2023年04月19日

リクエスト関連(まさこさん「幻想の置き所間違えてるから」)

<少しウトウトしながら書いていたので(スイマセン)一部校正と、”返信抜けアリ”末尾に追記、また追記>

まさこさん(そういう意味じゃないんだわ)
>恋愛や結婚が本当に幻想なんでしょうか?幻想の為に命がけで大切な人は守りません。余命宣告された人が何度も恐怖と絶望になりながらも親しい友人や家族(恋人)が常に来てくれ支えになって有難いと話してました。私は友達も家族もいなくて(恋人は一度だけいたことあるけど他に女ができて振られてそれからはできない)友達や家族常に一人で恐怖と絶望でした。友達や恋人、家族はかけがえのないものですよ。コミュ症が負け組底辺なのは経済面もあるけど何より病気の時に支えてくれる存在がないってことですね。

■まず理解間違ってるのは大きく二つの項目
1「恋愛幻想」の”何が幻想”なのか
2「誰の助けも必要無い人の事を(てか誰かを助ける側)大人といいます」
(誰かの助けが無いと何か困ることがあると思い込んでしまう錯覚は、あなたの《記憶》児童心理で、実はこれにも既に実態は無いのです《あなたもいい歳こいた大人だから》)←【ズバリ錯覚】

では、1から説明しましょう。
●これ日本語からしておかしいんです
「私の好きな人」って概念は、相手が誰とも決まる前から存在しており(素朴に考えてオカシイでしょ)、少し古い表現ですが「私の彼氏になってください」や「僕の恋人になってください」や、現代的には「僕と付き合ってくださいだとか(へ?どこへ)」、昭和なら「私のお婿さんになってくださいや」「僕のお嫁さになってください」だの、「お嬢さんを僕にください(モノじゃネーから)」などなど、
”相手が誰とも決まる前から概念が先に存在しており”
→【その概念を(レッテルと同じ)誰に投射するか?】ってことでしょ。

「ねえねえ、〇さんクラスに好きな人いる?」
「、、、、え、誰とも決まる前から”好きな人”って、その謎の抽象概念は何?怖いんだけど、何かの宗教?」
 ↑
そらさ、気が付いたら誰彼が(好きかどうかともあれ)切っても切れネー関係だよなってのはあります。それは”そいつと俺の(オリジナルな)関係”であって、一般社会に説明可能な抽象概念じゃないですよね(てかプライバシーなので他人に説明する必要が無い)。

<こういうの意味わからない人かな?>
 ↓
●もう少し簡単に言えば
不動産屋との会話で、
「終の棲家を見つけることができました」←「いやいや死ぬとか決まって無いし、この中古マンションにそんな名前ついてないから」
「ここが僕たちの愛の巣になったんだね」←「そもそも離婚率40%の現代社会で、愛の巣はネーだろ(てかキモチワルイんだけど)この分譲マンションにはそんな名前ついてません」
 ↑
”幻想で盛られている”←ってこういうこと(”頂上決戦”みたいな抽象概念で”単なる事実関係”が修飾されてるみたいなことさ)
 ↓
「あなたが、”私の好きな人”なんだね」→「いやいや違うから、僕は誰々誰君って人間で、あなたの脳内世界の(”私の好きな人さん”などという)理想化されら異性イメージを体現する者ではありませんよ(そんな事があったらむしろ怖いだろ)、実の人間です」
「いいえ違います、まさにあなたこそ私の理想的な異性なんです」←「あのさ、(あなたと本音で激論したこともないんだが)君に僕の何がわかるってんですか?(超能力?怖いんですけど)」
 ↓
※うんで後から「性格の不一致」とかの理由で40%離婚するんだが、
「どういう性格なのかすら、今頃わかったのかい!!(いやいや当初は誰だと思っていたのさ)」って話だろ(笑


