2023年12月11日

リクエスト関連の「カスタマーハラスメントの話」、意味のわからない解釈がまだ残ってるようで

何回言ってもわからないものはわからないでいいのだが、
こちらの論旨に隙間があるかのように考えられるのは非常に不愉快なのでww
隙間の無い論議に補完しておこうと思う。

■この話の鍵は”無意識”と、実体としての行為のギャップだ
俺は様々な論議の中で(youtubeや他ネットの論議など)カスタマーハラスメントやモンスターペアレンツの一部は”論議に煽られ無意識に触発された、結果としての認識”も含まれると考えており(その認識や理解の乖離が大きい)、見方によって類型としての症状とさえ言えるところがあると思ってる。

<<<俯瞰で見た時の大枠として注意すべきところから列挙すると>>>
1)カスタマーハラスメントやモンスターペアレンツってのは、セクシャルハラスメントやストーカー行為のように、「行為がそう認識分類された段階で現代的違法行為の認識である」こと。
※以降の説明、特に3を読めばわかると思うが、クレームを受けた側には「学校などにおけるイジメ被害者」に類似した心的外傷が起きやすい事案なわけ。
以下記事の連合の報告書引用参照
https://kagewari.seesaa.net/article/501667246.html

2)つまり、自分の”言い分”やらが正当なのだと思う場合、「行為が断じてもカスタマーハラスメントやモンスターペアレンツなどと認識されてはいけない」のであり(そう勘違いされることは最大の誤解)、「いやいや(カスハラとか)違うから!」への力点が顕著じゃないと行為として矛盾する。

3)冒頭1)の論議が何故現代的犯罪行為と分類されたのか経緯を追うと
・セクハラなどが職務上の地位を利用したなど(組織や構造的強制力の利用)、当事者がそれを認識するしないを”別にして”相手を従わせる強制力を行使したことに犯罪性の論議がある(動機や置かれた個人的事情では”無い”)
・心理学的に言えば、上記現象は社会学的には既に崩壊している筈の『共同幻想』適応思想などが現場に残存し、個人の能力を超えた強制力などが発現する土台があることが原因(当事者にはそれが自覚できない)。
・つまり、現代におけるセクハラなどの論議は、当事者にその自覚が無い事を前提に「啓発的広報」が継続的に行われており(社会体制や慣習は一朝一夕では変化しないため)、個人の判断、個人の責任でその理解が”社会的に求められている”ものだ。

4)ここまでの論議で想定されている無意識な加害者が、現代思想の理解が不十分な古い世代の”適応者”であることがわかると思う(典型例が子供の”躾”における体罰)。
 ↑
【ここまでのまとめを繰り返し読んでおいて欲しい】

■上記により明らかになる派生事項がある
”強迫思考”とりわけ「適応強迫」などの症例下における”錯覚”だ
(必要以上に過剰な『共同幻想』論理が不毛にせめぎあってる現場である)
 ↑
なんのことか、わかりやすくする上で「左翼リベラルの勘違い」で例示してみたい

1)夫婦別姓論議など、
そもそも結婚制度そのものが封建的なものなのだから、自らをリベラル主義と認識するなら反対すべきは結婚制度それ自体であり、結婚制度を前提にする別姓の論議には意味が無い。
(皮肉にも争われているのは、「結婚制度」の定義を行う権威がどちらにあるのかになっている)

2)義務教育課程における校則論議など、
そもそも文科省の学級運営他学校制度が全体主義的運営であることに本質的問題があるにも関わらず、学校の在り方そのものは論議になっておらず(本来は「働き方改革」のような論議が適当な話なのに)、学校制度運営の論議を置き去りにしたまま、「その学校の校則がどうたらこうたら」に終始している。
(皮肉にも争われているのは、《本質への批判では無く》「学校制度」の定義を行う権威がどちらにあるのか”主導権争い”になっている)


  「意味、わかりませんか?」

【後者の論議は、冒頭説明のセクハラなどが発生する原理を温存したままの論議であることだ】
仮に、職務上の地位や組織や構造的強制力の利用により”相手を従わせる強制力を行使したことに犯罪性がある”という話が大前提になっているのに関わらず、
双方が、《本質の論議では無く》単なる”相手を従わせる強制力”の主導権争いの形になっているからです。

カスタマーハラスメントやモンスターペアレンツの論議というのは、
「カスタマーハラスメントというのは、個別事情や個人の動機の問題を”抜きにして”、店舗側のビジネス慣行(顧客サービス)の強制力を無意識に行使することで、相手を従わせる強制力を行使したことに犯罪性がある”」ということで、
この強制力が行使可能なのは、本来現代では消滅しているべき『共同幻想』的慣行が残存しているからに他ならない(顧客第一などなんら法的根拠の無い思想)。

「モンスターペアレンツというのは、個別事情や個人の動機の問題を”抜きにして”、学校側の教育慣行(警察権力も介入をためらう特権とも言える親権や児童ファーストの建前「子供は宝」)の強制力を無意識に行使することで、相手を従わせる強制力を行使したことに犯罪性がある”」ということで、この強制力が行使可能なのは、本来現代では消滅しているべき『共同幻想』的慣行が残存しているからに他ならない(親権の絶対神聖主義)。

■大事なことなので繰り返すが
『共同幻想』論的に(適応強迫系人格も同様に)
構成員は、適応する社会慣行や同調圧力が「どうしてなのかを知らない」構造にあるため、
『共同幻想』社会が持っている権力の構造を”自覚できない”ことがその人格の特徴であり、
セクハラに代表されるように、当事者には「どこの何に問題があったのか自覚できないこと」がこの論議の原理原則なワケだよ

  だ か ら 
 「啓発的広報」が継続的に行われているのだよ
 (この論議では当事者に自覚が無い事がアタリマエだからだ)

俺の解説記事をだね、
やれヘアーサロンの従業員を過剰に擁護しているだのワケのわからない錯覚している人もいるようだが、トンデモ無い話で、「俺は啓発的広報をしてるだけだからな(現代法の立法的根拠とその背景を説明してるだけです)」

しかもだ、「適応強迫」などその『自意識』を「抑圧」する強迫性(本音が認識できなくなる症例)が顕著な事例で、当該アイデアに触発された場合。
当事者に自覚が無いばかりか、当事者には当面全くその自覚が得られる見込みが無い状況があるところに、そこにだ(現代では違法の分類になってる)”ここに強制力があるよ”と煽るような行為は、俺の説明根拠と真逆だから。→自らの正統性高揚感は構造的にフェイクであり(残存している社会的強迫構造を利用しているだけ)加害者にもなり得る可能性と等価だから(係争になっている個別事案の解決にも”ほど遠い”)。

<<<俯瞰で見た時の大枠として注意すべきところから列挙すると>>>
その2(自分の”言い分”やらが正当なのだと思う場合、「行為が断じてもカスタマーハラスメントやモンスターペアレンツなどと認識されてはいけない」)に”圧倒的に矛盾するじゃん”

だから「バカなのか」と説明してるんです。
(しつこく言っておきますが個別の論議や争点になってる事象の話じゃネーからな《紛争や係争があるなら、当事者間で勝手にやってくれって話:これに心理学の解説が必要な事項かね←あのさ心理学は裁判官でも判事でもないから》)
【更にこの論議の大前提が】下記だからだ
・心理学的に言えば、上記現象は社会学的には既に崩壊している筈の『共同幻想』適応思想などが現場に残存し、個人の能力を超えた強制力などが発現する土台があることが原因(当事者にはそれが自覚できない)。



posted by kagewari at 17:32 | リクエスト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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