2023年08月04日

コミュニケーション障害を揶揄する俗語”コミュ障”なるものの正体は何か

俗語の”コミュ障”は(実際にそういう診断があるのではなく)『共同幻想』”崩れ”(DQN)社会におけるイジメ時レッテルのワードであるとか、2chなどにおける自虐的ブラックジョークなど昔の言葉で言うところの「話が通じない、ノリが悪い、空気の読めない」などの人物像の総称だったりしますが(仮に臨床系でその診断があったとしても”そういう症状”という意味で病気ではありません)、
 ↑
基本ココミュ障なるものは(共産主義が”コミュニズム”であることでもわかると思いますが)
本人気にしてないのであれば個性です
(現在の基準から言えば昭和の高倉健《無口に》「不器用ですから」人気CMはコミュ障ってことになっちまいます。子供の場合でも”人見知り”は単なる個性です。)
2ch的には「それを殊更気にする様」込みでブラックジョークになっている。

■コミュニケーション(Weblio 辞書)
communication
伝達、報道(すること)、(熱などを)伝えること、(病気の)伝染、通信、交信、文通、(伝えられる)情報、通信文、書信
(※国際会議などで締結される合意文書は”コミュニケ”ですね)
 ↑
えーつまり、日本語を話せればコミュニケーション能力に障害などありません。

●そこで、「それを殊更気にする様」がどこからきているのか考えてみれば、
前述の、現代絶滅が危惧されている少数派『共同幻想』”崩れ”(DQN)社会における、「イジメ時レッテルのワード(暗韻は話が通じない、ノリが悪い、空気の読めない)」=イジメにあって気分のいい人などおりませんから、「そうなったら嫌だな」から転じたものに思いますが、
文中記載のとおりで、現代『共同幻想』社会は”ブラック”とも呼ばれ、絶滅が危惧されている少数派に過ぎません(社会的には都会より地方のが残存率が高いと推測されますが)。
 ↓
転じて考えると、今や少数派で彼らに合わせる必要性とか特別考えなくてもいい対象との関係を殊更に心配していることになりますね。
 ↓
では「それを殊更気にする様」があるとするなら、
『共同幻想』社会”ブラック”に合わせる必要性が、別途”個人的事情である”ことになります(”個性化”志向の現代ではその必要性は低下するばかりなのに)。


■現代絶滅が危惧されている少数派『共同幻想』社会”ブラック”に頼る個人的事情って何でしょう?←にわかに信じ難いことでもありますが、「それを殊更気にする様」はこの構造無しに発生できないのですから。
<『共同幻想』適応モデルが相対的に多くなる、子供社会で想像するとわかりやすいかも>
たとえば以下のような例です
・その地域では子供の多くが野球チームに入ってる
・自分の出先の幼稚園でもガキ達の話題が野球だ
・自分はまだ児童であり、安全面他多くの行動規制もあり(成人向けコンテンツも御法度)、一日のノルマの快感代謝を考える上で、友達と何かして遊ぶなど無しにこれという欲求を代謝する方法が無い(仕事でもあればまた別なのだろうけど)
・さあ困った、(どちらかいえばスポーツは得意ではないが)「僕も野球チーム入ろうかな」
 ↑
この児童社会の背景事情のポイントは
児童には法的行動規制があって(酒飲んでチクショーメとかもやれません)、閲覧できるコンテンツやプレイも限られており、自分の代謝ノルマを考える上で、子供社会との関係性無しにやってけない部分もあること。←【に尽きるでしょう】

※何故なら上記モデルは、”家幻想”がらみもあって”子供らしい人格モデル導入”の『共同幻想』適応系が相対的に多くなる児童の事情は、大人にはありませんし、更に一般社会においては(前述の野球チームに相当する)『共同幻想』社会は既に崩壊(残存するのは崩れのみ)マイナーな存在になっているからです。→別途”個人的事情”でもなければ説明が付かない(個性化時代の大人社会的には「無口で実直」であることそれ自体に何か問題あったら大変で《何が問題なのやらさっぱりわからない》)。

【∴大人の環境でも残るとするならば、その個人的事情は前述の以下部分と類似するとこでしょう】
児童には行動規制があって、個人的に閲覧できるコンテンツやプレイも限られており、自分の代謝ノルマを考える上で、子供社会との関係性無しにやってけない事情があること。

