《臨床系に喧嘩を売ってるのでは無くて、素朴にどういう見解になるのかだけの話だからね》
1)所謂主として米国からの臨床心理学は「フロイト心理学をどうしても理解できない《適応脳自己防衛ブロックが出るとどうしてもそこから先を理解できない》」コンプレックスから発案されたものだと考えている(彼らが自我構造心理学を理解できないので→「脳の障害ガー」に転じた)。
※そもそも米臨床心理学創成期に彼らがどんな研究していたのかって、CIAの洗脳実験『MKウルトラ計画』への協力とか(しかも学会会長が密かに協力していた)→そして大失敗、下手すると飛んだオカルト集団であったことを留め置いていただきたい。
2)臨床系のエビデンスは(妙にサンプル数が少なかったり)医師の見立てと、その後大人になってからの本人の申告と大きく矛盾するなど(医師の見立ての的中率が良くて5割程度だったり)、根本的にこの症例を医学的に説明できているものでは無い(現代の論文でも「そこはわかりません」「原因は不明です」「複合的要因です」のオンパレードで=「わかりもしないまま暫定的に説明している」という意味である)。
遺伝子研究に至っては(当初有力だったものが昨今研究で否定されたり)、関係する因子が人口の5%に保有されていると言ってみたり(現代では1割前後の『単独者』だが、ついこないだまで5%ぐらいだったでしょうよ、その母数を持って既に”病例”と認識する事自体オカシクないか?)、その根拠だと世論調査の患者数と全く合わない(逆説的に言えばその遺伝子関連は一要素かもしれないが決定的では無いと自ら断言しているのと同じ)。
※最新の研究では関連遺伝子最大400だとかいやランダムだなど謎の説が登場しており(いやいやそれ遺伝では説明できないって自白しているのと同じだと思うぞ《数学得意な人なら論旨の矛盾を数式で証明できる筈》)、
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所謂タバコ禁煙学会や、環境Co2問題におけるエビデンスの怪しさと「殆ど同レベル」である
3)臨床系が「ナントカ障害」などの判定に使用している自覚症状などを見ていくと、
ロジカルより視覚情報に過敏だとか(或いは視覚情報《イメージ記憶》とのレスポンスなど)、生物学的な人類ヒト科の個体差範囲に収まる話が多数で(言語より図形のがわかるとか)、
仮に現代が原始時代と同じ暮らしをしていた場合、「ハンターとして」「集落の警備監視業務として」ならむしろ有能であるケースも多くなってくる。
※決定打は、学会論文でも厚生省の説明でも「その特徴が高い才能として発現することがあります」と説明されていることだ(なんだよそれって「障害なの才能なのどっちなの」)。
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加えていくつかの医院のHPで確認しているが、「治療法」などと説明されれているものの多くは(やたらと脳の機能障害だと言うなら彼らの所属なら「投薬手術」になる筈だが)「いきなり投薬は懐疑的であり、特に大事なのは心理カウンセラーなどの、、、」←へ、何これ?(脳の機能障害どこ行った?)
