(1軍2軍いったりきたりの選手はほとんどこれ)
スライダーで打ち取られた過去はほとんどトラウマであり、苦い記憶だ。
ある時(元阪神タイガースの二枚目真弓選手じゃないが)
「あれ?、外角スライダーってバットの先で引っ掛けて、へっぴり腰でも引っ張ってしまうとヒットになるやん」
↑
これに気が付いて、スライダー意識して(その時はバット遅らせて上記の打ち方でよい)基本ストレート待ちで堂々と打席に入れるようになり、(スライダー苦手だと思って)カウント悪くなってスライダー来てもヒットを連発するようになった時。
「あー、、あの時もこうしていればよかった」
(苦い記憶は消滅して、勿体ないことした惜しい記憶に変わります)
↑
これね、極論PTSDに置き換えてみ?
(発生状況が違うから、この話とは違ってくるけどさ”類似した構造はあるだろ”)
思い出したくも無かった筈の苦い記憶が、
もう一回やらせて欲しい惜しかった記憶に「ガラガラポンで全部裏返ります」
■『心理学』的に読む”反省の概念”ってのはそういう意図なんじゃないかと思う。
結果論だとか言って否定されがちだが、
(これは他力本願の”たられば”論では無い)
「こうすりゃよかったのか」のガチ解決策を発見することで、事実関係に変化が無くても”同じ過去でも意味が変わる”(少なくともスライダーで打ち取られる悪夢は消える)。
しかも、過去なんて既に(正確性すら怪しい)情報なのだから(事実関係に変化もクソも無い)「惜しかった、打てたのにな」に変化した記憶は、限りなく打てた情報フラグ付きに改変する。
【これが、過去の改変でなくて、なんだって言うのかね】
(或いは自分自身の世界線が分岐してる)
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