種まきなどの季節を示す力のある星読みや神官が力を持ち、
品種改良やら農薬の登場まで「当初はカロリーベースで質は度外視」でよかった。
人口増を背景に耕作地は更に拡大し、機械化資本力他金融などの力も必要になってきた(農協の登場)。
↑
ここまでの時代で求められている背景が「生きてこそ」レベルであることは明白でしょ
(農薬にどのような弊害もクソも「多くの人が寿命まで生きられないのであれば」そう言う話を言ってる場合ではなかったのであり。)
ましてや、教育制度も無い時代であれば、
権威者が『共同幻想』のシステムを使い「どうしてなのか知らなくてもいいから、とにかく私の言うとおりに種蒔きをしなさい」方式でいくのが確実だった(庶民の多くは文字も読めなかったんだから)。
■『共同幻想』の合理性ってのは、上記のような時代背景の中で成立するわけさ
■先進国となり、相場を横目に(既に過剰生産能力を獲得している)「生産調整」必要になってくるレベルになると「より美味しいもの」だとか「無農薬なのでより安全」であるとか「収穫量は少ないが自然農法で栄養価他高性能である」などなど、
求められる産品が個性化していくよね。
営農者も農業高校や大学で各個人が農業技術の知見保有者であり(誰かに付き従う必要も無い)、個人で品種改良まで行ってる意欲的農家も登場する。
↑
豊かになると自然現象で「方向性は量的価値から個性化に変化する」
(こういうのは文房具屋から、衣類から車他、工業製品などの分野でも同じだから。)
『それが自然現象』
近代までの過剰化で盛られたモチベーションは(無知蒙昧でもわかる量的価値に重きをいた)経済で言えば重厚長大産業や大量生産や工業化の事であり、先進国以降の個性化ってのは(大量生産から趣味性の高い個別化へ)”物量や価格などに比例しない”のだから、経済政策などにおける「所得倍増」にはもう意味が無いワケ(そういうモチベーションで社会を釣れるのは近代までの話なのさ《若い人の場合所得よりテレワーク在宅勤務などの労働環境の方が潜在需要は多いかもしれない》)。
※この辺の論議を人物像に置き換えると、歩留り時代”人格の個性化”って方向性がイメージしやすいだろう
【精神分析時事放談の最新記事】
- 単純な話、グローバリスト左翼リベラル陣営..
- 兵庫県の斎藤知事が『維新』を終わらせるだ..
- 俗に言う”仕事量”とか代謝の関係
- いろんな意味で時代の転換点な気がする(兵..
- 『共同幻想』社会適応者達の「恋愛幻想」の..
- 進化したSNSなどというものがあり得るだ..
- 幼馴染の構造からしても、友人などというの..
- 基本的に「”適応”って無条件の意味」だと..
- 『政治』というものの意味(これも時代によ..
- 『心理学』に幸福論は無い(そこは各々ご勝..
- 記憶というものの不正確性(あなたにドキュ..
- よくある逆工作「憲法改正や核武装論」
- BANDMAIDがThe Warning..
- 欧米でEV車が大失敗しているのを御存知だ..
- 大事な事かと思うのでこっちにも同記事上げ..
- 日本保守党の存在感って「消えてね?」
- ”個性的”と”相手の事がよくわかる”は等..
- 犯罪心理学は専門では無いのだが、ちょっと..
- 戦後日本の一断面を語る映画(勿論現在放送..
- ええい、ままよだ(だとしたら人の思う神の..