またぞろブッダの話をしようって事では無いが(むしろイスラム教の方かも知れない)、
記事リク規約記事の統計があるだろ
https://kagewari.seesaa.net/article/486298537.html
現代歩留り階層の『非婚・晩婚化』だとか、現代セックスレス夫婦(51%)の背景を示唆するものでもあるんだが、
この現代社会の状況と対立関係にあるのが「近代からの『共同幻想』適応者」ということになる。
対立関係にあるのだから、傾向も反対になる。
●誰でも御存知の事だが
「先進国になるほど少子化となり、比べて第三世界は出生率が高い」
この結果、第三世界から移民を多く入国させると、出生率も高いので20年後には有権者の人口構成が変わる可能性すらあり、保守派の多くがこれを危惧するよね(極端なこと言えば移民が過半数超えたらそこはどこの国だってなるから)。
●近代からの『共同幻想』モデルの特徴は
当時の時代背景(低文明、低所得、低寿命《乳幼児の死亡率も高い》、労働集約型経済)などから、「いかに多産と、相続によって世代を通じて社会の存続を図るか」がテーマだから、「狭義の性欲も強いことが期待される」←文明化していないとはいえ、古代だって散歩や冒険の趣味はサブカル的に存在するから(学問は特権階級に限られるけど)広義展開がまったくできないって事もないと思うんだが、ほとんどの庶民は生活に手いっぱいとなるので趣味の時間などほとんど無い。
何と言っても、電気が発明されてないので活動時間が限られる(自由な”自分の時間”も真っ暗なワケで)。
性欲(生欲:リビドー)の広義展開が難しいのだから
(人類進化の背景から言えば「広義展開してこそのリビドー」だろうって推定はあるワケなんだが)
近代からの『共同幻想』モデル適応人格の場合、狭義の性欲は相対的に強いことになる。
(※この辺は末尾の注1wiki引用を参照いただきたい)
ザックリ言えば、あくまでも自我分析の推論だが、
「現代歩留り階層に比べ、旧世代型の”社会適応者”は俗に言う性欲が強い」ことになる。
(ひとつ示唆されることがあるとするなら、戒律の厳しい宗教『共同幻想』適応者は《信仰者ではなく従う者としての適応者の場合》狭義の性欲が相対的に”より強い”ことが類推されるってこと)
即ち、性対象の斡旋を滞りなく行わないと、性犯罪も多発する。
●ここさ、”適応系社会”でセクハラが多発する事と背景同じなんだわ。
(まさかホイホイ性対象の斡旋等できるものじゃ無いので、近代からの『共同幻想』社会は判で押したように「女性差別史観」を持ってるんだよ。でないと斡旋の運用ができないからだ、)
これに対して次の世代に
「草食男子」が登場した
説明するまでも無く、現代歩留り階層のことだ
つまり規約記事統計(男性の場合8割近くに交際相手がおらず、9割近くが「恋愛幻想」に懐疑的)、自慰行為のDATA無いからそこは横に置いておくとして、現代歩留り男性の性衝動ストレス(狭義の性欲)は”適応者”より弱く(言うほど追い込まれない)、性行為を目的化した対人関係(異性関係)に”適応者”のようにあたふたすることが無いって事です。
(こういうこと書くとブログが成人向け認定されて《アフェリエイトとか今更どうでもいいが》、google検索でもヒットしなくなる場合がからあんまり書きたくは無いのだが《中途半端もいかんだろ》)
この状況についこないだの以下記事組み合わせて考えてみ?
