元祖はロバート・デニーロの出世作、映画『タクシードライバー』だ、
(ベトナム帰還兵の屈折がモチーフだが、この作品の本質はそこじゃないと思っている)
何者かでありたい←耐え難い渇望
わかりやすい誇大妄想で、
ドン・キホーテを例にして言えば(風車を怪物と勘違いするんだっけ?)
ヤマトタケルでもヘラクレスでもいいけどさ、「化け物退治で名を上げる」みたいなのがモチーフだ
※この辺に個人的にも少しだけ縁があって、俺が卒業した高校ってのは社会党浅沼稲次郎刺殺事件の犯人山口二矢と同じ高校だ。
この背景には『共同幻想』インセンティブ・ゲームが「あたかも「公式幸せ競争」みたいなものである設定」が行われており、(『タクシードライバー』トラヴィスの場合はベトナム帰還兵としてのゲームからの脱落:不眠症で全く眠れない)何らかの状況で自分が不当にゲームから脱落し戻ることができないと思い込んだ人物が、”ビッグゲーム”(ハンティングで言うところの大物のこと)を狙うテロに傾斜すると言うお話。
↑
ネタバレすれば、「公式幸せ競争」みたいな設定の本質は『共同幻想』インセンティブ・ゲームなのだから(実は八百長)、中身スッカラカンのインチキだって落ちで(輪をかけて意味のない不条理がテーマになる)、
■『タクシードライバー』の場合、監督のスコセッシがそこまで考えていたのかわからないんだけど(無意識な演出なのかもしれない)、【注目すべき部分】は、劇中でデニーロ演じるトラヴィスが大統領選スタッフである(広告会社の設定なのかな)エリートOL(JAZZシンガーでもあるシビル・シェパード演じる)ベッツイを誘う時に「君のやってることは全てクソなんだ」と唐突に説明始める彼に対し(当人はコンプレックスも持ってるしがないタクシードライバーなんだが)ベッツイが「素で(好感ではないが)興味を示してる」ことね(実はトラヴィスは現実世界から脱落などしていなかったのさ)。
↓
で、大統領候補へのテロに失敗したトラヴィスは(エリートOLと好対照な)未成年の売春婦(若きジョディ・フォスター演じる)アイリスを頼まれもしないのに救出するべく暴力団運営売春宿に突撃し、銃撃戦となる。このアイリスにもトラヴィスは誘いをかけて「国に帰れ、君はそんな商売してちゃだめだ」と説得するんだが、まるで相手にされていない(そのまま44マグナム持って売春宿に突撃する)。
しかしアイリスもトラヴィスの誘いでcafeまで来てるんだよ(実はトラヴィスは現実世界から脱落などしていなかったのさ)。
事件は「トラヴィスを未成年を違法に売春させた店から少女を救出した英雄」とし、
名を挙げた形になるトラヴィスのタクシーに(こちらも素で興味を示してた)ヴェツイが乗り込み「傷はどう?」とか声をかけるが、もうトラヴィスは彼女への関心を失っており、目的地でささっと降ろして狂気の表情のままNYの夜の街に消えていくところで終わる。
【つまり、何か勘違いして大事件で名をあげれば何か変わるのかと思ったら、何も変わらないクソみたいなものだ】って話(という将来への展望を失ったベトナム帰還兵の悲劇を描いたもの)。
実はトラヴィスは現実世界から脱落などしておらず、そこに本人気が付ていいないだけなのだわ。
(ベトナム帰還兵だから知り得た『共同幻想』世界の八百長を目の当たりにした結果、”適応系人格”が破綻しただけで、個性化ルートを発見していれば彼はそこから抜け出せたんだよ。)
※スコセッシがどこまで考えていたかはともかく、登場するベッツイやアイリスが「どうでもいいくだらないことに翻弄されている女性の姿(キャリアウーマンでも都会に憧れる売春婦でも)」をモチーフに使っていることから、「公式幸せ競争」みたいな設定自体が『共同幻想』インセンティブ・ゲームに過ぎない的な暗示というか批判をどこかに潜り込ませいるのは確かである(都市文明批判的着想かな:この時代の映画的には『真夜中のカウボーイ』も同じ路線《60年代ヒッピームーブメントへの失望》)。
●なんだか、支持者だか支援者だか知らないが、
オツムのどうかしてる左翼に褒められて山上君は感謝しているようだが、←当事者全員輪をかけてバカだろ(カンヌグランプリ『タクシードライバー』の意味も理解できんのだろ)、
こういうテロは”クソみたいに意味が無い”のさ、反吐が出る
<今回のEDはそんなJAZZシンガーシビル・シェパードさん>
アルバム『Mad About the Boy』から3曲(ブログ推奨アルバムですw)
Cybill Shepherd Stan Getz 1976 Mad About the Boy
https://youtu.be/6zGQ7YA5_7Q
いい声してんだこれが、
(すっごい美人だったんだけど、もうお婆ちゃんなんだよね《時間経過ってのは恐ろしい》)
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