・この話の鍵は「エピソード記憶」が”トラウマ”と構造的には類似してるとこだ
(というかトラウマとは”外傷性エピソード記憶”と捉えることもできる)
■「幼稚園開けた後、英会話教室で褒められた」とする
(この話をすればきっと親は喜ぶに違いない《そもそも英会話など行かせたのは親》
「今日ね、英会話で発音褒められちゃった”why,not you are already dead”」
「?そう、よかったわね」(言うまでも無く何言ってるのかわからない)
つまらないので、晩御飯で父に褒めてもらおう
今日の父は少し酔っているようだ
「why,not you are already dead.why,not you are already dead.why,not you are already dead.」
「ウルサイ!父さん英語ができないと思ってバカにしてんのか」
1)話的にはどこにも怒られる筋合いは無い
(しかしガキもガキで、親が本気で英会話の必要性を判断したのではない事ぐらい気づけよと《勧める時に楽しそうな笑顔では無く、むしろ不機嫌そうだった》←とは思えず)
「僕が知らないところで何か間違ったのかな」
無関心1と怒られた2で、この不快感をどう埋め合わせればいいんだ?
「僕が何か間違えた(褒められたい期待×3倍)」
なんかね、ゴメンナサイ
■「へー児童向けラクロス教室だって」
「なんかカッコよさそうじゃない?」
(ラクロス?どんな競技?)
「そうね、どこにあるの?興味ある」
↓
子供向けのラクロスって面白い競技があるんだって、「やってみない?」
「いいよ、、」
全くの未経験なのでうまくできないし、どうにも楽しくない。
「どうだった?楽しかった」
「うん、楽しかったよ」
晩御飯にて、今日の父はそれほど酔っていない
「あなた、○夫が今日ラクロス教室行って」
「なんだそれ、ラクロスって」
「知らないの、今高層階の奥さんとかがね」
「またお前は見栄張って、幾らかかってるんだ!」
「何よ!恥ずかしく無いように一生懸命やってるのは私なのよ。自分はお酒ばっかり飲んでおいて」
「あ?同僚に薦められて一杯飲んだだけだろ(事実)」
「もうやだ」
ごちそうさまでした、、どうしてだろ以降晩御飯がまったく喉を通らない
●晩御飯になるといつも「なんかね、ゴメンナサイ事件」を思い出して、ビクビクするようになった
ラクロス教室では正直イジメにあっている
(英会話は自分でも好きなので続けているが、親には以降何も話さないことにした)
<<<何かの構造が構築されるのわかります?(てかわかってww)>>>
でね、この話で重要な事実関係は、
・近所付き合い『共同幻想』論(と母の「適応強迫」)
・父が母に請われて無理な分譲タワー購入を面白く思っていなかった件
・よく調べると、営業職だった父は「言うほど飲んでいなかった」こと
・母がいつもいっしょにいた、上階のA子夫妻「実は夫の不倫で関係悪化しており、自慢げに語るA子の話は全部嘘だった」件
↑
精神分析する場合、上記が重要になってきます。
(本当にあったことは、どういうことだったのか?何が起きていたのか?)
■ところが、当事者は「英会話とラクロスに原因があったのかな」と、
「僕の発音って何か嫌味あるんですか?」
「パスがへたくそだからですかね、長い距離走るの苦手だから、、」
やたらこの二点に拘り
テーブルで食事ができなくなってる件は証言することも忘れていたりする。
注:(脳の意図は強迫構図がネタバレしないように個別事案にしようとしてる)
《言い換えると根源的不安の蓋を開かないようにしている》←防衛反応と呼ぶこともあります
「ですからね、まずニューファミリーって時代背景から説明しますけど」
「聞いてもらっていいですか?」「え?、、」
”what is your dinner today”
「いやいやいや、だからそうじゃなくて、、、」
タグ:強迫心理
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