(個別具体例に意味が無いとこから逆算してみ?)
しょっぱい嘘の方が遥かに人格分析は容易になります。
別に『心理学』が、嘘の判定が得意って意味じゃないよ。
「そういう風に考えるのか」と、話が全部創作物の方が得られる情報量が多くなるのだよ。
ぶっちゃけ「どっちでもいいわけ」
事実を語ってる話にリアリティーが無い場合と(これ「強迫心理」関係すると頻繁に起きる)、まるっきり最初から嘘と、そもそも大きな違いが無いんだもの。
むしろ、事実ネタの方が(事実は小説より奇なりで)うーんそれどうなってるのかなって考えないといけない要素が多くなるけれど、嘘=全て創作物の場合(作品から作家の精神分析するのと全く同じ)設定からなにから全てその人のオリジナルなので情報量が多く、自我構造がどうなってるのか掴みやすい。
(逆さに言えば、「そういうお話しか思いつけないんだ」っつーのがバレる)
『心理学』的に話を聞くってさ、まず話の真偽など二の次なんだものさ。
依頼者の自我構造をいかに分析するのか?が最優先なので、事実ネタを語るなら語るで「その事実をどう認識しているのか?」、嘘ネタなら嘘ネタで「その創作の元ネタはコンプレックスとどういう関係にあるのか?」とかの読み方になるので、嘘の方が無意識的構造を掴みやすい。
※嘘かホントか話の内容に何らかの関係性あるのは関係者ぐらいのもので、完全な第三者である『単独者』が精神分析などを使用して自我分析する場合(部外者も部外者、依頼人に何ら特定の個人的関心は無いのだから)、「実は嘘でした」とかに展開しても、「なるほどそうですか、だから何(別にどっちでもいんですけど)」でしかない。
猛烈に極論するとさ、
タモリのナンチャッテ嘘外国語芸があるじゃん、
創作の偽外国語でワケのわからないこと言われても、一定の自我分析はできるかもしれない。
何故って、空想の言語をそういうアイデア使って話すんだってのは、無意識を分析する上でかなり貴重な情報になるからさ。
ある意味、”適応者”がカウンセリングを苦手としてるのは、話の物語性にのまれやすいからだと思う(共感脳ってのかな、話を聞くときに関係者のように振る舞うのが礼儀だと思う慣習がある《これを彼らの世界では「親身になって」と呼んでいるようだ》)。
分析者は第三者であることが条件で、関係者ではないのだから物語の進行に関心持っちゃいかんのだよ。
『心理学』の格言ジョークでもある「個別各論に意味はない」の元ネタは岸田教授の「この世にどうでもよくないことなどない」だが、その真意はそういうことにもあるのだと思う。
人類ヒト科のメンタルってのは、その考えによるのであって、事実関係や外的事象によるのでは無い(自然環境と民族の特性みたいに外的環境とメンタルとの関係性が皆無ってことではないけどさ)。
(※こりゃまた各方面からお叱り多数かもしれないが「実際に外的事実がどうなったのかなどどうだっていいのだよ」《『心理学』の興味関心は、メンタルがそれでOKか否か?だけだから》「小説作品から作者の自我分析を行う時に、一般読者のように面白がって読むのは違うでしょ」ww)
これ自己分析で状況判断する時も同じです。自分のことみたいに考えると全体像が見えなくなる。
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