「異性の友人は何関係?」シリーズ
https://kagewari.seesaa.net/article/504175876.html
https://kagewari.seesaa.net/article/504186183.html
【以降は、極端に言えばだけど】
保守系”適応社会”は、自慰行為すら禁じたり(エロを規制したり)後ろめたく感じる(或いは恥だと感じる)刷り込みしたり、意図的に性衝動ストレスに追い込みかける運用を行い(相対狭義の性欲を意図的に強化してる)、「従えば(適応)、異性を斡旋するが、逆らえば生涯性交できなくするぞ」的な(強迫どころか)脅迫まがいの構造もってんの。
この表現もどうかと思うけど
”適応者”男性ほど「性行為を目的化した対人関係(異性関係)に傾斜してる」ワケだよ。
(一歩間違えば性犯罪の教唆であり、人格誘導に近い)
ここを(先進国では既に『共同幻想』適応社会は無用の存在なので)現代的に捉えるとさ、
●ブラックな”適応社会”でセクハラが連発するのは、”適応社会”の構造的特徴だと言っていい。
(※”適応社会”における女性の場合は、歴史的に「結婚願望」やら「適齢期」だの「愛され願望(=『被る(こうむる)』認知)」やら、就職差別含めて様々な追い込まれ方をしており《女性差別史観=斡旋に従え》、”適応社会”そのものが現代的にはセクハラ体質そのものであったことは、過去記事に書いてきたとおりだ。《しかも近現代までの”適応社会”は従わない女性に対し「水商売しかないぞ」みたいな経済的追い込みまでかけていた=ほら、斡旋からは逃れられないぞ》:それでも日本の女性差別史観は海外他国と比べるとはるかにソフトなんだけどね→世界はどんだけって話です《欧州における過激フェミニズムが台頭した土壌はそういう意味だと思う》)
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注1)民族学含め、日本の古代から近代の「夜這い」について
※一説には地方において、この風習が昭和30年代まで続いていたとされる
<一部引用>
古代日本の夫婦関係は「妻問い婚」であり、男女はそれぞれに住んでいて妻の元へ夫が通ってゆく形態であった。結婚というのは、家族に隠れてこっそりと夜這いを行うのではなく、堂々と通えるようになることを意味した。そもそも各地の共同体(村社会)においては『一夫一婦制』と言う概念も希薄で、重婚、夜這いは当たり前であった[12]。
かつての農村では、「村の娘と後家は若衆のもの」という村落内の娘の共有意識を示す言葉があった。近代化以前の農村には若者組があり、村落内における婚姻の規制や承認を行い、夜這いに関しても一定のルールを設けていた。ルールには未通女や人妻の取り扱いなどがあり、細かい点は地域によって差がみられた。下川耿史によれば、夜這いが盛んになったのは、南北朝時代から鎌倉時代にかけての中世であり、村落共同体の若者組は、風流と呼ばれる華やかな祭りのリーダーだったという。
<中略>
1876年(明治9年)、現在の新潟県(相川県)で、夜這いを禁止する条例ができた。1938年(昭和13年)に起きた津山事件について、大阪毎日新聞が「山奥にいまなお残されている非常にルーズな男女関係の因習」と報道し、サンデー毎日が「娯楽に恵まれない山村特有の『男女関係』」と報じるなど、夜這いは否定的に見られるようになっていった。
民俗学の研究
赤松啓介の『夜這いの民俗学』(1994年)によると、夜這いについては、時代や地域、各社会層により多様な状況であり、共同体(ムラ)ごとの掟に従う必要はあったが、夜這い相手の選択や、または女性側からの拒絶など、性的には自由であり、祭りともなれば堂の中で多人数による「ザコネ」が行われ、隠すでもなく恥じるでもなく、奔放に性行為が行われていた。ただし、その共同体の掟に従わねば、制裁が行われることもあった。赤松によれば戦争その他などで男の数が女に比して少なかったことからも、この風習が重宝された可能性があるという。
<中略>
なお、日本の共同体においては、少女は初潮を迎えた13歳、または陰毛の生えそろった15 - 16歳から夜這いの対象とされる(ただし、婚姻中は対象外となる場合もある。この辺りは共同体により様々である)。その際に儀式として性交が行われた。少年は13歳でフンドシ祝いが行われ、13歳または15歳で若衆となるが、そのいずれかの時に、年上の女性から性交を教わるのが儀式である。その後は夜這いで夜の生活の鍛練を積む。
赤松は明治42年(1909年)兵庫県の出身であるが、この当時はまだフンドシ祝いが残っていたと言う。適当な相手が見つからない場合、実父や実母がその相手を務める場合もあった。日本の共同体では夜這いの前に以上の如くの性教育が行われた。ちなみにこの様な次第であると当然、赤ん坊が誰の子であるのかよく解らない、などと言った例がよく見られたが、共同体の一員として、あまり気にすることなく育てられた。
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