■ま上記を踏まえまして、1の説明に戻りますが、
「姉ちゃん茶のみいきへん」だとか、
「可愛いね、食事でもどうですか」など(いやいや嘘ですよね、性行為しようってんでしょ《詐欺的レイプ》)←「ナンパに始まる恋」なんて平然と言ってる人がいます。
「だって、両親も縁談だからナンパと大して違わないじゃん」
(※戦前9割近い婚姻率の中75%が『縁談』<他人がお相手を決める乃至、見合いリストから選択しなければならないなど>)
 ↑
こんな無茶苦茶なことが通用するのは
「フォークダンスコンビのジレンマを突破する、暗黙の仲間は誰でもOKルール」によるものです。
(近代までは、同じ村の中でしか婚姻相手を選べなかった《隣村との政略婚は別》)
これを『共同幻想』適応人格といいます。
(※その派生が「クラスはみーんな友達になろうね」←なれるワケが無いだろ!選ぶ権利もネーのかよ!)
(※戦前の歌謡曲には、”明快に”結婚と恋愛が別物であり、思春期の恋愛は《若気のいたりというか》病気のようなもの的な理解になってます)

で、産業革命以降の近代から各所でこの『共同幻想』が崩壊始めます。
●誰が思いついたのか「自由恋愛」のでっち上げ
戦後日本は米軍による占領政策により(『縁談婚』だったのに)唐突に「自由恋愛だから(これ経済学の自由競争に置き換えてみ)」と広報され、
街にはミニスカートの女性であふれ返ります(この方たちがゴーゴー喫茶で踊りまくって)←「あら、パンパン(売春婦)なのかしら?」→「あ〜男漁りの自由競争だから、なるほど!」
※早々に「あれ、何か違う」と気が付いてミニスカブームは去る

などなど、『共同幻想』のプロパガンダで、”好きな人”なる抽象概念が独り歩きするわけ。
(そもそも自分の極めて限定的な出先に、どうして運命の人みたいなレアな人物が登場すると決まってるなんて現象があり得るんですか?《算数からやり直してこい!》)
これが「恋愛幻想」
恋愛シミュレーション・ドキュメンタリーショーなるコンテンツがございますね「テラスハウス」とか(参加の美人女子プロレスラーの方の態度が悪いなど炎上し、自殺に追い込まれる事件ありましたね)
●どうして、不特定多数の男女が同居するだけで
「さてどんな恋愛が始まるんでしょうかっ!」って筋書きが成立しちゃうのさ
(常識的に何も起きネーのが普通だろ!!)

■このインチキ八百長劇に辟易としたので、
現代の若者は
https://kagewari.seesaa.net/article/486298537.html
独身男女の9割が「恋愛に興味が無い」のです
(※かといって現代の異性関係がどうなっていくのかもわからないので→→→まず先送りだ→これが『非婚・晩婚』です)


<次に2ね、>
2「誰の助けも必要無い人の事を(てか誰かを助ける側)大人といいます」
(誰かの助けが無いと何か困ることがあると思い込んでしまう錯覚は、あなたの《記憶》児童心理で、実はこれにも既に実態は無いのです《あなたもいい歳こいた大人だから》)←【ズバリ錯覚】

■こっちの説明は簡単なんだわ、
あなたも性行為すると思うんだけどさ、
(思春期における『反抗期』最大のテーマです:”快感代謝”の中でも確実に重要ランク《てか性欲の目覚めが無ければ思春期からの親離れは発生しない》)
「性行為する時に誰か人の助けが必要ですか?」
 ↑
ふざけたこと言ってんじゃありません
あのね、人の助けが必要な状況ってのは「自分の足でトイレにいけない、風呂に入ることもできない」状況の事を言うの。
立派な大人として(間違っても親に見せられない痴態で)あられもないことやってて(見てんじゃねーよあっち行け状況だろ《プライバシーデス》)、都合のいい時だけ「助けが必要なんです」ってあーた詐欺みたいなことだから。
【大人の日常にとって最優先なのは”プライバシー”に決まってんじゃん】
(現在法律の建付けもそうなってます《憲法における人権ってことです》)