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心理学としては診療の話を聞いた上で→「それは自我構造に由来する事象ですね」例えば「強迫心理」だとか(あなた達はそこの学説理解できないのでワカラナイってことね)、
■心理学がそこを社会現象としてどう分析しているのかと言えば
《何度も言うが、これは俺の分析で学会やらの定説では無いぞ(心理学の知見で分析すると素朴にそうなるって範囲の話だ→心理学の知見があれば結論はだいたいそうなるだろうと)》
1)いつの時代にも生物としての個体差は多く存在しているし、してきたのであり、視覚情報がロジカルより先行するのは”誰もが同じ”である(当然そこには個体差があるだろう)。
2)『共同幻想』崩壊時代の中、社会も親も権力も「時折何を言ってるのかわからなくなる場面」が多発することになる(権威性の崩壊「宗教的に神さまがそう言ってる」がもう通用しない=「どうしてなのか」の質問に答えられない→「とにかく言う事きいて!」と逆切れするケースが社会的に頻発)
この場合、前述1の個体差の中で(少し異能《場合によっては才能かもしれない》レベルの個体は)『共同幻想』崩壊時代の中で、案外すらっとそのまま成長したりする(現代的には普通にそれ個性を伸ばすで歓迎すべきことなんですけどね)。
※これに対して近代の「左利きは問答無用で右利き矯正」などとの比較でイメージして欲しい
3)『共同幻想』適応社会最大の弱点は”組織率の低下”だ(=ダイレクトに組織防衛バネが発動してしまう)、個体差の中でそのまますっと育つ個人が増加することは『共同幻想』社会そのものの存立上の危機となる(イジメフラグがあちこちに連発する)、
関係する親もパニックになるだけで(その人物が近現代の結婚制度に適応する形で婚姻している時点で彼らの脳には”適応者限界”の範囲でしか状況を理解できない《冒頭臨床系の限界と同じ》)。非常に高い確率で親子間などのトラブル紛争が起きます、
●これは個体差のある児童にとって「一時欲求の断念や失敗」にカウントされますね→「反動形成」
●組織率低下の危機意識の中で(権威性崩壊で何も説得できなくなった『共同幻想』は)「所得や性対象斡旋のインセンティブに頼りますね」→「そんなので生きていけるの」←この台詞は近代だと「いうこときけない子は死刑だよ」の意味でしたが、現代では「経済的に締め上げるぞみたいな意味に崩れている」
4)言うに及ばずで、イジメ事案は各所に多発(大人社会の場合はハラスメントとして観測)
トラブルに遭遇する個体差のある児童は「この状況をなんとか情報処理しなければなりません」
人類普遍のエディプスや快・不快原則という条件は同じ(”快感代謝”の形で膨大な欲求動機形成ノルマを達成しないと「退屈したら死ぬ病」のストレスに襲われる)。
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その多くがとは言わないが、(なんせ当事者幼児や子供ですから)誤解誤認を含んだ情報処理が進行します。
(まず不明点をそのままにできません、具体性が無いと何も対処できないからです。)
「不安」の原因を《嘘でも何でも》特定しないといかんのです。→「毒親だからだ」とかね、
幼児や子供の潜在意識下無意識に「結構無理のある設定」が固定化されていきます。
※しかも大事なことは、その前に一発「反動形成」かましてますから、係数倍に過剰化した欲求処理の設定になっていることです。
5)思春期になれば(誰にでも起きる)性能力の獲得による『反抗期』になるのですが、
(主として大人自我への代替は、唐突に登場する主たる性的をどうロジカルにまとめるかで進みます《極めてプライベートな行為なので親離れ自立の主要動機となる》)
『共同幻想』の性格上適応親は性的関連事項を禁止する側の権力ですから、通常必ずそこで対立軸できるんですが、前述までの紛争含みの彼らの間で思春期が到来するのですから、ちょっとした騒ぎが起きても誰も驚きませんよね。
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ハイ、ここで「一時欲求の断念からの」→第二次「反動形成」に至ったら?(既に過剰化している欲求が更に係数倍化します)
同時に『共同幻想』側の脅しのカードは?
「所得や性対象斡旋のインセンティブに偏る(そんなじゃ一生性交できないわよ!)」
めんどくさいことになれば、先に進めず『退行化』が起きますね?
●そこには何がありますか?
「予め反動形成分を含んだ”快感代謝”設定(それでも思春期係数は満たしていませんが、よくある児童の設定より何倍も”快感代謝”量は大きい)」
→そうだこれが不快の原因(お題:不快映画のタイトル)か!
