2024年11月08日

政治家に評論家のような自由な発言力求めても違うし(マジで本当にそこまで知らなくてもいいと思う《研究者では無いから》)、現代の保守政治家もそれでいいのかと言えば「それはまた違う」

政治家って部分を、一般有権者に置き換えてもいいよ。
どちらも四六時中情報漁るとかできない仕事持ってんだから。
評論家や学識経験者ってのは、その反対に歯に衣着せない発言が期待されたりもする。
どちらも文科系としては、更にその上に芸術家ってのもいるからね(笑

しかし、政治家は一般有権者と同じく、通常は評論家レベルのブレーンだとかシンクタンクであるとかの関係無しに政策立案できないのだから(研究者や学識経験者はこちらにいる)、アカデミズムが左翼に傾斜していることはなかなかめんどくさい話で(在野の研究者なんてのは権威的にそういう組織に馴染まない《典型が”もぎせか”とかなか》)、仮に気鋭の評論家がベストセラーの意欲的な政治論書籍を出したとしても、自分で考えられる政治家さんはいいかもしれないけど(その数が多いことはまず無い)、ある程度の裏付けを求める場合、出先のシンクタンクに否定されちゃうからね。

■麻生さんがそこそこ信用できる理由のひとつが、後援会パーティーの弁士に”もぎせか”呼べたりするところかな。
権威の裏付けの無い識者を自分の頭で判断できてるってことだからね。
●時々、世襲議員も悪くないって話が出るのは、
地盤がしっかりしてる世襲議員が優秀だった場合、評論家や研究者張りに自分でもあれこれ情報収集し判断するなりの”時間がもてる”からでしょ。
※仮に世襲議員に能力の問題があったとしても、一般の議員に求められる能力は最初から評論家や研究者ほどで無くてもいいのだから、大きな問題があるとするなら世話になってる人からの影響力を受けやすいとかぐらいかな。←しかし、これも(自分の選挙地盤が盤石なので)官僚などの言いなりにならない強みでもあってさ、「官僚出身議員か世襲議員か」と考えると言うほど悪い話では無い。
 ↑
あくまで自民党ベースの話だけどね、
(神谷氏が思い描いていてる組織政党の場合は別。地盤や後援会じゃなくて地域の政党組織が活動することになるからだ。←半面、こちらは自由な発言がやりずらくなる《政党の論議から外れると離党せざるを得ないからね:同時に政党組織にシンクタンクと高度に連携し党内で自由な論議ができる政調が必要になる》←反対に、旧来の自民党は全員個人商店なので自由な発言がやりやすい政党だったのさ。)

さて、この自民党が壊滅しかかってます。
(選挙結果に関わらず、今回の選挙にまつわる騒動はくすぶり続けるでしょう)
個人的にも、それでよかったのか結論は出ていないのだけれど、

さて、選挙で(優位というほどではないが)『参政党』が組織としてそこそこの候補数を立てられているのは、とても大きいと思う(政治家の人材として”なり手がいる”)。
まあ、『参政党』にイデオロギーめいたものが無いのかって聞かれると、内部を知らないからわからんけど、今回候補の中には(元自民党政調の)安藤裕氏とか(一部には松田学氏と意見合わないところもあるらしいけど)シンクタンク的政調役みたいな人もいたので、元議員さんで有能な人の働き場所になるならそれも社会貢献だと思うんだよね(プロ野球界で言えば”独立リーグ”ってとこか)。
 ↑
微妙に政策中心の落選議員の受け皿みたいなものが育ってきてるのは確かに思うから、
こういう外部的組織が、自民党が政策政党として再生するまでサブセットのような働きできると、いんだけどさ(神谷君がそこをどう考えているのかはワカランけど)。


<冒頭の論議に反することだけども、今後の保守系議員の在り方として考える場合は>
●判断材料のひとつに、『維新』追放されて立候補も断念した足立康史議員が、youtuberになりそうなんだよね(笑
思い出せば、まだ築地の生田氏が保守系から評判だった頃の相棒(こちらも追放、現N国党浪人副党首)丸山穂高氏も今やyoutuberみたいなものだからww
能力ある元議員はyoutuberで生き残るって道もある。つまり落選して終わりじゃ現代の政治家としてどうなのかって、末尾の求められている保守議員の話に被ってくるよね。
※逆に言えば、保守論壇youtuberとして活躍できない人が議員として当選したとしても能力的に役立たずだってことです(落選することも”恐れるに足らず”)。
 ↑
何故なら現代の保守系議員とは”穏健な保守”として再選択的に台頭する人材であるべきで(昭和の保守系そのままとは全く意味が違う《それじゃ星野監督がタイムスリップして当時のまま体罰を肯定するような話になってしまう:森喜朗などが失脚していった背景はそれと同じ》)。再選択的=専門的判断が事前に存在するということだよ。
※つまり、再選択的保守派の政治家の政策論議は、構造的に一般の政治家より詳しく優れたものになるってこと(安倍首相の政界浪人時代の経済学の勉強と政策的覚醒も同じ構造です)。反対に情緒的に単なる過去趣味の保守は確かに保守には違いないが現代に求められる”再選択”保守では無いって事になる。

で、現代「歩留り」階層によるネット世論は”穏健な保守”だから(左翼マスコミ用語だと”ネトウヨ”)有能な保守系議員は落選しても、前述の『参政党』だけでなく、youtuberって生き残り方できると思う(youtuberでは無いが文化人放送局に出演していた長尾元議員も似たようなものです《長尾さんが面白いかっていえば違うかもだけど、この業界には詳しいわな》)。

「そういう意味では、自民党が瓦解してもいい頃なのかな」
(なにやら両院議員懇談会とやらもグダグダだったらしい《高市氏は欠席》)


posted by kagewari at 03:46 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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