2024年07月09日

”社会適応者”達の認知構造(記事リク補助用に記事として起こしておくことにした)

「ブス《附子》誤用論」はその代表格かも知れないけども、
https://kagewari.seesaa.net/article/500401218.html
基礎的に、『共同幻想』社会適応者の現実認知は偏ります。
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■偏らずに”適応者”になることは不可能だからです。
”適応”とは人に合わせるということで(予定調和)、個別性などの認識は重要視されません(社会心理のことになるので)全体としてどうなのか?その認識を多数で共有可能なのか?が重要になります。
個人的趣味性を”適応元”にすることは不可能ですからね。
(「マスメディアの論議VSマニアの専門誌」そのままです。勿論”適応社会”の論議としてハマるのがマスメディア的論議なのは言うまでもありません。)

簡単に言っちまえば、細かい事や難しいことや個別性が含まれてはいけません。
端的にいって”適応社会”にとって個性は悪であり、
日本の採点評価『偏差値』がどれほど”適応社会”で好評だったのか考えればよくわかると思います。
※『偏差値』:元中学の理科教諭桑田昭三氏が進路指導の指標とするため発明

わかりいいとこで、「ブス《附子》論」で言えば、
(美人も極端な個性で偏差範囲の埒外ですから)
美人女優として有名だった木の実ナナさんは、あまりにも外国人顔であったため(出生地などいろいろありまして)子供時代は当時ハーフの蔑称だった”あいの子”と呼ばれ激しいイジメにあっていたそうです。
『偏差値』の俗称は「平均的、平均以上、平均以下」などの概念指標として広まっており、個別性の評価には適していません(数値化できないため:一点ものの価値《個性》は相場から離れる)。
 ↓
つまり”適応者”の俗に言う価値観は「平均(最強多数に共有可能な)」をひとつの指標にしており、これが彼らの常套句でもある「普通」を意味していたりします。
(本来の『偏差値』は母数の多い中間点の平均値を測るものではなく、自分の学力に応じた志望校を判定するものなんですが、「平均最強、普通こそ普遍」みたいな概念に結び付いていった。
※典型的な用例でもある「顔面『偏差値』もブス論同様に誤用であるのがわかりますね?」←しかも暗韻として踏まれているのは「ヴォリュームゾーンの中央値を普通の価値基準とすること」であり、美人評価の指標では無い(簡単に言うと「平均以上」を指標にしている)。

■時にこれが極端に転じて謎ワードが登場します。
「僕は普通でしょうか?」←ほぼ言語として崩壊してますね、
素朴に常識的な国語で読解しようとすると→「何言ってるのかわからない」
まず確認が必要になります
「その普通は常識的な意味のことですか?はたまた『偏差値』認知の中央多数のボリュームゾーンこそ正義(数学界の”適応すべき予定調和数式”)みたいなイメージですか?(そもそも造形を数値化して関数でグラフにするとか不可能ですが)、はたまた「最近どう?」みたいな”適応者”特有の調子のいい話のことですか?」
 ↑
ちょっと解説すると、
普通も何も、誰もが人類ヒト科であり「あなた普通の人間ですよ?」
(魔物とかそういう風に見えません)
「いやそうじゃなくて」
「じゃあ何が言いたいの?」

そもそも数値化して関数グラフに乗らないものを『偏差値』的に考えることは不可能だから。

●逆説的に言えば、趣味性や個別性の高い事象には「ブス《附子》論誤用」みたいな話は最初から登場しません。
昆虫採集の専門家が珍しい個体を発見して「これはブスだな」とか言いませんから。
(勿論、人を性の商品化として見た時の競争力みたいな話は一部可能ですが《この段階で差別的なので現代で表立って言える話では無い:ポリティカルコレクトネス》、私が女衒などの風俗の人買いだとして、どう思うかって《類似に芸能事務所のスカウト》、これはもう一般論ではありません。←むしろこの世界では一般的という意味が”素人”として語られる。)

