このままのペースで行くと、次の総選挙で『維新』が躍進し野党第一党となる可能性すらあると思う。地味なところで言えば、焦点は公明党の議席で(場合によれば自公連立を維持する意味がなくなる)、岸田政権の米国の指示とリベラル層狙いの左旋による保守票の損失が、公明党の組織票より大きい場合、公明党との連立を解消して右寄り政策に戻す方が党勢を回復できるからだ。
※私は創○学会を殊更疑問視しているのでは無いですよ(宗教団体なら宗教が本業ですよねと考えるだけ)、組織票を武器に政治権力を行使することに批判的なだけです。
その意味で(参政党にそこまでの躍進を期待するのは無理があるので)
『維新』でも構いませんよ、政界の勢力地図を書き換える結果となれば面白い。
それほど自民党は「安倍首相暗殺により失ったものに気が付いていない」。
岸田内閣も、岸田氏が安倍首相と友人関係であることや、高市候補応援も結果的に岸田政権にもっていく(保守票固め)流れにあったから、有権者も岸田政権を支持していたが、(国葬まではよかったが)安倍首相無き後ガタガタになってしまった結果、有権者は支持する理由を失った。
有権者は”何を失ったのかにようやく気が付き始めた”(って感じじゃないかしら)。
麻生氏が台湾訪問などで頑張ってはいるけれど、元をただせば麻生氏も宏池会なのであり(祖父である吉田茂的保守)、彼が昭和的保守を超えることは無い。
「あーなんか、自民党はもうダメなんだね」(オワッタ)
”戦後というもの”の中でインチキ臭い舵取りを続けてきた自民党だけれど、
もう限界かな、、、
台湾有事発生をなんとしても避けたい日本としては、早めに「昭和の政界」が瓦解することは悪い話では無い(じゃあ『維新』の躍進はマズいでしょってご意見あると思うけど、不正があるなら結果バレますから《そこは弱点でもある》)。仮に自民党の保守系議員が多く落選した場合「次も自民党から出馬するのだろうか」って論議も出てくるだろうから、
日本にとっての安全保障や抑止力ってものは軍事力以前に”政治の在り方”ってのが何倍も重要だし、インパクトも強い。
●きっと面白いことになるので、次の選挙では自民党と立憲の大敗を期待したい。
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