「毒親ガー!!!お前が死ね!」(元気100倍じゃなかった)怒り100倍
<今回の説明は一類型に過ぎないけど(そら個別事例は人の数だけバリエーションがある)>
こういった「強迫心理」を発端とする現象が、『共同幻想』崩壊時代には社会一般のあちこちで多発すると思ってるワケ(てかそう思ったからサイト立ち上げたのさ)。
もの凄く極端なことを言えば
■近現代の『共同幻想』であった結婚制度で親属性になってる個体には、「最低でも歩留まり以上」にテイクオフする子供世代の親として「不適格(能力的に無理)」なんです(ニワトリか卵かの話そのまんま)。→心理学的に言うと「結婚制度に”適応”する形で親属性になってる個体」この段階で脳の理解力に人格上の枷がハマるので(どうしても理解できない領域が発生する)、現代的子供達の個性化に対応できないんです。
※昔は「貧乏だとか忙しい」が”現代歩留りリベラル常識”を知らない言い訳に使えましたが(或いは学の無い親をバカにしてんのかとか)、無料の検索とyoutube説明動画時代には通用しません(反論する場合は堂々保守系論壇の知見が必要なのです)。
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政府が少子化対策で四苦八苦するその様は→つまり「結婚制度そのものを概念から根本的に見直していかないといけない」ところに差し掛かってるという話。
(戦力の逐次投入という愚策のように、ズルズル引きずられるように「待機児童や子供手当増額」など手を打ってきてますが、焼け石に水でしょ。「フランスの”事実婚一般化”も適当にそうなってるワケじゃないから、、、」←これ参考に考えると「夫婦別姓論議はそもそも必要ないのであり、、」)
■この時代に育つ子供世代が割を食うのは事実だけどさ、
逆説的に「そんなトンデモ変遷の最前線を知ってる世代」でもある。
(現行世代の児童は親がもう「実は《この親の姿は偽装で》最低でも歩留まりなのよ」な親の元で育つので、必ずしも「平成的な強迫心理案件に遭遇するとは言えない」《自由にバンバン個性化するのかもしれない》)
戦後世代じゃないけどさ、得難い経験を持つことになるので(いやあ「強迫心理」時代は大変だったんだよとか)、その後の”確信性”は自我選択において高いレべルになるじゃん(心理学的知見があれば)。
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逆に言うと冒頭の「ナントカ障害」の概念がそれを阻害する場合もあると思うのね、
事象の裏に「強迫心理(児童の設定)」が大きく関係していることを自覚できなくなっちまうからだ。
(それはね脳の障害なんですよ〜って《どこまでわかって言ってるのか知らんけど》)
※ここまでの話全体読めば「本来自然の個体差かもしれない”そこ”」を病気と呼んで何か対処することに全く意味が無いとは言わないさ(関連事項ではある《しかしそれさ才能かもしれない個体差だろ?》)、しかしそれを過剰に喧伝してしまうと、心地のいい「強迫心理」の隠れ蓑にもなる。
それを否定するものでは無いが(なんせ”適応者”の脳には認知障害があるもので「病気なんだからね」とでも言わないと伝わりませんから臨床系の協力が必要なのは事実)、
臨床系の話にも「ちょっとな〜」があるのも事実だ(お願いだからわからないことはクライアントにもはっきり”ワカリマセン”と説明してね)。
■実際『共同幻想』の崩壊は、DQNレベルにも浸透しており2000年代に入ってから少年犯罪の減少は著しく(一部には「不良の草食化」とも呼ばれている)、暴走行為の検挙が3分の1ほどの減少したと言われている。メディアはエキセントリックに同様犯罪があればいつものように大騒ぎするが、全体としてのトレンドは「不良やDQNの時代は終わった」感すらある。
(これは地方《俺の場合北海道だが》でも見られる傾向で、粋がってる不良グループなどを全く見なくなってきた《元気そうなのは児童帰宅時間などに見られるオタクっぽい自転車乗りの少年達ぐらいだ》)
※確実に時代は変遷しています
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