後のイラクと同じ
全体主義トンデモ級のアサドですが、言えばイスラム世俗自称文明派だったことは事実で(イランのシーア派がそもそもそいうとこある《革命防衛隊やホメイニ革命のがこのシーア派的には異例というか矛盾してるんだよね》)、イラク同様に、イスラム原理主義派がしのぎを削る内戦待った無しなのは間違いが無い。
飯山博士の分析だと、主要三派は「最大勢力のテロ系原理主義派、トルコがケツ持ちの北部派、トルコ天敵で米国が油田地帯に駐留するクルド人勢力」、彼らが主導権争いを始めることになる。
(既にトルコ派がクルド人部隊に突撃しているとのこと)
さて、このフレームの外側に何があるのかって、
アラブ覇権を目論むトルコのエルドアン、トルコと通じてネーか噂もあるイスラエル、追い込まれるイラン、石油の権益だけは譲るつもりの無い米国、ここもイスラエルと通じてネーか噂のあるアラブ連盟(サウジ、エジプトなど)、
↑
こんなに背景がバラバラなら、シリアがまとまるわけないじゃん。
というか、今回の主要テーマは「イランの凋落」でしょうよ(ほぼ無抵抗だったシリア国軍にめっちゃ怒ってるらしい)。
トランプがまとめ切る可能性あるメンバーは「トルコ、イスラエル、アラブ同盟」
(トランプは利権派ではないので、クルド人支援を切って米軍撤退もあり得る)
しかし、トランプは米軍によって勢力均衡することはないので、息のかかった関係者達に”君達でなんとかするように”という方向性だと思うのね。
●結局サウジの世俗化が成功するのか?にかかってるかな、、
(でもさ、世俗化にサウド王家の存在は論理矛盾するから、ここをどうするんだろ、、)
つまり「テロ組織派と、トルコ派が協力関係にして、クルド部隊を攻撃」の図が見えるので、
トランプが支援してきたクルド武装勢力を切れるのかって部分が焦点、
この場合見捨てられるクルド人武装勢力は大変なことになるので(米国で猛烈なロビー活動になると思うけど、それが効くのは『民主党』だけだと思われで)、そこを冷酷に判断できるのか。
●この話も主流派である「アルカイダ系の過激派組織ヌスラ戦線」が本当に穏健化してんのかにも尽きる(早速フランスは騙されることにしてるみたいです)。アフガンのアルカイダみたいなことになれば、アラブ同盟は支援できない。
穏健化路線に失敗すると、泥沼の内戦だわね。
(ここにウクライナ支援の西側兵器が流れているって噂がある《アサドをロシアが支援していたからだよ》)
↑
こんなことなると、トルコも黙ってみていられないわよね(実はロシアとも仲がいい)。
一歩間違うと、しょぼい内戦の筈がイラクにも波及し、
トルコ、イランが参戦する大戦争になるかもしれんぞ(アラブ連盟だけ遠くから「アチャ〜っ」て)。
<追記>政権の空白を狙ってイスラエルがゴラン高原侵攻しとるで
(トランプはこれを支持しているようだ)
ダマスカスの空軍施設にも攻撃加えたらしい
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