2023年08月14日

「歩留り達の友人とは呼べないかもしれないが、親しみのある知人」の話を補足してみようか

この前書いた以下記事のここ
『共同幻想』社会における友人は”友人では無い”(”適応者”社会の名誉のために言い換えると「論理的に個人的友人とはならない」になるのかな)
https://kagewari.seesaa.net/article/500327458.html
 ↓
非適応系個性派(プライバシー領域拡大)を基本とする現代の「最低でも歩留り以上階層」では、<中略>
「友人と呼んでいいかどうかわからないが(友人という単語に『共同幻想』用語的響きがあるから当て込み難いのさ)付き合いのある友人などより親しみのある知人はいる」ということになるのさ(前述の非公式関係と同じなので)頻繁に付き合いがあることは”無いけども”(極論交友が無くてもよい《最強なのは”たまに見かけるだけで和む”》)。

「最強なのは”たまに見かけるだけで和む”」とかって話を補足してみよう、
いったいこれは何なのか?(笑
■正体バレバレの奴ってことだよ(裏が無い)
『単独者』に限らず、歩留り系でも個性化率が高くなれば(それは趣味だったり哲学だったり様々だけれど”主体的選択分岐が多数の人”)「見たまま変わった人だよね」とわかるもので(勿論個性化志向の社会では”変わってる”は褒め言葉になる)、いるだけで希少価値が実存するし、仮にその(哲学って言うと堅苦しくなるから)フィロソフィーに賛同できるところがあると、(親しいとかなくても)親しみを感じるわけだよ。←「あー、わかるわかる、そういう方向頑張ってるんだね」って(親しいというか応援したくなるというか)、←だから同現象は著名人や有名人から歴史的人物への好感と類似していて(現代オタク向けに言えば「推しメン」心理に近いとこあるかな、、《厳密に言えば違うんだけどさ》)
 ↑
そして”その存在感(実存)”は、下手な友人を上回るので
仮に身近にそんな人いたら、
(それをどう説明したらいいのかって)たまに見かけるだけで和む”よねって感じかなとww

●つまりこの現象は、
「(哲学って言うと堅苦しくなるから)フィロソフィーに賛同できるところがある場合」だから
先方が個性派なのはマストとして、
こっちもその好感選択が可能な個性化に至っていないと認識できない。
(さらに、”概ねだけど”その人がその人に好感持っていることは周囲にはわからない《プライバシーが社会的に共有されたら、プライバシーじゃないだろww》→相手にも直接伝えないとわからない《だから恋愛論における「愛するという概念はあっても、愛されるという受動系の概念は根本から成立しないのだよ」》)


【これまた極論だけどさ】
それは人に限らずで(ネコでもいいのかもしれない)、アウトドアが趣味で親和の対象が自然環境の人の場合←このネタだけで一生幸福に生きていけます。
(北海道のおみやげで有名な六花亭の包装紙デザインを描いた画家は《坂本直行》実際それに近い人生を生きた。)
阪神タイガースファンに近いものがあるか知らないが、そういう人がいても俺は驚かんぜ、
 ↓
対人関係でもそうだけど(『抗う(あらがう)』・『被る(こうむる)』論)、
主体的選択をしている個人は(自立した大人)、『被る(こうむる)』のような受動系認知では無く能動系で生きるのであって、
この論旨の典型に「愛するってことは誰でもいつでも可能だが」「愛されることを予定することなど誰にもできない」のであって(意味わかる?自立した大人が主体的に愛されようとすることは論理矛盾なの《文法上もおかしい「被害に合うことを目的化する」とかに類似》)、
確かに体育会系『共同幻想』社会においてレギュラー争いなどにおける「セレクションされるに値する自分になる」みたいな行為は近いものあるかもしれないが(受動系を能動する)、自分なら選ばれる筈だの根拠は「かくかくしかじかの数字を叩きただしたからには」って意味で、これさ、自分の能動的選択を第三者目線で自分で見てるだけで、漠然とした受動の期待を能動するとかのトンデモでは無いのだよ。

結論、「愛する能動系は自己判断で可能だが、愛される受動系を(期待するにも能動的根拠が必要)志向するとか言語的にも不可能」なのであり、=その対象は(サブカルオルタナ広義展開から言えば)人である必要も無いのさ、
何気に”愛”とか何って思う方いるかもだが、→好感による”快感代謝”のことね(上機嫌)、
対象は阪神タイガースでもいいし、2次元嫁でもよかろうし、歴女にとっての上杉謙信でもいいだろうし、ミュージシャンからゴッホまで芸術でもよろしかろう、園芸や自然崇拝的なアウトドアライフもあるだろうし、
●その対象が人である場合(上記の概念で言えば「阪神愛だからといってタイガースに入団したいワケじゃないだろ?」)
”そこにいるだけで和む人物を外から愛するだけで十分報酬をゲットできる(快感代謝が可能である)”
何か特別関係性を持てないとダメとかそういうこっちゃないから(「阪神愛だからといってタイガースに入団したいワケじゃないだろ?」)
 ↑
するとだよ、”愛すべき人物を発見する(実存を見出す)知見や能力こそ本質である”となるじゃん
●これは何でもない日常を詩的情緒で認知する松尾芭蕉の能力と同じであり、
主体的に獲得可能なワケ(強く言えば「努力すれば誰でも獲得できる」)
■現代の「最低でも歩留まり時代における友人とは呼べないかもしれないが、親しみのある知人の位置づけ」ってのはそういうことで(規約記事統計にある対人スキルや社交性とか関係が無いのさ)→人の実存を詩的情緒を介して理解する個人としての理解力や認識力や審美眼ってのが”本物の快感代謝である”って時代に突入しつつあるってことだよ。
※そらさ、その人物と直接の交流があることも否定しないが、現代の歩留り達は「それはそれ習俗も無いのでどうすりゃいいのかね(別にそういうことに必死とか無いけれど)」←このように試行錯誤状態にあり(晩婚化なので急ぐことも無い)、今後どういう文化が登場するのかわからないが、【”社会適応論”における”仲間達”と同調圧力ゲーム】みたいなんにはダメ出してるのさ(最初からハラスメントでしょって)。



posted by kagewari at 19:11 | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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