■犯罪とは、自らの生存と合理性の無い選択(警察や自衛隊に勝てるワケが無い《逃げ続けるってなら定住もできない》→海外逃亡なんてなればセルフ国外追放してる始末)をしている段階で(「犯罪のボーダー」超える事)、そもそも社会契約説的に生存や安全保障をベースに民主国家の主権者となっている国民に対し、存在そのものがそれを脅かす概念ですよね?
テロリストなんてのが一番わかりやすいですが、
彼らを逮捕して死刑他極刑にすることは、「社会の正当防衛、国際法でも認められている自衛権の範囲です」《終わり》
※時代によって変わるかもしれない軽犯罪はどうなの?って話は末尾
素朴に言えば「社会的にそれを行うから人道上のどうとかこうとか、」上位概念の論議にすり替わったりしますけど、
通り魔やテロリストがあなたを殺害しようと追っかけてきてるのに、社会性に留意して大人しく殺害されるんですか?ってね、安全なところまで逃げ切れるならまだいいですが(てかその段階で銃を持った警察呼んでますよね?暴力装置だからと警察も呼ばないの?)、
目の前に刃物が今にもって状態であれば、「殺るか、殺られるか」です。
※各伝統宗教が自殺を禁忌にしているように、生存のため全力出すのが人類ヒト科の摂理です。
↑
●この状態をそれこそ社会的に考えれば、
自分の身に直接関係無くても、犯罪は同じ国民の誰かに危機が及ぶ概念ですから、
社会として「公的に自衛権を行使せざるを得ない」ってのが、刑法上の死刑や極刑のことです。
※本来は刑法が成立した段階で《終わり》なの(それでも勝算も無くこれに違反して犯罪のボーダー超える方がどうかしんてんだわ)←死刑や極刑はそれを執行するためにあるのではなく、そういう刑法を成立させるための根拠を示してるんだわ(そういうことだからと)。
時にこういう論議に道徳絡めてくる人いるけども、
(論議の一要因として語るならまだしも)
目の前に刃物が今にもって状態で、道徳論議もクソも無いだろ(笑
そういう切迫状況を社会的に解釈し、刑法にしてるんだからさ。
また、刑法上正当防衛も合理性の範囲なら許されている。
(上記の”合理性の範囲”ってのは→事象の因果関係が正当防衛として成立していても、過剰な残虐行為に及ぶとかなれば別の犯罪ですよの意《正当防衛に対してこれは過剰防衛》)
<当然「何をもって犯罪とするのか」ってのが重要な鍵になるんだけど>
●いちおう現代社会は、それを「民主主義」で担保してますよって建付けになってる
主語が社会なので、その意思決定の合理性を「その時代の多数決」とした。
勿論民主主義だからさ、少数意見でも常に反対する権利がある。
どういった枠組みかと言えば、以下括弧みたいなことかな、
↓
(たとえば、現代でも残るポルノ映画の表現規制はとっくの昔に形骸化していても『共同幻想』保守社会時代の名残として残存しており、「犯罪か?」みたいなことなっているが、《芸術な人はゴメンだけど》必ずしもその判断が優先順位の高いものとも言えず放置されている状態にある、それもまた”現状の”社会合意であるって理解となる。←この部分《優先順位の高いものとも言えない》は軽犯罪としとくから”どっちかね〜各人で判断してね”みたいなカテゴリになっちょるってことだ《時代が都度判断するネタとして時々「政治案件として」問題提起してね》。反対に極刑や死刑ってのは「生存権に関わることであり、優先度が高く限りなく普遍的な犯罪認定がある事項」《これに対する問題提起は国民投票レベル》。)
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