 ↑
本来成人年齢の大人には滅多にないことですが、(何らかの事情で)仮に主体的行動への「不安」や、趣味趣向選択に対する「抑圧」が効いており(=「強迫心理」)、あたかもその行動選択が児童のように限られている感覚なのだとしたら《極論”適応者風行為”以外は恥辱だとか》?
 ↓
■”適応者風”のコミュニケーションなるイメージを《このイメージがまた盛られている結果、実際の”適応者”コミュニケーションの実像とかけ離れており》、自分が実現できているか殊更気にする現象が起きます(空想上の「大人クラスに参加で無いと終わりなのだ」みたいに)←こうなると「的外れな空想と戦っているようなものです」《解決の落としどころすら考えにくい設定でしょ》。
【だいたい”コミュ障”などと呼ばれる現象の本質は、communicationのことでは”無く”】
大人として単独行動選択することへの「不安」や趣味趣向選択に対する「抑圧」のことだって話です。
(大いに関連しているのは『退行化』心理でしょう《児童心理に近づく》←こいつが、謎の”適応者イメージ”を呼んでるんだと思いますよ。)



posted by kagewari at 22:02 | TrackBack(0) | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



この記事へのトラックバック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【web投げ銭(記事リクエスト)】
amazonギフトカードによる『web投げ銭』の受付
amazonトップページよりギフトカード購入→Eメールタイプを選択
同ページの「2. 詳細を入力する」に金額と、配送Eメールあて先info@kagewari.sakura.ne.jpを入力
詳細は以下記事参照
記事リクエスト再開
https://kagewari.seesaa.net/article/500418743.html

<収益は当事務所運営経費に当てさせていただきます>

<利用料金の値上げ24.1/23,8/2>
値上げの経緯は以下
https://kagewari.seesaa.net/article/502153223.html
https://kagewari.seesaa.net/article/504221178.html
<送信先メールアドレスの変更24.1/25>
サーバ移転に伴い送信先メールアドレスが変更されてますご注意ください
→送信先info@kagewari.sakura.ne.jp


【注意事項】
・ブログタイトル下の利用規約を必ず読んでください
・プライバシー保護のためお名前は”HN”でお願いします
・メッセージ欄「記事リクエスト」が可能
※リクエストは”記事内において引用される可能性”がある点留意の上、プライバシー保護の範囲内で記載ください(記事内引用に合意したものとします)
※縁起物的なカンパは少額でも歓迎しますが、意味のわからない反論を”100円以下で連発する依頼”は偽計業務妨害に相当する準違法行為であることを理解できない方はご遠慮ください
■返信記事を予定する際の目安
24.8/2料金改定【ドトールコーヒーメニュー、ハニーカフェ・オレMサイズ410円から】受付します

・ガタガタ文句があるなら問い合わせメールなど利用すればいいわけで(着信拒否など対応可能なので業務妨害とは言い難い:それでも1回は送れるし)考えて利用してくれたまへ
※問い合わせ代表アカウント(レンタルサーバ提供)はGmailへの送信に安定性がないため、私から返信ある場合は予備のGmailアカウントから返信となる場合があります。

必ずリクエストに答えるなどの対応は”できません”が
(閉鎖された「コメント欄」や『公開掲示板』の補完として)
可能な限り質問等には答えていこうと思います

※送信にはAmazonのアカウントが必要です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■『有料相談』の依頼は以下Pから■■■
https://kagewari.sakura.ne.jp/kage2.htm

現在は基本的に『簡易相談(依頼文2000文字まで)7,700円』『簡易相談ハーフ(依頼文1000文字まで)4,000円』「テーマ限定300文字1,000円」のみの受付です
(※サポートの200文字500円は『簡易相談』の後に週に2回まで利用可能)
(『簡易相談』の利用は原則月1回のみです《ハーフは月2回まで》、テーマ限定は週2回まで)

■ご存知と思いますが、レンタルサーバアカウントの多くはgmailへの送信に安定性がありません(受信に関する障害報告はありません)。gmailからの依頼の場合にはセキュリティを担保した別途専用アカウントを用意しています。

相談のコースや方法などやり取りの後に、
有料相談専用アカウントのメールアドレスをお伝えします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
comments他

・コメント欄は『公開掲示板』同様に原則削除禁止です
(基本的に削除依頼には応じられません、削除依頼は投稿禁止ワードとなってます)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となってます
(同規制キャリアから登録抜けによる投稿がある場合、投稿は自動削除されると同時に規制IPに追加登録されます)



現在コメント欄閉鎖中 (2014.7.26〜)



タグクラウド