あなたのその発想は、児童心理が行き場の無い残留思念としてですね無意識下に滞留してんの、そして(自覚無いんだろうけども)「恋愛幻想」やらに(子供時代の依存できる理想化された親のイメージを《それこそ、あなたの”好きな人”抽象概念》)投影・投射してんです(とり憑いてる)。
「そんな恋人(あなたの児童心理を満足させる親代わりみたいな”赤の他人”で異性)」この世に存在していないし、
●大事なことだけど、賢者モードの時の素のあなたはそんな人物求めて無いの
(そんな人物を希求する心理は、無意識下の児童心理に現実リソースを食われてるってだけだから《という錯覚》)
 ↑
だから精神分析なんかでは「親子関係のネタバレ」とかやるんだけどさ、
「なるほどそういうことだったのか」と、児童心理を成仏させようって狙いさ(わかりやすくするために劇画調でオカルトちっくに言えばね《勿論実際の心理学は論理性重視の学問です》)。

<<<それからナントカ障害って「病気じゃないから」《単に当事者が訴える症状の名前な》>>>
●どちらか言えば、『共同幻想』適応症なる”適応者”のが重病です


<返信抜けあり追記>
■国のために命を捨て特攻隊として(国は概念で物理的質量が無いでしょ《言語もそうですね=物質では無い》)←これ現代思想家吉本隆明『共同幻想』論の原型ね(彼は”概念のことを幻想”と言ってるのさ)
家族のため←これも同じ(”家族”は概念であり、家族って物質は無いでしょ)吉本が言ってるのは、左翼の伝道師(共産主義を発明した)カール・マルクスの『史的唯物論』批判なの(そういうのわからない人?)→それでもワカラナイ場合は「それは”サバの味噌煮”って料理のタイトルで、サバも特定の魚の名称だけど、肝心の魚類のその人が自分でそう名乗ってるのじゃないよね?」←物体としてありもしないものを脳内認知の都合で名前を付けて(レッテル貼りをして)わかった気になる状態を「幻想」と呼んでいるの(イジメなんかにもよく多用されるよね)。

それから「お家の一大事」とか言いますが(『忠臣蔵』でもいいけど)→群体としての生命ってのは、たとえば天皇機関説で言えば「個人は日本人という巨人の細胞なのだ(天皇はその魂担当)」のような考え方であり、自分の命の価値の置き所は”日本民族である”のような心理状態になること(家族のために命を捨て=これも心理的構造は同じ)。

つまり”愛でも恋でも何でもいいけど”その実態は”概念”であり(考え方ってこと)
概念に名前を付けて不特定多数で共有する構造(典型が宗教)、これを『共同幻想』といいます。
対して(根本は考え方なのだから)個性化の時代で「(概念に名前を付けず)俺の考え」として生きる方向性を「『共同幻想』崩壊論」と言うワケ。



■『余命宣告』された人の話も出てきますが、
あのさ余命宣告されてない人なんかこの世にいないからね(寿命)
仮にあなたが、まさか自分に永遠の命があると思っていたら「お薬飲んだ方がいいですw」
この話は(ガンなんかが有名だけど)一種のタイムパラドックスで、余命宣告されてる人介護してる健康な側の家族も1秒後に交通事故で死ぬかも知れないので、実は「いつ死ぬのかワカラナイ」という状況は同じなの(実際老々介護で子供が先に死ぬとか珍しいことじゃない)。
そこに、「はーかくかくしかじかお前はいついつに死ぬ」などと(誰なんだお前に《神を気取るつもりか》)通告されると(ちなみに占い業界では死期をあてますとかの営業が鬼畜だから業界の禁忌になってるらしい)、特殊な精神状態になります「自分がいつ死ぬとわかってしまった錯覚」。
※そらそうです、余命宣告もあっただろう科学者のホーキング博士はそこいらのオッサンより長く生きました
「僕はいついつに死ぬんだ」←などと思い込んでいる人にどう対応するのかってテーマになります。
「そうと決まったワケでも無く、俺の方が1秒後に心不全におっちぬかも知れないんだからさ、あんた何言ってんの《確率の話?→いやいやだったら高齢者は全員”少し長めに余命宣告された人”だろ:日本人より著しく寿命の短いロシア人にはケアが必要なんですか?》」

