2023年04月20日

反対に「ワカラナイ、思慮が及ばない」ことは、リビドーの貨幣価値を暴落させる

以下の前回記事続きです。今回は経済学的に考えてみようと思います。
あまり考えたことも無かったテーマだが「無意識的にリスクを許容する」ってな話
https://kagewari.seesaa.net/article/499043155.html
「同じ行為でも(知見の差異で)”代謝される実質が違う”」
言い換えると、
1リビドーの価値が違う(知見本位制と考えるとわかりやすい)

1リビドーが仕事量に比例しているとした場合、
知見の薄い人は、同じ仕事量でも言うほど代謝が捗らず(価値のわからない人がルノアールの絵画をお持っていてもその価値はスーパーのチラシと同じである)、
知見の広い・深い人は、同じ仕事量で充足するほど代謝を稼ぐ。
しかも、心理学的には
「反動形成」が発生する場合(一次欲求が何らかの事情で阻害された時に《被害賠償やら何やら倍返しだとばかりに》欲求がエスカレート《インフレ》起こす現象)、リビドー流通量はインフレーションによりズブズブに倍増しますので、ただでさえ欲求代謝効率の悪いところに輪をかけてトンデモ仕事量が無い限り代謝できないリビドーが停滞してしまいます【構造的欲求不満】です。

■名目的に心理学では、「反動形成」以降のプロセスを分析解体するのが主眼ですが、
より根源的な部分を考えれば、「そもそもの知見の浅さ」抜きに語れません。
前回記事を参照ください
あまり考えたことも無かったテーマだが「無意識的にリスクを許容する」ってな話
 ↑
読んでみると、「大人の判断」できる思慮深い人は(様々なリスクを予見しているので「結果論に意味は無い」を援用し、大概の結果を受容できる)→【滅多なことで「反動形成」も起こさない】
メンタル強度の高い人格傾向って言えますね。


●ですから経験則的に慣習的に「子供っぽい」という慣用句があるのであって、
「大人の判断」の対局「子供っぽい」を同じ尺度で説明するならば、
思慮が浅いので、1リビドーの効用も低い上に、様々な行為リスクを予見しておらず(簡単に驚く)ちょっとした想定外でも(キーっとなって)「反動形成」がおきることになります。
このファンダメンタルで、欲求のエスカレーション(インフレ)が起きますから、
陥る構造的欲求不満はトンデモ化します。
 ↑↓
連想性において、この自我状況はあられもない方向に投影したがるのであり、
【ここがキモなんだけど、なかなか説明するのにいい言葉が浮かびにくい】
・お化けで考えてみてくださいよ
残留思念(ルサンチマンでもいいけど)が化けて出るとしたら、
どういう状況でどんな形でどこに噴き出すのか。

■話を単純化してみましょうか、
「大人の判断A氏と、子供っぽいので有名なB氏、有名小説家に依頼する短い原作ストーリーを考えてもらうとした時、それぞれどんな物語を考えるのか」
だいたいわかりませんか?
A氏は千利休も真っ青なストイックな日常の深い感動などを短く書くかもしれません。
B氏はなんだか込み入った設定、誰かがいじめを受けてその復讐でお騒ぎだって話かもしれない。

欲求が”ネタにとり憑く”って言えばいいかな(不安の原因はコレだ!みたいに)、
(その欲求が好んで食いつくネタでもいいです《感情移入でも同じ》)
A氏とB氏、そこには大きな差異が発生するだろ?



posted by kagewari at 14:06 | TrackBack(0) | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



この記事へのトラックバック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【web投げ銭(記事リクエスト)】
amazonギフトカードによる『web投げ銭』の受付
amazonトップページより→ギフトカード購入→Eメールタイプを選択
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004N3APGO/
「2. 詳細を入力する」に金額、配送Eメールあて先info@kagewari.sakura.ne.jpを入力
詳細は以下記事参照
記事リクエスト再開
https://kagewari.seesaa.net/article/500418743.html

<収益は当事務所運営経費に当てさせていただきます>

<利用料金の値上げ24.1/23,8/2>
値上げの経緯は以下
https://kagewari.seesaa.net/article/502153223.html
https://kagewari.seesaa.net/article/504221178.html
<送信先メールアドレスの変更24.1/25>
サーバ移転に伴い送信先メールアドレスが変更されてますご注意ください
→送信先info@kagewari.sakura.ne.jp


【注意事項】
・ブログタイトル下の利用規約を必ず読んでください
・プライバシー保護のためお名前は”HN”でお願いします
・メッセージ欄「記事リクエスト」が可能
※リクエストは”記事内において引用される可能性”がある点留意の上、プライバシー保護の範囲内で記載ください(記事内引用に合意したものとします)
※縁起物的なカンパは少額でも歓迎しますが、意味のわからない反論を”100円以下で連発する依頼”は偽計業務妨害に相当する準違法行為であることを理解できない方はご遠慮ください
■返信記事を予定する際の目安
24.8/2料金改定【ドトールコーヒーメニュー、ハニーカフェ・オレMサイズ410円から】受付します

・ガタガタ文句があるなら問い合わせメールなど利用すればいいわけで(着信拒否など対応可能なので業務妨害とは言い難い:それでも1回は送れるし)考えて利用してくれたまへ
※問い合わせ代表アカウント(レンタルサーバ提供)はGmailへの送信に安定性がないため、私から返信ある場合は予備のGmailアカウントから返信となる場合があります。

必ずリクエストに答えるなどの対応は”できません”が
(閉鎖された「コメント欄」や『公開掲示板』の補完として)
可能な限り質問等には答えていこうと思います

※送信にはAmazonのアカウントが必要です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■『有料相談』の依頼は以下Pから■■■
https://kagewari.sakura.ne.jp/kage2.htm

現在は基本的に『簡易相談(依頼文2000文字まで)7,700円』『簡易相談ハーフ(依頼文1000文字まで)4,000円』「テーマ限定300文字1,000円」のみの受付です
(※サポートの200文字500円は『簡易相談』の後に週に2回まで利用可能)
(『簡易相談』の利用は原則月1回のみです《ハーフは月2回まで》、テーマ限定は週2回まで)

■ご存知と思いますが、レンタルサーバアカウントの多くはgmailへの送信に安定性がありません(受信に関する障害報告はありません)。gmailからの依頼の場合にはセキュリティを担保した別途専用アカウントを用意しています。

相談のコースや方法などやり取りの後に、
有料相談専用アカウントのメールアドレスをお伝えします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
comments他

・コメント欄は『公開掲示板』同様に原則削除禁止です
(基本的に削除依頼には応じられません、削除依頼は投稿禁止ワードとなってます)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となってます
(同規制キャリアから登録抜けによる投稿がある場合、投稿は自動削除されると同時に規制IPに追加登録されます)



現在コメント欄閉鎖中 (2014.7.26〜)



タグクラウド