完全に新時代へ突入した。
これがという曲を挙げればキリがないアルバムだが、
欧米含めて、ファンの多くが”Masterpieces”だと騒ぎになってるこちらを紹介しよう。
今回のアルバムでも大作となる『Forbidden tale』
https://youtu.be/l29qDqsgORA?si=S_1jwNSM2_2Nfj3M
(これMV出る予定なのでその時にはまた紹介しよう《リアクションもわんさかだろうからな》)
一度聴くと”どうなってるの?”と思う方が大半のこの曲
実は大きな展開を見せるCパート以外のヴォーカルの主旋律は「実は一定」であり、
日本特有の転調では無く、「紙芝居だとかオペラの背景が(バンドの演奏するメロディだけが転調や全く別物に展開し続ける)メインリフに準拠しつつ”クルクル変わる”ことで大きな物語性を持たせている」(クイーンのオペラ的ロックと似ているという評価もあるが、少し違うと思う)。
このバンドの掟といってはなんだけど、モダンJAZZのように「テーマとなってるリフで終わる」ことが(はい、こういうことでおしまい的に)、このアルバムの最後の曲も「名刺代わりのインスト曲」であることによって”物語としての全体の構造”を二重に作り上げている。
※ちなみに、確かジャケットのアートはヴォーカルのSAIKI氏の画がベースだったと思う
※最後のインスト曲『Get to the top』、youtubeコメント欄にもあるけどKANAMI氏のギターは「明らかに(弾くではなく)歌っており」、あたかも管楽器のようにギター弾いてるって表現はどうかと思うけど、これも異例な表現だ。
(同じ事にフルート奏者のリアクターが気が付いてた《ちなみにBANDMAIDでMISA氏やAKANE氏は若かりし頃ブラス奏者の経験があるし、KANAMI氏はJAZZも聴く、》)
さて『Forbidden tale』だが、
欧米のBANDMAIDファンは、Cメロの米国王道ロック展開部分で涙する人もいるんだけど、
完全にそこいらのハードロックバンドの領域を遥かに超えたな。
これほどアルバム発表する度に進化するバンドを俺は見た事が無いんだ。
歌詞が読めるサイトがあるので任意に読んでもらいたいんだが、
哲学、というか宗教的でさえある(これ歌詞SAIKIさんなんだよね)。
「BANDMAIDは自分達だけの一本道に入った」
(これはさ、たいした勇気と自信だよ、、昔の言葉で言えば「見上げた根性だ」)
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