記者の票読みなので、決まった話では無いが「決選投票小泉VS石破」という考えられない話が広がっている。特徴はどちらも”神輿”であり、担ぐ人の都合で浮上しそうだという話。
石破氏に至っては本来20人の推薦議員も集められない筈の人物で、小泉氏に至っては最初からタレントとして存在している議員だから、政権基盤もクソも自力では立候補できない二人だ。
とんだ茶番劇には違いないけれど、仮に「決選投票小泉VS石破」なんてことになると、この政権は長く続かない(政権基盤が無いのだから仮に支持率が思わしくならない場合即座に降ろされてしまうからだ)。
現在政界も時代の転換点を迎えているのだけれど(岸田首相の一声で派閥解消となった背景は小選挙区制度による派閥の形骸化が進んでいたため)、「カオス化そのもの」。
ちなみに記者さんの情報と違って、俺は石破氏が決選投票に残ると思っていない。
背後の思惑として、岸田氏が介在しても(政敵の林氏が宏池会の票をかなり持っていってるので動かせる票がそもそも多くない)影響力は限られるうえに、麻生派がここに協力することは120%ないからだ(安倍首相以前に麻生さんが石破嫌いだから《麻生政権時代の裏切り》)。
つまり記者の票読みは石破氏が党員票を多く取るだろうという読みからきた見立てなんだけれど、
次の選挙の事を考えるのは党員とて同じであり、
地方創成大臣時代や幹事長時代から後の地方回りで自民党員の多くが心情的に石破支持が多くてもこれは人気投票みたいなもので、次の選挙に危機感のある状況における首相としても推すとは思えない。
高市氏は現在後援会で地方を回っているのだが、これが大盛況であり(九州では麻生氏の支持者の多くが参列していたという情報がある)、高市氏が決選投票に残る残らない以前にこの党員票の多くは両者の奪い合いとなるので、これがごっそり石破票になるとは思えないからだ。
そして(俺の記憶が確かなら、山口氏の情報で小泉擁立や高市潰しのコバホークなどの背後で調整してるのは二階派の武田良太氏であり、この人麻生氏の天敵だったと思う《九州という縄張りを巡る覇権争い》)、武田良太氏と菅氏が今回の総裁選を動かしてるのだとしたら、麻生氏は「決選投票小泉VS石破」を絶対に容認できない(しかも二階派は旧安倍派同様に東京地検から起訴され党内処分を受けている派閥だ)。
※ちなみに宗主国米国は「次の首相は小泉進次郎だと思っているらしい」
<追記>産経阿比留記者の情報によると麻生氏は「決選投票が小泉、石破じゃ日本にいられないな」と冗談めかせた発言をしたという(by.文化人放送局youtubeにて)
そして俺の読みがそこそこいい線いっているのだとしたら、
コバホークはそもそも岸田首相が立候補する前提の高市潰しの存在で、
岸田首相の立候補断念以降、何のための立候補なのかおおよそ意味を失っている(高市潰しをして石破氏が決選投票に出てきたでゴザルではなにやってるのかわからなくなる)。いちおう保守派が警戒していた河野太郎潰し的な役割も担ってるだろうから、その役目は一部果たせるにしろ「その先が無い」。
何故なら「決選投票小泉VS石破」のシナリオでは、勝者は小泉進次郎だからだ(菅氏の勝利)。
<ここも追記>偶然最近菅氏に会ったという山田吉彦教授の話によると「菅氏は何か大変に機嫌が悪かった」とのこと(by.文化人放送局youtubeにて)
動きはまだまだ流動的だと思うけどね。
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