https://kagewari.seesaa.net/article/502759491.html
話の建付けとして「みんながブスだと言う」って話が出た段階で、
このネタは”適応社会”に同調圧力と予定調和で情報共有されていることになるので、
現代多数の「歩留り」世界の話では無い。
つまり「ブスガー」ネタを繰り広げる人は「適応強迫」の持主であることが確定する。
(※そもそも”適応者”は仲間であるか否かのが100倍大事だし、『心理学』ブログの読者にオンザレール”適応者”はいない《これは副業不動産のブランディングでほぼ確定事項である》)
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何回説明してもわからない人が多数いるので(所謂「ブスガー」投稿者《HN変えただけで何人が同一人物なのかはわからないが、類する話は「適応強迫」がある場合の類型的によく耳にする話であるのは確かだ》)=「適応強迫」持ってる人のことだが、
【しつこく繰り返すが】
↓
「最低でも歩留まり以上」個性派階層は、価値観が人と違ってることを前提にしているのであり(単純に言えば自分が狙ったブランドなどを知人に先取りされた場合、購入対象を変えるのが通例《オルタナ志向》)、たとえば避けようのない無駄な会合で誰かが「何々君ってカッコいいよね」振った場合、”適応者”は条件反射で「だよね〜」と返すが、「最低でも歩留まり以上」個性派階層は、その反対に条件反射で「えーどうかな」とまず言うのであり(そこで時間稼いで気の利いた返答を考える)、
『共同幻想』適応社会の同調圧力に同意することが不快なんですよ(まず「だよね〜」だけは避けたい)。
↑
だからイジメターゲットの同意についても、これは”適応系”人格の間だけでしか成立せず、
”偽装適応”の歩留まりが傍観者の形で共犯となることがあっても、
本音を言えば、「歩留り」階層はそもそも多数を形成しないし、情報共有の強要もしなければ、同調圧力が大嫌いなのだから、誰かを集団でイジメる合意が成立しない(最初に条件反射で「何それ」となる)。
●この論理が「イジメは『共同幻想』適応社会の十八番(おはこ)」というもので
構造的に集団を形成しない(できない《情報共有の同調圧力も無い》)「歩留り」社会においては、イジメという現象が起きない。
言うまでもなく、「ブスガー」などのレッテルは典型的なイジメワードなのであり、
極論それは「歩留り」階層の辞書には無い言葉だ。
特にリベラル系の「歩留り」階層にとって、人の容姿を揶揄する行為は”民度の低い下劣な行為”とされているので(個性化分岐によっては人がどんなキテレツなファッションするのかもわからないのだし)、わざわざ「苦手です」だとか「合わないかも」などの代用語が別途用意されてるぐらいだから。
※少なくとも、「ブスガー」ネタを繰り広げている人は、「歩留り」階層のネットワーク社会との接点がほとんど無いことがわかる。
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ここも「適応強迫」のある傍証ですよ。
彼らは、”適応系”(現代的にはDQN系)社会としか接点を持っておらず、この接点に強迫的に拘ってることがわかります。←何故なら現代社会で”適応系”(現代的にはDQN系)は少数派だからです(都会で探すのは難しいぐらい)。
■さてこうなると矛盾に気が付きますね?
「ブスガー」ネタってのは、「イジメ被害の連呼」に類似しているのだから、”適応社会DQN嫌い”になってるのが自然でしょ?→極論すれば「歩留り」の辞書にはブスとかの蔑視表現が無いのだから。
じゃあ、なんで「ブスガー」の発明元が”適応社会DQN”なのに、
そこに必死に参加しようとするのか?
基本は『退行化』です。
■子供と母親の喧嘩によく出てくる典型的な台詞は?
「違うもん、友達はみーんなもってるもん!」←よくありますよね
『反抗期』などで”家幻想”と揉めるとどうなる?
「友人の家で家出の相談」とかのパターンやん。
子供は自立して堂々と都会に仕事先見つけて家を出るオプションが無いからです。
この”子供社会”ってのも、一種の退行先なワケですよ。
同時に、思春期『反抗期』がコケると、半ば自動的に性の嫌悪を派生させます。
(昭和のドラマで言えば「汚い大人になんかなりたくない」ってアレだよ《父親の風呂の後には汚いから入りたくないなんて典型例もその派生》)
うんで、『退行化』ってことは=「反動形成」だから、”性の嫌悪”があるのに見かけ上性欲が倍になるみたいな現象が起きます(「反動形成」かますと、欲求が係数倍化するから《賠償金の構造》)
さて困ったことになります、
とっくの昔に自分は大人になってるのに、子供特有の友人社会に倍化した大人の性欲も代謝する設定を持ち込まないといけない。
「 で き る わ け な い よ ね ? 」(設定に無理あり過ぎて)
潜在意識下で期待している中身に無理があり過ぎますから、実際の友人関係などで必ず行き違いや感情的なもつれが起きます(必要のないことで喧嘩になったり)。
【事の本質は、この設定に無理があること】なのに(=正体は「強迫心理」)
この無意識下に存在する設定を議題にあげることはできません(その背後に『反抗期』から何からのドスグロが並んでいるからです《本来は大人の自分なら対処できるものなんですけどね》)。
じゃあ、うまくいかない理由として何を議題にして「強迫心理」の温存を図ればいいのか?
それが→「そうだ、ブスだからだ」なんですよ。
(この段階で、友人関係などに過大な期待を持たず自然にやれてる”適応系”の人物は「全員ブス以外」でないと辻褄が合わないので《勿論暗韻は「自分以外は全員美人」》、数学的にも到底あり得ない話なんですが、こういうことは眼中に無いのさ。)
つまり、「ブスガー」ネタの目的ってのは、
不快事項のコアになってる「強迫心理」設定を議題にすることを避けるための方便なのね。
しかもさ、経験上(必ず対人関係で揉めた事があるのだから)「ブスみたいな言われ方した経験は「適応強迫」系の人物なら誰でも持ってるのね」、いつでもどこでも使えるネタなんだわ。
●そしてこれが拗れてくると、本当の「醜形恐怖」になります。
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<もっとわかりやすくするために男性の場合で考えてみましょうか>
つづく
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