「飽食の時代なのでフードロスが問題だ」
↑
経済学の定理である『限界効用』というのはだいたいそういうこと。
「貨幣の効用交換率」と考えてもいい
↓
「大金持ちの10円はゴミだが、乞食稼業の10円はお宝」
(10円の交換レートが違う「1ドル140円のような為替で考えれば」金持ちは1満足ドル=100万円《インフレ》だが、乞食は1満足ドル=10円《デフレ》である→乞食の10円は金持ちの100万円と等価)
↑
もっとザックリ言えば、
金持ちになればなるほどお金の価値が下がるので「自分が金持ちだと考えるのは錯覚である」
【1満足ドルってのは=1ドーパミン$のこと】
↓
この場合、人類ヒト科のドーパミン出力は(ドーパミン本位制で考えた場合)
基本誰しも同じなので(同じ人類ヒト科のサルですから)
価値の基準をドーパミン出力で評価すると
「金持ちも乞食も所有する所得総額は同じになる」
※例外事項→「生存を損なうほどの貧乏状況を、満足度で評価することはできないので(この状況は所得が0)」前述の概念は、生存の保証がある先進国社会における所得格差に限定される話となる。
(反対に『共同幻想』やそのインセンティブが有効なのは、生存の保障すら無い近世から近代までの話となる《古代の社会は資料不足で検証不能》)
■先進国社会になると、近代『共同幻想』適応社会のインセンティブゲームが崩壊する理由が『限界効用』説で証明できるという話です(社会的地位すら等価になる《=社会的地位の差異に意味がなくなる》)。「全ての人類ヒト科のサルにおける社会的地位は”1自分$”を超えない」
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つまり”個性化”の発見は、より価値の高いものを見つけたというより(本当はそうなるんですが『共同幻想』崩壊当初はそこまで気が付かない)、
「何をしても満足度が同じなので、めんどくさいことをする動機が失われる」結果です。
↓
これが転じて(インセンティブではなく、趣味性エンタメとして)
”個性化”ルートでは、希少価値を発現できることを発見し(人と違うだけでボーナスポイントが得られる)、ビットコインのマイニングのように、更なる”個性化”が動機付けられたってお話。
【更なる”個性化”というのは何か?】
自然権としての個性(人権)では無く、
主体的自由選択により、そこから更に分岐する個性(著作権)のこと
はい、前フリはここまで
<解説編に”つづく”>
タグ:快・不快原則
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