つまり「ありもしない”盛られた概念”《幻想》で必要の無い不安を抱えかねない心理状態」←これをいかに回避するのかがテーマになります
そもそもが、生物の現実社会ってのは「殺るか、殺られるか、食うか食われるかのサバイバルゲームです(明日の命など誰もわかりません)」毎日自分の寿命を「宇宙戦艦ヤマト」じゃあるまいし”あと何日”なんて計算してる人いませんよね。
『ガンと医者』などのシナリオ《論理構造のがわかりいいかな》に参加すると(ロールプレイングでもいいけど)、謎の幻想にとり憑かれたりするよって”お話”なんです《一種の自己暗示》。

※少し補足すると、普通に老衰で亡くなった高齢者を解剖とかすると各所にガンがあったりするんだけど(てかガン細胞自体は誰の体内にもあって免疫系の日常活動で対処されているだけ)、死因は何ですかって「ま、老衰で」となる場合、ガン専門医がこれを偶然発見してガンに起因する余命推計を伝えることに何らかの意味があるのかって「よくわからない」よね。
確かに子供のガンなどのように不条理な状況が展開する場合、これは「余命宣告では無く、あなたは著しく寿命が短い人生です」という確率論が正しい(それでも尚免疫系の突然の活性化で治っちゃう場合もあるんだけどさ《その可能性の全ては否定できない》)。
類する話は最近話題にならないエイズの治療で散見されます(特効薬は開発されなかったが、寿命まで発症を抑える薬はあるので”治るわけではないがまあ大丈夫になった”=解決したってことでいんでネ?)。
 ↓
●つまりその状況をどういう知見で認識するのか(そこは個性に関わることなので何が正解とか無いけど)という話で(生物は生き物なので確実に全員死にますから)、「えっ3ヵ月ですか」と”そのまんま”真に受けたら商売上禁忌の占い師の予言を信じちゃってるのと同じなワケ(医学上の余命計算には業界特有の計算があって《「テクニカルにはそうかもね」を超えるものでは無い:逆説的に言えばガンの治療における5年延命は治療の成功を意味するんだけどさ→5年後の話は俺《担当医》のせいじゃないだろの意。しかしさ、患者は5年延命を治療の成功とは理解してなかったりするだろ?》←そこは煽られないのかいっ!《治療に成功しましたの発言の後に「5年だけはですかー」っと号泣する人はいない》)。
 ↓
※もうちょっと補足すると、飼いイヌの寿命はイエネコに比べて遥かに短いと確率上言われているんだけど、イヌ飼いさんが毎日毎日寿命が短いんだねと泣いていたりしますか?「つまりその状況をどういう知見で認識するのか」って話なんだわ。
(てかよ、医師は宗教者では無いから死後の世界を語らないべさ、仮に《誰も確かめてないからわからない》量子論的な死後の世界《或いは次元》があった場合、その人の死は次なるフェーズへの始まりかもしれないので《まあ仏教的にはそうなのかな》、「余命宣告ガー」ってのも《プロパガンダとまで言わないが》→なんか違う話になってネ?って部分は多々あるのさ。:はい、ここでちょっと前の話の左翼の伝道師カール・マルクスさんの「史的唯物論」と合わせて考えると、「余命宣告ガーって心理はやたらと唯物論的思考になってる」とも言える。←これもひとつの概念に過ぎず《幻想》そうと決まったものではないからね。)



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