2023年08月05日

前回論議を引き継いでみる、「恥辱」ってなんの事だ?

「大失敗をして大恥をかいた」
失敗だから過失だよね?(誰にでもあることだから別にいいじゃん「こりゃ失礼」で)
●単純に数学的に考えると「プライド高い人ほど恥ずかしい行為が増加する」←あってるよな
正反対の状態が「無敵の人」かな(ちょ〜っとニュアンス違うと思うけど)

プロ野球選手だから平凡なライトフライを落球することが恥辱になるけどさ、
同じプロ野球選手でも、最初からあまり守備を期待されていないMLB助っ人の場合(たとえばヤクルトのサンタナ)それは恥ではなく「ここでやらかしたが残念」で終わる。
大人の世界じゃケースバイケースだ(草野球に至ってはやらかしエラーも酒の肴になるぐらい)、

■さて『退行化』と構成される「強迫心理」を考える場合、『退行化』前の、児童期現在進行形の状況はどうかと言えば、過去記事で説明したように(”家幻想”の環境もあって《”個性的家族”って言語が無いことからわかるように多くの親は親業する時にステレオタイプなイメージに頼る》)、何気に子役として”子供っぽい共有自我”の適応インストールを求められるガキってのは、往々にして『共同幻想』適応を迫られる(結果さ、どのガキみても同じに見えるじゃん《多くがガキっぽい人物像だ》)。

そこに調子こいた文科省がクラス編成(子供階級社会)するものだから、
子供達の社会に適応できないと(法的にも行動選択が限られているため)→「退屈したら死ぬ病」に追い込まれるよって設定が行われる(子供社会によくある典型的「強迫心理」だよ)。
いつものようにそこにはゲーム性のあるインセンティブが用意され(こぞって参加いただきたいからな)、やれスポーツできるとか勉強できるとか”よく適応できた子には褒美がでるよ”って、暗黙の設定があり、逆に”よく適応できない子には罰があるかもしれません”(通知表見せた親に殴られるとかな)なる筋書き。←そう言うゲームシナリオって意味で八百長なんだけどな、
 ↑
ガキにとってはこの強迫設定は大スペクタクルであり、八百長ゲームといえどもそこで(アホみたいに踊らされて)競いあうことになるんだが(笑

●現代の子供達ってのかな(その多くが子供時代から「最低でも歩留まり以上の自覚あると思う」)、彼らの本音は「まあ適当に表向き合わせておけばいいか(本質的にはどうでもいいものだ)」ぐらいのものでしょう(なんつったって人生の大半は、大人になって以降の話ですから《小学校でチャンピオンになってどうするって、、》)。→塾で本気出す奴もいれば、習い事で本気出す奴もいたり、興味あるものあれこれお試し中もいるでしょう。

がしかし(今現在大谷君《今29歳》と同世代前後〜年上世代の場合)
大谷君がパイオニアだったぐらいですから、まだまだ文科省のトンデモ運営はバリバリで(その結果イジメが横行《イジメに関しては現在でも増加中だった筈→文科省もクラス編成廃止までいってないからね》)、現代の子供みたいにすかした事言っていられない切迫感が演出されていたと考えるべきでしょう。


■でさ、その時代に『退行化』でタイムスリップしちゃうとさ
(現代「最低でも歩留まり以上」が圧倒的比較多数の時代なのに)
”適応者ガー”って話になってしまうのね。
(そんな”適応者”社会って、大人の世界じゃ”崩れ適応者《DQN》”ぐらいしか残って無いのに《とはいえ3割前後ってもそこそこの数だし、ファミリー世帯は前述のように多くが”他に思いつかないので家幻想やっており”→彼らが集合する”祭りイベントやレジャーではそれなりの勢力を誇示する:ただし「多くはガキの遊びみたいなイベントになるけどね」》)

■■■《さて話は戻るけど》■■■

ケースバイケースに馴れた大人程「恥っていうほどのこともないけどさ」タイプの人物像になるってのに、
 ↓
それに対し、うっかり(何かの事情で)『退行化』した場合、
あたかも一般社会を相手に”学園カースト物語”が投影され(しかもそこにコンプレックスがあるとさやたら”盛られた”現実から飛躍したシナリオ構成で)「恥辱ガー」とかになるのね。
=昭和の児童インセンティブゲームが大展開してしまう(その恥辱感もある意味フェイクなんだわ)。
こうなると、何をやってるんだか第三者から見ると意味不明なことになるんだわさ。


<類似してるけど、全く意味の異なる「日本人として恥ずかしくないのか」の”恥”は?>
※類似「大人として恥ずかしくないのか」
”民度”の事だけどさ、恥辱とは全く意味が異なる。
これどっかで書いたけど(道徳《権威性》と文化や慣習《よく接する合理性》の違い)、
「日本人として恥ずかしくない振る舞い」←暗韻は?「能力に関係無く誰でもできる」だよね
順番に並べて評価したり、ましてやゲームの対象になる話では無い。
 ↓
■前段の話と組み合わせると、こうなる
「『退行化』だとか、大人として恥ずかしくないのか」となった場合、
その背理は『退行化』となるような理由も事情も誰にも無いってことでさ(大人らならな)、
=『退行化』の解除は(個別具体論と関係無しに)、当事者が大人になることだからだよ。
「『退行化』だとか、自分は大人じゃ無いと言いたいのか」と同義、



タグ:『退行化』
posted by kagewari at 21:18 | TrackBack(0) | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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