シングルマザー時代の予測と保守論は矛盾していないぞ

これは単純な社会予測で、
少子化問題対策に先進国で唯一成功しているフランスの政策が打たれるだろうと言ってるワケでさ（しかもフランスのこの方向性は『共同幻想』崩壊に対応したものだ《事実婚化も何やら欧州では結婚ッ契約なる面倒なものがあるらしく、これへの反発だと聞く》）。
各所で説明しているように、『共同幻想』崩壊と先進国化は不可分の関係にあって、
反対に『共同幻想』社会の合理性は食うのがやっとの近代までで成立している。
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社会進化論的に起きる方向は予測がつくよってこと
保守派が親権の問題を心配されているけれど、
歴史的に欧米における親権や家父長圏は「日曜日に家族連れて教会こいよ」みたいなところに起因するもので、上位権威である教会権力との間の”末端セルの中間管理職”を意味するもので、軍隊で言えば軍曹殿みたいなものでさ、
（フランス革命ははるか昔だし）先進国化＝伝統宗教の世俗化だから、
家父長権も何もさ、何の権限なの？って上部構造と切れて（これを”崩れ”と呼んでいるんだけど）、子供に謎のキラキラネームをつける権利みたいなことなってんの（将来考えたらさ迷惑じゃん《昔の命名が寺の和尚の意見参考とかにしてたのと比較してみな》→欧州カソリックとなればゴッドファーザーみたいなものだ《あちらは聖人の名前借りるの多いしな》）。

制限も何も「もう管理職としての業務が無いんだから」何のための家父長権かってことになる。
勿論これを法律で規制するのは全体主義的にいかんと思うけど、
現実問題、現代の「歩留り」系の親が明治時代の親権の運用みたいなことをするだろうかってしてないと思うのね（我ながらパワハラかなと思う世代だよ？）

■「実は本性『単独者』の保守系再選択者」が「子供のサムライのように育てる」とかの自由は保証すべきだと思うけれど（何故ならばの説明付きってか、インフォームドコンプト・インフォームドコンセント的なものになるだろうから子供の人権無視にはならない）、既にキラキラネームぐらいしかやることの無い上部構想と関係が切れてる親権者に頑張れっていうのも妙な話になるんだよ。
「へ、何をしたらいんですか？」って、
※親権の制限ってのは、フィンランドだかみたいに「高校生になったら自己決定で」っての？（三者面談の禁止みたいな話さ）高校生が個人の意思で奨学金を申請できますよみたいな制度のことになると思う（親が進学先を強制できないように高校生の選択を担保する制度）。


■結果として自然増すると思われる事実婚含むシングルマザーの世帯がゴリゴリのリベラルになるのかってそれも違うと思っている（「歩留り」の保守性論）。
母子関係で『共同幻想』というか（幻想ではないから）”家族としての共通認識”が発生するのは自然現象だし（それが成人と同時にスパッと切れる潔さになるぐらいだろう）、母親らしさなるイメージに独創性もクソも無かろうよ。伝統的なものから大きく離れることは無いと思ってる。
少子化が進む中で（昔は姑などの研修だったが）臨床系カウンセラーなども配置されるだろうし、子供の教育環境もオープンでフリーな方向にシフトしていくだろう。
かといってただ奇抜な事に特化することが個性ではないからのう（ネタバレ限界効用で合理的な慣習はむしろ保守されていくのだと思う→たとえばさ「子守歌までワザワザ新規に作曲する意味は無いだろ？」）、
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※時に集中力の持続時間やら学級崩壊ガーみたいな事情を背景に「躾をどうする」みたいな論議もあると思うけどさ（「学級運営は人権侵害」って認識が普及するだろう近未来の話であり《子供時代からオープンキャンパス》）、ゲームでもダンスでも音楽でも何でもいいけど、「面白いものあったら止めてもきかない」のが普通じゃん（興味がわかないものを、無理して大人しく座り続ける忍耐力がいつの時代から”集中力”になったのかね《”集中力”の語彙間違えてるやん》）。

なので保守系がノスタルジーの中でイメージしている家庭の団欒のようなものが消えるとかそういう話では無い（シングルマザーをなめとんのかと）。
この近未来には子供がいるだけでシングルマザーは（ベーシックインカム加算により）自動的に中堅所得者となるのだから、貧しいというより基本属性はハイソ系になるのだし、
勝手に「母子家庭で貧しいのでお母さんは風俗で、、、」みたいな話を勝手に想像されても困る（そう追い込んでおったのは君達やろ《近代までの女性差別史観》）。