”これだ”ってのは【これに当てはまる】でしょ
どういう雰囲気のものって”匂わせ”は既にあって(「恋愛幻想」における「誰なんだか特定される前から予め用意されている”好きな人シールの矛盾”」じゃないけど)、当てはまるものを探していて見つけたときの驚き表現だから(厳密に言えば新規のネタでは無い:典型例はお腹空いてる時のメニュー選択《予定された選択肢からの選択》に類似)。
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本当に新規なものは戸惑い込みで”何だこれ?”から、驚きが(考えた)後からジワジワとになるじゃん。
だってさ、最初に違和感みたいなものがないと新規とは言えないだろ?
(新規のアイデアはまず《あーでもないこーでもないと》考えてからなんだから)
※つまりさ、本当に思いついていなかったネタには”当初違和感があるのが自然で、
仮にそこで「”これだ”とならないので違うだろ」と反論してしまうと勿体ないというか(”これだ”となる方がオカシイだろ)、何もそれ以上展開しないことを意味する。→無意識に何もそれ以上変えるつもりが無いことを意味する(そもそもオルタナを予め否定している)。
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故に通常『共同幻想』適応者にオルタナ展開(個性化分岐)は起きない=保守系人格
(『共同幻想』適応者が意見を変えるのは”同調圧力””予定調和”のルート変更指示が上からあった時だけ《この場合変化に”適応”》←主体的変化することが無いので”適応者”なワケで、、=「同調圧力や予定調和をイジメと感じたらあなたの素性は個性派だ」)
■でもさ、一般的な印象として「思いつくイメージ」ってのが”これだ!”だったりするよね(誤用だと思うんだけどね)、
【何故なんだろうね】(そこに”腑に落ちる”を結合させると)いかにもそういうのじゃないとダメなんだみたいな感じになるじゃん。
新しい事ってのは、既存秩序を破壊するアイデアになるから、保守系思想だとNGなんだわ。
保守系思想ってのは「思いつきたくない」のだもの(期待されているのは”やっぱりこれだ”まで)。
だから”思いつく”って語彙を意図的に誤用して「”これだ!”と(新しいことでは無く、当てはまるものを)思いつく」ってイメージに集約してんだと思うよ(近代適応社会の知恵:当時の適応社会秩序防衛策)。
●当事者の認知としては「それが本当に新たに思いついたことなのか?の評価は違和感の有無」ってのが正解だろう
(ふと思うのは、JAZZの不協和音かな→”違和感”こそ味だからね)
その反対に思いあたるのは
保守系思想における、懐メロ歌謡ショーの掛け声「よっ、待ってました!」かな。
(”当てはまるやしっくりくるしか認めない”生き様→「思いつく」って言葉の意味すら微妙に偏向させている)
なので”適応者”社員が斬新なアイデアを思いつく筈も無いし(オルタナ思いついたら”適応者”失格なんだもの)、
斬新なアイデアを思いつくのは、「最低でも歩留まり以上」階層に限られる(最強なのは『単独者』=歩くオルタナ)。
「最低でも歩留まり以上」階層を前提にするなら、違和感を楽しめる経験値もあるよというか(クリエイティブってのはこちら)、
「そうかもね」とか「いやちょっと待って、どういうことだ?」などの余裕が求められる(適応のクリアランスだから=歩留り性とか”保守リベラル”)。
多分さ、欲求の肥大化があると(切羽詰まってる=強迫性)”適応者”じゃなくても難しいんだと思うんだわ。
快感代謝の切迫度が高いと、「初期認知で違和感ある(不確かな)ものにまで”そうかもね”とも言ってられない」からね。
コンプレックスの展開で、不快事項が続いているような時には、
「違和感をそう毛嫌いせずに、少し考えてみな」って事かな(トンチキな強盗で解決する筈が無いじゃんよ)、臨床の投薬に有効性があるとするなら、「嘘でも余裕感に類似した間稼ぎができるから」なのかなと思う。
■どっちにしても粘り強く「いやいやこうだから」と、説明を続けるのが原則。
「(違和感から)違うと思います」に「はい、そうですか」なんて言ってたら何も変わらない(保守系=変わらない)。
”当てはまるやしっくりくるしか認めない”スタンスだと、これはどうにも何も変わらないのだから(何も自我に取り込めない)。現在進行形の「不快事項含めて変えたくない」と言ってるのと同じだものさ。
非常に困った事なんだが、結果として”適応者”と「強迫心理」下にある自我はその振る舞いが似てくるので、(”水と油ほど”相性最悪なのに)周囲や当事者が「強迫心理」下にある自我を「本来は”適応者”なのではないか」と錯覚してしまうことだ。
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