真面目な話、過去は定まっていないと思う

オカルト系動画で紹介されてる話だとニコラ・テスラもそう思っていたらしい。
（彼元気なころの新聞社のインタビューが残っている）
ガチ、物理学的にそう思っていたって話。
「シュレディンガーの猫」で有名なシュレディンガーの量子論波動関数方程式にしても（それでいんだっけ？用語間違えてたらスマン）、重ね合わせ実存の法則みたいなもので、これはゲームにおける選択肢の分岐ルートの設計に似ている事から、多世界解釈や宇宙シミュレーション仮説のアイデアにもなっていると思う。

つまり多世界は過去方向にも分岐し、それによって多世界は更に増えていく。
無限にパラレルワールドがあるっていうか、むしろこの現実世界に重ね合わせてとして自分が認識置いてる時空間からは観測できないだけ（そもそも物理学の有名な命題「時間など存在しない」から引くと過去も現在に同時に重ね合わせになってるワケでさ）、
よくさ、痛ましい未解決事件などがあると「このままでは故人が成仏できない」とか言いますね。
（真実究明こそが供養なのだと）
これもね、犯人がわかれば回避の方法もわかる。
その瞬間、故人が生きている多世界分岐が起きるのだから、本当に生き返ることになります。それは事件の解決に必死になりますよ。

人気作だった『シュタインズゲート』観たりプレイした人ならよくわかる筈
彼の口癖「エル・プサイ・コングルゥ」のプサイは、シュレディンガーの波動関数「ψ」の事だろ？

「どうすればよかったのか」←これは現在の選択肢と何ら変わりなく重要で
（反省って作業の本質はそこだろ）
ここの『心理学』のベースとなってる、フロイト岸田心理学において、岸田秀教授が当初やたらと「日本軍はどうすればよかったのか」を随分考えるんだけど、歴史ってのはさ”リアルタイムと等価”なのだよ。
それが今現在の時空間次元に何らかの影響があるのかはともかくだ、
「真なる現実とイメージできないものは分岐も起きない」とした場合、
「どうすればよかったのか」そこに正解っていうかな、真なる分岐ポイント見つけた歴史家がいた場合、別の歴史がサルベージされるのは物理学的に起きうることだと思うのね。
（勿論それが的外れのものだと《＝リアリズムに欠ける》、何も起こらない）

ここから転じて、見事なリアリズムのある創作物は「本当に小宇宙のような世界で実体化《何をもって実態というのかは横に置いて置く》しているのかも知れず」（うーんそれを「リアリズム効果」とでも呼びましょうか）、
●俺の頭がおかしくなったとか言わないでくれよｗｗ、物理学における実論ベースの思考だから。
たとえばさ、現実離れした芸能に”音楽”ってあるけどさ、
（音楽におけるリアリズムとは音階構造などだろ）
見事な作品には何とも言えない力があるでしょ（俗に言う人の心を動かす）
たとえばさ、全くの創作物に”小説”ってあるけどさ、
見事な作品の登場人物は、読者にとって本当に生きてますよね？（実際に出会った人物のように読者に影響を与える）
本当に実体化するのかはともあれだ、「リアリズム効果」ってものはあるだろそりゃ
（下手したら人の人生変えるんだから《影響力は実物と同じだ》）


過去なんてものも、一人称で語られる場合によ、
「どこまでが真実を担保できるのかね？」
「その人の語る過去話は、なんか創作物のようだね（リアリズムに欠けるの意）」←裁判でも当事者の証言だけでは事実認定など行われないよね。
”その程度の認識で君の過去は本当に存在した事だと言えるのかね？”
見方変えると「その人の過去認識は出来の悪い空想小説レベル」なんて事もあるかもしれない。
（さっきの創作物との比較でどうよ？）

過去が定まっていないどころか、
リアルに過去を語れる人などどれほどいるのか？
（あなたの過去にはどこまでのリアリズムがあるのか）

これさ、割とシリアスな命題じゃないかしらと、俺は思っているのだよ。
なんたって精神分析なる仕事の半分は聞き取りした情報から「リアリズムを担保した過去を再構成する」側面あるから。
（記事リクの中身みたらわかると思いますけど、「その話って、こう考えられませんか」だとか「こういうことじゃないかしら」、ズバリ「違うと思うよ」って頻繁に出てくるものだ）