「投手なら抑えりゃなんでもいい、」
「打者ならヒットになるならどん詰まりでもいい、」
その正反対ってワケではありませんが、「形に拘って何もできないんじゃ意味無いだろ」なんて投げかけですね(フォームばかり気にして打撃に集中できないなど)。
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総じて言えば「なんとかする、なんでもやる」って”オルタナ選択”ということかと思います。
●さてこの選択の鍵は「何をしたいのかが明解に認識されていること」です
自分の意思を明快に自覚できないと”類似でこれかもしれない他の選択肢《オルタナ》”なんて発見しようがありません。
=目的がはっきりしている
●その反対が「手段と目的を履き違える」って奴←形式主義とも言われますね
(オルタナ選択派からの形式主義への批判は→「形に拘ってちゃ何もできんだろ」:正確に言えば悪あがきもできない)
形式主義のよくある典型例は
「大学受験に失敗というか、合格したはしたが希望の大学ではなかったのでやる気を失う」
そもそも何のための志望校だったのか?←ここ明解じゃないと、半ば強迫的にどこそこ大学じゃないと意味が無いという論理矛盾を抱えていることになります(大学進学は何かを実現する手段であり、それ自体が目的ではありませんから)。
つまりオルタナ選択ってのは「最低でも歩留まり以上」階層の自我が得意とするものです。
自分の意思が明徴ですから(融通無碍にも見えるかもですが、むしろ目的はブレていない)。
意思って直情的とか感情の話ではありませんぜ。
「腹減ったんだよー!!」って言えば感情豊かな様ですが、言えば本能《脳の指令》や衝動《脳の反応》であり、そこに”(考え)自分の意思”があるのかって言えば微妙です。
主たる違いは、計画性や交渉性とか妥協性(はたまた弾性)。考えなのであれば既ににあれこれ考えてるんですから「最初からオプションはあり得る」のであり、考えなのだとしたらそれは即ち妥協性がある筈なんです。
交渉の余地なく妥協性が無い様子は「その段階でこれ強迫的ってことですよね」
※説明の必要無いけど、『共同幻想』”適応選択”ってのは、形式主義であり権威主義であり強迫的でもありますから融通が利かんのですよ。
(だから”適応者”の口癖は「ナントカじゃないと嫌だ」「こういうものだ」「こうときまっている」「普通はそうだ」などなどになる)
ひょっとして融通無碍が悪口みたいに使われることがあるのは、いつもの『共同幻想』誤用や抑止力として無意識に批判的になったものかもしれません:「融通無碍:辞書によると→行動や考えが何の障害もなく、自由で伸び伸びしていること」
(反対語は「四角四面」や「杓子定規」by.筆坂秀世)
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