私は「この世にブスなどいない」とか左翼みたいな綺麗ごとを言ってるのではなく、
本質的意味は語源の《トリカブトの根:附子》「無表情、不愛想、物調面などのこと(略して言えば”笑顔の無い様”)」であって、
でなけりゃ「愛想笑い」なんて言葉はこの世に無い筈です。
そして美人なんてのも想定外であり「基本誰しも一般素人(普通)だ」が”適応者”に期待される認知の本質です。

上記の認識は”適応者”の一般論であってだな、
(変な言い方になっちゃうけれど、”適応者”を相手に好感度を上げるなら笑顔で十分ってこと)
性別でもそのイメージは若干違ってきますが、性別に分類しただけで(ちょっと分岐しただけで)もある種個別性のフラグが立つからだろう、
※男性におけるカッコつける様に「ニヒルで無口(笑顔の反対)」なんてのがあるのは何故だろうってさ、男性社会には「血で血を洗う競争社会」みたいな「勝手な男社会のイメージ《男性誇示:マチズモ》」とかがあるから、←しかしこれは男性社会におけるカッコいいであり、男性営業マンに置き換えれば男性でも好印象が笑顔であるのは同じ。

■個別性を音楽や芸術に置き換えると、意味が大いに違ってくる
「一般ウケ狙いで、尖った個性を捨てて、ポップな雰囲気にしてきたな(ポピュリズム)」って、これ殆ど悪評だから。
(反対にこの個性が尖ることを、「カルトな」などと表現することもある)

わかりやすいから、話を外見のことに戻すと、
「子供の外見に点数付けて並べて対応変える親とかこの世におりますか?」

それと無関係に親子関係が成立している以上、(夫婦関係だって家族関係の一形態なんだから)”適応論’的には一般世帯で生まれ育った段階で、もう普通だろ。←エビデンスにはならないが婚活サイトなどの調査によると女性が最初に男性に求めるもので諦めるのが『外見』とも言われる(但し”総合的に人物像を知る上で”外見を重視するという調査もある)
でないと”近代適応社会”に存在した人種差別(外見に左右されない)も合理的に説明できない。
それからさ、個人のセンスとかの話になると(個性派目線ないとこれ構造的に不可能だから)、それを流行に適応することだと思ったら大きな勘違いだ。
(”適応者”は自分の認知として考えられないだけで、なんか個性的で違う様子がまったく見えないとかは無いから。彼らも”なんか違う”まではわかる。《個性化すると”適応者”からの悪評で大変になんてことは、よっぽど極端なことでもなけりゃ無い》=本質的に現代個性も”緩やかな保守”の中にあるからだ。)

うーんそのつもりじゃなかったんだが、
なんかとりとめのない記事になってしまった。


●「俗に言うキモイも外見の事では無い」に展開する予定だったので、、、
軌道修正して追記しよう
記事リクの過去ログ読めばわかると思うけれど、男性への蔑称でキモイが使用される時には(キモイ男性が主語になっているが)「その行動にポイントがある」。例えば、女性差別史観の延長でマウント取っているだけの事を自分がモテると勘違いしていたり(女性に迷惑がられていることに気が付いていない)、行動が気持ち悪いワケ。これを強調したりする場合にここぞとばかり「キモイ男性だ」という表現が無意識に付与され(順序を逆さまにして)主語がキモイとなるんです。
※だから、男はつらいよの渥美清をキモイと揶揄する一般論は聞いた事が無い。
(シナリオの設定や渥美清のキャスティングが「外見造作の決して良くない年長の男性」にも関わらずだ。《類似の女性版設定は「渡る世間はシリーズの泉ピン子」あたりだろうか、》)
 ↑
つまり、行動に正義感があったりさわやかだったり笑顔に特徴がある場合、(造形に関わらず)当該人物がキモイと呼ばれることは無い。

特に風評や、イメージが要約される”適応者”の認知だと上記現象が顕著になる。
(”適応者”は細かいディティールを認識することが得意ではないからだ。「イジメの構造における後から適当に付けたレッテル蔑称と同じ」さ。)



posted by kagewari at 16:28 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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