2024年07月10日

『単独者』の雑感「都知事選終わる(石丸氏は蓮舫落としの刺客だったと読んでいた)」

※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)


読み通りというか(両者の票を合わせれば緑の狸も危なかった《蓮舫自体にそれほどの脅威はなかったんだけどね》)石丸が緑の狸をヘルプする形になり結果は圧勝だった。
石丸氏は岸田氏の広島1区での立候補を示唆するなど(狙いは自民党公認ではないかと思ってるんだけどさ)その後のパフォーマンスに余念が無く、記者会見も勝利したかのような上機嫌だったと聞く。実にめんどくさい奴だ、
ネット拡散には昔の橋下氏の記者経験におけるマスコミいじりを参考に(彼は橋下氏を尊敬しているとか、嘘かホントか)切り取り動画の拡散ネタの提供にも余念がない。
※事実その取り上げられ方は、橋下氏の大阪市長時代に類似している。

■そこで、振り返ってみるとしよう
何をって「橋下氏のことだ」
有権者にしても敵も味方もどうしてなのかさっぱりわからなかったのが『大阪都構想』だ。
(彼が主として市政や府政改革として行ったのは主として労組との対決だったので《実像は利権の奪い合いだったのではないかと思うんだけど》、一瞬右派かと勘違いされ人気となる。)

大阪『都構想』の始まりは、堺屋太一氏の『道州制』です。
橋下氏がその(元通産省官僚だよね)堺屋太一氏に心酔していたなどの話は”無く”、彼がそこに拘った理由をいくつか考えてみる。
彼は(やしきたかじん氏)関西限定人気番組などのコメンテーターとして、主として社会党やら民主党やらの左派を「よくある知識」で割といい加減に批判する活舌の上手い弁護士タレントでした。政治や政策への個別の関心があった人物とは全く思えません。
その彼が(唐突にも思える)『都構想』に傾斜していく背景ですが、

ちょっと大阪周辺の政治的背景ってものを考えてみよう。
確か大阪市を中心とした大規模都市計画などを(市には国交省などから派遣される技官の人材も限られていたからだろうけど)京大の土建学派が事実上牛耳っており(なので当時ガチのアンチ橋下で有名だった評論家は京大の教授なんだよww)、橋下は市長になってまでその関係を切ろうとした。
更にこの問題が、前述の大きな予算もってるのが大阪市であることから、
構造的にこれを一気に整理する方法が、『大阪都構想』だったのだと思います。
※一種の利権闘争ってのかな、
(たぶん橋下はこの京大シンクタンクが大阪府政を破綻させたんだと思ったんでしょ)

●個人的には橋下氏がどこぞの意志を汲んだなど政治信条があったとは思ってません。
喧嘩好きの彼が、権力闘争の中で「負けてたまるか」的に傾斜していったんだろうと見ており(そら勝者には利権ガーとかもあるだろけど、【重要なことだけど、彼は政界進出で所得減ってるから:人気芸能人のままのが楽だった】)、なんか行きがかり上そうなったのだろうと思ってます。
彼が政界引退するのに躊躇しなかったのも「コメンテーターの方が儲かるからでしょ」(大阪知事などになりたくなかったのは本音だと思います)。
※彼は知事になって以降の2009年にダボス会議のYoung Global Leadersの1人に選出されてます
(ここから現代の世界の左翼グローバリズム政権が次々と誕生している《あれじゃねか、カナダ・トルドー、オランダ・ルッテ、フィンランド・マリン、仏マクロン、ニュージーランド・ジャシンダも全員そうだったと思うけど:そして全員がワクチンパスポートとロックダウンの悪魔、そして全員激しい失望の中でいなくなった、マクロンはまだだがなww》←進次郎もこの仲間になろうとした)

緑の小池にしても、石丸氏にしても
実は個人的には何らの政治信条は無く(極端に言えば「勝負事」として面白いから政治の世界に入ってる)、共通するのは「著しい上昇志向」だったのではないか(石丸氏など”そのまんま”だよね)。
小池氏もトランプ真似て東京ファースト作った時にも意識していたのは、トランプでは無く『大阪維新』であったのは明らかだからね(東京ファーストを国政政党にしようとした《離反した音喜多が維新に所属してるのも笑える》)。

なんともはやで、
政治は確かに権力闘争だが、権力上昇ゲームじゃネーからよ
(ダボス会議やグローバリストってのはこれをチートで実現しようとする人たち《激怒した暇空さんはチートが嫌いなんだろね》)
いい加減にしてください。
常に国のあるべき姿を(それが正しいとか間違ってるとかは横に置いて)語っていた安倍首相とは大違いだわね。


<そんな話の延長に、きましたよ>
普段から堀江に媚び売ってる立花にしたら珍しく異論(確か堀江は石丸をそう悪く言って無い筈だから)、立花にNHKとマスコミ批判以外でマトモな判断がある訳無いが(ウクライナカラーのスーツまで着ちゃってるぐらいに)、今頃かって話
これをお前、知事選の前に流せよww
石丸伸二氏は大津綾香のような危険な人間です!立花孝志 石丸伸二に宣戦布告します!
https://youtu.be/TQWdE-RMWWc?si=guHz2qvrep6l6rPi


彼はNHK汚職の内部告発から辞職と鬱病と生活保護、
パチプロとしての自立から転じて、NHK復讐の政治活動に至る男だが(だからつばさの党の黒川他”壊れた人”への偏見は無い)、
動物的勘のようなものと、生き残る知恵だけはすさまじいものがあり、
弁護士並みに法律にも詳しい(代理人無しで裁判やれるほど)。
やることなすこと間違いだらけだが、国政政党になる時には俺比例で投票してるからね。
政界のルールが(脅し含めて)通用しない無敵の男的存在感は欠かせないものがある。
(日本初の”ネット世論”政党)



posted by kagewari at 17:16 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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